正田佐与の 愛するこの世界

神戸の1位マネジャー育成の研修講師・正田佐与が、「承認と職場」、「よのなかカフェ」などの日常を通じて日本人と仕事の幸福な関係を語ります。現役リーダーたちが「このブログを読んでいればマネジメントがわかる」と絶賛。 現在、心ならずも「アドラー心理学批判」と「『「学力」の経済学』批判」でアクセス急増中。コメントは承認制です

2009年12月

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クリスマスはローストチキンを食べなければならない。しかも大型のものを2羽。

とは、コンサバなうちの家族の考えであります。


抵抗むなしく今年もそうなりました。。


今年は娘達も肉に味つけしてもみこみ、香味野菜を切って詰めるところを
フルに手伝ってくれました。


(インフルエンザ息子は寝ていましたが、
出来上がると起きて食べていました)



このブログを読んでくださるすべての皆様に幸せが訪れますように。







神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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 18日、今年最後の「よのなかカフェ」。


 「外から見る神戸、内から見る神戸」というテーマでした。


 集まったのは社会人の男女9名。いずれも「神戸に一家言」ある人たちで…、


 どんな話が出たのか?


 一部をご紹介しますと…、


 「神戸は自分たちで思っているほど東京ではメジャーではない」
 「震災で靴産業が衰退、まちに元気がない」「メインになるスポットがない」「暮らしてみると住みやすい」「手の届く範囲になんでもある」「自然との関係が密。市街地にイノシシが出てくる」「関西はおもしろくないとダメ」
 「田んぼがない」「土地が狭い」「ショッピングセンターが西宮、尼崎などにどんどんできて、三宮に危機感」「元町は高級感、エレガンス、ハイカラで売ってきたがこのところ迷っている」「恵まれすぎてる、色んなものが備わっている、ほっといても人が来る、自分たちが魅力を作ることが苦手」「熱しやすく冷めやすい。マスクをもう誰もしない」「横のつながりを大切にする」「ヴィッセルなど、何をやっても盛り上がらない。持続性がない」「人々が町を愛し、掃除するなどしてきれいに保っている」

「オシャレ系」のキーワードは:
「名古屋巻きの元は神戸巻きだった」「女子高生のスカート丈も神戸発祥だ」「日傘をみんな差す。東京では差さない」「北野ホテル、ホテルピエナといったホテルが人気」「栄町、北長狭のカフェに若い人が行きたがる」
 

「今からこうなってほしい」という提言としては
「外に神戸の良さを出していってほしい。おしゃれとかスイーツとか」
「東国原知事のような政治家が、厚かましいぐらい良さをPRしてほしい」
「がめつさが必要。三宮センター街が8時にはシャッターが閉まるようではいけない」

 などでした。


 多彩な皆さんが集まったのを反映して、正田も「えっ、そうなの?」というお話が次々。

 皆さんありがとうございました。


 「自分たちの街」について話し合うって大切なことかも。
 
 まだまだ出尽くしていない気がしますし、「神戸」シリーズ第2弾、第3弾をやりましょう、という話になりました。


 次回は1月22日(金)。スタートは19:00より。
 「震災15年 得たもの・失ったもの」というテーマで行います。



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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 これを言うとびっくりされる方もいらっしゃるかもしれませんが、


 NPO法人企業内コーチ育成協会の前身の任意団体、企業内コーチ育成団体コーチング・リーダーズ・スクエア(CLS)の、初代の顧問は、故鬼塚喜八郎・(株)アシックス元会長でした。


 
 不思議なご縁で、当団体の意図していること、育成してきた人物像、成果などをお話すると、顧問就任を快諾してくださったのです。



 鬼塚会長は、2006年のCLS主催のイベント「コーチング関西」の午前の部に基調講演され、そのあと午後の部も残って企業内コーチたちによるパネルディスカッションまでご覧になり、


