正田佐与の 愛するこの世界

神戸の1位マネジャー育成の研修講師・正田佐与が、「承認と職場」、「よのなかカフェ」などの日常を通じて日本人と仕事の幸福な関係を語ります。現役リーダーたちが「このブログを読んでいればマネジメントがわかる」と絶賛。 現在、心ならずも「アドラー心理学批判」と「『「学力」の経済学』批判」でアクセス急増中。コメントは承認制です

2009年11月


「何のために会社来てるかなあ、俺ってだれかなあ、っていう気分になるんですよ」


 マネージャーさんの話で、印象に残った言葉。


「1日会社にいて、みんなが話しかけてくるのを聴いてたら1日終わってしまった。俺、きょう仕事したんだろうか」


「そうそう。営業から久しぶりに帰って社内にいたら、社長をはじめみんなが話しかけてくる。仕事らしい仕事が何ひとつできてない。

 俺って本当、だれなんだろうか」



 いやいや、あなたはちゃんとあなたですよ。


 笑ってしまってはいけません。たぶん、彼らはマネージャーとして期待される役割を人一倍ちゃんと果たしているんです。


 でも、マネージャーになる前は、プレーヤーとして立派に「できる人」だった彼らにとって、ひとの話を聴いてやって人の問題解決を手伝ってやって、というのは、仕事してる実感が薄くなるでしょう。


 以前、初めてマネージャーになった知人が


「仕事の中身としては現役時代と比べてすごく薄い。でも24時間つねに責任がある。昼食をとってようと夜間だろうと、責任はつねについて回る。熟睡できない。
 これが、歳をとって相応の責任を引き受けるってことなんだろうか」


 と、言っていたことを思い出し。


 「自分であって自分でない」という感覚は、この年代のこのポジションの人につきものなのでしょう。


 でも、いいのです。
 そこで、


「あなたは『自分力』を伸ばして、もっと『自分らしさ』を発揮しなさい」

と言うことは、うちのNPOの趣旨ではありません。



 おそらく、「自分」が少しぼやけた色になって、半ば透明になって、「他人」との境目がはっきりしなくなる、みたいな不確かな感覚は、もしあってもそういうものとして受容していくしかないのでしょう。その役割にいる限り。


 だからといって

「その状態を耐えなさい」
「他人のための自分に徹しなさい」

などと「上から」説教することもないし、



 私たちができることは、ただその立場の人同士、リラックスして話し合う場をつくってあげて、

「自分だけじゃないんだ」

と安心させてあげる、ぐらいであります。



 ともあれ、そういう不確かな感覚を言葉にし、半ばあきらめているマネージャーさん方は、可愛らしい存在ではあります。



 この問題については、正田は根源的な解決策をもっているわけではないので、この日記の文も歯切れがわるいです。




神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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 28日(土)、コーチング講座応用コース第4回「学習する組織リーダーシップとシステム思考」。


 システム思考の本場、(有)チェンジ・エージェント社より、中小路佳代子氏が来られて講義。


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 当初「システム思考」という耳慣れない言葉に戸惑い気味だった受講生さん方でしたが、


 システム思考の売り物、「経営戦略演習」では、グループ対抗でかつてなくヒートアップ…。



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 シミュレーションゲームで待ち受けていた「どんでん返し」に、顔色が変わる受講生さんたち。あとあと、お昼の時も飲み会の時までも愚痴の種に…^^;



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 最後は、自分たちで「ループ図」が描けるようになるところまで教えていただき、


「ループ図めっちゃ面白いですね!」
「会社の問題に応用してみたいです!」


と、声が上がりました。




 これほど喜んでいただくと、頑張って応用コースを開いたみょうりにつきますo(^-^)o


 私たちNPOのむちゃくちゃ我儘なお願いに応えてくださった(有)チェンジ・エージェントさん、そして1日たっぷり教えてくださった中小路先生、ありがとうございました!



 この日夕方から会社設立パーティーだった、旧神戸加圧トレーニングフレッシェ、新社名(株)EDU(エデュ)の代表、角谷リョウさんとみんなで記念写真。


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 皆さん、ほんとにありがとう(*^^*)



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 11月のよのなかカフェは、「『子ども手当』で日本はホントに元気になるの?」


 特定のテーマで、仕事帰りの方々が熱〜く語りあうのが主眼のこの会。

 今回はテーマもタイムリーで大いに盛り上がりました。


 ある参加者さんは、「子ども手当」というキーワードで下調べし、マインドマップを書いてこられ…、


 やはり、事前準備は大事ですね。


 「子ども手当」から話題は「少子化」へ、そして「教育」へと移り、

「教育はやっぱり大事だね」


 と、共通認識をもって終わりました。





 今回の参加者さんからいただいたお言葉。


「野中郁次郎・一橋大名誉教授によれば、MBA的知性から生まれた戦略が破綻したのがGM、そしてMBA的でない、現場の技術者のこうした話し合いの中から生まれた商品がプリウスなんだそうです」


 ――そうです。「アンチMBA」は常にどこかで意識しつづけている正田であります。


「危機を意識したときなにをするか。黒船が来たときも、人々が集まって『どうしようどうしよう』と話し合った中で解決が生まれた。話し合うことは大事、こういう『場』が大事です」


 ――ありがとうございます。一生の家宝にします。


 それにしても、沢山の人に来てほしいものですが…、


 話し合ったすえに力強くなった「意見」「考え」、そして共有した「知識」。


 
 この感覚は独り占めせず、ほかのかたにも味わってもらいましょうね!


ともあれ、素晴らしい参加者の皆さんに感謝。



 次回のよのなかカフェは12月18日(金)18:30〜20:00、

「外から見る神戸、内から見る神戸」というテーマで行います。




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 日本コーチ協会大会Coaching 2009のご報告第二弾。


 「2年以内に社内コーチを全社員の10%に高める」という目標を掲げた、外資系広告会社、?マッキャンエリクソンの事例をききました。


 「コーチングの費用対効果を論じている時期は過ぎた」と、分科会「コーチ型管理職の『質と量』がもたらす『組織における』変化」プレゼンターの木村純子氏。


 この事例には、専門のコーチング屋からみても組織でコーチングが効果を上げるために重要だと思える要素がそろっているので、あえて詳しくご紹介したいと思います。



 社員数約400名の同社では、2008年から09年にかけて、マネージャーとマネージャー候補者のほぼ半数に当たる計50名をコーチング研修にリクルート。


「人選にこだわった」こだわりの内容は、

・自ら進んで手を挙げた人材
・周囲への影響力の高いハイパフォーマー
  −独り勝ちタイプではなく、周囲へのケアやコミュニケーションができ、
   研修費用の組織への還元を意識している―
・研修後1年以内に辞めないことについてのコミットメント


などであります。



(ここで正田のつぶやき:
 「問題のある社員だからコーチング研修を受けさせよう」というご依頼もすくなくありませんが、

「ハイパフォーマーだから受講させる」

が、正解。

 当協会が「企業内コーチ育成」を団体名称にまで採用しているのも、
「企業内コーチ」になるポテンシャルのある人材をリクルートしたいからであります)


 
 受講者リクルートの手順は、まず社内文書で募集。その文面には、非常に高いハードルであることをあえて強調。応募者は役員面接を受け、目的意識やコミットメントを審査されます。


 その後12週間にわたり、週1回の電話会議(5人×1時間)によるコーチング研修。間に2度、360度評価を受けるという厳しいもの。


 さらに、5人1クラスの各クラス相互の交流ができるよう、間に全員参加のランチミーティングも挟みます。


 
 「ハイパフォーマーは多忙なのでは」という質問に、

「週に1時間電話会議で、という場合は気持ちの問題なんです」


 と、木村氏。出席率が85%以下の受講生には、費用を一部負担させるとも。


 そして、同社オリジナルの社内コーチに認定されますが、認定は単年度で、資格継続のためには再研修が義務づけられます。


 (正田のつぶやき:それ、いいなあ〜。確かにコーチングのスキルは武術のようなもので、継続トレーニングしていないと落ちていきます)


 
 …と、いうように、同社のコーチング研修と社内コーチ認定制度は「継続性」と「360度評価による客観性」が特徴。

(やはり、1日研修程度では一時的に良くなってすぐ落ちる、ということを繰り返した結果、こういう採用の仕方になったそうです)



 1人当たりの研修費用は40〜50万円とかで、普通の企業研修の集合研修1日当たりの額に相当します。


 さすが東京、さすが外資系(^o^)


 しかし、教育研修にはここまででなくても、ある程度の投資はしないと、生き残れません。これは実感。


 日本の、そして関西の経済回復の歩みは遅々として…、

 みなまで言うな。





 なおこれだけ費用と時間と手間をかけた研修の効果は、


■個人(管理職)のコミュニケーションスキル
 ―上昇(部下・周囲の評価)

■個人活性度
 −ロイヤリティ、貢献感を中心にほぼすべての項目が上昇
 内容:ロイヤリティ、自律積極性、完遂責任力、創造性、自己効力感、成長感、適応力

■チーム活性度
 −ほぼ全項目で上昇
 内容:雰囲気力、相互作用度、ナレッジシェア度、相互サポート度

■組織活性度
 −ほぼ全項目で上昇、特に組織横断での議論・協力・人材育成風土で大きく向上
 内容:組織横断的議論活性度、組織横断的業務協力度、イノベーション風土、マネージャー自己組織度、人材育成風土


 と、多くの項目で上昇。

 一方で、同社も他の例にもれず、この期間業務量の増加や業績悪化によるインセンティブカットがあったため、

「モチベーション」「担当業務配分納得度」などの項目が低下しました。




 1つ前の日記(大うつ時代を働き続けるコツ)と照らし合わせると、
コーチングをやっていたからこの程度で済んだ、ともいえるかも?


 (「お給料は減ったけど人間関係は良くなって心を合わせて仕事できるので居心地はまあ良好…」)





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 21日に東京で行われた日本コーチ協会大会Coaching 2009のご報告 第一弾。


「職場のメンタル問題とメンタルタフネス経営」by渡部卓氏。


「今は大うつ時代と言っていいのです」と渡部氏。


 大卒の1年以内離職の5人に1人はうつ病か適応障害。

「仕事でストレスを感じている」人は就労人口の72%。


 就業者6400万人のうち「うつ」で業務能率の悪化は1〜2千万人にみられ、業務上のミス、判断ミス、ケガ、事故は4〜600万人に、また「うつ」が原因の退職、休職、休暇は80〜120万人に。


 自殺は年間3万2千人。対して交通事故死は5千人。


 「職場うつは発生対応、医療対応だけでは解決しない」と、渡部氏は言います。「発生対応だけでいいという会社は良くなりません」


 予防がもっとも安価で効果的だがもっとも日本は遅れている、とも。



 現在はハラスメント研修の依頼がもっとも多い、という渡部氏は、やはり「上司の役割」についても言及します。


 「モチベーションブレーカー」の例として、

■ミスばかり指摘して誉めないタイプ。

■部下の相談を抱え込む上司のタイプ。
 ○飲むことだけで正面からコミュニケーションが出来ないタイプ。

■休みを取らない長時間残業に無頓着なタイプ。
 ●朝早く、遅くまでいるタイプ。
 ●アフター5・休日を無視するタイプ。

■ナルシストのタイプと有能すぎるタイプ。

■部下の賞賛をモチベーションにしている上司タイプは部下に関心がない。

■数字に出せとすぐに言う上司のタイプ。

■成功体験、昔の話ばかりのタイプ。

■ビジョンや戦略の話ばかりが好きなタイプ。

■部下に任せて、責任を取る気がない上司のタイプ。


・・・を、挙げます。



「予防が大事」。


 さて、効果的な予防とは、この場合なんでしょうか…1つではありません…






 セミナー後、正田はちゃっかり渡部氏とお名刺交換。


 「今日はいいお話をありがとうございました。神戸で『承認』を核にしたコーチングの普及活動をしています」


 「ああ、『承認』はすごく大事ですね」



 
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 高校2年の娘が、夕飯の時に「コンクールに出れない」と泣きじゃくる。


 2人しかいない芸術系の部。娘は部長。もう1人の友達が練習に身を入れてくれず、レベルに達しないための決断という。


「あたし、彼女のやる気を上げようと必死だったのに。しょっちゅう練習の手を止めて関係ない話しはじめるのを聴いてやって聴いてやって、それから練習に戻らせて、してたのに」。


 友達は家でも他の活動でも問題を抱えていて、言わば娘がカウンセラーとして、友達の他のセクターでの問題をすべて抱え込む形になっていた。


「2人っていう人数だから、甘えが出たんやろな。もう1人でもちゃんと練習する子がおったら、その子も練習中にそんなに手を焼かせなかったかもしれないな。そういうの、お母さんも経験あるよ」

「うん」


 それでも、顧問の先生からみると基準に達せず、コンクール前に厳しく叱責され、そして友達は泣いて放りだしてしまった。


 娘はそのとき
「仕方ない。とにかくコンクールに行って他校の演奏を聴いて、それから今後のことを考えましょう」

と言ったというが、


「本当はそんなこと言いたかったんじゃない。あたしは出たかった。こんなこと言いたくないけど、あたしは完璧に練習してたのに。

あたしほかにも一杯やることあったのに。もう1つの部活も、美術の製作も、ほかのことも。なのに休日もずっと彼女の都合に合わせてこの練習に行ってたのに」


と、家では泣く。


 肩を抱いてやった。実際それしかできない。報われなかった想い、時間。


 放りだした友達はその後、「ヤケ食いしました。ハハハ」とメールをくれたとかで。


「あんた、友達を部活に誘ったとき、それで友達を救えるかもって思ってたやろ。

 お母さんも最近になって『これは救えない』と判断して撤退するようになったけど、

 それまでは救おう救おうと思ってずぶずぶ行ったこともあったよ」


「うん」



 別の文化系の部の部長をやり、1年生の新入部員を11人集めて「中興の祖」になり、その部長を人に譲って2学期からは今の部活に専念した娘。


 高校になってからは、自分が頑張るより人のやる気を上げるような立場に回ることが多い。


「あんた、すごい経験してるよ。お母さんがあんたの歳のときは、そんな経験しなかったよ」


「うん。ありがと。話、聴いてくれてありがとね。泣いたしすっきりした」


 娘はそう言って、フランス土産のチョコの箱を1つ開けてみんなに振る舞って寝た。


 聴いてやるしか、肩を抱いてやるしかない時もある。


 もしかしたらこの子は一生そんなこと続きかも。




 体が小さくて、うつぶせ寝を好んで、早い月齢からずり這いをはじめた、勝気なあかちゃんだった娘。


 3人のあかちゃんがずり這いをはじめる感動的な瞬間をみているから、思える。人とは伸びたいたましいなのだと。成長したいのが人の本質なのだと。


 脳科学者に言わせると脳は限りなく成長しようとする臓器なのだという、なんて野暮な話を挿入するけど。




神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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 東京で優秀な友人、S氏と食事。


 旧コーチング・リーダーズ・スクエア(CLS)以来のNPO法人企業内コーチ育成協会の会員さん。東京へ転勤して講座にも例会にも出られないにもかかわらず、「喜んで」と年会費を払ってくれています。


 外資系製薬メーカーの事業部でトップ営業マネージャーを7年続け、そのあとセールス・トレーニング・マネジャーつまり営業マネージャーを教育する仕事に。


 その中でもコーチングが核になっています。



「僕が昇進したのも正田さんのお蔭ですから。コーチングを教わり、常に学び続けることを教わりましたから」


 と、泣かせるようなことを言ってくれます。


 彼が勉強会に来てくれたのは約5年前、旧CLSの草創期のころで、
 「質問力」「グレムリン」「承認」など、今では体系的な講座の一部になっているコンテンツをとびとびに3時間の単発の勉強会で提供していたころ。


 彼はそれらを、旺盛な吸収力で1つ1つものにし、今でも本社での教育体系に、上司をも巻き込んで組み入れているのは、驚くほどです。


 その後名古屋に転勤になり、営業所長として売上トップを続け今は東京で念願の教育マネージャーに。



 営業所長時代のエピソードをメルマガ「職場のサプリ」で取り上げたこともありますが、昔気質の男気あふれる部下思いのマネージャー、それが上手にコーチングを自分の行動様式に組み込んでいるという感じでした。



 
 
 儲けじょうずの人から見たらおそらく笑止であろう、ビジネスとも呼べないような事業をしているけど、その見返りとして、人にささやかなりとも影響を与えることは幸せな特権であります。それも普通に法人相手に研修を売り込むのでは考えられないくらい永きにわたって。


 
 しかし歳を実感したのは、

 夜行バスで帰ってくると翌日ほとんど使い物にならないという現実でありました。この日記を書いていてもまとまりが悪いのでイライラしてます。


 
 S氏をふくむNPOの会員さん同士名簿の共有をしました。

(皆さん順調にえらくなっておられます。この世もまだすてたもんじゃないです)
 
 


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 11月28日夜に行う、コーチング講座応用コースの忘年会。


 同コース受講生さんとわたくし正田、それに単科受講生さんや過去の基礎講座の受講生さんも加わり、10名の会になりました。


 (応用コース受講生さんのうちおひとりは「欠席」。なんと当日そのかたの会社設立パーティーというおめでたい話題^^)


 4月にコーチング講座を開講して9月から応用コースの開講と、つたないなりに「走ってきた」NPOの1年目のちょっとした「ご褒美」。


 しばらくお顔をみていない基礎講座の受講生さんも来られることになり、その後のご様子をきかせていただくのがとても楽しみです。


 会場は、「旬味 永いし」
http://www.lovekobe.jp/blog/nagaishi/nagaishi/

 三宮駅から東急ハンズ方面に歩き、右手2本目の道を入ってすぐ左のビルの地下。

 
 
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2面の下に「マイベストプロ神戸」の広告が載りました。
わたくし正田の顔写真も載せていただいてます。
ありがとうございます。




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 野暮用が重なり、今日は楽しみにしていた工場見学会をキャンセル。


 (↑ 工場を見学するのは大好きなのです。見てもわからないくせにね^^)


 
 会合が続いて夜の帰宅。子ども3人がソファで長い足を投げ出している。



 
 家族の怪我や病気で仕事を中断せざるを得なかったこともあったけれど。


 私の場合、愛し愛される対象があることが不思議とささやかな誇りの源泉になり、不必要な背伸びをしないですんだ。


 この世界につきもののはったりや傲慢と距離を置いていられた。賢そうに振る舞おう、凄い人だと見られようと思わずに済んだ。等身大の自分でいいと思えた。


 凄い人だと思われていたら、嫌な思いをすることが多少すくなくて済んだのかもしれないけれど。


 世はオーラのある人全盛。


 凄い人だけが認める価値があると思っている人には、そう思うことを「尊重」して距離を置けばいいのです。



 「凄い人」への憧れは、通常思春期〜青年期に盛んになり、これまではある年齢を境に収まってきました。

 ところが、「凄い人」にアクセス可能な世の中というのは、みんながその段階を卒業しにくい時代といえるのかも。




 先日講座に来られた受講生さんには、かなりくらい話をしました。


「ソーシャル・スタイルで_の人は、セミナーに来られると一方向にわっと流れる傾向があります。今日も_の人が多いので、そういうことが起こる可能性があります。気をつけてください」


「私は、セミナーというものの副作用に神経をとがらせています。旧コーチング・リーダーズ・スクエア(CLS)を運営しながら、会員さんが問題行動を起こされるのが、外部のセミナーに行かれた直後だというのをみてきました。どういうセミナーがとくに問題行動につながるかも見てきています」


「およそセミナーというものには副作用があります。代表的なものは、高揚感を得て、その裏返しで傲慢さや攻撃性が出ることです。

 ありがたいことに、『承認を核としたコーチング』をお伝えしてきて、今のところそうした副作用はおききしていません。人を認めるという作業が、高揚感を中和してくれるようなのです。むしろ、部下の方から喜ばしいフィードバックの方をおききしています」



 足を運ばれた受講生さんがかなり高いレベルの人たちだったのを見込んで、そういう話をしました。

 これが、セミナー初心者、抑圧を取り除いてやっと自分らしさが出てくる、という段階の人たちだったら、自分らしさを楽しむことを優先させ、こういう話はしなかったかもしれません。


 でも、こういう話をして通用する「場」だったのでした。


 それは、「心理学の世紀」、20世紀を経て、
自己啓発セミナーもニューエイジ系もスピリチュアルもある程度出尽くしたうえで行うコーチング講座だからこそ、成り立つ会話だったかも。





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職業訓練での「ビジネスマナー・コミュニケーション」の授業。


20代から50代まで11人の職歴ばらばらの方々に。


最初に「強み」自己診断シートをやってもらい、相互に強みインタビューをしたあと、


「ビジネスマナー」について、チームに分かれてディスカッションしてもらい、

「なぜ、このマナーが大事なのか」

を、プレゼンしてもらいました。



最初は、「自己紹介」をやってもらっても、「強み」をやってもらっても、

「先生自己紹介も強みも前の授業でやりましたあ」

と、今いちノリが悪かった受講生さんたち。



50分×3コマの授業、間に2回15分の休憩。

さいしょの休憩では、皆さんぱっと立って無人になってしまいました。

どこへ行くのかと思えば、駐車場で喫煙。



しかし、「強みインタビュー」のあたりで

ひとに話をしながら自分の強みなどに気づいていく

「オートクライン」の説明をすると、

だんだん皆さんの目が輝き出します。




2回目の休憩では…、

「チーム対抗プレゼン合戦」が利いたのか、

休憩時間も皆さん席に残って作戦会議を続けています…。



そしてプレゼン。

皆さん自分の言葉で、体験を交えながら、

「挨拶は大事です!」

「時間を守るのは社会人の常識です!」

と、力強くやってくださいました。



社会人経験も豊富な受講生さん達、
「上から」マナー研修をするよりご自身の言葉で

「マナーは大事だ」

納得しあっていただくのが一番です。


「マナーは本来堅苦しいものではなくて、
どこで働くにせよ、お互いがいやな思いをしないで
楽しくスムーズに仕事がまわるように、
自然と決まってきたものですよね」。



実は、勤め人時代もろくにマナー研修を受けたことがなく
「マナー」については「見よう見まね」で辛うじて何とかしてきた、

ほとんど「マナー素人」の私。



お声がけいただいて成り行きですることになったんですが

貴重な機会を与えてくださった「パソコン教室 夢パソ」の藤本英子先生、ありがとうございました。


事業仕訳で来年度は「消える」ことになったという「職業訓練」、

100年に一度のこういう時代をともに生きているのだなあ、と実感する貴重な場でした。


皆さんがご自分の「強み」を活かし、力強く人生を切り開いていかれることを心から願っています。


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 コーチング講座基礎コースA 第4期が終わりました。


 初めてコーチングを学ぶ人のための「傾聴」「承認」「質問」など基本スキルを押さえていただく「Aコース」。


 冒頭に、マネージャー向けの勉強会を5年間提供してきた旧コーチング・リーダーズ・スクエア(CLS)時代からのこと、そしてNPOとして立ち上げるにいたった経緯をお話しし、


「コーチングはきちんと使っていただければ、単に人間関係を良くするということにとどまらず、効果的な企業改革や業績向上のツールとして使っていただけるものです。過去にそういう志の高いリーダーの方をみてきました。

 皆さんにそのレベルまで身につけていただきたいので、あえて基礎2日間の講座として開講しています」


 と、ご挨拶。

 うん、とうなずいてくださった受講生さん方。


 少し「ほめる研修」を意識して、

「傾聴8本勝負!」とか

「地獄の承認特訓!」とか

ギャグにはしていますが、


 受講生さんからは

「コーチングはとにかく人間性尊重のものだな、ということがわかった」

というご感想をいただき…、


「人間性尊重」を、単なるヒューマニズムにとどめるか、

 効果的なスキルやその奥にある精神として提示し、会社の中に末永く残してあげるか。




 受講生さんは人数こそ多くなかったですがすごく真剣に学ばれ、「質問」のスキルに関しては1人1人ロールプレイをしてみんなからフィードバックを受け…、

濃密なクラスでした。





 今回は、初めて過去の受講生さんにアシスタントで入っていただく、
ということも取り入れました。


 基礎コースAは、なんども立ちもどっていただきたい重要スキルが盛りだくさんに入っていて、2日間使っても少〜し詰め込みぎみ。


 なので、ほんとにマスターしていただくには、リピート受講か、スキルトレーニング勉強会を受講されるか、あるいはアシスタント参加していただくのがいいと思います。


 

