正田佐与の 愛するこの世界

神戸の1位マネジャー育成の研修講師・正田佐与が、「承認と職場」、「よのなかカフェ」などの日常を通じて日本人と仕事の幸福な関係を語ります。現役リーダーたちが「このブログを読んでいればマネジメントがわかる」と絶賛。 現在、心ならずも「アドラー心理学批判」と「『「学力」の経済学』批判」でアクセス急増中。コメントは承認制です

2007年11月


茂木健一郎氏の『欲望する脳』。


孔子の
「七十而従心所欲、不踰矩」
(しちじゅうにしてこころのほっするところに従い、のりをこえず

=70歳になってやっと自分の欲望のままに振舞っても社会や人との間の規範を守っていられるようになった?)

という言葉を巡って展開する「欲望論」です。


「欲望肯定社会」の行き着くところ・・・、


茂木氏には珍しく「だ、である」体を使い、時にペシミスティックに、時に「嫌い」という感情を露わにしたりします。ブログなどでみる「場」のある文体ではなく、思索の末に行き着いたとみられる抽象的な文が続き、哲学者のおもむき。


同氏の勤務先では会議中にみんなPCを持ち込んで外とメールのやり取りをしていたりするそうですが、うーん、それ最先端なのかなあ。

森林植物園へ家族で紅葉狩り。

美しく色づいた木々が迎えてくれました。



森林植物園 紅葉



通路上の「いろはもみじ」の落ち葉が、赤い小さな子の手のようでかわいい。



園内のカフェでは、「カマンベール入りシフォンケーキ」が大人気。しっとりして酸味と甘みがあり、母娘2人でいただいて丁度いい量でした。


大商住之江・住吉支部さんで「叱り方講座」。


経営者さんは、反応がダイレクトで、怖くもあり面白いです。


さいごのロールプレイでは

「社長!若い者が自信をもって作った資料をちらっとも見ずに否決なんて、やる気が下がるじゃないですか」


一同、おーっと感嘆し、大きな拍手。


「本気」がものごとを動かすよね、というのが、この回はコンセンサスでした。


CLS勉強会「問題解決コミュニケーション」。

盛り上がりました。


結局、
「言いにくいことを言う講座」
「叱り方・注意の仕方講座」

みたいになったけど、

参加者の方はみんなこの方面の悩みを抱えておられ、
そして、い〜い気づきを得て帰られました。

ふだんのコーチング勉強会ではできないことができた。



お客様に喜ばれることこそが原点。


いいお天気が続きますね。


夏以来の研修が終わり、受講生さんへのフォローアップコーチングをしています。

皆さん、がんばってはります。


歯を食いしばっている人、今のところ明るい気づきを楽しんでおられるようにみえる人・・さまざまです。


いまどきの管理職のかたに業務内容を書き出していただくと、A4・1枚におさまりきらないで巻紙のようになります。



正田は、すぐ「成果」とか「エビデンス」とかいう、可愛げのない人です。
で研修講師としてはすごく地味です。
ただいまどきの偽装事件などをみていると、誠実に堅実にやってきたのだけは自慢していいかな、と思ったりします。


ありがたいことに、まっすぐな目をした人から信頼していただけることが多いです。
がんばれ、がんばれ。

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