「コーチングはわれわれの若い頃にはなかったが、素晴らしいものですね。感動しました!」


 と、言っていただいたのでした。



 教え子がほめられ正田はまたウルウル〜♪



 その当時から、「コーチング」といってもアメリカ生まれの「コーチング」に少し違和感をもち、


 日本人本来の良さである誠実さや思いやりをベースにしたもの、また武士道精神のような倫理性を加味したものを志向していたのでした。


 武田建・関学名誉教授のいわば「古武術のようなコーチング」を講座プログラムに取り入れているのもそれがありますし、

 現顧問である太田肇・同志社大学教授の提唱される「承認論」も、太田教授のオリジナルで、「日本発の組織論」として各国語に翻訳されています。



 また、現実に企業内コーチたちはそれで「異常値」とも呼べるような成果を挙げてしまっているのでした。



 思い切って、自分たちのやっていることを「コーチング」と呼ぶのをやめ、「企業内コーチ育成」と、よぶことにしたいと思います。


(もちろん、中身のコア技術は「コーチング」というコミュニケーション手法で間違いないです。しかも「コーチング」としても非常に正統的な「コーチング」をやっています。検索で「コーチング」でもヒットするように工夫したいと思いますが…、)



 「企業内コーチ育成」にはどんな特徴があるかといいますと、
 

■日本人の標準的な人格モデルに合ったもの。具体的には「承認」のスキルが大きなウエートを占める

■自分に厳しく、他人に寛容に という、日本古来のリーダー像に合ったものである。リーダーは自制的でなければならない。

■ある程度しっかりしたスキル習得が必要。研修の時間数や継続性、期間がカギ



 高い要求をしているようですが、実際にはこのやり方で習得し、「企業内コーチ」になっていただいたとき、日々の現実の事象に効果的に働きかけをし、プラスの変化を起こすことができるので、ご本人も「楽しい」ようです。


 中途半端な研修で、

「なあんだ、コーチングなんてセミナーだけのもので、有効じゃないじゃないか」

と、がっかりさせるよりも、相手の人生を本当に思いやっているといえると思います。

 だってこれに代替する手法というのは残念ながらないですから…。


 先日は、受講生さんからのメールで

「部下から『あのとき涙が出そうになりました』と感謝されました。正田さんのエネルギー源はこれなんですね」


 とあり、ああ少し受講生さんも幸せになってもらった、とまた嬉しかった正田でした。



 当協会では1日研修はしていません。1日でコーチングの(当協会でいう基礎コースAの)傾聴・承認・質問といった基本スキルを伝えたとき、色々と好ましくないクレームや問題につながりやすいようです。


 非営利団体をしていますと、色んなことが耳に入ってきます。
 あまりネガティブなことは書きたくないので詳述はしません。


 
 せっかく非営利で教育事業をしている、なんのためにしているんだ、と問いなおしたとき、社会的責任としてお客様の利益になることをやっていきたいのです。



 
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100年に一度の不況を生きている。
まだ壮年。身体は動く。
子ども達に顔向けできるようにするためにも、
信じることをするのみ。



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事務所に押し売りさんがきました。


詳しくははぶきますが、一見公的機関ふうの請負業者さん。


ある、私どものNPOでも登録を義務づけられている手続きとからめ、登録その他の手続きを代行してあげる、といい、年間4万円ほどの会費がかかります。


説明をきいて正田はついつい入会しそうになったところへ、


経理のUさんは

「少し考えさせていただいていいですか」

の一点張り。


確かに調べてみると、その登録手続きは素人でも簡単にできるものでした。NPOの立ち上げとか法務局への各種届け出と比べたら、むしろちょろいぐらいの。
そして登録本体にかかる経費は、年間360円とか450円程度です。



「だってあの人(うちに訪問した業者さん)、すごく急いでそうだったじゃないですか」


とUさん。


そう、すごい早口だった。


うかつ。業者さんが来る直前に友人から気になるメールがあり、それに返事しなきゃというのが頭にあって、「この人早く帰ってくれないかなあ」と気がせいていたのだと思います。Uさんが一緒にいてくれてよかった。



登録本体にかかる経費は、年間360円とか450円程度です。
明日にでも自分で登録に行こうっと。ありがとうございますUさん。



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11月に突然ぶちあげた「第0回承認大賞」受賞作がこのほど、決定しました!


