正田佐与の 愛するこの世界

神戸の1位マネジャー育成の研修講師・正田佐与が、「承認と職場」、「よのなかカフェ」などの日常を通じて日本人と仕事の幸福な関係を語ります。現役リーダーたちが「このブログを読んでいればマネジメントがわかる」と絶賛。 現在、心ならずも「アドラー心理学批判」と「『「学力」の経済学』批判」でアクセス急増中。コメントは承認制です

2010年07月

お世話になっている皆様




 おはようございます。

 NPO法人企業内コーチ育成協会の正田です。


セミの声が賑やかな朝ですね。



 (珍しく)家の片づけをしていたら、地元政令市の広報紙をみつけました。


 巻頭の市長コラムは、「国際交流」がテーマで…


 姉妹都市との連携実績のアピールとともに、市民レベルでの交流が活発であることを賞賛したうえで、


「近年の傾向として経済、ビジネス面での連携が欠かせません。こうした面での相互連携を行うため、条件整備や制度の改革が求められており、日本の旧態依然とした規制や制度の撤廃、見直しが急務です。しかし、日本では認識が十分ではなく、スピード感がないとの苦情もあります。こうしたことで国家レベルでの交流は大丈夫でしょうか。ジャパンパッシング(日本外し)にならないことを祈るばかりです。市民レベルの交流が順調であるだけに気になります」


 ???


「旧態依然とした規制や制度」「スピード感がない」


 これは、市長が組織の内部に向けて言うべき言葉なのでは??

 誰に、どうしろと言いたいのかな??



 トップは大変ねえ、と一市民のあらぬ感想が湧くのでした。
 



 さて本日の内容は:


 ★「支える言葉」「叱る言葉」第一回承認大賞 応募事例より



 ★「日本人と仕事」公開対談と討論(8月5日) 〆切間近、直前情報です!

 

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 ★「支える言葉」「叱る言葉」第1回承認大賞 応募事例より



「部下を力づける言葉、伝えていますか?」と題し、

 今年初めて募集している、「第1回承認大賞」。

 
  http://c-c-a.jp/award/index.html


 
 これまでに、嬉しい3例の応募事例が。

 皆様、ぜひ事例をご覧になり、元気回復してくださいませ♪



「俺はイーブンな立場で君に接することにする」 承認大賞 ご応募いただきました!感動の第一号事例です♪(既報)

 http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51616312.html


「あなたはよくやっている。そのまま頑張ればいいんだよ」承認大賞応募事例No.2

 http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51617505.html


「中途半端はやめろ!」厳しい一言バージョン 承認大賞応募事例No.3

 http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51617799.html



 いかがでしたか?

 
 「承認」に関しては、先日、わたくしどもの講座の懇親会で現役ミドルの受講生様方からこんなお声が出ました。


「うちの組織の上層部は承認大賞のご案内を見ても、『承認なんて甘い』って言うんですよね。あえて厳しい一言を投げかけるのも承認のうちだ、と説明してもわからないんですよね」


「それは、その世代の人達が今の若手を間近に見ていないからでしょう。今の若手を本当に目の前に見ていたら、その人たちのやり方では通用しない、ということが分かると思いますよ」




 こうしたディスカッションを講座でも懇親会でも繰り返した受講生様のもとからは、その後やはりHOTな「承認」の事例のご報告が続いています。


 拝見すると、


「ああ、こういう取り組みが続けば、人が活性化し、この組織の業績は上がっていくだろうなあ」


 しみじみ思えるようなもの。

 

「今」という時代に起きていることから逃げずに。


 勇気あるミドルたちを当協会は応援します!
 


 「承認大賞」もちろん受講生様以外からもお受付しています!

 あなたの会社から「承認大賞」を出しませんか?

 詳細とご応募はこちらからどうぞ


  http://c-c-a.jp/award/index.html



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 ★「日本人と仕事」公開対談と討論(8月5日) 〆切間近、直前情報です!




 北条勝利・ひょうご仕事と生活センター長と、太田肇・同志社大学教授。


 豪華ゲストお2方の組み合わせで公開対談と参加型ディスカッションをする、拡大版よのなかカフェ「日本人と仕事」。



 今週は、神戸新聞とサンテレビでもご紹介いただき、お蔭様で現在10数名の方からお申込みいただいています。


 参加者の顔ぶれは、経営者・一般社員・団体職員 などさまざま。「楽しみにしています」というお声をいただき、企画した側も嬉しくなります。



 ここでメルマガ読者の方にだけこっそり、
 先日、北条氏・太田氏双方に当協会からお送りした「質問集」の一部をここでご紹介しますと

…あ、当日のお楽しみにすべきだったかな…



(太田氏、北条氏へ)日本人の意欲や労働生産性についてこのところ非常に低い数字が出ていますが、実情としてどう捉えていますか。また原因は何だとお考えですか。

(北条氏へ)昨年度の労働相談の件数も過去最高を記録しましたが、県内の実態は


(太田氏、北条氏へ)この状態への処方箋は何だとお考えですか
(太田氏へ)海外の事例で参考になるものがありましたら教えてください


―質問集抄以上―


 
 拡大版よのなかカフェ「日本人と仕事」は、8月5日(木)18:30〜20:30、神戸・北野のカフェ「アロアロ」にて。

 http://aloaro.net/index.html 参加費はおひとり2,000円(軽食・ワンドリンク込み)。


 まだ、若干お席の余裕ございます。

 是非、ご予定ください!


 詳細・お申込みはこちらから

 http://c-c-a.jp/koza/yononaka1008.html
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 ◆NPO法人企業内コーチ育成協会 今後の予定◆




8月5日(木)18:30〜20:30
好評お申込み続々いただいています!
第16回よのなかカフェ拡大版「日本人と仕事」
北条勝利・ひょうご仕事と生活センター長と太田肇・同志社大学教授の
公開対談&ディスカッション。参加費2,000円(軽食付き)
http://c-c-a.jp/koza/yononaka1008.html

8月21日(土)・22日(日)各10:00〜17:00
企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースC 第2期
内容:ケーススタディー・感情・価値観
「承認」「叱り」に続き、ぐっと内面をみるコースです。
基礎コースA受講済みの方が対象です
http://c-c-a.jp/koza/100821.html


9月11日(土)〜2011年1月22日(土)
企業内コーチ育成講座 応用コース 全6回
当協会自慢の豪華講師陣により、リーダーの強靭な心と英知を育てる6か月コース!
http://c-c-a.jp/koza/advancedcourse2010.html

10月2日(土)10:00〜17:00
1日セミナー「強みを活かして仕事も人生もハッピーに!」
講師:森川里美氏  神戸サンボーホールにて 参加費3,000円
http://c-c-a.jp/koza/sfseminar101002.html

10月30日(土)・31日(日)
企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースA 第8期
内容:コーチングとは・傾聴・承認・質問



※このメールは、NPO法人企業内コーチ育成協会のスタッフ及び
代表理事・正田が、過去にお名刺を交換させていただいた方・
当協会のイベントやセミナーにご来場いただいた方に
お送りしています。

今後ご不要の方は、
空メールをご返信いただくか、こちらのページ

http://www.webcordial.com/bn/tk.html

より解除していただければ、
購読リストから外し、次回から送信されないようにいたします。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


今日1日があなたにとってすばらしい日でありますよう。


 
■□
□■―――――――――――――――――――

神戸・三宮で常設コーチング講座を開講しています!

特定非営利活動法人 企業内コーチ育成協会

代表理事 正田 佐与

e-mail:
info@c-c-a.jp sshoda@officesherpa.com

NPO法人企業内コーチ育成協会(CCA)

URL: http://c-c-a.jp/

ツイッターもしています
アカウント名:@sayoshoda


ブログ「コーチ・正田の 愛するこの世界」
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/

「企業内コーチ育成のすすめ」
(株)帝国データバンク社『帝国ニュース兵庫県版』
に好評連載中!