 今日は職業訓練生の方々とコミュニケーションの授業。
 さあ、どんな受講生さんにお会いできるでしょうか。




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 13日(金)の19:30〜より、NHK総合「かんさい熱視線」という番組で、「不況で広がる『ほめる』ブーム」という特集。



 ほめる覆面調査、ほめる研修の紹介を経て、
ほめると脳の「線条体」−ドーパミンの分泌にかかわるところ―が活性化する研究の紹介、
そして森永卓郎さんから、アメリカ式経営と成果主義により、トップダウンと減点法の傾向が強まり、意識的にほめる必要があることなどを解説。
さいごに太田肇教授の「認める」論を紹介し、森永さんから「これは正しい」と好意的なコメントがあって終わり。


 30分の番組としては、よく目配りされていたと思います。
 あと一過性のブームとしてからかい目線で編集してなかったのでよかったです。



 そこで事前に「一抹の不安」を口にしていた正田は…、

 大筋いいことだと思いながら、やっぱりいくつかの「違和感」があり、整理してみようと思いました。



■ほめることばかりを強調し、ほめる会話ばかりが飛び交うと、相手が言ってることがほんとかどうかわからない。自分の実像がわからなくなる。

■自分の実像がわからない人というのは、実際に「ほめる大国」アメリカでは多いのだそう。客観的な能力に比べ本人の自己評価が高い。

■ほめることばかりを強調すると、「当たりさわりなく会話」しようとする姿勢にならないか。アサーション的なものがなおざりにならないか。


■以前にも書いたが、身内同士ほめあってる組織というのは外から見ていてそんなに気持ちいいものではない。「身内かばい」の傾向のある組織はそれが助長されるおそれがある。


■研修風景をみているとかなり講師が「上から口調」なのだがそれでも身につくのだからすごい。モデリングはあんまり考えてないみたい?



■関西、とくに大阪の人は極端から極端に動くところがある。これまでは関西的な会話とは、親しい仲ほど「おとし合う」会話だった。それに「ほめる」をやや高圧的に導入すると、一時的にはわっとブームになるかもしれないが、冷めた時の風当たりがこわい。

・・・


 ああなんてくらい女、正田。

 私は結局、「承認」をふくめ人が人を育てる総合技術としての「コーチング」がすきなのだ。でもこれって一種のセクショナリズムかも?


 
 きのうからコーチング基礎コースA。


 すごく意識の高い、セミナー上級者の受講生さん方です。
 正田はやや「受け」ができてなかったと反省。きょうは2日目、楽しみましょう。
 
 


 お宝発見。


 いえ、私のばあい大した「お宝」ではないんです…


 三宮のジュンク堂で、ネット書店で入手できなかった『パーソナリティを科学する―特性5因子であなたがわかる』(ダニエル・ネトル著、白楊社)をみつけました。


 「今はパーソナリティ研究のルネッサンスだ」


 と、この本は言い、最新の脳科学の知見などをふまえ、たくさんのパーソナリティ因子を5つの大きな因子

・外向性
・神経質傾向
・誠実性
・調和性
・開放性

に統合できるとしています。


 その断定的な口調、なんだかあやし。…と、ツッコミを入れながら、


 私個人はこの本のお蔭で自分について新たに解明できたところがかなりあるなあ、と思いました。


 おそらく私は、「神経質傾向」がけっこう強く、「外向性」は低い、のです。

 神経質な人は、この本にもあるように心を病む確率も高く、社会生活に支障をきたすことが多い可哀そうな人です。

 (亡くなったアメリカのビジネスコーチングの祖、トマス・レナードは自分のことを「スーパー・センシティブ(SS)」と言っていて、一時期日本のコーチの間でも「私SSで」なんて言うのが流行りましたが、よく言えば「感受性が強い」、普通に言えば「神経質」なのです。)
 
 で、人前で話す仕事なんかにはおよそ不向きなはずなんだけど、

おそらく「誠実性」を無理やり高めて、神経質をねじ伏せて補っているのだろう、と思いました。


 
「たとえばあなたが、道徳的かつ論理的見地から考えた結果、自分の時間を捧げる対象として、地球温暖化の意識を高めることが最も大切だという結論に達したとしよう。問題は、あなたの外向性が低く、神経質傾向が高いことである。つまりあなたは、とうてい演壇の上で聴衆に向かって呼び掛けたり、あるいはメディアを通じて人々を説得する仕事に向いていないのである。その種のキャンペーンには、大衆の想像力を捉えるカリスマ的指導者や話し手が必要なのだ。」



 ひー。うがちすぎてるこの本。^^



 で、そういう神経質な人は、カリスマを目指さずに気候の変動に関する最新の科学的研究を集め、批判の目で査定するためのリサーチワークをすればよい、とこの本の著者は言います。


 はい。そうなんですけどね。

 このブログを長く読んで来られた読者の方なら、このブログ自体にかなりそういう傾向があることを読み取っておられるでしょう。


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 カリスマとか、悪いほうで言うとサイコパスの人は、人の心を操作するという点で心理に長けています。共感性はなくても外向性をつかって、一瞬で人の心をとらえてしまいます。

 ところがこれらの人たちは、「そのあと相手がどうなるか」にはまったく関心を寄せない。だれかさんみたいに「副作用がどうの予後がどうの」とグチグチ言わないのです。

 すみませんこの部分は本の引用というわけでなく、私の心の声の「脱線」なので罫線で仕切っています
 
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 閑話休題、

 しかし何の因果か、「神経質」でおよそしゃべりに不向きなはずの私がこのところしゃべりの仕事のお話も頂戴するようになり、そっち方向に行くようになってしまっているのでした。


 性格を作る因子の中で、遺伝によらない環境因子として、「生育環境」はあまり性格に影響を与えないかわり、「学習」は影響を与えるかもしれない、というのでした。


 世の中には根っから外向的で社交的で、人前で話すことを楽しめる人がいます。

 楽しそうに話す人の話は、きいていても楽しくなるものです。


 また、この本で言う「開放性」は、どうも「芸術性」のことらしいのですが、これが高い人はおそらく、同じコーチングの話をしていても、落語のようにある種の「芸」の域まで高めてしまいます。


 正田にはそれはないなあ。訥々と、ひたすら「誠実性」をつかってしゃべるだけです。


 ただそういう種類のしゃべりにもまた、何かしらの効用があるようで…、


 結局人はひとりひとり生まれてきた意味があるのでしょう。



 秋の夜長、しみじみ自分のことばかり考えてしまいました。




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 先ほど修学旅行に行った高校生の上の娘と、ゆうべの会話。


娘「母ちゃん、会社って会社によって仕事違うの?」


私「そりゃ色々。営業とか製造とか経理とか」


娘「ふーん。何をやりたいとか自分の希望でできる?」


私「採用面接のときに希望は言えると思うけど、その通りになるとは限らない」


娘「ふーん。勤めてから途中で変わることもある?」


私「あるよ。

このあいだ母ちゃんがあった人はね、ものづくり企業の組合の人だったけど、最初工場の生産ラインにずーっといて、クルマのことなら何から何まで知ってるっていう人だったのね。


ところがその人が、30歳すぎて「調達」っていう部署にいったのね。調達は、その工場ではつくってない部品とかをつくっている中小企業さんとやりとりする仕事ね。まあ、買い付けをするとこだよね。


そこで、初めての仕事でなんにもわからないけど、『生産からきた人は仕事ができない』と言われるとくやしいからって、めちゃくちゃ勉強したらしいよ。

そこの中小企業さんと過去にどんな取引があったか、どんな技術をもっていてどこが強みなのか、しっかり勉強していって話をしたんだって。

あと工場に入ると、生産のことは見れば一発でわかるから、みて

『ここのラインは効率が悪いですよ』
『こうしたほうがいいですよ』

って言ってあげると、喜ばれたんだって。

調達っていうしごとは、取引先のコストダウンも扱うけど、そういうやり方するとわかってない人が言うのに比べてずっとコストダウンできたんだって」


娘「ふーん、すごいなあ」

(↑けっこうこのへんで目が輝きだしてます)


私「その人は今は組合の専従っていって、会社の仕事をしないで組合の仕事ばっかりしてるんだけど、生産と調達、二つの仕事をしたのは良かった、って言ってたね」


・・・


 
 コドモって、意外と「しごとのはなし」が好きなのでした。

 他人さまの話で結構ほらを吹ける私。


 上の娘2人はそれぞれ、美術科と国際経済科。どんな仕事人間になってくれるでしょうか。


 とにかくパリから無事に戻ってきてよね(^^ゞ)



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高2の娘が、きょうから5泊6日のパリ修学旅行へ。


数日前には

「パスポートがない〜。どうしよう行けないかも〜(泣)」

「アホ、なんで大事なものそのへんに出しといたのよっ(怒)」


と、家中を巻き込んだ大騒ぎにした娘。


きのうは遅くまで荷造りして、完成形。


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どうぞ楽しんできておくれ(^^ゞ



★中学生以下の子ども1人当たり年間31.2万円がもらえるという、政策の目玉「子ども手当」。

一方で扶養控除の廃止で増税になるご家庭もあるとか、そもそもお金をもらいたいから子どもを産むの?とか、疑問も次々。

みんなは今、どう思っているの?


 結論も、正解も、ここではまとめません。 いま、「普通の人」の意見が熱い! 「大いに話し、大いに聴こう」が合言葉、老若男女だれでも気軽に参加できるあなたが主役のディスカッションの会、 「よのなかカフェ」に来ませんか?



「カフェ」はフランスで生まれた、新しいコミュニケーションのカタチです。

老若男女、世代も職業も立場も違う人たちが、喫茶店などに集まり、

一つのテーマについて議論します。

そこでのルールは、「大いに語る」「大いに人の話を聴く」のみ。


これまで7回の開催では、

「全然知らない人と話し、意見が聴けて新鮮」

と、大好評でした。

不思議なくらい、初めて会う人とも話ができる場所、

「よのなかカフェ」で盛り上がりませんか?



過去のよのなかカフェの模様はこちら

「『自分らしさ』vs『自己チュー』皆さんありがとうございました」(09年8月)
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51509159.html
「シゴトって何のため?」(09年9月)
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51516996.html


【日時】11月26日(木)18:30〜20:00

【会場】外国語・エアラインスクール テイクウィング
     http://www.takewing.co.jp/
〒658-0072
神戸市東灘区岡本1-13-13 アンサンブル足立ビル4F
TEL 078-436-0807
阪急神戸線「岡本」駅改札口正面 1F部分美容室「Salon de Okamoto」 洋菓子店「ケーニヒスクローネ」左隣

★学生のまち岡本商店街の真ん中、見晴らしのよいビルの4Fです。教会のような丸窓が特徴。


【対象】
すべての一般社会人、学生、主婦の方。
お子様も歓迎です。(注:中学生以下は保護者の方同伴のこと)


【ファシリテーター】
正田 佐与氏(NPO法人企業内コーチ育成協会)


【主催】
主催:特定非営利活動法人企業内コーチ育成協会
共催:外国語・エアラインスクール テイクウィング


【参加費】
社会人の方 1,000円
学生・お子様 500円

★お茶菓子つき


【お申込み方法】
事前お申込みが必要です。

NPO法人企業内コーチ育成協会 
TEL: 078-857-7055 FAX: 078-857-6875 e-mail :info@c-c-a.jp

まで、
・お名前
・ご職業(社会人・学生の別)
・メールアドレス
を添えて、お申込みください。




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7日は、コーチング講座の応用コース第3回。


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 自分と会社の方向性って、どれだけ接点があるでしょうか。また、会社と社会は。


「普通はこれは、接点がみえないもの。イチローのように好きなことと仕事が完全に一致している人は別にして。


意識的に『接続』しなければいけません」



 と、講師の吉田典生氏は言います。



 ちょうど、「自分の会社で幹部でビジョンを出し合いすりあわせる合宿をした」


という方もおられ、盛り上がります。



 途中、映画をみる楽しいコーナーも入り・・・、


 仕事が時代の波で失われる悲しみ、

 時代の潮流に乗った仕事で人々に驚かれ喜ばれる楽しみ・・・、


 そして今、仕事に感動はあるか?



