正田佐与の 愛するこの世界

神戸の1位マネジャー育成の研修講師・正田佐与が、「承認と職場」、「よのなかカフェ」などの日常を通じて日本人と仕事の幸福な関係を語ります。現役リーダーたちが「このブログを読んでいればマネジメントがわかる」と絶賛。 現在、心ならずも「アドラー心理学批判」と「『「学力」の経済学』批判」でアクセス急増中。コメントは承認制です

2009年05月



 きのうの会合で、トライアスロンの達人からきいた「体脂肪を落とすコツ」。


 毎年、達人は7月頃には体を引き締め、シシャモのようなふくらはぎになるといいます。

 そのコツは…、というお話になると、女性陣(私含め)がわーっと身を乗り出しました。


 せっかく実践者からきいた情報なのでここにご紹介しておくと―、


※ここに掲載する情報は「達人」からの受け売りなので、はっきりした医学的根拠があるという保証はこのブログではできません。詳しくお知りになりたい方は専門的な文献をご参照ください。


 基本的に「走る」わけですが、効果的な走り方、というのがある。
 
 体脂肪は、体の糖質が走って消費されて無くなったときに燃焼しだす、と達人は言います。

 そこで、体に糖質が少ない状態のときはというと、やっぱり朝起きぬけ。

 もしくは、昼から何も間食してない状態の夜。(「ありえん」と手を振る正田)


 そして朝の場合、ジュースかスポーツドリンクをコップ1杯飲んで、糖質を少量補給しておくとよいのだそうな。


「なんで?糖質まったくない状態だとだめなの?」と素朴な疑問。

「糖質がまず燃えて、そのあと体脂肪が燃えるんです。糖質がまったくない状態で走ると、ふらふらになったり、体に不快な感じが残って、次回以降走りたくなくなるでしょ」と達人のお答え。


 で、そのとき摂る糖質はチョコレートなどたんぱく質を含んだものより、ジュースやスポーツドリンクが良い。スポーツドリンクは、やはり糖質や無機質をバランス良くとれるのでおすすめだそう。
 
 
 というわけで、朝ジュースを1杯飲んでから走ろう、というのがトライアスロンの達人の結論なのですが、

 「コツをきいたからと言って、実行できないわよ」

 というマスター・コーチのお言葉の通り、きょうは朝、雨が降ったからと正田は実行に移さず。

 
 やっぱり最後は「根性」の問題になるようで。。


 ラベンダー引き続きいい香りです


しおり


 コーチの森川里美さんに連れられて、会合を2つはしご。

 北新地で大阪の播磨弘晃さん主催の「日本商売促進協会」(JASPA)にお邪魔した後、森川さん主催のM's(エムズ)運動会打ち上げへ。


 森ノ宮の気さくな居酒屋で。


 お運びのお兄さんにみんなで

「笑顔が素敵ですね」「歯がキレイ」とほめると、

「あ、僕ほめられるの苦手なんで」


 素敵な笑顔でサラッとかわされました。


 それでしばらく

 「ほめる、ほめられる」談義。続きを読む


 きのう、NHKの朝ニュースで「ほめる覆面調査」のことが取り上げられていました。

 覆面調査員が飲食店などを訪れ、ふつうは悪いところを指摘するのに、この調査会社では、「ほめるところを探す」。よいところを調査レポートにし、「上司はこの点をほめてください」とアドバイスする。


 この手法を半年続けて売り上げが2割上がった店舗もあり、スタッフがインタビューに答えて

「ほめられるとやる気になるし、お互いのいいところを学ぼうという気になる」

 と言っています。大変素晴らしいことです。

 この特集には続きがあり、行政にもこの手法を取り入れているところがある、と大阪府庁の事例を紹介していました。

 「ほめる調査」導入で、ふだんほめられない行政職員がやる気になり、自発的にお客様サービス委員会をつくって、サービス向上に努めたりする。館内の「立入禁止」のような、「上から口調」の張り紙をやわらかい言葉にかえたりする。


 そして橋下知事がコメントし、

「成果が出たのは大変いいことだ。これで府民に対するサービスが向上すればいい」

といったことを言っています。


 こういうところにも、知事は「ステートメント」をしています。

 実は、この特集は1〜2週間前にも同じNHK朝ニュースの全中でみたことがあり、

 たぶん放送事故などではなく、NHKが「確信犯」で流したものと思います。
 こういう手法が効果的で、日本中で取り入れる価値があるものだと。


 さて、
 この特集をそれも2度も見て、
 正田は少し心ざわめくものがあり、
 それは…。続きを読む



■売上増を目指して価格を下げたが、長期的にはなぜか売上が下がってしまった。
■道路渋滞を解決しようと、車線の数を増やしたら、かえって渋滞が悪化してしまった。


こんなことがよくありませんか? 目の前の問題を解決したつもりでも、実は別の問題が起きたり、ずっとあとに大きな問題が出てきたり……。

「個別最適化ではなく、全体最適化を図りたい」
「本質的な問題解決を図りたい」


――そういった状況で役に立つのが、システム思考です。問題の見えている部分を近視眼的・表層的にとらえるのではなく、全体像をさまざまな要素のつながりとして理解し、本質的な原因を見通して、他の分野や将来に悪影響を及ぼさない、最も効果的な解決のための働きかけを考えます。