一気に職場に活力が溢れます
「承認カード」1冊200円 5冊1000円にてお分けします!
お申込みはメールsshoda@officesherpa.com
までどうぞ。

 「承認大賞」3つ目の応募事例です!

 今度は、神戸市内の大学総務部長さんから。


 34年も前の出来事、厳しい一言の承認です。


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関係 = 直属の上司

相手の性別 = 男性

相手の資格 = 正社員

状況 = 34年も前のこと、書類未提出の学生への督促業務をしていた。掲示などで呼びかけても、なかなか未提出者が減らないので、この業務を中途で打ち切ろうかどうかと迷っていた。


言われた言葉 = 「中途半端はやめろ!」 中途半端で投げ出すのは、きっちりと提出している大勢の学生に対して失礼ではないか。最後までちゃんとやり通すことが、未提出の学生への指導にもなる。それこそが、大学職員の「仕事」というものなのだ。

あなたの反応 = 大学に就職して2カ月ぐらいのころで、仕事の意味もわからず、毎日漫然と業務をしていた。上司のきびしい一言で、自分の甘さに気づき、ずいぶん考えさせられた。その日から、学生の立場や業務の目的などを考えながら、仕事をするように努めた。

後日談 = どのような小さいと思える仕事でも、最後まで丁寧に業務を行うようになった。「業務マニュアル」をつくるきっかけにもなった。最後までやりぬくことに、やりがいを見出すことができるようになり、しんどい仕事でも、最後には喜びを感じるようになった。


コメント = 現在は、上司という立場で管理的な業務をすることが多くなった。事務室などで、少しでも気になる言動や業務内容があれば、黙認や遠まわしの発言は避け、自分が嫌われても、部下には直接注意をしている。課外活動団体の顧問もしているが、同様の態度で学生にも接している。あのときの、上司の一言「中途半端はやめろ!」が、いまも「座右の銘」となっている。


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就職2カ月目に言われたひとこと。


 仕事というものの厳しさを思い知らされ、「座右の銘」になった言葉です。


昔は、ばしっと「社会人の世界」を体現してくれる上司や先輩がいました。


 今は…?


 「相手の強さを信じて」、あえて厳しい言葉を投げかけるのも「承認」。

 
 受講生様方、「これだけ」でも困りますが「これも承認」ですョ!
 


 素晴らしい事例をありがとうございました!



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp



 コーチング講座 基礎コースA 7月24・25日の2日間開講しました!


 当協会名物の「承認」はじめ基本スキルをみ〜っちり学んでいただき…、


 「承認大賞」事例を紹介するコーナーもあり、


 笑いあり、しんみりあり、ディスカッションありの2日間でした。



 うちにくる受講生様はほんとうに素敵な人たち。


 「どこでとれたんやろ、こんな人」と思うような。



 恒例、アンケートのご紹介です。「公開可」とされた方のものに限り公開しています。


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●非常に良かった・わかりやすかった・非常に面白かった
●最も役立ったこと:承認に始まり承認に終わる
●すぐにやってみようと思ったこと:身近な人から承認して行こうと思う、まだまだ学びが浅いですが、私から、部下に飛び込んで行かねばと思ってます。明日から実践あるのみです
●追加で聞いてみたい点:承認について、もう少し深掘りしないと意味がないと思うので、再度学びたいと思いますが、その様な企画はないでしょうか?
(日本ベル(株)取締役経理部長 村片三千代様)



●非常に良かった・非常にわかりやすかった・非常に面白かった
●最も役立ったこと:承認することが、「苦手な相手」との距離が近くなる方法とは、新鮮で驚きをもって腑におとせました。実践して、より深く承認パワーを実感したいと思います。
●すぐにやってみたいこと:承認パワーへの一点突破の取り組み(家庭、職場、あらゆる場面で観察し、承認する言葉や態度)
(中川雅章様)


●非常に良かった・非常にわかりやすかった・非常に面白かった
●最も役立ったこと:ゴールを持つ(持たせる)ためにもまずは承認が必要。人を成長させる為にも、承認しながら「得意」を認識させる。
●すぐにやってみたいこと:皆を名前で呼ぶ(ひんぱんに)面談時に3つ承認する
●その他:ワークショップの進め方が為になった(ゆっくり、さえぎらない)
(永井博之様)


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 ほんとうは、今回ご参加の皆様に教えられたことはとても多くて、


「コーチングとか出会われる前でも、思いをもってマネージャーをやっておられる方々はこんな凄い仕事をしてらっしゃるんだ」


舌を巻くようなお話が色々あって、


あと初日の夜に以前の講座の受講生さんが期をこえた飲み会を企画してくださり、


その席で受講生さん方から正田は温かい激励のお言葉を一杯いただいて、どっちがコーチなんだか…だったのでした。


素敵なミドルのつながりがここからできるといいな。
そういう方々のふるさとになれたら、とても嬉しい。




講座の最後に、


「私は身びいきをする人間なので、講座の受講生さんから『承認大賞』が出てきていただきたい。
皆さんぜひ応募してください。我が子が一番かわいい」



(受講生さん以外の応募者の皆様、上記は大ウソです。ごめんなさい;;)



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp
 


 「第一回承認大賞」第2の応募事例をいただきました!


 今度は「部下から」、応募者は兵庫県内のハンドルネーム「万年青年教師」こと、高校の教頭先生からです。

 相手は、今は亡きある校長先生です。


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相手の性別 = 男性

相手の資格=その他 = 以前その学校に十年以上勤められていた方。他校の校長。


状況 = 問題山積のクラスの担任を引き受けたものの、どうにもうまくいかず、同僚の協力も得られず、もう教師をやめようと思っていた時、その先輩教師がわざわざ学校を訪ねてくれた。


言われた言葉 = 子供のことを第一に考えて頑張っていたら、子供も保護者も同僚もわかってくれる。あなたはよくやっている。そのまま頑張ればいいんだよ。

あなたの反応 = 言葉にはなりませんでした。年がいもなく涙が出ました。そして、できるだけ生徒と行動をともにし、家庭訪問を繰り返しました。


後日談 = クラスはなかなかうまくいきませんでしたが、そのときの生徒からは今でもよく電話がかかってきます。この先輩は翌年、校長在職途中になくなりました。あの時はすでに末期だったのです。


コメント = 高校の教師は小中学校と異なり、ともすればサラリーマン的になりがちです。しかし、家庭や友人関係で問題を抱えた生徒に対しては、生徒と同じ目線で考え、共に悩む姿勢が大切である。それは迎合ではなく共感であり、それがあれば生徒は厳しい指導も受け入れられる。


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 この応募例は、開催中だった「コーチング講座・基礎コースA」の1日目に届きました。


 さっそく2日目にプリントして受講生さんにお目にかけました。


 受講生さんの感想は:


「熱い心をもって仕事をされている方は
いらっしゃるんですね。その方々をどうやって心折れさせず
支援していけるかですよね」


「相手に良かれ、と思ってアドバイスすると、かえって相手の努力を否定することになってしまうかもしれない。『そのまま頑張ればいいんだよ』という一言が欲しい時って、ありますよね」



 「万年青年教師」さん、素晴らしい事例をありがとうございました!


 正田からのメール:


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__先生:


NPO法人企業内コーチ育成協会の正田です。

__先生、承認大賞へのご応募ありがとうございます!
亡くなられた校長先生から送られた素晴らしい力づけの言葉、
きっと大切な思い出のエピソードでいらっしゃると思います。
謹んでご応募受け付けさせていただきました。

本日、コーチング講座の受講生の方々にも
頂いたメールを(プロフィールなど削除のうえ)
披露させていただきました。
実業界のマネージャーの方々でしたがしみじみ感動され、
「熱い心をもって仕事をされている方は
いらっしゃるんですね。その方々をどうやって心折れさせず
支援していけるかですよね」
と、話しておられました。

わたくし個人は、高校生2人、中学生1人の子どもがおりますので、
__先生のような心ある先生と出会えたときの子どもが
どんなに幸せか、その1年間キラキラ輝くか存じているつもりでおります。

先生方に熱く指導していただいて子どもを伸ばしていただいていることへの
感謝を込めて、これからも大人向けの教育研修の仕事をしていきたいと存じます。



ありがとうございました。

__もきっと暑いことと思います。__先生もくれぐれもご自愛ください。


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「承認大賞」ブログ読者の皆様もぜひ応募してください!

http://c-c-a.jp/award/


神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

 第1回承認大賞について、初めてのご応募をいただきました!