 
 たくさんのワークの中から、受講生の方ひとりひとりの

「今からすること」


も、浮かび上がってきて…、


 今回は


「伝える」


 という課題を挙げた方が多かったように思います。



 リーダーが、自分の言葉で「こうありたい」を伝えること。


 そうすることも、外から押しつけられたのではなく、しみじみと「そうしよう」と感じることができたとすれば、価値の高いセミナーでした。



 講師・吉田典生氏は、コーチングの世界でもトップクラスの活躍をして、リーダーシップやフォロワーシップ、働く人々に向けての著書多数。


『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか』や『部下力〜上司を動かす技術』はベストセラーに。「部下力」はその年のYahoo!新語大賞をとっています。


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トップクラスの講師の方が半ばボランティアで講義に来て、

少人数クラスでびっしり中身の濃いやりとりをしてくださるのが

NPO法人企業内コーチ育成協会応用コースの良さ。



 応用コース次回は、11月28日(土)。


 システム思考のトップ研修機関、(有)チェンジ・エージェントより、中小路佳代子氏が来られ、


 「学習する組織リーダーシップ」

 を行います。





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 先日、NPOの社員の相互交流用の名簿をつくるご連絡をしたところ、ある会員さん。

(特に名は秘す。社員の方はいずれ名簿が届いたらわかりますね^^)


 「一言メッセージ」の欄にこんなメッセージ(一部改変)


「昨年9月、某地方の○○長を拝命しました。スタッフのやる気を高め、お客様に喜んでもらえる仕事をするのに四苦八苦しております。承認の手法を活用しているつもりですが、なかなか結果に結びつかず、人の心を動かす難しさを痛感しています。このNPOから少しでも多くのことを学びたいと思っています。よろしくお願いいたします。」



 このメッセージを見て、私から折り返し電話。


私「『なかなか結果に結びつかない』のところが引っかかります。スタッフが仕事をとってきてくれたとか、いい仕事をしてくれたとか、おっしゃってたでしょ?『結果に結びつかない』って書かれると、なんだかこの手法が有効じゃない、みたいに受け取られるので」


会員さん「それは事実その通りなんですが、そういう風に書くと、自慢話みたいで傲慢なヤツ、と思われてしまいそうで…」


私「お気持ちはわかりますが、やっぱり事実はそう書いたほうが、この手法は有効だということが伝わるし、ほかの方にも元気になっていただけますよ」


会員さん「それは、そうですね」


そして、私がメッセージの手直しをすることになり、


「承認の手法を活用していると、思いのほか記者が特ダネをとってくれたり内容充実の記事を書いてくれたり…でも人の心は水もの、うまくいったりいかなかったりの繰り返しです。このNPOから少しでも多くのことを学びたいと思っています。よろしくお願いいたします。」


と、書きました。


 ご本人も「それでいいです」と言っていただきました。


 
 長年、企業内コーチの方と接していてパネルディスカッションなども主宰していると、この種のゆきちがいはしょっちゅう経験します。


 組織の中で生きる企業内コーチの方にとっての当然の前提、「謙譲の美徳」と、コンサルタント的に「手法の有効性をアピールし、新規顧客獲得につなげたい」という方向性とは、かみあわないのです。


 そこを何とか説得して「ほどほど」の表現に直す。そのあたりに「せめぎあい」があります。


 ともあれ、そんな奥床しい企業内コーチの方々が、私は好きです。




 このところ、私から色々と人さまに「ご相談ごと」をすることが増えてしまいました。

 関係者の方々、お忙しいところすみません。温かく応じていただき、ありがとうございます。


 
 
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 先日、このブログで『職場は感情で変わる』(高橋克徳著)のことを取り上げていて

(「内省にぐっと来る」の記事参照)


 そのとき書きもらしたことに気がつきました。



 この本は沢山の知見を盛り込んで、いい本です。

 ただ、「感情は大事だ」ということを強調すると、それもまた色々弊害のもとになる、ということも見てきましたので、言わなければなりません。



 脳は「感情系優位」になると、だらしなくなる、という現象であります。



 この「感情系優位」という用語は、『脳が冴える15の習慣』などの著者、築山節氏がつかっているので、どれくらい普遍性があるのかわかりませんが、


 『フリーズする脳』でかなり言及されていました。ご興味のある方はご参照ください。


 感情は、たしかに動物である人間のすべての行動のもとで、それを無視するわけにはゆかない。ただし、1人1人が感情本位で動くと、組織というか2人以上の人はすべて「ばらばら」になります。


 人には、面倒なことは回避したい、規則は束縛だと感じる、きらいな人とは話したくない、といった、原始的な欲求があります。


 「感情は大事だ」というとき、残念ながら立派な感情ばかりでなく、それらが出てきてしまいます。

 必要な行動をとらずに、言い訳ばかりする、そしてリーダーには「ぼくのモチベーションを上げてよ」と過大な期待をする、

 そんな厄介な人をつくってしまいかねない。



 …私は仕事柄、というか旧コーチング・リーダーズ・スクエア(CLS)を主宰しながら、

「感情は大事だ」と強調するタイプの研修を受けてきた人がその後どんな行動パターンになったか、人一倍多くみてきてしまったので…



 「モチベーション低下」というと、リーダーシップとか職場環境の問題のようにこれまでは考えられていましたが、


 そういった奇妙な教育研修由来の、いわば自業自得型のモチベーション低下もあるようなのです。


 
 そうした人は、いわば社会人としての基礎が根底から崩れてしまった人です。

 だれに対してもへだてなく挨拶する、必要な行動は「すぐやる」、相手がだれであれ報・連・相をちゃんとする、といったことは、好むと好まざるとにかかわらずやるように、社会人のはじめに教育されたものです。


 それらは、会社組織が成り立つために、あるいはその個人が最低限の社会人として周囲から認められるように、絶対必要なことなのですが、


 そこが崩れてしまった人は、もういちど新人教育と同じ手間をかけて再教育しないといけない。


 それを受け入れられない人は、残念ながらどこの会社でも通用せず、ジプシーになっていくでしょう。


 教育の責任ということを痛感せざるを得ません。




 
 先日パーティーで会った友人から言われた嬉しい言葉。

 忘れたくなかったので、書いておきましょう。


「正田さんが言うと、『承認』はきれいごとでなく真実にきこえる。僕は正田さんから『承認』を教わって、良かった。」




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 連合さん、ひょうご仕事と生活センターさんと挨拶回り。


 夜は、ポータルサイト「ラブ神戸」のオフ会に参加。

  http://www.lovekobe.jp


めっちゃ、楽しかった!


 …という口調が出ると、このブログはラブ神戸ノリになってしまう(汗)


 正田はラブ神戸さんにもブログを書かせていただいてます。

 そこでは「女性口調」で、私には結構なチャレンジです。

 …いえ、倒錯とかしてるわけではないんですけどね。


 ある程度テンションが必要な世界なので、実家の不幸以来乗り切れなかったんです。

 オフ会出席で「復活」することにしました。
 華やかな中にあったかい、優しい世界です。

 ラブ神戸復帰します!!


 …ライブドアでそんな宣言してどうするんだろう。





 友人の会社で某診断ツールが流行って、その結果いろいろ副作用が出ていることが発覚。

 友人も嗅覚が発達している人なので、そういうことに気づけるのですが、


 正田は「某ツールの真実」っていうお話をしてあげることになりました。


 いえ、ものごとには何でも両面ある、みたいなお話なんです。



 ある程度時間が経過しなければ検証できないことがあります。






 「わたくしとご縁のあった方はなぜだか運が開けるようです!

 皆様アラフォーになったら一度はコーチング。

 アラサーもアラフィーも歓迎ですコーチング!(爆)」


 (ラブ神戸オフ会での正田自己紹介…よく言うよ…;;)

 




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 昔、昔のはなし。


 ある自治体で研修をしたあと、1人の受講生さんからメールが来ました。


「研修以来、周囲の職員の顔が輝いて見えました。今日も庁舎の玄関でガラス戸の掃除をしていたおばちゃんに『おはようございます』と挨拶してきました」


「それは良かったですね。そういう形で研修が皆さんのもとに残るとは、私も嬉しいです」

 
 お返事を書きました。普通はそれで終わりなのですが…、

 それにまた、受講生の課長さんから返信がきました。


「お返事嬉しかったです。こうしてお返事をもらえるということが、コミュニケーションということなんですね」

・・・

 以来、この40代の課長さんからのメールは1か月半、50通に及びました。

 決してストーカー的なものという感じではなく、内容は、職場でのコーチングの実践やそれに対する職員の反応やら困った職員のことなどで…、


 研修をした講師の側からすると、研修内容を真剣に実践してくれる受講生さんというのは嬉しいものです。


 ついつい課長さんの実践に対して「承認」のお返事を書きながら、しかしいつまでもこうして無料サービスでお返事を書くのは負担だなあ、しかもメールのことではあるし相手の言ってることがどこまで本当かも確かめられないし

(あとでわかったのですが全部本当のことだったのですが)


 とうとう、課長さんに

「メールのやりとりも長くなりましたので、そろそろコーチングをお受けになりませんか」

と、切り出しました。

 
 すると、「妻が同意してくれるかどうかわからない」と、かなりじたばたしたのですが…、


 結局この人にはクライアントになってもらい、そして3か月で、「監査の指摘率半減」という、その世界ではかなりすごい「成果」を上げます。


 そのプロセスでは職員全体のモチベーション向上とか、反目していた係長との和解とか、係長会議の有利な進行、メンタルヘルスを害していた職員の復帰など、色んな人間的なドラマがありました。



 このとき研修担当課にもずいぶんかけあったのですが、「相談」というものを個人的なものとしてとらえる傾向が強く、コーチングは公費扱いになりませんでした。課長さんの自費。なので、ここにはちょっと料金は書けないのですが、非常に安い料金に設定させていただきました。

 
 
 私はパーソナル・コーチングというものを決して万能とは思っていませんが、状況認識能力の高いクライアントであれば、非常に有効です。

 やはり、ただ研修を提供するよりは、純粋に個人として話に耳を傾けてあげたほうが、的確な支援になるようです。

 残る結果としては、数百万円のコンサルティングに匹敵するような成果が出ます。


 ただ責任感の強い、自立度の高い有能な人ほどすすんでコーチングを受けようとせず、この課長さんの例のように、「じたばた」されるようです。


 自力で何もかもやる!と肩をいからせた段階から、

他人の力を借りる―それがコーチングという、ただ話を聴いてもらって頭を整理し、何か行動するのは全部自分、という、ごくごく軽微な「支援」であっても―

という段階に移行するのは、
それ自体その人の大きな「成長」で、

その部分を説得するのに厖大なエネルギーを(無料で)消費することは珍しくありません。

 相談しているという自覚なしに相談するため、無料相談サービスが長引くことも。

 (プロの目からみますと、非公式の無料相談はやはり不完全なもので、本来のコーチングのサービスであればしたであろう重要な質問ができなかったりして、解決できるはずの問題が解決できず、もどかしい思いをします。)


 残念ながら、私はそういうタイプのお客様に遭遇することは多かったほうといわざるをえません。

 「支援実績」でいうとむちゃくちゃ成果は上がるのですが、儲からない仕事です。





 先日修理のお礼のはがきを書いたクルマの代理店のサービスの人から、わざわざお礼の電話。


 「どんな小さなことでもご相談に乗らせていただきますので、また何かあったら言ってくださいね」


 と、やわらかい口調で。


 心のこもった仕事にどうお礼をするか、本当はスイーツなんかどうかなあいやいや男性だしなあと悩んだ結果、「はがき」になったんですけど。


 まごころで仕事をするタイプの人は、まごころに対する「承認」が必要。所謂感情労働の人は、そう。


 もちろん自動車修理の仕事の人の中にも、そういう人がいます。


  




 私にはカリスマ性というものはありません。そういうものがある人がうらやましい、と以前このブログにも書いたことがありますが、

 見方を変えると、カリスマ性というのは、自分の頭で考えない人を作ってしまう。とすると、「企業内コーチを育てる」という仕事には、邪魔になるものかもしれません。


 極めて高度な、その場その場での頭脳プレーと感情プレーをするのが、企業内コーチなのですから。




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