正田佐与の 愛するこの世界

神戸の1位マネジャー育成の研修講師・正田佐与が、「承認と職場」、「よのなかカフェ」などの日常を通じて日本人と仕事の幸福な関係を語ります。現役リーダーたちが「このブログを読んでいればマネジメントがわかる」と絶賛。 現在、心ならずも「アドラー心理学批判」と「『「学力」の経済学』批判」でアクセス急増中。コメントは承認制です

2007年10月


県立西宮高校さんで講演。

100人余の国際経済科の生徒さん方相手にコーチングの解説と実習をしました。

以前に参観させていただいた、今時大変まじめな高校生さんたちです。



「駅伝大会で走り、6位に入って近畿大会に出たい。そのために体調管理したい」

デモの相手役として、みんなの前でまっすぐな目、しっかりした口調で話してくれた3年生のM君。


そのあと2人1組の実習でも、次々与えられた課題に真剣に取り組んでいる様子が遠目にも印象的で、


「目標をもって自分の限界を乗り越えようと頑張ってる人は、
自分の安心できる世界だけで生きている人とくらべ何をやっても真剣だね」

と、帰ってから家の子ども達に話しました。


先生によると、生徒さんにはおおむね好評だったよう。
教育現場でお話するのは初めてで、ほっと胸をなでおろしました。


地元六甲アイランドで美術のイベント、アートカプセル。

美術部副部長の長女ハルカも奮闘し・・、


写真がない。ごめんね。



段ボールに切り込みを入れてつくったブロックのようなものを組み合わせて、さまざまな立体をつくり、参加者もつくれるようなワークショップ形式にしていました。


小さい子たちが座り込み、なかなかの賑わい。


このところ

「げっ!何、その足の甲。絵具でべったりじゃない」

「あ〜、パレットがなくなっちゃったもんだから」

帰宅したハルカとそんなやりとりでしたが、この色とりどりの段ボールブロックをつくっていたのだ、とわかりました。続きを読む

ウェブマックス蠎卍垢療亙婢一さんの講演をききました。

歴史学者志望、あちこちの大学の非常勤講師をされたというのを彷彿とさせる、落ち着いた明るい話しぶりの人です。

WEB制作会社だけどどうしても和菓子が好き!と、展開した京芋菓子の事業に四苦八苦するも、この夏から軌道に乗せました。


社長の想いで突破する新規事業と、今からは社員30名の規模になり「マネジメント」ものしかかります。

逆境との向き合い方がうまい人だなあ、と心から応援したくなりました。


あとの懇親会でも元気な方々とお話できて楽しかったです。



帰ったら微熱がありました。
皆様も時節柄お気をつけください。

同志社大学の太田肇教授から、標題の新著をいただきました。東洋経済新報社刊。
前に新著が出たのは去年の暮れだったように思います。
先生、はやっ。


ひきつづき職場での「承認」の重要性をより多角的により深く探求されています。

正田はよく
「慨嘆しているヒマなどない」
みたいなことを書きますが、
太田先生も徹底的にポジティブな人だなあ、という感想。


お客様の会社ですれ違った過去の研修の受講生さんに、

「お元気ですかー!」

ご挨拶したら、

「教えていただいたことは使っていますよ」

にこっとして言われました。


ここ数日はにこにこして過ごしています。
基本的に「受け」の人間なんだろうなあ、と思います。


金、土、日とセミナー(学びにいくほうの)が続きました。


『グループ・コーチング』と『アサーティブ・トレーニング基礎』です。

ふたたび「主張」を学んでしまいました。
たぶんそういう人生の「周期」みたいなものなのでしょう。



あるところでは、とても魅力的な同世代の女性が

「私、趣味ないんです。仕事が面白いんです。仕事さえしてれば満足なんです」

そう言い切れるのは潔いなあ。



行動療法では、

「ある行動に伴う困難について情報提供したほうが、クライエントは持続的にねばり強く行動をとり続ける」

というセオリーがあります。

熱狂的なファナティシズムでなく、静かな確信をもたらす仕事をしたい、というのが願いです。



夫と娘と3人で「神戸ビエンナーレ」に行ってきました。

ビエンナーレ


今年からはじまった2年に一度の美術展で、メリケンパークに沢山のコンテナを並べ、コンテナ1つ1つが新進アーティストたちの個展のようになっています。

美術志望の娘は会場に着くといきなり目がイッテしまい、単独行動。


夫と2人でコンテナを1つ1つ覗いてまわりました。


それぞれに驚きや工夫のある展示で、楽しめました。
あとで3人一致して気に入っていたのが、石鹸の豚をびっしり作って並べた作品と、人の形を大量の釣り針で形作ったもの。
カワイイようで、血なまぐさい「肉」を連想させる違和感や、美しく淡いようで近づいてみると「おや、こんなに尖った釣り針だった」というびっくり感がよかったようです。