 ツイッターの友人のハンドルネーム1962_tigerさんからです。


 ご同意をいただいて、ブログでご紹介させていただきます:



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関係 = 直属の部下

相手の性別 = 男性
相手の資格 = 正社員

状況 = 28歳の中堅社員と出向先の新会社立ち上げで偶々、一緒になったのですが、彼はここに来るまで短期間で複数の部署を転々とさせられ、歴代の上長からもあまり評価されておらず、すっかり自身をなくしていて、私の目から見ても仕事上も社会生活上も決して立派な一人前とは言えない状況に本人も苦しんでいる様子でした。



伝えた言葉 = 最初に彼と二人で”一人前の社会人・会社人になる”という目標を決め、それに向かって日々なにをすべきか?色々プログラムを考えてOJTを進めていましたが中々成果もでず本人共々困惑していました。そんな時、”承認”の話に出会い、

『無能な人などは居ない、能力の使い方やその本質に気付いていないだけだよ。』
『過去の上長が君を見捨てようと、それは君の極一部しか見ずになされた決定だ
 と思って、俺はイーブンな立場で接する事にする』


等、事ある毎に声をかけ続ける様に心がけてきました。




部下の反応 =

こちらの姿勢を感じてくれたのか?『実は、かなり鬱気味で自分でも無能者
なのでは?と滅入ってしまって何もできなくなる・・・』との告白を受けました。
その後は元気な時は朝の挨拶から感謝、謝罪の挨拶等、きちんと礼儀正し
くできるまで表面的な成長はみせてくれましたが、やはり精神状態によって
は以前に逆戻りし”思考停止状態”になる事も多々ありました。そんな中でも
徹底的に相手の立場を”傾聴・承認” する姿勢を忘れずに接する事で漸く
自ら進んで”考える”姿勢が見受けられる様になりました。


後日談 =

彼にとっての目標”一人前の社会人・会社人になる”までにはまだ遠い道のり
が残っていますが、鬱の面ではカウンセリングに通う事で専門家のアドバイ
スをうけながら、仕事の面では行動する前に”一旦、考えてから実行する”事を
励行しつつ指示された内容の完遂とプラスアルファの成果をだそうと努力して
います。ある日、彼の机上をみると私が今までに言った心得や注意事項を
書き込んだメモがクリアケースの中に入れておいてありました。自分でも前向
きに取り組むきっかけをつかんでくれたみたいです。


コメント =

人の痛みや苦しみは生い立ちまで遡って徹底的に話を聞く事でようやくその
一部を垣間見る事が出来るものなのだ。と思い知らされました。今の業務が
そう忙しくない中で部下と二人で十分時間をとって話し合える環境であった事
も彼や私にとって幸運だったと思います。
ハンドルネーム = 1962_tiger



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1962_tigerさんは、関東地方のある会社の48歳の事業部長さん。


ツイッターでお話しているうちに、正田の著書『認めるミドルが会社を変える』を購入してくださいました。

熱くて、「逃げない」人柄が短いツイートからも伝わってくる方です。



「承認」としては、ややカウンセリング寄りの事例です。しかし、今の時代、若い人のうちかなり多くの人が、こうして自信喪失のまま社会人になってきているのかも?

 としたら、これまで成功体験の少なかった若い人が社会人として自信をつけていくために、身近な存在である上司の方の関わりはすごく重要なのかもしれない、と思うのです。


1962_tigerさん、素晴らしい事例をありがとうございます。



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp


10月2日、森川里美さんによる「強み1日セミナーin神戸」のWEBページをUPしました。

 
 「強み」を活かして、仕事も人生もハッピーに!
 http://c-c-a.jp/koza/sfseminar101002.html


 
 今年、2010年は、ストレングスファインダーにとっても森川さんにとっても、「10年」の節目の年なのだそうです。



 10年目の今だからこそ伝えたいことはありますか?との問いに、

 森川さんは、


「最近とみに思うのが、『強みを活かして成功する人って、自分の強みを他人のために使っている人だな』ってことなのよね」。


 巷の一部で信じられているような自己チューのためではなく、また正田だったら、人見知りの「親密性」があるがゆえに居直って家から全然出ないということが「OK」なわけではなく、


 他人のために自分の強みを使う。つまり利他。



 昨年来、勝間さんの影響などでSFがリバイバルブームでありますが、どうかすると

「自分中心に、つまり自己チューにものを考える」
「自分の強みはこれなんだからどんなにはた迷惑でもいいや、と居直って成長しない」

という方に流れがち。



 でもそれはやっぱりSFの「間違った使い方」で…。



 みんながくりっと背筋を伸ばしてSFを使いこなしたら、もっともっと幸せになるよね。


 というわけで、1日セミナーおひとり3000円。


 森川さんのご厚意に、大・大感謝です。


 お申込みは、こちらからどうぞ


 http://c-c-a.jp/koza/sfseminar101002.html

 



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp



 リアル「もしドラ女子高生」(元)こと、このブログにたびたび登場する高3の長女が

「幸せ〜」

とニコニコ顔で帰ってきました。




 彼女は先月の学園祭でぶじ部活を終わり、部長も1年生の後輩に譲って引退。


 悠々自適というか、私からみると燃え尽き的生活を送っています。ボケ〜とゲームをしたり、長々と寝ていたり。


 
 受験勉強にも入ってほしいんだけど。



 学園祭では、邦楽部は3曲のステージ演奏をしました。唯一の3年生の彼女が、1曲目と3曲目をソロ。2曲目は、難易度の低めの可愛らしい曲を、1年生3人とともに息を合わせて弾いていました。



 緞帳が上がると華奢な浴衣姿でステージ中央にお琴の前に独り座っていた彼女が、なんと愛しかったことか。



 そこまでの「マネジメント」の日々の苦労もきいていただけに。



 今回、引退1か月になり、OGとして久しぶりに部活を訪問。

 手土産をもっていきたいけれど「お小遣いが足りなくなったから」と、クッキーを自分でこさえて持って行きました。



「うん、後輩たち元気だったよ。新しく部長になったAちゃんも元気すぎるぐらい。


あたしね、顧問の先生に可愛がられてたのかなって思ったの。


『これからも先生の家に練習に来なさい』なんて言ってくれたの」



「…そりゃあ、部員1人になってもめげずに練習して、そして部活をよみがえらせたんだもん、先生可愛いはずよ」



「えへ、そうかなあ☆」




 長女の登場した記事


「もういやだあ休みたい」(2009年5月)

http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51478822.html


「報われなかった想いと時間」(2009年11月)

http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51531352.html


「『もしドラ』娘、2つ目のお家再興」(2010年4月)

http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51593465.html



「『衆知を集める』にもの申す」(2010年7月)

http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51613850.html






 この子にはどんな将来が待っているのだろう。


 決して楽観はしていない。


 就職するころには超・氷河期が予想されるのに加え、


(先日1つ下の二女の進路説明会でも「この子たちの就職する5〜6年後は、氷河期の『底の底』だと思ってください」といわれたのである)




 日本で女の子が「やったら、やっただけ」正当に評価されるのは学校時代まで。


 そういう女の子を本音のところでは望んでいないカイシャでは、むしろ残酷な仕打ちが待っている。ほとんどの企業はまだ、そうだろう。



 この子のやってきたことをブログに記録しているのも、この子が人生を燃焼させられるのは今だけかもしれないからだ。




「…あんたみたいな子は、外資系を目指したほうがいいんだと思うよ。英語ちゃんとやっときなよ」


「え〜、英語キライ。それにあたしなんか普通だよ」


 



