正田佐与の 愛するこの世界

神戸の1位マネジャー育成の研修講師・正田佐与が、「承認と職場」、「よのなかカフェ」などの日常を通じて日本人と仕事の幸福な関係を語ります。現役リーダーたちが「このブログを読んでいればマネジメントがわかる」と絶賛。 現在、心ならずも「アドラー心理学批判」と「『「学力」の経済学』批判」でアクセス急増中。コメントは承認制です

2008年04月



 正田がマネージャーさんのコーチングの中でよくお話しするネタで、

 2005年に発売したニンテンドーDSのゲームソフト「おいでよどうぶつの森」の中の話があります。


 非常によく売れたソフトなので、読者のかたにも「やったことあるよ」というかたがおられるかもしれませんが…


(ちなみに正田はさいしょのほうだけかじって挫折。たぶん「コーチング関西」の準備で忙しかったかなんかだと思う)



 このソフトは、主人公が人語を話すどうぶつの世界に落とされて生きていくという設定で、


 無一文の状態で「どうぶつの森」に落とされた主人公は、「たぬきち商店」の店主、たぬきちに拾われてアルバイトして借金を返していきます。続きを読む



 家族で某・安い割にはおいしいイタめしチェーンに行きました。


長女「まあカルボナーラにしよっか。近所の『Rカフェ』のカルボナーラにはかなわないけど」


 すかさず、


夫「お前のその『見下し目線』がイヤ!!」


 ニヒヒ、と長女が肩をすくめて笑います。




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 日曜の朝の電車の中で。

 30代のカップル―男性は金縁眼鏡にカジュアルウェアの上下、女性はおしゃれな服装―が目の前の座席にのりました。


 
 女性は化粧のコンパクトを出して口紅をぬりだしました。
 男性は「フリスク」みたいな小粒ののどあめの蓋をあけて、中身を出すと、中身の白い粒のあめが勢いよくこぼれ出て、何粒か向い側の私の足元まで転がりました。


 男性も女性も電車の床の白い粒粒には目もくれず、おしゃべりしています。


 手にはコミュニケーション講座のテキストが。


 
 あ〜、きのうから開講したコースがあったっけなあ。


 ひととおり検索かけたから、頭にありました。続きを読む



「脳画像鑑定書」について、ご質問をいただいたので、少し詳しくご紹介します。


 これは「脳内メーカー」のようなあそび商品ではなくて、MRI画像を専門家がきちっと見て、成長とかつかわれかたとか未発達領域とかを診断してくれるものです。




「株式会社脳の学校」

http://www.nonogakko.com/index.html


の、オリジナル商品です。


 同社を設立した加藤俊徳医師が、1.5テスラあるいは3.0テスラという高精度のMRIにより、独自の脳画像鑑定専用のMRIを撮影し(撮影は外部機関に委託)、通常の病気をみるためのMRI鑑定に比べて20倍〜30倍の時間をかけて、一人一人の鑑定書を作成するのだそうです。


 きのう届いた「鑑定書」は、A4判16ページの冊子で、11枚のMRI写真に、(実際は100枚以上撮影しているのだそう)各項目の解説が添えられていました。続きを読む



 たぶん、このブログの読者さんには関係者のかたはいないと思うのですが、


 子どもたちの通うダンスの教室で、半年ぐらい前から、

「まわりの人をたたく」
「発表で使う剣をふりまわす」

という小4の男の子が話題になっていて、


 うちの子をふくめまわりの人が交代で叱っている、という話だったので、そろそろ収まっているだろう、と思っていたら、


 今もますます激しくなっているときいてびっくり。



「え、まだやってるの、その子?!」


「うん。あたし踊ってたらおしりとかひどく叩かれて痛くて。

ほかの人も、たとえば踊っているすぐそばにわざと来て立ってたりするので、手とか足がぶつかって踊れなくしたり。続きを読む


 JR福知山線事故から3年。


 「組織の産む不幸」で、たいせつなお客様を何百人も、命を奪ったり今も苦しめ続けています。


 
 組織が病んでいることの罪と、もうひとつ「間違ったら人が死ぬ」という想像力と、


 根は同じともいえるしでもそれぞれ、今生きている自分たちが繰り返し心に刻んでおきたいことです。



 


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 ひさしぶりに川崎のコーチ、吉田典生さんの『部下力―上司を動かす技術」(祥伝社新書)を再読しました。

 2006年夏にYahoo!新語大賞をとった「部下力」。

 今よんでもこれは「残る仕事」だな、とおもいます。


 
 一般的には、上司がレベルアップしたほうが組織改革は効率がいい。

 でも、「上司世代」の学習能力には限界がある、かもしれない。


 
 …のとき、部下にやれることはなんだ?

 
 というわけで、とくにオーソドックスなコーチングを受講してものにした、主体的な部下

―もちろん「中間管理職」も部下のうちだし、極端にいえば副社長でも、上に社長がいる以上は「部下」なのです―


 には、大いにおすすめです。

 
 素地がぜんぜんない、きたえられてない人だと、ちょっとしんどいかな?でも、ないかとは思うけれど。



 吉田さんは7月19日(土)、この「部下力」と、吉田さん自身のライフワークという、「ビジョンマッピング」を2部だての勉強会にして、お話してくださることになりました。

 会場・詳しい時間は未定。
 決まりしだい、またブログでもお知らせします。

 読者のみなさま、7月19日(土)、ご予定くださいね!!

 
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 人に勧められた本、辛淑玉の『怒りの方法』(岩波新書)を読みました。


 とても「アサーション」的な本。たとえば斎藤孝氏が、コーチングと言わないでとてもコーチング的な本をかくのに似ている、と正田は思いました。

(あれは、ほんとうにコーチングの本を読まないまま書いているんだろうか、とよく不思議におもいます)


 
 でも書いてあることはおおむね正しくて、

 ふつうの会社にお勤めの人が経験する光景だけではなくて、
 犯罪の加害者と被害者の心理についてまで分析してあるところは、

 また逆にそれがふつうの生活の光景にフィードバックされるところは、
 心理学やコミュニケーションの人があまりやらない論法で、
 正田てきにはすきです。


 「怒りのリハーサル」のところは、そのまま「アサーション・トレーニング」だな、とおもいます。続きを読む



 実は去年の7月から今年の3月まで正田はカウンセリングを受けていて、


 何せここだけの話、去年の今ごろは家族5人の中にふたり、うつ患者がいて、健常者3人の1人として家族をケアしたり引っ張っていた正田もある時期、さすがにバテてしまったのでした。


 自分はカウンセリングを受けていたなんて、カミングアウトするコーチも珍しいんじゃないかと思います。



 結局、うち1人については組織にコーチングを導入していただいてお蔭で家でも機嫌よくすごしてくれ、

 もう1人については組織のトップの方といちど「サシ」でお話したことが関係あったかどうかわからないけれど、


 とにかく社会復帰しやすい環境をつくっていただき、ありがたいことにこの春からちゃんと復帰しているのでした。ぼちぼち自分の判断で「穴あき」にしつつも。


 
(これはこれで、たとえばうつ患者の状態がちょっと上向きになるとやたらわがままになって家族は振り回されるとか、ものの本を読んでもぴったり思い当たるふしがあって、おもしろい体験ではあったと思います。)続きを読む

 企業内コーチ育成団体「コーチング・リーダーズ・スクエア(CLS)」の次回勉強会詳細がきまりました。


(ここからご案内)
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 「シュガー社員」をどう育てるか
  −可能性をみる、限界も知る−

 ●会社のルールが「自分らしさ」を奪っている●私がやりたいことはこんな仕事ではないので一生懸命にはなれない...一人前に仕事ができないのに甘い考えばかりを持ち権利だけを主張、社内において向上心も責任感もない―という「シュガー社員」の実態を描いた本が、昨年ベストセラーに。そこまでとはいかないとしても、従来の「常識」が通用しない若い人が増えてきた、といわれるのは事実です。
現場で若手世代をどう育成するか、またどこで線引きすべきか。今求められる「上司力」を、企業内コーチの味方・コーチング・リーダーズ・スクエアがお送りします。

