最近、内田樹氏のブログをよく参照します。
大阪市長特別顧問になった時の記事には、こんな文が。
http://blog.tatsuru.com/2010/06/29_2026.php
「教育はその本性上、きわめて惰性の強い人類学的制度である。
子どもを成熟に導くシステムにそれほどくるくる「変化」があっては困る。
しかし、メディアはその本性上「変化」以外のものに関心をもたない。
変化しないものは「ニュース」にならないからである。
メディアは教育制度に「絶えざる変化」を求めるけれど、それは教育にとってはたいへんに迷惑なことである。」
うんうん。
なんでやたらうなずいてるかというと、
実は、去る金曜日(25日)に、「承認大賞」のプレスリリースをしたのですが…、
その後報道機関からのお問い合わせ、皆無。
ある程度予測していましたが、これほどとは。^^;
承認大賞WEB募集ページをUPしています
http://c-c-a.jp/award/index.html
プレスリリースの内容もUPしています。大真面目なんだけどなあ。
報道しないなら、「不作為」の責任とってほしいよね。そこまで言うか。
http://c-c-a.jp/award/press.html
ところで、25日にレクに付き合ってくれたフジイ氏などとも話していたのだけれど、最近も「ほめる研修」が一時期やたらメディアの寵児になったあと、もう盛りをすぎた感がある。
メディアの興味関心、流行りすたりのサイクルは本当に早い。
「マネージャーにとって、ソフトスキルの習得は数年がかりの学びである」(ミンツバーグ)
は、われわれ教育の実際の担い手にとっては常識なのに。
そういう意味では、「承認大賞」は一過性のブームにならない方が正解かもしれないのです。
息長く真実であり続けなければならない。うんうん。
メディアに頼らず、地域の温かいご理解に支えられて、というのがいいかもしれない。当のマネージャーさん方にとっても。
このブログをご覧になっている心ある皆様は、どうか応募してくださいね(^^)/
あっついでに内田氏はこちらの記事で「通過儀礼」(イニシエーション)の問題にも触れています。これも、最近のワタクシの問題意識とシンクロしていて嬉しいです。
http://blog.tatsuru.com/2010/06/23_1444.php
いかん、帝国ニュースの原稿書かねば。
神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp