正田佐与の 愛するこの世界

神戸の1位マネジャー育成の研修講師・正田佐与が、「承認と職場」、「よのなかカフェ」などの日常を通じて日本人と仕事の幸福な関係を語ります。現役リーダーたちが「このブログを読んでいればマネジメントがわかる」と絶賛。 現在、心ならずも「アドラー心理学批判」と「『「学力」の経済学』批判」でアクセス急増中。コメントは承認制です

2007年07月


「技術伝承」ついでに、正田自身のコダワリをこっそり書いてしまいます。


もともと正田は、自分のやるコーチング研修を「技術伝承型研修」と位置づけていて、世間の「明るく、楽しい」コーチングセミナーと区別することにしています。


「技術伝承なので、基本的に手法と理論の解説・デモ(やってみせる)・エクササイズ(やらせる)の繰り返しです」


と、企業内コーチ育成の品質基準書なるものに書いています。本質的に面白くも楽しくもなく、ただ相手が「できるようになる」のを目指すのです。


だって、「できる」ようになれば、相手はそのことによってものすごくハッピーになるはずだもん。


さすがに初日だけは、「面白い」「楽しい」演出をちょこっと入れていますが。そういうサービスは初日だけです。



人生、そんなにどこにでも「面白い、楽しい」ことが転がってるなんて思っちゃいけません。続きを読む

「技術伝承」勉強会が終わりました。

ものづくり企業、自治体などから33名が集まり、2人の講師による講演をきき、質疑応答がありました。


最後の質疑が後半白熱し、時間が短く感じられました。

こういう講演会のつねで、聴衆が一番ききたいことは質疑の中で出てきます。


「トップの本気」というキーワードが出ました。

数日前、「じたばたする」みたいなことはそれをやった経験のある人からしか伝えられない、と書きましたが、
「本気」もそれに近いものがあります。


アンケートをみる限り、この部分を自分のこととして受けとめた方がすくなからずいたようなので、それだけでも講演会は「成功」だったかもしれません。続きを読む

研修中心の日々なので、ブログも研修の話になります。


きょうは、「質問」のデモンストレーションが上手くいってあとの時間も相互コーチングを受講生さん同士、上手に決めてくれたので、


機嫌がよくて帰りにラーメン一杯たべてかえりました。ふとるぞ正田。


クライアントさんが「ゴール」を意識されどんどん上気した顔になり、口許がほころび、そして何かの「約束」をしてくれる瞬間は、いつみてもいいものです。



出張などで6人のクラスで実施しましたが、このくらいの規模がほんとはいいですね。


デモが失敗したクラスに対しては(最近はそれほど失敗は多くないのですが)

いつまでも後ろめたさを感じます。続きを読む


このところブログがくらいのは、

「人前で話す仕事」に、正田が慣れてしまわないように、

ということもある気がしました。


仕事柄、

「経営者さんやマネジャーさんが人前で話す仕事が続くとどうなるか」

というのを、たびたび見ています。

こういうことってものの本には書いてないですね。



不思議なもので、

「人前で話す」という作業は、

続くと話し方が双方向性のないものに変わり、
ついで心のもちようも謙虚さを忘れてしまう気がします。続きを読む

28日に予定している「技術伝承」勉強会に、研修先の企業様から「11名参加」とご連絡があり、これで29名の参加予定になりました。


ふたりの経験豊かな講師の方に話していただく勉強会として、まずまずの規模です。

正田、うれしい。

こういうときはさすがの根暗職人もうれしいのです。続きを読む


NHK「プロフェッショナル」はアイガモ農法の人でした。

「農家 古野隆雄」っていう肩書きがいいですね。


この番組はその人にまつわる金言がいくつか印象に残るような演出になっていて、

きょうは

「失敗に飛び込め」

という言葉が印象的でした。

10年にわたり無農薬農法で手で草取りを続け、月収3万円というときもあった。そしてアイガモ農法にたどりつき、野犬でアイガモが全滅したからと電気柵の工夫をし、


今は乾田直播き農法といって苗代から田植えへの手間のいらない、ワンストップの農法を5年来試しているけど、ある田はヒエが生えてやられる。ヒエを駆除する草取り機も開発したのに、その仕組みをあざわらうようにヒエが生える。で、今年その田は直播きをあきらめてしまうのでした。