受賞作は、

「○○部の○○部長が、あなたの営業スタイルはねちっこくていいですねとほめていましたよ」。


 やや技巧的なひねりを効かせた作ですが、これに対する部下の反応は…。


 詳しくはこちらからどうぞ↓↓↓

 http://c-c-a.jp/award/



 受賞作と部下の反応なども楽しいですが、現役マネージャーである審査員たちのコメントもまた、受賞者へのエールに満ちて味わいぶかいです。



受賞作は全部で、大賞1作、準大賞2作、審査委員長賞・NPO法人企業内コーチ育成協会賞各1作、特別賞1作でした。


 受賞者には特製名入れ盾やペン立てなどの賞品。


 賞品の選定、名入れ、発送では、
 神戸・三宮センター街のギフト賞品・クリスマスオーナメントの老舗、
(株)毛利マークさんに大変お世話になりました。

 (株)毛利マーク http://www.mouri-mark.com/




承認大賞‐大賞

承認大賞-準大賞1

承認大賞-審査委員長賞1

 

 賞品の写真。受賞者のマネージャーの方々から、続々喜びの声が届いています。

 また、このブログで逐次発表させていただきます。


 こんなに喜んでもらえるなら、早くやればよかったな〜(^∀^)


 ミドルだってほめられたいですもんね。


 イキナリの提案にこころよく応じてくださった審査委員長の太田肇先生、また審査員のNPO法人企業内コーチ育成協会役員・社員の皆様、毛利マークさん、ありがとうございました。



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 12,13日と、コーチング講座Cコース 「ケーススタディー・感情・価値観」を開講。


 実はこれが当協会設立以来、第1期となります。



 「感情」「価値観」と、スキルよりも「内面」の比重が大きいこの講座。

 基礎コースA・Bで扱った「傾聴」「承認」「質問」「フィードバック」などのスキルのさらに奥にあるものを見て、スキルも改めて見直す機会になります。



 「感情」に触れるワークをすると、経営者さんの言葉に重みが出てきます。明らかに発声も話し方も違ってきます。


 また、「価値観」を見つめることで、社内の改善提案をするときの「言い方」を見直そう、というきっかけになった方もいらっしゃいました。


 …なんでそうつながるのかさっぱりわからない、という方もいらっしゃると思いますが、そこは現場で体験していただかないといけません…



「感情とか価値観とか、抽象的だと思われたかもしれませんけど、この講座がマネジメントに役立つものだということ、わかっていただけましたでしょうか?」


 うん、とうなずいてくださった受講生さんたちでした。


 「感情」はものすごく脳のメモリを食うもの。皆さんお疲れ様でした。



 これで、1人の方が基礎コースA、B、Cを初めて「全クリ」されました。
 


 修了証をお出ししないと。また、ちょっと嬉しい正田です。



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 「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)講演会」に行きました。


 大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)にて、厚生労働省主催。


 冒頭、福島瑞穂少子化担当相の挨拶代読。



 ワークライフバランス研究の第一人者、佐藤博樹・東大社会科学研究所教授と、武石恵美子・法政大学キャリアデザイン学部教授の基調対談のあと、


 ・鹿島建設
 ・全日空
 ・高島屋
 ・日立製作所
 ・ワールド
 ・ホルベイン工業

 の担当者たちによるパネルディスカッション。


 無料のフォーラム、ドーンセンターのホールはほぼ満員で、関西の企業の人事担当の人たちが来られていたよう。


「社員にとって望ましいWLBの状態は、社員一人一人や社員のライフステージによって異なります」

「WLB支援は、特定のライフスタイルや生き方を望ましいとするのでなく、多様なライフスタイルや生き方を受容するための取り組みです」


「WLB支援は、単なる時短ではなく、時間生産性を向上させて、「メリハリのある働き方」への転換を目指すものです」


(以上、佐藤氏)