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

 15日、「こうべイクメン大賞」実行委員会+関係者の打ち上げ。


 その席上、イクメン大賞のアート・ディレクターを担当された大阪府立大講師、花村周寛氏とディスカッションになった。


(飲み会でディスカッションしても両方ともカフェを主宰する人だからけんかにはならないのだ。)


 議題は「承認大賞」で、



花村氏曰く:

「承認」は今の時代、ものすごく必要なこと。世の大勢はむしろその真逆の「見下し」のほうにある。情報過多から見下しになっている。


 もし人に対してもともと良い気持ちを持ったマネージャーで、「あとは言葉で伝えるだけ」という段階の人であれば、「承認研修」は非常に役に立つだろう。しかし、「見下し」の人 ―こちらの方がマジョリティなのだが― が「承認」を学んでも、恐らくテクニックにしかならない。そういう人が言ったとしても、部下には伝わらないだろう。


―非常に、実はこの道のプロの正田と同じ考えで、これと似たことを以前ブログにも上げていたことをご存知の方もおられると思うけど、


「学びと見下しについて」
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51608065.html



アートという別の道を歩んでこられた花村氏がそういう認識にたどり着いていることに驚いた。―



これに対し正田曰く:


非常に同感。「承認」を伝えていて突き当たる壁である。ただしどこで伝えても少数ではあるが、共感してくれる人というのはいて、そういう人には「承認研修」は大変な助けになる。
正田はマネージャーさんの多忙さに鑑み、「承認研修」でも「これ1枚見とけば承認できるようになりますシート」みたいなのを作ったりとか、結構「受験勉強」のノリも取り入れている。真剣に学ぶ人にとってはそれは役に立つ。ただそこだけ見ると、おっしゃるようにテクニックだけ教えているようにみえると思う。
このほか独自の取り組みとしては、ブログで正田がカンカン怒っているところを実際の口ぶりを再現して書いている。これは、逆に「承認」にリアリティを持たせる取り組みというか―、普通に怒ったり笑ったりする1人の人間(正田のばあい怒ってばかりいる気もするが)の、心から発する言葉として「承認」はある、ということをわかってもらうためにやっている。
割と受講生さんはそういうところも見たうえで実践されるようだ。



こうべイクメン実行委員長、(株)毛利マークの藤井淳史さん(「ほめる文化」の提唱者でもあるのだ)も加わり、
色々とエキサイティングに議論しておもしろかったので、また花村氏に対談シリーズに出ていただけないかなーと思ったのだが、


「議論は1回すると満足しますね」


議論は生もの、二度と同じノリではできない。残念。




 (株)チャイルドハートの木田聖子さんからは、


「加護野(忠男・神戸大教授)先生の対談おもしろかった。よくあの人OKしていただけましたねえ。ギャラ高いはずですよ」


と言われ、


「本読んで『感激しました。是非一度お話させてください』ってメール書いてアポ取って当日ICレコーダー置いて『せっかくですから録音させていただいていいですか』っていいました」


と言ったら…、あきれられた。


 (非常識かなあ。。なんかお包みすべきかなあ。。悩む;;)


 (ちなみに「加護野先生の記事」にご興味のあるかたは、

 こちら 
 http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51596361.html を、ご覧ください。

 全7回の連載記事で、同教授の近著『経営の精神―われわれが捨ててしまったものはなにか』(生産性出版)をベースに対談しています)





 素晴らしい愉快な仲間と出会えたこうべイクメン大賞、そして藤井氏に感謝。





 研修先で「承認大賞」向き?の事例が1つ。受講生さんとその部下さん、頑張った。


 良かった良かった。これでお務めは果たした。大きなマネジメント・プロセスの中の1小節にすぎないけれど、この灯が消えないで、これを積み上げていって、と願う。




「私どものプログラムといえども、成果を挙げることは難しくなっている」


と最近、ある場で話した。


 理由は、やはり花村氏のいう「情報過多」と「見下し」のせい。


 せっかくある程度の時間数を確保し、まごころをこめて「承認」を伝えても、受講生さんの側に


「ほかにも重要なことは色々あるんだろう」


という頭がある限り、「承認」は身につかない。


 「本気度」があるパーセンテージ以上でないと、そして一定期間以上やり続けないと、実践や習得、定着にはつながらないものなのだ。そしてその「本気度」をつくることは、また持続させることは、今の時代本当にむずかしい。





 「見下し」は、かけがえのない「今、ここ」を曇らせ、かけがえのない「目の前の人」の尊厳を損なう。そしてかけがえのない「今、この会話」の効力を失わせる。
 



 
神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

お世話になっている皆様




 おはようございます。

 NPO法人企業内コーチ育成協会の正田です。


 
 小止みになっていた雨がまた、ざあっと滝のように。


「この雨が怖いんですよね」


と、タクシーの運転手さん。昨年の都賀川の氾濫のときのような「ゲリラ豪雨」が、このところパターンになっていて、急激な大量降水のためあちこちの道路が冠水し、自動車が浮かぶ事態になる、といいます。


 
 梅雨終盤、昨日も岐阜や島根で川の氾濫や土砂災害がありました。



 被害に遭われた方に心からのお見舞いを申し上げますとともに、梅雨明けまでできるだけ全国各地に被害のありませんようにと願います。



 
 さて本日の内容は:



 ★聡明な人間力ある「ミドル」層をつくれるか?
「承認大賞」募集開始しました♪



 ★「イクメン」「IT」「草食系男子」ときて・・・
「日本人と仕事」を語ろう 8月5日よのなかカフェは豪華対談!
  
 

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★聡明な人間力ある「ミドル」層をつくれるか?
「承認大賞」募集開始しました♪


  http://c-c-a.jp/award/index.html


 人を「認める」ということ。

 たったそれだけのことに、どれほどの広がりがあるでしょうか。




 最近、ある研究組織の改革を終えた経営者さんが、しみじみと


「若いやつらの『これをやりたい』と言ってくることを、『よしやれ』と
やらせてやればいいんだ。

 そう、最後は『認める』ことが大事なんだよ」。



 どの業種、職種でも、実はそれがあります。


 
 「認める」たったそれだけのことで、


 どの集団、組織、であっても、どれほどの「未来」がそこから生まれるか。


 ひいては、社会全体の活力につながるか。



 一方で、「認める」という心の動きを、とりわけボス/マネージャーの層に
生み出すことは、決して簡単ではありません。



 
このメルマガをお読みになっているあなた自身が、その担い手になっていただきたいから。


 「第一回承認大賞」WEBページを開設しました。

 
 http://c-c-a.jp/award/index.html

 今年は「ボスの側から」「部下の側から」両方の応募が可能です。

 〆切は9月26日(日)。

 選考のうえ、10月16日(土)の「ボスの日」に、表彰式をいたします。


 是非、ご応募ください!お待ちしています。


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★「イクメン」「IT」「草食系男子」ときて・・・
「日本人と仕事」を語ろう 8月5日よのなかカフェは豪華対談!



 集まった方々から、「普通の社会人の真実」が次々言葉に出て、毎回エキサイティングな場になる「よのなかカフェ」。

 今や、神戸の「新しい常識の府(?)」となりました。


 

「イクメン」「IT」「草食系男子」ときて、ついに決定版。「日本人と仕事」について、豪華ゲストお2人に語っていただく企画をいたしました。


 北条勝利・ひょうご仕事と生活センター センター長と、太田肇・同志社大学政策学部教授が公開対談。

 
 そのあと会場との参加型ディスカッションのお時間もたっぷり。

 

 新しい「日本人の働き方」について語るには、この人をおいてほかにはないというゲストスピーカー。


 兵庫県が全国に誇る「ワークライフバランス」を推進する先進的組織、ひょうご仕事と生活センターを創設した当事者の一人である北条氏と、欧米や中国への豊富な視察経験に基づき「日本人の働き方」について率直な提言を続ける太田氏。


 私たち日本人にとっての仕事とは何か、本音のところのモチベーションの在り方とは何か、を語ります。皆様も是非ご参加ください!