[ファシリテーター]
大前 和正(おおまえ・やすまさ)氏
 螢妊ースパーク 取締役兼経営管理部マネジャー
 コーチングを現場で使いまくる現役マネジャー、過去には人事コンサルタントも。CLS副代表。部下は全員20代。
萩原 くみこ(はぎわら・くみこ)氏
 社会保険労務士
 キャリアカウンセラーとして就労支援もしつつ、「会社のルールも守らなきゃね」の立場の社労士

◆日時:5月10日(土)13:30〜17:00
◆参加費:3,000円(正会員1,000円。ワンドリンク付)
参加費は当日お支払いください。
正会員になるには年会費5,000円が必要です
◆定員:20名
(お席に限りがございます。お早めにご予約ください)
◆主催団体:
●企業内コーチ育成団体「コーチング・リーダーズ・スクエア(CLS)」
事務局 正田078-857-7055 、info@c-l-s.jp  

◆会場:喫茶「プランタン」
〒530-0041 大阪市北区天神橋4−4−1
(JR大阪環状線天満駅徒歩1分。改札左へ出て薬局前を左折、不動産屋の角を右折、さらに右へ折れて2軒目です)  
TEL 06−6358−3106


詳細・お申込みはこちらから

http://www.officesherpa.com/nextevent/nextevent.cgi


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 某新聞社での自主勉強会が終わりました。


 新聞社の1つの部署から8名、某証券会社から1名、計9名が参加され、4時間半にわたって「承認」と「4つのタイプ分け」を学びました。



 皆さん、お疲れさまでした。


 もともとコミュニケーション能力の高い人ばかりで、

また事前の根回しならぬ意思統一ができていたこともあり、

ずうっと、和気あいあいとロールプレイも質疑もすすみ、さいごは、

 以前に管理者研修でコーチングもやった、というかたから、


「これがほんとのコーチングなんだな」

「会社員を30年やってきて、初めてほんとの『研修』を受けた」


と、いうお言葉をいただきました。

 
 うれしかったですね。


 でも事前の「ピリピリ感」は結構すごくて、終わったらぐたーっとなりました。
 (このブログを2日もさぼった、というあたりからお察しいただけるでしょうか…)続きを読む



「主体性」−

「自分の意志、判断で行動する態度」と、「はてなダイアリー」にあります。


 これと、「当事者意識」は、よく同じ意味のものとして使われ、このブログでも同じものの言いかえとして交互に使ったりしていると思います。あまり深く考えてないんですよね。



 人によっては、またひとりの人でも精神状態によっては、

 この

「主体性をもつ」
「当事者意識をもつ」

 ということが、限りなくむずかしいのかもしれません。続きを読む



「疲れるもんやなあ」


と、家人が言いました。


 会社の自主勉強会で、事務局を買って出て、先日参加者にご挨拶のメールを書きました。そのときのことです。


「勉強会に参加を予定されている皆様、こんばんは。突然のメール、失礼します。自称コーディネーター(?)の正田です」

という書き出しで、続きを読む



 土、日の2日間NLPのセミナーに行きました。


 今から9月上旬まで、NLPとアサーティブトレーニングでぎっしり土日が埋まります。


 NLPはコーチングのご先祖様のようなもので、言っていることはほぼ一緒ですが微妙に軸足を置くところがちがいます。


 NLPでは、

「コミュニケーションの達人」
「営業で」


という言葉が頻繁に出てきます。


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 家人の職場で、転職したての女性スタッフが深夜、居残って仕事していた。