「アイデアは無限だな。でもひとつのアイデアを何ヶ月も何年もかけて実現する労力にも刺激を受けるな」


とダーリン。
かれの写真を使うのは肖像権侵害だからやめろ、と言われました。


なしくずし的に読書の秋です。


『勝手に絶望する若者たち』(荒井千暁著、幻冬舎新書)。


今年のお正月ごろにも同じ著者の『職場が壊れるとき』という本を読みました。

くらい話題、タイトルではありますが、正田はいつもこういうことを視野に入れておきたいと思うのです。

若者に人気のオピニオンリーダーといわれる城繁幸氏への違和感の記述など、共感できる内容です。


印象的だった言葉は、まず、コミュニケーションについて。


「コミュニケーションとは、発信した人の意図が受信した相手にしっかりコミットし、それによって発信者と受信者の双方が揺さぶられるといった力を持つ『ベクトル』のことだとわたしは思っています。・・・おはようという、たったひとことの挨拶でも、相手にコミットして揺さぶるだけの力があります」


ここでは発信者、受信者、双方のコミットの重要性を言っていて、さらに「揺さぶる」「揺さぶられる」という概念を言っています。

この言葉にこめた著者の意図を、その展開パターンも含めてすべて受け取れているかどうかわかりませんが、心に留めたいと思いました。続きを読む


話題の本『生物と無生物のあいだ』(福岡伸一著、講談社現代新書)を読みました。


DNAの発見から二重らせん構造の発見、そして生命の定義として「動的平衡」という概念を紹介し・・この間を、分子生物学者とは思えない文学的な筆致で読ませてくれ、文系あたまの私にも大いに楽しめました。
実は正田は文系だけれど一時期「医薬翻訳者」という仕事をしていたりして、ときどき理系世界に首をつっこむのがすきです。


野口英世にはじまってワトソンとクリックら分子科学研究者たちの群像劇としても読めます。


個人的には、ワトソンとクリックのDNAらせん構造発見のもとになる地道な基礎研究を積み上げ、37歳でがんで亡くなった女性研究者ロザリンド・フランクリンのような、地味で堅実で飛躍やパフォーマンスのない生き方に憧れます。


でもクライアントさんには、もう少し人間の幅をもって成功してほしいと願ったりするから、勝手なものです。


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日本コーチ協会大会「Coaching 2007」に参加しました。


思えば3年前でしたか、この大会での現ダイエー会長・林文子さん(BMW東京社長=当時)の講演を聴いて感激し、「大阪でも素晴らしい企業内コーチの話を聴く場をつくりたい!」と「コーチング関西」の開催になったのでした。だから深く影響を受けています。


今年は、神戸大学教授・金井壽宏氏の基調講演に続き、午後には各種分科会がありました。
私は「社内コーチ育成」と「医療現場でのコーチング」を聴きました。


神戸から旧知の女性経営者の方が参加されていたのでお声がけしました。

なかなかコーチングの認知が高まらない地元ですが、こうして少しずつ「正しい」理解者が増えていくことでしょう。続きを読む


既にニュース等でお聞きおよびの方も多いかと思いますが、
螢▲轡奪ス 取締役会長・鬼塚喜八郎氏が、
29日に逝去されました。

鬼塚氏は、戦後すぐに神戸で「鬼塚商会」を創業され、その後
合併などを経て大手スポーツ用品メーカー「アシックス」を
育てられました。
若い頃結核を患い、昨年2月には肺癌で生死を危ぶまれましたが
その後一時健康を回復され、バスケット世界選手権の実行委員長、
兵庫のじぎく国体の副委員長を務めるなど活躍されていました。

私どもCLSのために、一昨年11月より顧問に就任くださって
いました。まだ当時海のものとも山のものとも知れないコーチング、
それにCLSに対し、「青少年の育成に役立つなら」と、
ひと肌脱いでくださるような義侠心をお持ちでした。
昨年10月の「コーチング関西」では午前の基調講演を
してくださり、病後とは思えない張りのある声での講演ぶりに、
昼休みの書籍販売・サイン会では長蛇の列ができました。
その後も午後まで居残ってパネルディスカッションなどの
プログラムをすべてご覧になり、「感激しました!」と閉会の挨拶で
おっしゃったのがDVDに残っています。

当団体顧問の期間をあと1ヶ月残しての急逝でした。
たくさんのご貢献、ご厚情に十分に報いることもできず、
今は心からの感謝の念を遅ればせながらお伝えしつつ、
故人のご冥福をお祈りいたします。

合掌


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