 私は仕事も好きだが子ども達のことも大好きだし、ワークライフバランス自体にはぜんぜん異論はないです。


 国が旗振りをしてお墨付きを与えてくれていいなあ、とも思います。



 さてしかし少々のやっかみをこめて言うと、

 ここでも

「管理職の意識の遅れ」

が、やり玉に挙げられ、


「管理職研修で男性が育児休業を申請した時にどう対応する?ときくと、『まず理由を尋ねちゃう』と言うんですよ、管理職は。

『なんで?嫁さんは仕事してるの?嫁さんは育休とれないの?』と」

(佐藤氏)


 そして、


「これからの管理職は、従業員の多様な働き方や意識を認めなければ管理職失格」


という締めくくりになるのであります。


 管理職、ぜんぶあんたが 悪いのか

 そりゃたしかに、むかし頭の古い上司のお蔭で苦労したのは、私も一緒なんですけどね。

 
 何か新しい経営上の流行りのテーマが浮かぶたびに、「おまえがやれ」と産廃処理場のようにそれを投げ込まれるのが「管理職」であります。



 言葉は悪いけれど、経営トップに、何が本当に無視できない時代の要請で何がそうでないのか、峻別する力があるとは思えない。


 とにかくビジネス雑誌に新しく載るコンセプトが上から「管理職」のところに降ってきます。



 WLBだって決して悪いことじゃないけれど。


 この関係の人たちは、みんな早口で、超人的に頭がいい人たちみたいだ。企業の人事担当者の方々も。



 でも、何か見落としている気がする。




 「お国」の後押しのない分野の人間のやっかみなので、あまり気にしないでください。



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 ここ1−2か月、うちの柴犬「リンちゃん」は、経理のUさんが来るとクンクン甘え泣きをするようになった。


 まるで「あたしもおしゃべりにまぜてよ〜」と言っているかのよう。


 一時期はムダ吠えに近くなって本当にうるさく、せっかく経理の仕事よくやってくれているUさんにも申し訳なかったのだが、ちょうど学校を休んでそれをきいていた娘たちが同情してくれ、


 娘たちの同意をもらって鳴きだしたら娘たちの部屋にリンを連れていくようになった。


 勉強机の椅子の足にリードをつなぎ、水も餌も一緒に置いてやり、「よしよし」と頭をなでると、大人しくなる。


 Uさんがお昼に帰ると、また娘の部屋にリンを迎えに行き、「よしよし」してリビングに戻す。



 いつまでこの手でいい子してくれるかな〜。


 オチは特にありません。



 ちょこっと余談で、

 この過程で実は近所の公的機関のインキュベーションオフィスに入居しようと思って電話したんだけど、

「NPOは対象になってません」

と断られ、特段腹も立ちませんでした。「協働と参画」なんてそんなものです。


 でもあとできくとUさんのご主人が「けしからん」と怒ってくださったのだそうで、ちょっと嬉しかったりします。





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 当協会でPJ(?)が進行中。


 過去の受講生さんに、「承認」の事例を提出してもらい、それをNPOの役員・社員が審査して最多得票のものに賞を出す、というもの。

 今年は、準備期間もないので内輪で行い、「第0回承認大賞」と名づけました。



 どれが「大賞」かは、実はどうでもいいんです。


 集まった9本の応募作(事例)は、どれもしみじみ心を打つもの。

 職場を舞台に、上司と部下、しっかりと向き合って言葉を発します。
 相手の成長を心から願った言葉を。


 また、言葉単体が問題なのではなくて、その言葉が相手の心にきちんと届くには、

(届いたかどうかは、相手のその後の「行動変化」でみるのですが)