 8月5日(木)18:30〜20:30、三宮のカフェレストラン「アロアロ」にて、参加費2,000円。(ワンドリンク・軽食込み)


 詳細とお申込みはこちらから


 http://c-c-a.jp/koza/yononaka1008.html


 会場の都合上、前々日の8月3日まで、お申込みを受け付けます。



 ちなみに今回のテーマのご参考になるかどうか…


 ちょっと元気になる読書日記をかきました 


「はたらく」ことは苦行ではなかった〜『ドラッカーに先駆けた江戸商人の思想』

http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51615118.html
 


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 ◆NPO法人企業内コーチ育成協会 今後の予定◆





7月24日(土)・25日(日)各10:00〜17:00
企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースA 第7期
http://c-c-a.jp/koza/100725.html



8月5日(木)18:30〜20:30
第16回よのなかカフェ拡大版「日本人と仕事」
北条勝利・ひょうご仕事と生活センター長と太田肇・同志社大学教授の
公開対談&ディスカッション。参加費2,000円(軽食付き)



8月21日(土)・22日(日)各10:00〜17:00
企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースC 第2期
http://c-c-a.jp/koza/100821.html



9月11日(土)〜2011年1月22日(土)
企業内コーチ育成講座 応用コース 全6回
http://c-c-a.jp/koza/advancedcourse2010.html


10月2日(土)10:00〜17:00
1日セミナー「強みを活かして仕事も人生もハッピーに!」
講師:森川里美氏  神戸サンボーホールにて 参加費3,000円





※このメールは、NPO法人企業内コーチ育成協会のスタッフ及び
代表理事・正田が、過去にお名刺を交換させていただいた方・
当協会のイベントやセミナーにご来場いただいた方に
お送りしています。

今後ご不要の方は、
空メールをご返信いただくか、こちらのページ

http://www.webcordial.com/bn/tk.html

より解除していただければ、
購読リストから外し、次回から送信されないようにいたします。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


今日1日があなたにとってすばらしい日でありますよう。


 
■□
□■―――――――――――――――――――

神戸・三宮で常設コーチング講座を開講しています!

特定非営利活動法人 企業内コーチ育成協会

代表理事 正田 佐与

e-mail:
info@c-c-a.jp
sshoda@officesherpa.com


NPO法人企業内コーチ育成協会(CCA)

URL: http://c-c-a.jp/


ツイッターもしています
アカウント名:@sayoshoda


ブログ「コーチ・正田の 愛するこの世界」
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/

「企業内コーチ育成のすすめ」
(株)帝国データバンク社『帝国ニュース兵庫県版』
に好評連載中!

一気に職場に活力が溢れます
「承認カード」1冊200円 5冊1000円にてお分けします!
お申込みはメールsshoda@officesherpa.com
までどうぞ。


 『ドラッカーに先駆けた江戸商人の思想』(平田雅彦著、日経BP社)。



 欧米の宗教観に基づいた「企業倫理」が日本に根付かないのではないか、という批判に対し、


 江戸期の「商人道」とよべるようなもの


―松下幸之助は9歳から15歳まで船場の商店に丁稚奉公をし、そこでの「しつけ」の中でこの「商人道」を体得し、その経営理念にみる倫理観と社会的責任意識を身につけた、といわれる―


 が、「武士道」とともに、日本人の「正邪」の感覚を養い、日本人の「気骨」をつくってきた、とこの本ではいうのです。


 この本では、石田梅岩、三井高利、角倉了以、大丸創業者、江戸三大呉服店、岩崎小弥太などのエピソードを交えながら、

『お客様満足』
『自立』
『共生』
『謙』
『勤勉』
『倹約』
『誠実』
『現場主義』
『信用』
『持続的成長』
『公』

という項目で、その「商人道」を解き明かしています。


 三井家の家訓「宋竺遺書」では

・相手の気持ちを斟酌せよ
・使用人の良しあしは、主人の心がけ次第
・元締め役(使用人の最高の位の人)は主人への諌め役、下への戒め役たれ



 そして学校制度が確立していない江戸時代では、庶民のこどもにとって「丁稚に入る」とは、一般庶民にとって最高の教育方法でした。丁稚奉公をしながら、読み書き、そろばん、さらに仕事から躾までを学び、勤勉を身につけたのです。


 
ここで大切なことは、丁稚に入るとき、雇う側、雇われる側双方の思いは、「一人前の人間に育てる」ということにあった。「人間として社会に通用する人にまで育てる」。それは引き受けた商家側の親に対する責任であったのである。



 商家に入ると、「丁稚」「手代」「番頭」「支配人」「元締」「別家」と一定のキャリア・プランが与えられます。

「丁稚」は12,3歳から15,6歳まで、掃除万端、使い走り、読み書き、そろばん、下足番、子守ほか徹底的に仕込まれ、躾けられ、この間「根性」が培われます。「手代」になると、元服し、親のつけた名前を替え、主人が新しく命名する。入社八年間はまったく仕事に没入させられます。

 

 厳しい躾に耐えられない者がいても、当時では家に帰ることもできず、社会的に没落するしかないという厳しい社会環境があった。だから懸命に仕事にくらいついていくうちに、仕事の持つおもしろさもわかり、次第に成長していったのである。




 家に帰ることもできない、社会的に没落するしかない。


 今で言ったら、会社を辞めたらフリーター、ニートになって親に寄生していけばいいというのがなくなり、親子共倒れになるしかない、という状態を目指したほうがいいのでしょうか。

 でもそれが人道的かというと、会社が十分に人道的で慈愛にみちた場所であればいいが、という気もします。



 それにしても、「躾」がつくる人格や能力のお話は、読んでいるとちょっと元気になれます。


 そして、「躾」をする側は…。



 「人は外見は不動明王のように厳しく、心は慈悲深くあるべきだ」

 これは宋寿(三井高利)の言葉である。宋寿はたびたび手代や丁稚を叱りつけ、彼らがわかるまで厳しく注意をなされた。だが、ひととおり注意してわからない者には、それ以上注意すればかえってその者の心労を増すにちがいないとして、それ以上は立ち入ることは避けられた。
(三井家「商売記」)



 創業者が厳しいのは松下幸之助をほうふつとさせます。


 
 昔から不思議に思っていたのだけれど、不動明王や愛染明王など、仏像さんには怒った顔のものが意外と多い。怒った顔で「慈悲」を表すとされる。


 今の感覚ではあまり「ぴん」と来ないですけれど、「絶対に一人前の人間に育ててやる」という、人を育てる気概のようなものを、昔の人は「怒った顔」にみていたのでしょうか。




 ここで武田晴人東大教授の『仕事と日本人』という著書からの引用で、

「日本人にとって仕事は苦役ではなかった」というコンセプトが出てきます。


 そもそも明治の初期、文明開化により、Laborという言葉が入ってきたとき、日本人ははたと困った。それはLaborという言葉は「やりたくないけれども金のために働く」というような難行苦行的なタイプのものを指しているらしいと考えたからである。そのためLaborという言葉を表す言葉として「労働」という言葉が日本で初めて使われた。それまでの日本人の間では、「はたらく」という言葉はあっても「労働」という言葉なり、観念はなかったのである。

 そのことは当時の日本人にとって、「はたらく」ということは、そんなに苦しいことだとか嫌なことだとかいうような考え方がなかった可能性が高いというのである。

 
 

 「はたらく」ことは苦しいことだとか嫌なことではなかった。


 羨ましいなあ。


 これは、部下の身になりかわって考えると、もし上司の側に「上司道」のようなものが当り前に行きわたっており、厳しいながらも不当な非倫理的な扱いはされない、という環境であれば、現代でも実現できることなのではないでしょうか。



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 また、上記の文章の中で「叱る」とか「厳しさ」肯定論のようなものを書いてしまいました。