 システム思考で使われる3つのツール:「時系列変化パターングラフ」、「ループ図」、「システム原型」を通じて、システム構造の中に見られるさまざまな働きかけのポイントの中から、小さな力でも大きな変化を起こす「レバレッジ・ポイント」を探しだします。


 システム思考は、アメリカでは数十年の歴史をもち、地球環境問題、医療、安全工学、組織開発などの分野に効果を発揮しており、欧米政府機関や国際機関、多国籍企業の意思決定にも広く取り入れられています。

 

 講師・小田理一郎氏は、アメリカでシステム思考の祖であるデニス・メドウズ氏やピーター・センゲ氏に直接学び、アル・ゴアの『不都合な真実』の翻訳者・枝廣淳子氏とともに、わが国でシステム思考の普及に尽力してきた第一人者です。
今回は、関西の一般個人を対象に、非営利料金で講演いただく貴重な機会となります。


 また、今回はご関心の高さに鑑み、感染症予防に関する欧米のシステム思考のモデルもご用意するとのことですので、ご関心のある皆様、ぜひお誘いあわせのうえご来場ください。


 【講演概要】

タイトル:「なぜ、あの人の解決策はいつもうまくいくのか〜システム思考入門」

日時:6月4日 18:30〜20:30
会場:神戸国際会館 http://www.kih.co.jp/access/index.html   JR・阪急・阪神三宮駅南徒歩5分
参加費:3,000円(当日受付でお支払いください)
お申込み: NPO法人企業内コーチ育成協会ホームページより
      お申込みください。
       http://c-c-a.jp/koza/systemthinking.html


主催(お問い合わせ先):
   特定非営利活動法人企業内コーチ育成協会
    〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中1-4-124-205
    TEL: 078-857-7055 FAX: 078-857-6875
    e-mail: info@c-c-a.jp URL: http://c-c-a.jp
 
お申込み〆切は、6月2日(火)です。


※神戸地区新型インフルエンザについて、大変ご心配をお掛けして
おります。
 私どもの協会では、「過剰反応しない」かつ「無理をしない」という考えの下、各講座・集会ごとに状況に応じて柔軟に開催・不開催の判断をさせていただいております。現在のところ、6月4日の「システム思考入門講演会」は予定通り実施する予定です。当日までの報道を注視し、直前に中止を決める場合もありますのでご了承ください。中止の際はホームページでお知らせするほか、事前にお申込みいただいているお客様にはメール等でお知らせいたします。また開催の場合、会場には消毒液等を備え皆様の健康保持に努めます。またイベント当日にご気分の悪い方、体調を崩された方は、恐れ入りますがご参加をご遠慮願いますようよろしくお願いいたします。

 



★大人に対する教え方教えます「教え上手の上司になる!〜どうしたら『学ぶ大人』を作れるか」(7/18土午後)

 詳細⇒http://c-c-a.jp/koza/osiejouzu.html


 ★大好評コーチング講座 次回基礎コースAは7月25、26日(土日)
 
 詳細⇒http://c-c-a.jp/koza/090725.html


 悪ノリではないんです。表題のイベント。


 もともときのう(27日)予定していた「よのなかカフェ」を
 開催しようかどうしようか、先週まだ一斉休校も終わらない段階で考えたすえ、


 まず「開催」。


 「人と人、顔を合わせて話すことがあぶないなんて、おかしいやん!」

 と、ややあまのじゃく、へそ曲がり的なノリで決めました。

 そして、テーマを

 「新型インフルエンザ、私はこう思う!」に。


 でも人が集まるかな〜大丈夫かな〜と不安ではありましたが。。続きを読む

5

 社会人の語り合う場、「よのなかカフェ」。

 
 4月に第一回を開催したところ、参加者の方々に大好評。

「ここでしか聴けない、語れない」

お話がどんどん出、


「顔を合わせて話すって、ほんとに大事なことですね」


 しみじみおっしゃいました。


 
 5月の「よのなかカフェ」はきょう(27日)開催。

 テーマはズバリ、

「新型インフルエンザ、私はこう思う!」

 です。


 対岸の火事と思っていた新型インフルが今月16日、神戸市内でみつかり、その後あれよあれよと感染者数が拡大。


 県下の学校は一斉休校、中心街の人通りもまばらとなり、旅館・ホテルはキャンセルが相次ぎ、地下商店街の休業まで出ました。現在も神戸・兵庫・関西方面への他地域からの客足は遠のいたまま。


 神戸市民・兵庫県民にとっての、「新型インフル」とは、何だったのか。また今後は。


 マスコミ報道に載らない、あなた自身の言葉で、語ってみませんか。


  結論はまとめません。ただ、そこで自分の思いを語り、
人の思いに耳を傾けるため、集まってみませんか?


 感染防止という観点だけからすると、「会って話し合う」ことは
本来避けたほうがよいかも。

 一方で、人と人が顔を合わせて話すのは今の時代、
かけがえなく大事なこと。会って話すからこそ理解しあえることが、
かならずあります。


 「よのなかカフェ」は、
 今夜(27日)18:30〜20:00、
  神戸市灘区水道筋のカフェ「Cafe P/S」にて。


 会場公式地図 http://www.cafe-ps.com/pages/map.html

 より詳しい地図(駐車場等も載っています)
      http://c-c-a.jp/koza/yononaka0905.html

 参加費 1,000円(ワンドリンク代込み)。
     商店街で売っているたこ焼き、お好み焼き等の
     フード持ち込みOKです。


※「よのなかカフェ」は、事前予約は要りません。当日、直接会場にお越しください。

※本日現在、体調を崩している方、ご家族や身近な方が体調を崩されている方は、
 恐れ入りますが参加をご遠慮ください。


 お問い合わせ先:
  NPO法人企業内コーチ育成協会 078-857-7055


 皆様のご健康をお祈りいたしますとともに、
 もしお越しになれるようでしたら、

 お会いできることを楽しみにしております。

 
NPO法人企業内コーチ育成協会
〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中1-4-124-205
TEL: 078-857-7055 FAX: 078-857-6875
e-mail: info@c-c-a.jp URL: http://c-c-a.jp


 新型インフルエンザについて、正田は全然感染症の専門家とかではないのだけれど、


 以前から疑問に思っていたのは、感染したけれど症状の出ない

「不顕性感染」ということをどう扱われているのかな?

 ということです。


 たとえば今回の新型インフルではない、季節性インフルエンザでは、20%程度の「不顕性感染」があるそうです。


 出典http://www.m-junkanki.com/diseases/influenza-update2.html#info21


 簡単にいえば、「感染者」イコール「発症者」ではなくて、両者は「含む、含まれる」の関係だということです。

 


 ようするに「発症者」ばかりをスクリーニングする「水際作戦」=「検疫」は、実際の役に立たなかったし、不顕感染者のすり抜けが大いにあり得る、ということなのではないのか?


 発症者にも簡易検査キットの検出能力限界による「すり抜け」があったということですが、それ以外にも不顕感染者のすり抜けがあるので、


 「水際作戦」には現実には数割程度の効力しかなかった、ということではないでしょうか。



 いえいえ、こんなこと言ってももう全然タイミング遅いんですが。

 「水際作戦」の限界を察して男子高校生について遺伝子検査を依頼した、神戸の開業医はえらかった、というばかりで。


 ひょっとしたら、と思うのは、

「水際作戦」は、システム思考でいう「レバレッジ・ポイント」(最小限の労力で最大の効果を上げる介入ポイント)とみなされていた可能性があり、


 ただしこの場合それは教科書的に絶対視することのできないものだった、ということです。


 中央省庁には、「システム思考」はかなり入っています。裏読みしすぎかなあ。

 とはいっても、絶対視しないように、というのはシステム思考の専門家も言うことなんですが。


 「検疫」にすごく力を入れていた日本をはじめアジア諸国に対し、WHOは早い段階から検疫にはあまり効力はない、と言っていたそうなのでした。


 で、そんなこと言ってると「感染拡大」を止めるすべはほとんどなくて、今回は「季節性インフルと同程度の弱毒性」ということにすがるしかない。


 「強毒性で、感染力が今回のと同じくらい強かったらどうするんだ?」

 という疑問もわきます。


 その場合は…、ほんとに学級閉鎖ならぬ都市閉鎖かなぁ。

 「よのなかカフェ」ではたぶん正田はファシリなので発言できないので、ここでぶつくさ言っています。

 
 ウイルスではないけれどメールの送受信が一時期できなくなり、色々検索した結果新しく入れたウイルスソフトが原因だろうということになって、

 ソフトをアンインストールして新バージョンを入れなおす、ということをしていました。現在はやっと送受信できるようになりました。3時間ぐらいそれにかかりきり。


 一部の皆様、ご迷惑をおかけしました。
 


 
 ★「よのなかカフェ」(5/27水夜)5月テーマは「新型インフルエンザ、私はこう思う!」。

 詳細⇒http://c-c-a.jp/koza/yononaka0905.html

 ★「システム思考入門講演会」(6/4木夜)現在実施予定です!

 詳細⇒http://c-c-a.jp/koza/systemthinking.html

 ★大人に対する教え方教えます「教え上手の上司になる!〜どうしたら『学ぶ大人』を作れるか」(7/18土午後)

 詳細⇒http://c-c-a.jp/koza/osiejouzu.html

 ★大好評コーチング講座 次回基礎コースAは7月25、26日(土日)
 
 詳細⇒http://c-c-a.jp/koza/090725.html


 NPO法人企業内コーチ育成協会の初めての通常総会が終了。


 出席者4名、委任状8名で成立しました。


 前年度決算、定款変更、役員改選のほか、


「団体理念」について、カフェ的に少し長い議論。


 ふだんの上司部下間の問題とは離れて、

 若い人の間で「見下し」が広く見られることが話題になりました。組合の諸先輩方の労力によって現在の待遇が維持されていることへの敬意の欠如、身近な上司への見下し、会議での「見下しあい」で非効率な会話、などなど。


 「見下し」
 今日的な話題であります。

 ただでさえ若いころというのはテストステロン値が高く、傲慢不羈なものかもしれません。
 そこへ加えてネットで普通の会社員も有名社長のブログにコメントしたら返信してもらえる時代。見上げるような凄い人には信頼を寄せる一方、身近な人への軽視は強まっています。


 それへの「拮抗薬」は、「承認」なのです。
 憂うべき世相ではありますが、「承認」の普及をする必要性が改めて確認されました。


 財政窮乏や飢饉にさいなまれた上杉鷹山の米沢藩では、人々が少なくなった「パイ」を奪い合うため、「差別」がはびこった。
 そのため鷹山は藩校を整え人々に「倫理」や「社会人としての常識」を教えた、といいます。
 


 長年「企業内コーチ」として部内のモチベーションを上げているメンバーからは、他部門からやたらに叩かれる、という感想も。


 「…幸せそうにみえる人は、叩きたくなるんでしょうね。それ、企業内コーチの人って、結構社内でそういう目に遭ってるかもですね」

 全然幸せちゃうのに、とご本人。


 また、起業家育成のコーチングと組織人育成のコーチングでは生み出すエネルギーの質が異なり、当協会では後者をやっていくこと、も確認されました。


 理念について、
「こういうことをわざわざ言わなければならないというのも、なんだか悲しいですね」

 という意見も出、


 正田からは

「あえて言わなければならないと思うのは、ひとつには皆さん向学心旺盛だから、というのもあります。

 私自身去年はA_トレーニングとN_、その前はまた色々、ありとあらゆる種類の研修を受けてきました。

 まぁ、どこへ行ってもそれぞれ特有のくせがあります。

 皆さんも色んなセミナーに行かれて人生を豊かにされるのはいいことなんですが、

 『この原点(団体理念)』は押さえておいてくださいよ、ということなんです」

(新団体理念は、こちらのページからご覧いただけます。)


 新理事会メンバーは「相互承認」の気風でまとまり、大変なごやかでした。
 

 
 ★「よのなかカフェ」(5/27水夜)5月テーマは「新型インフルエンザ、私はこう思う!」。

 詳細⇒http://c-c-a.jp/koza/yononaka0905.html


 ★「システム思考入門講演会」(6/4木夜)現在実施予定です!

 詳細⇒http://c-c-a.jp/koza/systemthinking.html


 ★大人に対する教え方教えます「教え上手の上司になる!〜どうしたら『学ぶ大人』を作れるか」(7/18土午後)

 詳細⇒http://c-c-a.jp/koza/osiejouzu.html


 ★大好評コーチング講座 次回基礎コースAは7月25、26日(土日)
 
 詳細⇒http://c-c-a.jp/koza/090725.html


 こんどの新型インフル騒ぎでひときわ目を引いたのが、

橋下徹・大阪府知事の

「ステートメント(声明)を出す力」

であります。


 16日未明に神戸の高校生の発症がわかり、その後兵庫県内と大阪に広がり、18日から大阪府も一斉休校にしましたが、そのとき橋下知事は、


「中高生のみなさん!休校中は外に出ないでください」

 TVカメラをまっすぐ見て、語りかけました。


 我が家の中高生3人(映画「メンインブラック」に出てくる3匹のエイリアンのようなかしましい連中です)も、

 これには「じ〜ん」「うるる」となったようで。

(兵庫・神戸にはおらんかったなあ、こういうこと言ってくれる人)


 そして、きょう午前の厚労省・内閣で決定した対応方針を受けて、

「実情に配慮した措置に感謝」

と述べるとともに、昂然と顔をあげ、


「大阪府はこれから『都市機能回復』にかじを切ります。まだ感染拡大の状況からして、様子を見ながらですが、その方向にかじを切ると思ってください」


 
・・・

「あのステートメント力って、結構すごいんちゃう」

 ニュースの後で家人に電話。


 実はオレもそう思っとったんや、と家人。


 ステートメントは、こうした刻一刻新しい情報が入り、状況がすぐ覆されるかもしれない、とみんなが緊張状態でかたまっている時、大きな力になります。


 ニュースの「橋下声明」をきいて、そうか!と新たな力が湧いたように感じた人も多いはず。


 いろんな場合がありますが、今回の場合は、

「まずは3日ぐらい、そういう(都市機能回復優先の)感じで、そのつもりで行こう。よほど新しい情報があれば、また考えよう」


 という、大まかな方向づけになります。


 人は、刻一刻出てくる情報に左右されてばかりで、一寸先は闇、という状況に置かれることに耐えられないのです。
 できればせめて3日ぐらいは、「こっち方向にしばらく行ってみよう」と、すこし長期の展望、よりどころにする指針がほしい生物です。


 橋下知事にしても、「これ以上感染拡大はない」とは到底言える状況でないにせよ、

「だれか責任と権限のある人にステートメントを出してほしい」

という民意をうまく汲んでタイムリーに発言した、と思います。


 そういう「勘」は天性のものなのでしょうか。

 あ〜、兵庫や神戸にもそういう人、おらんかな〜



 16,17日に実施したセミナーの受講生さんから、アンケートと「宿題」をいただきました。


 これが正田、至福の時間であります。


 アンケートのほうは「媒体に掲載可」とされていますので
内容をご紹介させていただきましょう:


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●感想・評価

非常に良かった・非常にわかりやすかった・非常に面白かった

●もっとも役に立ったこと:

「承認」を含め、人に接しコミュニケーションの必要性を改めて考えることができました。

●新しい「気づき」、すぐにやってみようと思ったこと:

普段会話など人に接することには、最大限の注意をはらっていると過信していた自分を発見することができました。
人に接する行動で簡単に日常的に行う「会話」ですが立場でしょうか、やはり「やらせる」といった端的な目標のみに集中し、もう一歩相手に入っているか?これでいいのか?と自問いたしました。
「相手の状態」をもっと深く観るまた得ることを講習後意識するようになりました。

●わかりにくかった点、追加できいてみたい点

講習内容に実践的な応用法を加えられてはと思いました。

(略)


●その他コメント

今回は貴重な講習を受けさせて頂きありがとうございました。

団塊の世代の退職、景気の悪化、消費の低迷、人や経費の削減…等々 問題山積みの世情。
各企業が問題解決を模索する中、問題が人にあるといった原点に着目する事ができました。
難しい学術語ではなく…
「あなたは何が言いたいの?」…「私はこう思います!」…「ではこうすれば?」…「あなたはこうするべきだ」
こんな会話が日常、バス亭などで見知らぬ人同士ができていれば…
神戸中マスクだらけにならないかもですね(^_^;)

(株式会社テンズ 代表取締役 西田 達人様)


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 そして「宿題」−「承認」のスキルを周囲の人に使って反応や結果をみるもの−
は、詳しくご紹介できませんが受講後2日間のうちにご自身と部下2人、顧客に使われ、
 大変いい結果を出されていました。


 ひとりのリーダーがコーチングを学んで使われたとき、周囲への「波及効果」はたいへんに大きなものがあります。

 それにより部下が成長意欲や学習意欲をもつこと、ひいては人生に肯定的になれること、もちろん良い仕事をして業績があがること−、

 これほど大きな「影響」を他に及ぼせるのは、リーダーだからこそです。


 お蔭様で、自らすすんで学ぼうという素晴らしい受講生さんに恵まれました。


 過去に受講された皆様も、どうか初心を忘れず、ひきつづき周囲の変化を楽しんでくださいね。



続きを読む


 先週金曜以来、ブログをお休みしてしまい、

 最後の投稿が娘が「調子悪い。休む」と言っていた話だったものだから、

 
 「ひょっとして正田家インフル禍か?!」

 と、読者の皆様にご心配をかけてしまったかもしれません。


 すみません、娘はただの疲れすぎだったようで
 金曜に丸1日寝倒して、そのあとはぴんぴんして、
 ただし足止めを受けてますのできょうだい3人家でグダグダしております。


 夏休みや連休の再現であります。


 バイトの上野さんには念のため1週間(というか、2日)お休みしていただくことにしました。


 さて、近況としては、19日に社団法人兵庫工業会様にご挨拶にうかがい、急遽入会させていただくことになりました。

 
 きのうは27日の「よのなかカフェ」と6月4日の「システム思考講演会」について、経済記者クラブに「なげこみ」に行ってきました。


 そして23日(土)は、NPO総会。 既に、「社員」(正会員)12名のうち8名のかたから委任状をいただいているのですが、年度初めの大事な通常総会なので予定通り実施します。

 
 会場の芦屋市民センターは前日の22日まで休館。23日は何とか開館したいとのことでしたが流動的であります。


 社員の皆様、くれぐれも道中お気をつけて、いらしてくださいね。


 
 きのうの娘との会話。

娘「グーグルドキュメント使ってみたけど、レイアウト機能が今いちだったよー。そのあとスカイドライブっていうのを見つけて、それは部員の人の修正後の原稿アップすると相手がいろいろコメント書きこんでくれるので、重宝してるよ」

私「ふ〜ん、スカイドライブ?すごいね、よくそんなの見つけたね」

娘「ヤフーのブリーフケースっていうのを今まで使ってたんだけどね、それが今から廃止になるっていうから、検索して 「ヤフー ブリーフケース 代わり」っていうキーワード打ち込んでみたら、Q&Aサイトでそういう質問してる人がいて、回答でスカイドライブを紹介してたの」

私「さすがやねえ。こんどお母さんにも教えてな」


 先月はじまったばかりの社会人の集い、「よのなかカフェ」。

 
 今月は今から1週間後の27日(水)夜に開催します。

 
 さて、そのテーマを急遽変更。

 
 当初の「あなたの幸せって、何?」から、「新型インフルエンザ、私はこう思う!」へ。


 神戸市民、兵庫県民の生活にこれだけのカゲを落とした(まだ全然終わってはいないのですが)新型インフル。


 生活の不便、予防のための心がけ、今後への決意、その他もろもろ、とにかく言葉にしてみたり、複数の人と語り合うことが必要なんではないでしょうか。


 27日時点、終息に向かっているかどうかはわからないのですが
 少人数のつどいということもあり、


 「当日体調を崩している方、身近な方が体調を崩しておられる方は参加をご遠慮ください」

 のクレジットつきで、実施することにしました。


 また、当日までに流行の終息の気配がなく、拡大の一途をたどっているようであれば、中止の決定をする場合もあります。


 そのばあいはホームページ http://c-c-a.jp やこのブログでお知らせしますので、見逃さないでくださいね。


 「よのなかカフェ」は5月27日(水)、18:30〜20:00、神戸市灘区・水道筋のカフェ Cafe P/S (カフェ ピーエス)にて。
 参加費は、ワンドリンク代込で1,000円です。