 言葉の発し手である上司の人となりがきちんと信頼されていることが必要。上司の「在り方」も、問われています。


 そんなこんなも含め、


 過去の某首相ではありませんが、

「感動した!!」

なのです。



 実は、正田はいつも「コーチング講座・基礎コースA」を開催すると、必ず受講生さんに宿題をお出ししているので、「承認」の実践例をみるのは珍しくありません。


 でも、感激屋の私は毎回胸がふるえるような(大げさかな)感動をおぼえます。で、思い切りほめるコメントを書いてお返ししています。



 今回、「大賞」をちょっと権威あるものにするため、顧問の太田肇教授に審査委員長になっていただき、

 またNPOの役員・社員全13名の皆さんにも審査のための「投票」をよびかけました。

 (ちょっとうるさいぐらいに。きのう1日で呼びかけメールを3通書きました。すみません^^)


 なんでそんなにうるさく言ったかと言いますと、

 皆さんにいっしょに感動してほしかったからであります。


 もちろん、「感動してください」なんてこちらから言わないし、
残念ながらこれまでどなたも「感動しました」なんてコメントを書いてきてはいません。


 でも、中の何人かのかたは感動されたんじゃないかなって思う。


 人生の半ばを迎え、上にも下にも人との関係と責任が張り巡らされている、そんな立場を共有する人たちがこんなに人を思い、奮闘している。


 それは彼らがそういうふうに生きるだけの資格を持ったからです。単純にコーチング講座が介入しただけではない、それだけの人生の厚みをもった人たちだからです。


 
 教育とは、押しつけだ。


 楽しい「押しつけ」のために、「賞」をつくります。




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 先日システム思考の人にうかがったのだけれど、


 「環境」という視点が必要でそれがないと「自爆」する演習を、あらかじめその視点が必要であることを伏せた状態で行った時、


 ほとんどの業種の人が「自爆」するのだそうです。


それが環境の素人の人だけとは限らず、
 「環境」の研究者や、今勉強している学生も例にもれず、むしろ他のグループより早いタイミングで「自爆」するのだそうで…、



「いやいや、それは身につまされるお話ですね」

と私。


「コーチングの仕事に置き換えると、私たちがふだんいかにリーダーが『コーチ』になれ、とか言っていても、

たとえば『競争』という要素が入ってきたとき自分自身そのように振る舞えるかどうかわからない。ストレスでギャーッと怒鳴っちゃってるかもしれない。


 きれいなことを言っていられるのは、ふだんそのこと(たとえば環境とか、コーチングとか)ばかり意識の中心に置いているからかもしれない」


 
 私がそんなことを言うと身もふたもない、という気もしますけれど。

 自戒をこめて言っておきたい、この日記にも書いておきたい、と思いました。




 さて、そんな未熟者の私ではありますが、


 最近ちょっと気になったこと。

 ある経営者さんとお話していて、


「ひまですよ〜。仕事、ないんですもん」

 と、ニコニコしながらおっしゃる。



 仕事ないならあくせく作ろうよ!


 あくせくしていることだけは人後に落ちない正田はおもいます。


 ここで思い出しネタなど書くと、思い切りコンサルタントさんの「教えモード」っぽくて、イヤミであります。


 が、それを覚悟のうえであくまで思い出したことで書くと、

 正田は勤め人時代、全然上司に仕事をふってもらえなかった人なのであります。

 会社で二代目、ほぼ初めてに近い「総合職女性」の記者。



 「女の子って仕事してくれるんかな〜。叱ったら泣くんじゃないかな〜」

と、ふたこと目には言われ(今考えると、「なに?その短絡的思考」と思いますが)

 正田の少々自信なさげな容姿とか態度もあいまって、

 とにかく仕事を渡してくれない。


(…そう考えると今の私はあちこちに素晴らしい上司にめぐまれている。感謝してます^^)