 難しいですね。


 数か月前のある企画をばらすと、「叱る」「厳しさ」をテーマに10社ぐらいの話をオムニバス的に集めた本を作らないか、といわれたことがあります。


 面白そうだな、と思いながら残念ながらお断りしました。


 10社ぐらい事例を集めて、というのはそれらの企業さんに買い取りをしてもらって売上を確保するためですが、おそらく10社もあつめているうちに、私的には「OK」を出せない種類の「厳しさ」「叱り」が入ってくるだろう、と思ったのです。


 あとで従業員のかたから「あんなきれいなものではない。あれはパワハラです」というお声が出る可能性もある。


 そうしたら、読者さんに責任がもてず、申し訳ない。



 ある「叱り」がそれで良かった、といえるためにはかなり前後の文脈をみないといけない、と最近ますます思います。


 
 
神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp


 
 「強み」の第一人者、森川里美さんとの対話。


 森川さんは私より2こか3こ上のとてもフランクで優しい女性。10月2日に神戸で1日セミナーをしていただきます。


 毎回、人に対して思わぬ視点を提供してくださいます。



 今回は


「『人間関係』の資質を多くもった人だと、認知症にはなりにくいでしょうね。逆に『思考系資質』ばかりに固まった人は認知症になりやすいかも。あ、『学習欲』『着想』をもった人はべつですけれど」



(ちなみに手前みそですが、正田は2年前にMRIをとってもらった結果、脳画像診断の先生に

「非常にいい脳の状態だ」、

加齢にともなう変化がほとんどない、とおほめの言葉をいただいたことがあります。

 その先生の推測では、「人」を相手にする仕事をしているのが、いい脳トレになるのだろう、「人」は世界一複雑な存在だから、というのでした。


 それからするとたぶん「コーチ」の方は平均的にいい結果が出るでしょう。

 「企業内コーチ」の方も…。)



 森川さんのお話の続きです。


「『最上志向』『達成欲』『責任感』はどれも、エネルギーの強い資質で、これがそろった人には

『あなたの周りはあなたになぎ倒されて死屍累々でしょうね。血の海でしょうね』

とFBしたことがありますよ。ご本人まったく気づかなかったらしいです。50代の方で」


 などなど。


 「自分について知る」ことは、大事ですね。



 1人で聴いていてはもったいないのでメモメモ…、




 


『個性のわかる脳科学』(金井良太、岩波科学ライブラリー)は、


「個人差の認知神経科学研究の最前線を見る」入門書。「人」に興味をもつ人にはおすすめです。



○脳の構造MRI画像でみられる、神経細胞が集中している灰白質の局所的な分布量を計算するVBM解析が、今の脳の構造の個人差を検出する手法。

○社交性の高い人は主に脳内の報酬と関わる部位が発達していることがわかった。社交的な人は人との交流を通じてより強く心理的な喜びを得ているのかもしれない

○衝動性の高い人は意思決定が速いが、そのかわり前もっての計画性がない傾向が認められる。衝動性はバラット衝動性スケール(BIS)に自己評価で答えてもらうことで測ることができるが、BISの得点が高い人ほど眼窩前頭皮質の灰白質が局所的に少ないことがわかった。

○脳はトレーニングによって鍛えられる トレーニングによる脳構造の変化は構造MRI画像でとらえることができる。ただし、灰白質の量が測定可能なほど変化するには、持続的なトレーニングが必要。

○tDCSという微弱電流刺激によって脳のある機能を一時的に高めることができる。家庭でも使える安全性の高い装置なのでアルツハイマーのリハビリなどにも使える。

○右側の前頭前野の背側外側部は、衝動的な行動を抑制する働きをもつ。もしその部位の活動をtDCSで高めることができれば、ハイリスク・ハイリターンなギャンブルに手を出してしまうような個人の「リスク追求傾向」を抑えることができるのではないか。実際にこれを実験した人がいて、リスクを避けるようになることが示された。(⇒お相撲さん必見?!) ダイエット中の人の食欲や、禁煙中の人のタバコを吸いたいという衝動を抑える効果も見つかっている

○アルツハイマー病などの人の記憶力をtDCSで増強する実験もある。側頭頭頂接合部の両側へtDCSで刺激を与えると刺激後に単語の記憶力が上がった。ただし現実的に意味を持つようになるにはもっと刺激時間と強度を上げていかないといけない。

○自分自身の能力を正確にはかる能力をメタ認知という。ほとんどの人は自分の能力を過大評価する傾向にある。主に評価の対象となっている能力が低い人ほどそのことに気づいていない。論理的思考能力などさまざまな認知能力のテストをしたところ、どのテストにおいても最下位の25%の人達が、自己評価で自分は平均以上だと考えていることを発見した。これを「平均以上効果」とよぶ。

○笑いのセンスにも「平均以上効果」がみられた。つまらないオヤジギャグばかり言ってまわりを困らせている人も、もしかしたら自分は平均以上におもしろいことを言っていると思っているのかもしれない。

○トレーニングによって個人の持つ能力を上げることで、自分の能力をより客観的に評価できるようになるということも実験によりわかってきている。

○孤独感は認知能力を低下させる。将来自分が社会的に孤立してしまうかもしれないと考えただけでも、かなりの認知能力の低下がみられる。また、忍耐力もそこなわれる。

○孤独感が強まると不快な状況をみたとき脳の反応の仕方が違い、他人の気持ちを理解する能力が落ちる。また、社会的に微笑ましい状況、幸せそうな写真などを見ると、腹側線条体という社会的報酬と関わる部位が活動するが、孤独感の強い人ではその活動が低い。つまり他人の幸福に対して、あまり喜ばしいと感じることができないのではないかと考えられる。

○したがって孤独感が強まると、他者と共感することが苦手になり、ますます他人と仲良くやっていくことが難しくなるのではないかと推測される。

○主観的に孤独感を感じやすい人がいるので、そういう人を思いやることが必要ではないか




 最近はまた理研の人のBMI(Brain Machine Interface, 脳機能を機械で補うやつ)の話を聴いてきて、脳の足りない機能を補うために機械をはめこむ時代になるのかなーと思っていたところです。でも理研の人の話より、脳の機能を補い研究は随分すすんでるんだなー。


 正田いろいろ補ってもらいたいところあります…(片付けの能力とかほかにも。「愛嬌」とかも;;)



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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 今日は参院選投票日。


 ツイッターで「投票所に行くけど白紙投票する」と言ってた人がいて、

 いいな、あたしもそれやろ、と思っています。



 去年の政権交代以来、思うのは

 幕末ブームやオバマさんの「チェンジ」の影響もあってか、「歴史を変える」みたいなことを言いたがる人は多いけど、


 決定権者になったとき決定を下す「権限」にどれほどの「責任」が伴うのか、わかっていない人が多いのだ。


 鳩山さんもそうだったし、卑近なところでは娘の高校の「バカ校長」もそうだ。


 彼らは、単に「変える=前の人と違うことをやる」誘惑に勝てなかった、実は意志の弱い人だったんじゃないだろうか。



(このへんのことを最近の脳科学では「ほんとうの自由意思というものは、衝動を抑えるというところに働く」という説明のしかたをしている)



「衝動に勝てない」ということに関して、彼らの認知能力を疑うことも必要かもしれない。

 十分にいいお歳の方々だしね。




 ところで白紙投票をしたいけど、投票引換ハガキが見つからない…。あたしの認知能力も疑わしい…。


 あ、みつけた。ハガキではなくて封筒だったのだ。


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 全然、前の話題とずれているけど、また1つぼやきです。


 マネジメント層に対する教育というのは、非常に評価のむずかしいもの。


 その場で上手くいった、参加者が喜んだ、盛り上がった、ということではなく、少し長期的にマネジメントプロセスにどう影響を与えたか、というところを見ないといけない。


 みる側の見識も問われます。



 マネジメントプロセスへの影響、ということでいいますと、「即断即決」でぱっぱと物事を決めてやっちゃう、というのも決していいことばかりではない。


 下の人が振り回され、モチベーションダウンしたり生産性が下がったり、ということが起きます。


 「だれかのためのいい子」をやるリーダーというのは、だから怖いんです。


 変な会議とか研修とかで洗脳されてきて部下を手前勝手に叱りつけるのは…、
あたしはそれを「パワハラ」とよびます。


 洗脳するほうも悪いけど立派な大人のすることなんで。


 ふだん「叱り」肯定派の私ですけど、ファシリテーション会議とか研修のつくった間違った高揚感による「叱り」は、パワハラとよびます。


(うちの「基礎B」で受講生さんが叱った、というのは、「礼節」を叱ったとか、若手が社会人として当然やるべきことをやらなかったというのを、事実関係を丁寧におさらいして叱った、という話だもん)