 よのなかカフェのご案内ページは

 http://c-c-a.jp/koza/yononaka0905.html

 会場のCafe P/S さんまでの詳しい地図も載っています^^
 
 



「ああいやだ〜、学校休みたい休みたい」


 朝起きてくるなり、いつになく煮詰まって泣き言の上の娘。


「もういやだ、いやだぁ〜…」


 しばらく待っても泣き言がやまないので、娘を座らせ

「何がそんなにいやなの?」

ときくと、


「学校にいてもやたらやる事多くて忙しいし家に帰っても忙しくてろくに寝れないし…試験期間中だっていうのに。ゆうべ、寝たのは2時」


といいます。

 なんだか人ごとに思えないな〜、と思いつつ。。続きを読む



 ソニー生命の衣笠信さんが主宰する、「パワーランチの会」にお邪魔しました。

 神戸・三宮駅南の出石そばのお店、「千人代官」にて。


 会費ひとり1200円で、お食事して自己PRして名刺交換する、という会です。


 参加者が初めて50人を超えたそうで、地下のお店の一角がそこだけ大賑わい。


 新しく入った人として、正田も「自己PR」させていただきましたが…、
どこまで伝わったかは、不明。



 続きを読む


 NPO法人企業内コーチ育成協会では、コーチングの学びを段階に分け、

 ・基礎コース
 ・応用コース

 とし、
 さらに基礎コースをA・B・Cの3段階に分け、それぞれ2日間のコースにしています。

 コーチングについて基本だけを学んでみたい、という方は、まず「基礎コースA」を受講していただき、それ以上の料金は発生しません。


 そこから学びを深めてみたい、という方は、基礎コースBやCに進んでいただくことができます。


 6月には、「基礎コースB」を初めて開講します。
 基礎コースB、Cはどちらを先に履修していただいてもかまいませんが、まず基礎コースAを先に履修していただく必要があります。


 そのようなわけで、「基礎コースB」は、「A」を学ばれた方だけへの「クローズド」な空間ではありますが、

 ご参考までに、
 4月の講座受講生さんへの御案内をご紹介します。

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 こんにちは、正田です。
 皆様その後いかがお過ごしですか。


 先日、W社様をご訪問させていただきました。
 社長さん自身、外出先の社員さんからの電話に
 
 「そうかそうか、それは良くやったなあ。大変やったなあ。
 ご苦労さん!」

 と答えておられて、温かい雰囲気でした。

 「また、ほかの受講生さんの近況を
 1か月に1度くらい、知りたいですね」

 と、ご提案がありました。
 皆様、差し支えなければ、その後のご様子
 また教えてくださいね!


 さて、今後さらにコーチングの学びを深めたい方に、
 当協会でご用意している来月以降の講座のご案内をいたします。

 6月の「基礎コースB」に既に何人かの方がお申込みいただいています。
 同コースには、早期お申込み(5月29日まで)で素敵なプレゼントつきです。

 基礎コースBのページとお申込み

  ⇒ http://c-c-a.jp/koza/090613.html

◆コーチング講座 基礎コースB
 
 日時:6月13日(土)・14日(日)10:00〜17:00
 会場:神戸国際会館 401号会議室にて
 内容:
 ・事実と感情、傾聴?
 ・アサーションとフィードバック、解説とスキル演習
 ・強みを知り、活かす
 ・学習スタイルによる情報感度の違い
 ・ビジュアライゼーション

 ※プログラムの詳細は今後、変更の可能性があります。

 ★「基礎コースB」に5月29日までにお申し込みいただいた方への
  素敵な特典です!
  プログラムの中の「強みを知り、活かす」に連動した
  書籍「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」(日本経済新聞社)
  と、同書についている強み診断IDを全員にプレゼント!

  ギャラップ社が開発した強み診断ツール「ストレングス・ファインダー」
  を、WEB上で受けると、人の34の強みのうちご自身の上位5つの
  強みがわかり、ご自身の特性やほかの人との相性がわかります。
  「自分や他人のふだん繰り返す行動の秘密がわかった」と、
  皆様からご感想をいただきます。

  「ソーシャルスタイル/4つのタイプ分け」より
  一層細分化された人間理解のツールです。


 ★正田のつぶやき・・
 「基礎コースA」受講生の皆様、皆様が「承認」をしっかり実践して
 ご報告いただいているのは、「承認」がいかに大切なものか、
 ないことでどれほど困ったことが起きるか、を考えると
 本当にありがたいことです。

 一方で、「承認」ばかりをしていると、人との関係が「表面的」に
 なりすぎ、本当に言いたいことを言えないようになるのではないか?
 と、思われるかもしれません。
 大変もっともな疑問です。
 従来、「コーチング」として伝えられてきたものは、時間数の関係で
 「承認」までしか、お伝えできないできました。

 「基礎コースB」で扱う、「アサーション/アサーティブネス」の考え方や、
 「フィードバック」のスキル、あるいは「叱り方」は、
 マネジメントをうまくいかせ業績を伸ばすため、
 本当はどのマネージャーさん、経営者の方にも学んでいただきたいものです。

 ただし、そのためにはまた、「承認」をあらかじめしっかり身につけて
 いただきたい、というのも真実です。

 ついつい能書きが長くなってしまいましたが
 皆様のお申込み、お待ちしております!
 
 6月基礎コースBのページとお申込み
  ⇒ http://c-c-a.jp/koza/090613.html

 ★基礎コースB 次回の開講は11月です。(日程未定)


 今回は講座のご案内に終始してしまいましたが
 皆様の職場での実践でうまくいったこと、
 どうぞ教えてくださいね!
 あるいは困ったこと・壁に当たったことなどについての
 ご質問や相談も歓迎です。

 それでは、また・・!


 5月23日に予定しているNPO総会に、会員さんから続々「書面表決書」「委任状」が届いています。


 1枚のはがきの上半分に「書面表決書」下半分に「委任状」のスペースをとり、本当はどちらか片方を使っていただければいいんだけど。
 両方に署名捺印してくださっている方がほとんど。


 お蔭で、定款変更もスムーズに済みそうで、ありがたいことです。

 書面表決・委任状を使われるということは、総会当日欠席されるということで、本当は会員さん方に直接お会いしたかったんだけどな…



 NPO法人企業内コーチ育成協会の現在の会員さんは、大多数が企業に現在お勤めの管理職〜役員さんです。


 役職をもってそう言うというわけではありませんが、人格・能力とも非常にしっかりした方々だと思います。


 その方々から信頼していただけるのは、心強いことです。


「管理職」というのは、会社組織のシステムの一部であり、ひとりのビジネスパーソンにとってはひとつの階段であり、

 組織によってはそれはある年数、大過なく仕事していれば自動的にくるステップかもしれません。


 しかし、きちんとやろうと思えばその人の「生き方」になります。

 そして、「生き方」というところまで昇華させた人とそうでない人では、部門運営に大きな差が出ます。


 幸いにして、わがNPOは前者の人たちの集まりになっていると思います。


 上記のようなご質問をよくいただきます


「どうしてこんなに安い料金で、コーチング講座をするの?」


 このご質問には、こんなふうにお答えします。


「それは、このコーチング講座は『非営利』でご提供しているからです」



 そうすると今度は、

「なぜ『非営利』なの?」

「『非営利』って、どういうこと?」


という疑問がわいてくることでしょう。続きを読む

「しんせい」


 NPO法人企業内コーチ育成協会のパートナー講師、山本カオルさんを香川県高松市にご訪問。


 山本さんは、このブログで2月に連載したインタビュー「売上1位!クールなお店は、今日も問題が起きない」の主。元アパレルショップチェーンの企業内コーチ、大変頭のいい、そしてよく気の回る女性です。


 (ブログ内で探すのがめんどうな方は「クールなお店は」で検索してみてください)


 「おうどん大好き、毎日うどんでもOK]

 と豪語?する山本さんに、地元の人お勧めのうどん屋さん「しんせい」に連れていってもらいました。


 山本さんお勧め「しんせいぶっかけ」。


しんせいぶっかけ


 地元の野菜てんぷらと鶏肉がたっぷり載った、珍しいおうどん。新鮮なお野菜がとてもおいしい。

 
 そして、これもこのお店のオリジナル、近くの港で水揚げされる「イイダコ」のてんぷらがついてきました。(写真はなし)


 や、やわらかい〜。


 やや大通りから裏に入った田畑の中にあり、広い店内、そして広い駐車場をもつお店です。


 この大型連休でも人気を博した讃岐うどんめぐり。通の皆様も、ちょっとマニアなお店に挑戦してみませんか。



 ブログ読者の皆様、4連休はいかがお過ごしだったでしょうか。

 ひょっとして、今週いっぱいまだ休みですよ、という方もいらっしゃるかしら?それはウラヤマシイ…


 さて、4月18・19日に実施したコーチング講座第1期は、お蔭様で大好評。

 12名の受講生様のうち、半数以上の方が

「実践しました!」

と、素敵なご報告をくださいました。


 どんな「実践」だったかといいますと…、


 ●部下の顧客訪問・接触にしっかり「承認」を与えた。そのあと今後の行動を「質問」すると、部下が笑顔でよく考えて答えてくれた。

 ●女性部下の作った資料を「わかりやすかった」と褒めた。すると、今までより多く話をしてくれるようになった。

 ●ISO審査の席で「すばらしい取り組みですね」と褒めたら、相手がたくさんの創意工夫を話してくれた。

 ●同僚の動きがよく見えるようになった。トラブルも、何かを教えてくれるものと考え、楽しめるようになった。



 「実践」は、皆様の職場が良くなっていくための、何よりも大きな原動力。

 ご報告をきかせていただくと、

「講座開催して良かった〜」と主催者も「ウルウル」してしまいます。



 そして、5月にもこの「コーチング講座基礎コースA]を開講します!

 16日(土)・17日(日)の両日、三宮駅前、神戸国際会館にて。
 受講料は、法人の方3万円、個人の方2万円と、超低料金。

 豪華講師が2人体制でお届けします。


 「職場の人間関係を良くしたい…」

 「部下を指導して伸ばしたい…」

 「職場の業績向上や改善をしたい…」

 という方、また

 「自分のやりたいこと、やりがいを見つけたい」

 「今の状況でできることを探したい」

 という方、きっと答えが見つかります!