「失敗するから工夫するんですよ」

という古野さんのニコニコ笑顔が、いいです。


こういうのは、「リフレーミング=物事の捉えなおし」というのでしょうね。



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ひきつづきミンツバーグ。


なぜかというと、私の今の仕事がなぜそうあるのか、私自身よりはるかにうまく説明してくれているから。


「マネジメントも、大ざっぱに言えば人の背中を押す仕事だ。確かに、マネジャーたるもの、いろいろなことを知っていなくてはならない。知識に基づいて決断を下さなくてはならないときも少なくない。しかし、大きな組織やいわゆる『知識労働』に従事する組織の場合はとりわけ、マネジャーにはむしろ、人を導く能力が求められる。組織のメンバーが知識を増やし、もっと優れた行動ができるようになるのを後押しする」




「マネジメントという仕事の特徴は曖昧さにある。マネジャーを指揮者になぞらえる比喩はよくなされるが、まったくのピント外れだ。組織においてプログラム化できる仕事は、マネジャーが直接関わる必要のない仕事がほとんどだ。・・・残るのは厄介な仕事ばかり。つまり、マネジャーは手に負えないトラブルや難しい取引先を引き受けることになる。マネジメントの仕事は、そもそも形式化できない。その点は、マネジャーの仕事について、経験、直観、判断、知恵といった言葉がしばしば用いられることにもあらわれている」。


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午前、長女の高校見学につきあいました。


大講堂で美術科の紹介ビデオをみていると母親の私は寝ていましたが本人のハルカは目をらんらんと。

「すご〜い、ひかれる〜」

そのあと美術科の教室を見学してますます意を強くしたようで、

やはりこの子は私と違う人生を生きているのです。


「あたし、今普通科に行ったら、一生美術と離れちゃうんじゃないかと思うんだ。ほかのことに興味を持ってほかのことを仕事にして。それもいいのかもしれないけど。高校で美術を専攻したら、大学は普通のところでもいいと思うんだ」

「・・いいんじゃないの、あんたの考えかた。それでいいと思うよ」


よくわからないけどそう言いました。
それはこの子の中に生まれた意志と確信なのです。

ほかのいろんな万事につけ、ふつう以上に公正な判断や洞察を示してくれるこの子の。


・・でも、年3回の実技試験があって、決められた時間内に作品提出しないといけなくて、ほかの普通の学科もあって、
普通の大学を受けようと思ったらたいへんそうなんだけどな〜。続きを読む