「出稿部からの原稿が遅れて、きょう中にやらないといけなくて」という。



 家人が出稿部に

「原稿遅らさないでくださいよ、ほらタクシーもない時間まで残業してるやないですか」


「ごめんごめん」

出稿部のデスクが出てきて頭を下げて、


「悪かった、そんなの適当にやっといてもう帰って」


 そこへ家人がキレて、


「人が必死でやってるものに『適当にやっといて』とは何だ!」


あとで女性スタッフから

「私もあれきいてカチンときてたんです。言ってくれてありがとうございます」


と、感謝されたんだそうな。


 成長したのう。続きを読む

 日曜に、六甲山麓を歩いてきました。

 
 芦屋〜会下山遺跡〜神戸薬科大〜保久良神社〜岡本、とかなり「変」なコース取りです。

 ようするに「迷った」のです。どこがシェルパじゃ。

 
 出発点の芦屋川は、満開。

芦屋川


 その後会下山遺跡は何の花もなく見晴らしも悪く、そこから風吹岩方面に登り、保久良神社方面に下りるつもりで歩き出しました。

(すみません、地理的な説明をすっとばしています。)


 山の上はまだ、三分咲き。


山の上の桜続きを読む


「森田療法」のセミナーに行きました。

 岡本記念財団の主催。


 財団設立者の岡本常男氏は、元ニチイやマイカルの経営者で、神経症を患って森田療法で克服した人です。財団は、設立20周年を迎え、電話相談室や年5回のセミナー、インターネット相談室の運営などを活動内容としていると言っていました。
 


 このセミナーでの新たな学びは:

●パニック障害の人は、いい人が多い。人間関係のギスギスしたのがきらいで、ついつい無理な仕事を引き受けてしまう(過剰適応ライフスタイル)


●うつ病は神経症以上に体の病気に近い。


●うつの自殺は「回復前期」に多い。
「極期」を過ぎて少し希望が出てきたとき。でも状態は不安定で揺れも多い。ナチの収容所で囚人に「クリスマスには解放される」といったみせかけの希望を与え、その後実現しなかったようなとき、ふかく絶望し、生きる希望を失う。それと同じ。


●認知行動療法の「宿題」「記録」は、森田療法がヒントになった。

●(参加者の言葉)坐禅で無念無想になるかというとそんなことはない。坐禅を組むと、雑念がワーッと入ってきてわやくちゃになる。精神論で治せ!とかいうけど全然ウソ。


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「上司は、私に仕事をふる時、すごいしかめっ面してるわよ。あなたがた男性にふる時は満面の笑顔なのにね」



 知人男性(特に名を秘す)が、同僚の女性に言われたそうです。

 びっくりして、それ以後仕事中の上司の表情をうかがっていると、確かにそうなんだそうな。


「オレ達には想像のつかないところで、女性にとって仕事しにくいようにしてるんやなあ」


 しみじみ言った知人でありました。


 他人にとっての世界の見え方は、自分とはちがいます。

 正田も、しょっちゅう心しないといけません。続きを読む


 東京。
 神田の「室町砂場」でそばをいただきました。
 「更科粉」を使った、白く弾力のあるそばです。
 濃口醤油と甘味のつゆに「3分の1」だけひたしていただくのが「正しい」そうです。


 午後1時の店内はまだ満席で、どこか余裕のある雰囲気のビジネスマンがあふれています。テーブルの上にはビールやお銚子も立って。


 隣の席は、高級そうな(←ただし、正田にみる目はない)
眼鏡の50代サラリーマン二人づれが、お銚子を2本立てて食後も長々と会話。


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 先日の「承認」勉強会に参加されたかたから、その後メールをいただきました。


「(翌日) 仕事の後、6人ほどで、セミナーの話をし、半泣きで、『職場を変えよう』と議論しました。」


 うれしいですねえ。

「人に影響を与える」ことにいささかの惧れをいだく正田でありますが、

この場合「影響を与えた」のは直接的には、私でなく太田肇先生ですから…。


 
 この人の職場では、さっそく「職場内勉強会をしよう」と気運が盛り上がっています。

 もとはといえば、CLSから

「テキストのブラッシュアップをしたいので、無料研修をします。職場からお1人ご参加ください」

 と、お声がけしたのが始まりだったのですけど。今回は、単独の職場内研修になりそうです。


 そのかわり、

「皆さん観察力も描写力もすぐれた方なのですから、何が起きたか正確にルポお願いしますね」

と、念を押しておきました。続きを読む

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