 詳細・お申し込みは NPO法人企業内コーチ育成協会ホームページ

 http://c-c-a.jp

5月講座案内は、こちら

 http://c-c-a.jp/koza/090516.html 
 
 から、ご覧ください。

 
 皆様のお申し込みお待ちしています!
ご一緒に、身の回りから良くしていきませんか?


 


 きのうこのブログで話題にしたC・イーストウッドの「グラン・トリノ」について、再度。


 イーストウッド作品には「師弟関係」というテーマが繰り返し出てきます。比較的最近のでは、老トレーナーが女ボクサーを育てる「ミリオンダラー・ベビー」という映画には、親子ともども号泣しました。


 「グラン・トリノ」でも、隣に越してきたモン族の、しつけの良い、でも何をしたらいいかわからない、父親と死に別れた少年に、元フォードの自動車工の老人が、家の修繕の仕方を教え、工具の使い方を教え、少年の目が輝きだします。

 仕事がない、セールスでもしようかなという少年に、


「建設現場で働いてみるか?俺の友人のところを紹介してやるぞ」

「え〜、建設?」

 このとき少年は決して乗り気そうではありません。どうやら本当にやりたいことはほかにあったのかなと思わされるのですが、


 老人にあいさつの仕方を教えられ、建設現場の主任に紹介され、そして工具店でヘルメットや工具を見繕ってもらうと、


 背筋が「しゃん」と伸びます。街を歩いていても、腰回りにつけた工具がガンマンの拳銃のようです。


 内容はどんなものでも、仕事をするということが一人前の人として認められることであり、そのことの前には本人の願望として何をやりたい、ということはさして大きな問題ではない、と言っているかのようです。


 あるいは、セールスという「虚業」よりはウソのない「ものづくり」を、という、イーストウッドの価値観の反映だったかもしれませんが。


(営業職の読者のかた、もし気をわるくされたらごめんなさい。誠実なやりかたでの営業職もあることはよく知っています)
 続きを読む

クリント・イーストウッド監督の最新作映画「グラン・トリノ」を観てきました。


 78歳のゴリゴリの頑固爺さん「ウォルト」役をクリント・イーストウッド自身がコミカルに演じています。


 若い者のすること、お葬式で携帯メールを打つ、ヘソ出しルックでヘソピアスを見せる、生きているお爺さんに「死んだらあの車は?」と訊いちゃう無神経・・・、



 そのたびに「ウーッ」とうなるウォルト。怒る表情が笑いを誘うんだけど、あれ?私もやっぱりこの場面、ハラ立つよ。


 実は、「今時の若い者」がカンに触る感性は、78歳のウォルトと大してかわらない、ゴリゴリお婆さんなのかな?!


 識者の方は、アメリカで大ヒットしたというこの映画について、

「こんなアメリカはもういやだ!」

という感覚の表れ、と指摘します。


 そして、「映画史上もっとも優しい衝撃のラスト」へ。


 終わってパンフを買おうとしたら、何故かほかの作品のパンフが500〜600円の中で、「グラン・トリノ」だけは800円でした。でも買う人で長蛇の列ができ、私も買いました。えへ。



 不況脱出のあなたのパワーに。
 
 社会人向けコーチング講座、三宮で常設でやっています



 NPO法人企業内コーチ育成協会

 http://c-c-a.jp

↑↑ 詳しい講座案内は、こちらからご覧ください ↑↑



 やっと、総会資料を発送。


 そしてまた、プリンタトラブルが起きサポートセンターに電話する羽目になり…、


 2006年に購入したCanon PIXUS 6500iという機種。A3が印刷できるし割合速いので重宝しています。

 はい、今度は「ヘッダ位置調整」と「強力クリーニング」の組み合わせで治りました。「強力クリーニング」で大量にインクを消費したようで、またインク買いに走りました。


 でもキヤノンのサポートセンターのお姉さんは親切でした。別に怒った口調で電話してないのにいきなり

「ご迷惑をお掛けし申し訳ございません」

と、謝られました。


 今どきはそういう指導なのでしょうね。続きを読む


 社員総会を控え、資料づくりと印刷に追われました。


 CLSの古い会員さんが、「あ、いいですよ、会員になりますよ」とお電話で。


 長い念願叶って人事部に配属された、という方。


 
 正会員(社員)さんの年会費は5000円、不況に加え「断る力」全盛の今の世の中では、断る理由として十分な、結構な額であります。


 ありがたいことです。


 事務の上野さんに東京土産のお菓子を出すと、「正田さん、お茶どうですか」。いつも、ポットに入れて持って来てはる日本茶を差し出されました。


 いただいてみると、これが美味しい。


 ご主人の故郷の福岡名産の八女茶だそうで。

 甘みもさることながら、なにか「空気感」「透明感」のあるお茶でした。



 豚インフルエンザ、フェーズ5。
 日本茶は、インフルエンザ予防にもよろしいですよ。


(あくまで「一定の効果がある」ということです。絶対予防できるということではありません、念のため。マスク、うがい手洗いをし、人ごみを避け、インフルエンザかな?と思ったら病院でタミフルをもらいましょう)



 先日このブログでご紹介した、「団体理念」も、理事会を通過したので今度は理事会案として総会に提案されます。


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