 向こうから貰えるのを待っていると、ただぶらぶらしている怠業中の人みたいになり、自分の能力がいつまでたっても伸びないのがわかります。


 そこで正田が当時したのは、これは広島支社で市役所―大学の担当になっていたときの話なのですが、


 それまでだれも取材にいかなかった大学に行って、教務課に行き、「出張旅費請求」の資料を見せてくださいと頼んだのでした。


 カラ出張の取材かと先方は大変にびびられたようです。


 決して当方の意図はそんなことではなくて、


 その資料をみて学会出張の先生方のところに「発表」とかいてあると、その先生に電話して、どんな発表だったのか研究の大きな節目だったのなら教えてくださいと頼んだのでした。


 そんなもんで取材ができるのかと思われるかもしれませんが、意外と全国規模のニュースになる研究があって、その月にそのやりかたで3本科学記事を書き、

 通信社だったので地方紙各紙に載り、

「北海道から問い合わせ電話がかかってきた」

と、研究者さんにも喜ばれました。


 (今だったら、ネットがありますから遠方からの問い合わせも珍しくないかもしれません。その当時は画期的でした)
 

 そうしているうちにお隣島根県で国内初の「生体肝移植」の手術があったので、


 勇んで手を挙げて出張に行かしてもらい、以後私は社内の「移植記者」に…。


 科学記事を書いた実績をつくっておかなかったら、当時の上司も「足手まといになる」と、出張に行かしてくれなかったかもしれません。



 いえそんなつまらない1つのエピソードです。

 でもとにかく色々仮説検証しては、やってみることですよね。
 


 泥かぶって、汗かいてもがこうよ。かっこ悪くてもいいよ。


 …というタイトルのセミナーをやったらどうだろう。
 そのまんますぎるでしょうか。
 そういうのもコーチングのうちだ、と思いたい。




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きのうは誕生日。
 東京のMYコーチ森川里美さんからお花をいただきました。


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 幸せ、幸せ


 歳は?

 この歳になると、誕生日のずっと前からその歳になった気分になって、うっかり年齢欄にそう書いちゃったりします…^^;


 最近、新聞で読んだ31歳会社員の方の投稿。


「少子化対策としてお金を直接受給するやりかたが言われているが、そんなことでみんなが子どもを産もうと思うようになるとは思えない。


 自分は学生時代アメリカに留学して感銘を受けたことは、みんなが会社や仕事や友人よりも家庭に重きを置いていたこと。決まった時間になったら家に帰り家族と団らんする、それがカッコイイと、自然体でそうなっていた。


 日本でも、『子育てはカッコイイ』と、価値観が転換しないとみんなが子どもを産まない」



 うーん、この視点が前回のカフェにはなかった…。

 まぁ、出発点のテーマが「子ども手当」で、「少子化対策」はそこから派生して出てきたテーマではあったのだけれど。

 この視点があってもよかったですね。実は正田も、以前から似たことをおもっているのだけれど。

 ファシリテーターの力不足でしょうか。


 31歳会社員さんの投稿はこう続きます。


「今、自分が実践しているのは、朝2時間早く出勤する。残業はその早朝の2時間で行う。そして夕方は定時に帰り、子どもを風呂に入れる。


 朝のほうが夜よりはるかに能率がいい。仕事の幅が広がり、実績を出しているので周囲の人も定時に帰ることを許してくれている」



 これもいいですね〜。


 会社単位で強制することには多少違和感もありますが


 個人として、「朝型」の人であれば、「早朝出勤→子育て参加」、ぜひ実践していただきたいものです。


 ちなみに正田も朝5時台から仕事をはじめてます…。
その代わり夜いただいたメールのお返事は朝になることが多いです。ごめんなさい<(__)>



 また余談ですが、

 「朝型、夜型」という体質は、一生変わらないものなのでしょうか?


