「エコポイント、エコカー減税・・・ホンマにええのん?」
というテーマで、よのなかカフェを開催しました。
社会人と親子連れ2組のほか、当日店長の橋本さんも参加。
子ども世代には、あまり「環境破壊」が実感できていないのが判明。
親世代は、都会育ちでも身近にあった田んぼが無くなっていったとか、風景の移り変わりを感じています。
こういう世代間ギャップを実感するのも、異質な人があつまる「カフェ」の良さ。
頭では環境に良くないとわかっていても、近年の夏の暑さにはたまらずエアコンをかけてしまう日々。
またCO2排出量で言うと、日本は世界のわずか5%なのだとか。そこで頑張って削減しても、アメリカ、中国といった、CO2排出大国がやってくれなければどうにもならない、という悲観論も。
「和」の暮らしをすれば、自然と「エコ」になるんじゃないか、と途中から話題はそちらへ。
日本古来のもので、「エコ」にいいもの。
たとえば…、
扇子。うちわ。
よしず。
木造家屋。たたみ。ふすま。
浴衣。甚平。作務衣。
ほかにも、まだまだあるでしょうか。
「みんなが『和』のくらしをしたとき、CO2排出量がどうなるか、なあんて試算してみると楽しいですね」。
1人の人が、
「みんなが残業などしなくても最低限の生活ができ、家族やご近所とのふれあいを深めるようになれたらいい。
今回の不況は、そういうふうに生活を見直すチャンスかも」
中学生参加者Yちゃんは、
「自分ひとりだけやってもダメ、とあきらめないで、
大きなもののためにできることをやっていくことが大事」
ほかの人の言葉に言葉を重ねることで、普段思いもよらなかった「自分の意見」に気づいていくこと。
「コーチング」とはまた違って、意見交換する「カフェ」の良さがあります。
次回よのなかカフェは、8月26日(水)。
テーマは「仮題・子どもに教えるべき『徳育』って?」