神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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当協会の理念(行動規範)です。

http://c-c-a.jp/profile/philosophy.html




○私たちは、組織の上下、内外にかかわらず、互いに尊重し、承認しあいます。私たちは、人としての基本の礼節と思いやり、誠実と正義を大切にします。
○私たちは、約束を守り、行動する勇気を重んじます。私たちは、つねに自己責任の感覚をもち、社会、顧客、仲間、自己それぞれに対して力の限り責任を果たします。
○私たちは、理性と感情の両方を重んじます。私たちは、よき社会人として節度をもち、法令を重んじ、倫理と規範ある行動をとります。私たちは、他者の感情を思いやり、自己の感情を認識し制御し、適切な形で伝えます。
○私たちは、つねに謙虚に、あらゆる場面で学び続けます。



 これらにもとるところはなかったろうか。

 胸に手を当てて考えてみよう。



 最近、ちょっと言葉遣いが乱暴かもしれない。特にブログでは。



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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 きのうもたくさんの方にこのブログにアクセス頂きました。ありがとうございます。


 ツイッターでブログURLをリツイートくださった方々も、本当にありがとうございます。


 お1人の方からコメントを頂いたけれど、このブログのコメントは残念ながら「承認制」にしていまして。。


 「炎上」に対応するつもりはないのです。基本的に自分のメディアだ、と思っています。



 なので今回頂いたコメントは、残念ながらすべてをご紹介しようと思いません。(「承認」しなかったのは、久しぶりです)


 ファシリテーションをお好きな方からです。


 一部だけをご紹介すると、


「正田さんはファシリテーションを否定されるのですか?」


 
 「部分否定」と「全否定」を混同しないでほしい、というのと、


 この一文に、「否定=悪い事、けしからん事(それも否定だと思うが)」
という、ファシリテーション好きな人特有の思考法が見てとれてしまうのです。


「否定するのですか?」

は、お前はけしからんことをするのか、という「否定否定主義」の方の難詰の言葉で、ファシリテーションだけじゃなく心理学好きな人もよく言います。


 彼らには、「建設的な批判」というカテゴリーはない。


 ファシリテーションでは、特に「ブレスト」では、「一切否定しないでアイデア出しを奨励する」のが良しとされます。



 そのやり方で、私も何回か参加したことがあるけど確かにびっくりするほどの数量のアイデアが出て、積もっていきます。人の脳の中って、こんなに沢山アイデアがあるのか〜。めでたしめでたし。


 ところがここで3つ問題があって、1つはたっぷりアイデアを出したら、今度はそれを1つか2つに絞らないといけません。


 この「絞る」ということがかなり「アイデア出し」の段階と比べると労力も要るし、決断力、もっというと「教養」が要ります。



 私の経験では「ポジティブ」で「拡散傾向」のある人だと、この「絞る」という作業をはなから疎んじてしまって、やりません。「嫌い」「憎む」というぐらいの強い感情を「絞る」ということに対して抱く。



 そういう一部の人の感情に配慮すると、ブレストして出たアイデアは全部採用、ということになってしまいます。




 2つめは、1つめとも関連しますが、「一切否定しないで」アイデア出しをする、という作業を行っている最中やあとの人の心の状態、というのは、どうも幼児的な「誇大自己妄想」の状態に陥るようであります。


 少し「浮かれた」状態というか。


 それは、ちゃんと気がついて修正しないと、社会人としてももちろんリーダーとしても、「危険」な心の状態であります。


 ファシリテーションの先生の上手な人は、参加者みんなが「浮かれた」心の状態になるよう上手に誘導し、半ば「扇動」ともいえるほど上手にある結論に導きます。


「浮かれた」状態=高揚感のある状態は、容易に「激怒」へも転化します。不当に高い期待をかけ、期待と現実とのギャップにいら立つのです。




 
 一方、私はこのところ「ネガティブ思考」の先生の本の、「軽いうつ状態の人が最も正確に現実認識をする」というフレーズ(実験結果)がすきで、


「リーダーは軽いうつ状態を維持したほうがいい」


と、思っているのです。


 浮かれた心の状態では、マネジメントなどという緻密な思考はできません。


 もともと、経営者に要求される「最悪の事態を予想する」思考法などというのは、限りなく神経症に近いです。神経症の治療の本では、「そういうものの考え方をするな」と戒める考え方です。


 いつも病的で、気の毒ですが。



 ファシリテーションが好きという人に、みていると残念ながら「現実認識」の力が弱い人が多い。


 「集団責任は無責任」であるとともに、こうした「浮かれた心の状態」が、現実認識能力を弱くさせる可能性があります。



 ちなみに正田は昔から講師としてスキル不足もあって、この「浮かれた心の状態」を作るのは下手くそだし、どうも別の方向性を目指してきました。


 なるべく、日常の延長線、「普通」のトーンで話をする。徹底して理論的根拠をくっつける。



 流れるようにではなく、間を空けながら話し、ミドルである受講生さんが自分のアーカイブを参照して「それ本当か?」と確認したり、質問したり批判思考したりする余地を作る。


 自分では半ば冗談半ば本気で、「陰々滅々としたコーチング」と言っています。


 でもお客様はそれでめでたく成果を挙げていかれます。




 3つ目の問題は、ある集団内で「一切否定がない」ことが成立したとき、エントロピーの法則でその集団から一歩外に出たところに「否定」がうまれることです。

 「内集団と外集団」の極端なやつができる、といいますか。

 コーチングの某流派とか、心理学のセミナー参加者さんとその周辺にもありますよ、そういうのは。


 
 お話を「ファシリテーション」に戻すと、正田の家にもファシリテーションのスタンダードな教科書が何冊かありますが、


(ちなみにメジャーな著者の1人は過去にうちの団体にもいたことがあって…^^;詳細ははぶきます。そういう人は結構一杯います。そういえばU氏なんかも;;)



 小道具をつかって色々アイデア出しをするアイデアに溢れていますが、どうもこういうやり方で意見やアイデアを引き出すのは、若い人向きだなあ、という気がします。「お遊戯」っぽいから、これは楽しいのだ。

 アイデアは当事者意識をもつからいいので、言いだしっぺが自分がやる、というのが正しい。そういう意味でも若手向きかなあと。


 ミドルリーダーや幹部リーダーはこういう「こざかしい」ものを自分はつかわんと、どんと構えていてほしい。もうちょっと重厚な感じで話し合っていただきたい。争ってアイデアを出し合う、みたいな子どもめいたことはやめていただきたい。あと、けんかすべき時はちゃんとしてほしいですね。正→反→合で。あ、これは対立軸がある時はちゃんと明らかにして、という意味ですけど。


 会議はどんなやり方をしたにせよ、どの道「集団心理」がはたらいて間違いやすい場でもあるので、「おかしな方向に行っている」「今日は結論を出さず、お開きにしよう」といった、とりわけリーダーの直観もだいじです。

 こういうことも、ファシリテーションの教科書には書いてないですね。



 「ダイアローグ(対話)」と仕事の会議の違い、というのもありますが。



 もしいい歳をした人達がそれ(浮かれたアイデア出し会議みたいなもの)をやっていたとしたら…、それも「欠席裁判型会議」をやっていたとしたら…、あの校長みたいに…、

 内集団と外集団…、

(あの校長、うちの子やほかの何人かのお子さんが「泣いて帰った」ときいても、「それはお気の毒なことをしました。すみませんでした」みたいなことは一切言わなかったもんなあ)