 正田の周囲には、頑固な「夜型」の友人が何人かいますが…。




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 兵庫県中小企業団体中央会の主催する『中小企業緊急雇用安定助成金等にかかる教育訓練研修会』で、正田がお話しさせていただくことになりました。


 来年1月14日と22日。

 正田のパートは「リーダーシップと人材育成」というテーマで、
 
 各日、

 「『認めるミドル』が会社を変える」

 「強みを活かしたリーダーシップと人材育成」

 というサブタイトルがついています。

 1時間半で、できるだけ参加型で楽しんでいただくお話にしたいと思います。


 このセミナーは、同助成金追加受給の対象になります。


 詳しくはこちらのページ
  http://www.chuokai.com/info/info_1259024824.html


 を、ご覧ください。




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 今日から、12月。

「あれ、平成21年12月1日だな。1と2ばっかりだな」

 朝からしょもないことを言ってますが…


(ちなみに12日だと211212、21日だと211221になります。すみませんどうでもいいですね^^)

 さてお待たせしました!


 大好評のよのなかカフェ今月は、ぐっとシックに。


「外から見る神戸、内から見る神戸」

というテーマで行います。皆様、ぜひご参加ください!!


ハイカラでおしゃれな国際都市というイメージで語られ、  
住みたい街ランキングでも常に上位を占める神戸。
でも、本当のところ、神戸ってどんな街なんだろう。
神戸に生まれ育ったから言えること
神戸に移り住んで初めてわかったこと
神戸を外から見ていて気づくこと
それぞれの立場で神戸を語り、
あらためて「神戸らしさ」について語り合ってみませんか。


「カフェ」は、フランスで発達したコミュニケーションの形です。
老若男女、職業・年齢もさまざまな人が、喫茶店などに集まり、特定のテーマについて議論します。
そこでのルールは「大いに語り、大いに聴く」のみ。
時間が来たら、正解や結論は出さずに、互いに考え議論しあったプロセスを称えて、散会します。
そこに人がいて、肉声があるからこそ、異なる意見にも通じ合い目を開かされることがある。インターネットでは味わえない、リアルの会話のおもしろさ。あなたもよのなかカフェで、気がねなく議論を楽しんでみませんか?

過去よのなかカフェに参加された方の声:
「セミナーなどで学んだことをアウトプットする場がほしかった」
「初めて会う、さまざまなバックグラウンドの人と驚くほど中身の濃い議論ができ、非常に楽しかった」
「人と語り合う場づくりは必要だと、改めて感じた」


過去のよのなかカフェの模様はこちら

「『自分らしさ』vs『自己チュー』皆さんありがとうございました」(09年8月)
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51509159.html
「シゴトって何のため?」(09年9月)
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51516996.html

「『子ども手当』カフェで熱い議論―よのなかカフェ」(09年11月)
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51532354.html





【日時】12月18日(木)18:30〜20:00

【会場】外国語・エアラインスクール テイクウィング
     http://www.takewing.co.jp/
〒658-0072
神戸市東灘区岡本1-13-13 アンサンブル足立ビル4F
TEL 078-436-0807
阪急神戸線「岡本」駅改札口正面 1F部分美容室「Salon de Okamoto」 洋菓子店「ケーニヒスクローネ」左隣

★学生のまち岡本商店街の真ん中、見晴らしのよいビルの4Fです。教会のような丸窓が特徴。


【対象】
すべての一般社会人、学生、主婦の方。
お子様も歓迎です。(注:中学生以下は保護者の方同伴のこと)


【参加費】
社会人の方1,000円
学生・お子様500円


【お申込み先】
前日の17日までに、メールinfo@c-c-a.jp または、お電話078-857-7055 まで、
・お名前・ご職業(社会人・学生の別)・メールアドレス
を添えて、お申込みください。



【ファシリテーター】
正田 佐与氏(NPO法人企業内コーチ育成協会)


【主催】
主催:特定非営利活動法人企業内コーチ育成協会共催:外国語・エアラインスクール テイクウィング


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