「あなたの『欠点』はなんですか。『限界』はなんですか」


先日、メーリングリストでよびかけました。


ひきつづき某自治体さんでは、「内部講師」―去年の受講生さんで成果を出した人が今年の受講生さんの前で話をする―というやりかたをしています。


その内部講師さんのメーリングリストでなんでわざわざよびかけたかというと、

コーチングの事例発表はともすれば「できすぎ」「きれいすぎ」になる。


いい現象が雪だるま式に起こって、登場人物もいい人で、となりがち。

ひとつには当事者のマネージャーさんが人や物事の「いい側面」に目を向けがちになるので、ネガティブな話はなかなか出ません。

もちろん、「成果を挙げた」わけなので職場のいろんな数値的指標はあがっているわけなのですが。続きを読む


マッサージに行きました。


「足のツボが胃経絡に関係してるんですよ」


と、いつもの女の先生が足の指の間やすねのツボに鍼をうってくれると、顎関節症の口が大きく開くようになりました。


「すご〜い、口があきます。先生、しらべてくださったんですか」

「いえいえ、調べたなんていうほどでも」


先生は笑っていました。


そのあとも自分でうろ覚えの足のツボを押すと、その間だけは口が「全開」になります。
不思議なものです。続きを読む


今日も朝からなんどか微笑みました。

「宿題をみる」のは楽しい時間です。


大人がこういう研修を受けて、宿題を提出させられるってどんな気持ちなんだろうか。謎。自分は受けたことないから。


そしてコメント入れられてウザくないだろうか。


「対人恐怖」の正田には当然出る疑問ですがあえて考えないことにします。


優れたコーチ型リーダーでは、

「ウザいと言われてもあえてベタベタ話しかけてほめた」

という人がいました。
私なんかが引き合いに出す柄ではないですが。続きを読む


災害は、「被災者」と「そうでない人」を一瞬にして隔てます。


阪神大震災のときは、冬でした。


今は梅雨。

避難所の過ごしにくさは、冬の比ではないのでしょう。


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「うちに生まれてよかった?」

ふいに、キッチンで横にいるアイにききました。


「うん良かったよ。なんていうかー、全体的にいいかんじだよ」


アイは今日、自分でタルトを焼いて友達の家に持っていったところです。


「そうかー、そう言ってもらえたらよかった」


相変わらず、自分自身には夢がないけれど、

子どもたちには、まずまずの家を提供できているようなのでした。


「いいおかあさんだった」と言われたら、

それで人生OKかもしれないのでした。続きを読む


台風一過の朝。

知り合いが新聞に連載を始めたというので、コンビニに買いに行きました。


あとで

「会話体が多くて、イキイキして臨場感があっていいですね」

と電話すると、

「そうか、文章書くプロのあんたが言うならそうかな」

と、口調がニコニコ。


30回の連載というので、さいごは本になるのでしょう。

「本なんか書かない。紙のムダや」

と言っていたのを思うと、大した心境の変化です。




ほかの人の成功を一緒に喜んでいると、人生で喜びの回数が多くなります。
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文化庁長官が青木保さんにかわっていて、

この人の「異文化理解」とか「文化摩擦」の本は1980年代の大学時代読んだなあ、と遠い目。

当時は異端視されていたかもしれない。




前任者の河合隼雄さんの『母性社会日本の病理』は、病理と名づけるぐらいだから解剖はしているんだろうけど、

でも慨嘆でおわっている。


慨嘆しただけでも、「いい人」を気どれるのだ。



現実に日本で生きている女の人の正田は繰り返し男の人から罵声を浴びながらこつこつと自分の信じることをします。


べつに罵声を浴びることがすきなわけではないです。
自分が人からどうみえようとどうでもいいです。結果さえ残せれば。



自分の肉体とか消えればいいのにな、という願望がいつもあって、
それでよく自分を「ツバメ」とか「アリ」とかちいさいものに例えるんだと思います。




人が物語を語って人の心を打つ、という事例を続けてみました。


たくさんの人の個人史がまざりあう会社という場所、
一歩間違えばメンタルに転落する危険をはらむなかで、


でも「心」がつながりあう瞬間というのはあります。


ここでいう「心」は、心理学の人が扱う「心」とはちがうものかもしれません。


ちょうど先日、経営者さんから研修テキストの件に触れられたので、


なんで急にこういうテキストが生まれたか、というのを忘れないうちに書いておくと、


●もともと従来のコーチングが経営者やマネジャーの仕事の一部だけ取り上げてああしろこうしろと言っている色彩がつよかった気がしたので、

「コミュニケーション」という面だけでも包括的にカバーして

「これで毎日やっていけばいいよ」

と、提示してあげたかったこと。


●「わかりやすい記述とか体裁」
ということにこだわっていたとき、
今春以降買ったカウンセリングのテキストとか、
フロイトがわからない嫌いだとうなっていたとき買った何冊かのわかりやすいと銘打った本の中に「1ページ1項目」の体裁の本があり、内容はともかく少なくとも見やすかったこと。続きを読む



3日連続のセミナー・研修の初日は、大商住之江・住吉支部さんです。

事務局の方ががんばって、19名の経営者さんが出席されました。


この日は「セルフ・コーチング」として、自己充実や自己理解の方法を扱ったのですが、、、


やはりさすがに経営者さん。予想外の質問や意見がくるくる。


「こんなのはコーチングじゃない。コーチングは社内でやるものだ」

と前回のガイダンスに出席されてなくて怒りだす方もいて、


「えーと今日はセルフ・コーチングで・・」

と防戦一方になったり、、続きを読む


去年の春は、

「転職したい」
「コンサルタントになりたい」

という人たちに囲まれてしばらくビジネススクールに通って。
ひょっとしたら投資会社に就職したい、という人もいたのかな。



今年は、というと
カウンセラーさんを養成する大学院の講座を聴講に通っていたわけですが、


全15回の13回目までを消化したところで、
あと2回は「ペアレント・トレーニング」というお母さん向けの勉強会のための大学院生さんたちの練習みたいなものらしいので、
正田は13回限りで「卒業」ということにしようと思います。続きを読む



芦屋・住吉 と移動し、そしてまた宿題をみるのに追われました。


あるチームは、期日前に半数以上が、また当日も催促を入れないで様子をみていたらほぼ全員近くが提出してくれました。


「これやるの楽しい!」

と思っていただいたら、宿題は楽しいのです。


宿題をみていると、自然と頬がゆるんでくるのがわかります。

だって、仕事の場が高校生の部活みたいなんだもの。


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とてもコミュニケーション能力の高い人に出会いました。


「研修中のことは守秘義務」と自分でも言っているので、
これ以上はお話できないけれど、


人生経験によって磨かれたコミュニケーション能力、ってあるんだな、と思いました。


正田と大前の研修講師ふたりとも、

「私たちかえって教えられました」

と頭を下げました。続きを読む



ずっと以前にブログに書いたことがあるのだけれど、

正田はコーチングを習いはじめのころ、「未完了」という概念に初めて出会い、

そしてやったことは、

大学時代の恩師に手紙を書きました。


「先生のご期待に添えずわずか3年半で退職してしまいました。ごめんなさい」


中国留学から帰って来てゼミに入った私を、

「○○さん(旧姓)は北京語も広東語もできる、何でもできる人だから」

と、根拠はよくわからないけれどずっと励ましてくださった先生でした。


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夕方からは宿題のコメントつけに追われました。


受講生さんがいろんなバリエーションで学んだスキルを使われること、驚くばかりです。さすがに力のある人たちです。


そのうちすぐ、こちらが考える枠組みなんて考えも及ばない物語をつくるんだろうな。
ダイナミックに。

だれかボーナスでおごってくれないかな。こらこら。





TVでやっていた映画の「ジョーズ」を見続けられなくなりました。

急にホラー映画(パニック映画かな?)を受け付けなくなったようです。

歳とともに嗜好なんて変わるんだから。







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マッサージに行きました。

顎関節症のあるあごや、肩、腰に、鍼もお灸も使って治療していただきました。

知らないうちに疲れがたまっていました。



末っ子のイツキに恋人発覚?
学校で、イツキとある女の子の間のラブレターらしきものが落ちていて、先生が2人に問いただすとイツキは「2年前は本当につきあっていました」と堂々と答えた、という。

ラブレターは2年前のものを、女の子がまだ持ち歩いていて落としたらしいのです。


イツキは低学年のころのキレやすさは影をひそめ、同級生の話を聴くいいリーダーになっていて、自分と違う意見をも取り入れるし、全体の決定と違うことを言う子のことは辛抱強く説得したりするということでした。


「小学生から中学生になりつつあるということですね」と先生。

ほんとうは、この先生に5、6年と続けて持っていただいて、イツキは急速に伸びたのです。



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