 意外とやってるかも、今どきは。^^



 「ファシリテーション」なんていわないで、普通の常識的な「会議運営」に戻したほうがいいんじゃないかなあ。




 このところ立て続けに、京大iPS細胞の山中教授のチームの人や、旭化成の人の話を聴く機会がありました。


 やっぱりいい研究は1人のリーダーの「狂信的な信念」からうまれるんだな。山中教授はそういう人だったみたいですね。


 
 
神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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 少し前のお話。


 今年の3月、文芸部の部長と邦楽部の部長を歴任し「リアル『もしドラ』女子高生」である(だった)長女が、ぷんぷん怒って帰ってきた。



「生徒会の決定で、各部の部長たちが新入生歓迎の劇をやれっていうのよ。演劇部がシナリオ書いて、30分くらいで。

しかもすっごい上から口調で『やってもらうことに決まりました』って。

部長たちみんな忙しいし、劇なんて素人だしすきでもないし、練習時間もないし、何言ってるのよ!って感じ」


 組織図では、生徒会のほうが各部長より上にあり、生徒会で決定したことには逆らえない。



 彼女は腹の虫がおさまらず、翌日も何人かの部長をつれて生徒会へ抗議に行ってきた。


 先方は平謝りだったが、劇の実施については「もう決まったことだから」という。


 その後の部長会では、生徒会の役員がこんどはまじめに頭を下げ謝罪しながらも、やはり「劇はやってください。よろしくお願いします」という。




 そして春休み中に1回の練習の後、新歓の劇はしたが、部長たちはろくに発声練習、発音練習もしていないので、聴衆に声が届かず、やはり散々な出来だったようで。



「ふ〜ん、なぜ部長に劇をやれ、ってそもそも言ったんだろうねえ?部長達なら責任感が強いだろうから、逃げないだろうから?」


「あたしもわっからへんけど…、顧問の先生も立ち会いの会議だったみたいよ」



 
 これは、「ファシリテーションのよくある間違い」なのだと思う。


 自治体さんなどでは、「ファシリテーション」が素晴らしくいいものだみたいに言われて、住民参画の話し合いの場などによく使われている。


 
 ところが、私に言わせると、和やかな「ファシリテーション」の場では、意外に思いつきレベルのアイデアが勢いをもち、最終的に「みんなで決めたことだから」と、あり得ないような権力をもってしまうことがある。


 ネガティブチェックの働きにくい、和やかな空気を優先したファシリテーションの下で、むしろそれはよく起こる。その場では成功したかのようにみえる会議が、実は大変な間違いを犯していたりする。


「部長たちにやってもらおうよ」
「いいねえいいねえ」
「それでいこう」


 場の和やかな(そして少々軽はずみな)空気を壊すまいとするあまり、

「それは、この場にいない当事者が納得しないの違いますか」

みたいな、水を掛けることは言えなくなってしまう。


 何しろ、「その場にいる人」同士仲良くすることが至上命題だから。「その場にいない人」の気持ちなんか考える必要はないのである。



 だから、会議ではけんかしたほうがいいのである。ほんとは。



 
 数日前の県立西宮高校校長の説明の中で、単位制高校のための検討の歴史に触れ、

「平成20年9月から12月にかけて県教委の方とともに何度か勉強会、『単位制高校とは何ぞや』について周知とともに、アイデア出しをした」



という言葉があったので、

ああ、「ファシリテーションかぶれ」をやっとるな、コイツは、と思ったのである。そういう人に限って、「アイデア出し」という言葉がすきだ。


 コンサルの先生がやるような和やかな、一見破綻のないファシリテーションの下で、「アイデア出し(ブレスト)」をする。


 自治体の中にもそういうこと(ファシリテート)が上手い人がいるらしいけど、でもファシリテーション研修の場と現実とは違うのだ。「みんなで話し合ったこと」の結論が全然間違っていることなんてしょっちゅうある。



 でも、ファシリテーション研修を受けて、なまじ上手い先生のやつを受けて、ファシリテーション幻想をもった人達は、永遠にそういう間違いを繰り返す。
そして、間違いを認められない。現実のほうを見ない。


 1人で決めたことと比べて、「みんなで決めたこと」は、間違いを認めたり引っ込めることが難しい、という欠点もある。



 私は何しろ、先日うちのNPO総会で議論したことだって、正直信じてないもん。あんまり民主的な頭じゃないのだ。「衆知を集める」は、正しいときもあるしそうでないこともいっぱいある。


 
 最近うちの団体にも、

「コーチングは本屋の棚が縮小されてますね。ファシリテーションの方が今、説得力をもちますね。応用コースにファシリテーションを入れませんか」

という話があったけど、それは「ナイ」と思います。


会議ファシリテーションなんて、わざわざ習う必要はない。「承認」をふくめたコーチングの技1つ1つを磨き、発言の少ない人から意識的に丁寧に話を聴き、なおかつ「本質は何か」をみる目を養えば十分です。




神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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 日経BP社の「ヒューマンキャピタル2010」へ。


 お目当ては、初日の野中郁次郎・一橋大名誉教授の講演とパネルディスカッション。


 世界でもっとも影響力あるビジネス思想家トップ20の20位に入っている野中教授の講演を聴くのは、2年ぶりであります。


(ちなみに8位にEQのダニエル・ゴールマン、9位にマネジャー論のミンツバーグ、10位に「7つの習慣」のスティーブン・コヴィー、11位にシステム思考・学習する組織リーダーシップのピーター・センゲが入っています。ミーハーな私;;)


 前回の記事:


「ヒューマンキャピタル2008 野中郁次郎氏講演」
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51370837.html


 このときの講演の目玉は「フロネシス(賢慮)のリーダーシップ」というお話でありました。


 
 今回は…、


(今回も「フロネシス」には触れ、「風呂、寝、死す」と同じダジャレで笑いをとってはりましたが)


 講演の最後に近いころに、

「我々の今の時点の結論は『徒弟制』です」


 きっぱりとした口調で言われました。


 
 このほか印象的だった言葉を記録しておきますと:

●持続的なイノベーションをどう維持するか。研究開発費とイノベーションは相関しない。大事なのはプロセスのマネジメントの質だということがわかっている

●知識創造の前提は身体性にある。相互主観性の基盤は間身体性(Intercorporality)つまり、知識創造のコミュニケーションは触れ合うこと(touching)でなければならない。セクハラと言われるようなことではなく、声を聴き、姿を見る。全身で向き合う、受け入れ合う。目を観ることも触れ合いのうち

(なので、正田が最近「椅子にすわる姿勢」にもこだわっているのを、わかっていただけますでしょうか)

●イノベーションはSECIスパイラルである。直接経験を通じて現実に共感し(S=共同化)、気づきの本質をコンセプトに凝縮し(E=表出化)、コンセプトを関係づけて体系化し(C=連結化)、技術、商品、ソフト、サービス、経験に価値化し、知を血肉化する(I=内面化)と同時に、組織・市場・環境の新たな知を触発し、再び共同化につなげる。このSECIの「高速回転化」が創造性と効率性をダイナミックに両立させる知の綜合力(Synthesizing Capability)である。

(このへんのお話は、話だけでは腑におちないかもしれません。この方向に回転しだした人にはわかるお話なのかも)


●実践知のリーダーシップが組織の全レベルで必要 全社員がビジネスモデルのプロデューサー、イノベーションのプロモーター、次世代リーダーのメンターとなる

●生き生きとした知を創発する場づくり 相互主観性intersubjectivity 全人的に他者を受け容れ関わり合う主観的なあり方。思いのマネジメント(MBB, Management by Belief)

●実践知リーダーシップの6能力 
1.「善い」目的をつくる能力 
2.場をタイムリーにつくる能力 
3.ありのままの現実を直観する能力 
4.直観の本質を概念に変換する能力 
5.概念を実現する能力 
6.実践知を組織化する能力


そして最後に
●今の結論は「徒弟制モデル」。リーダーは訓練を通じてしか育たない



…あとは、2年前の講演とかぶる部分もあったのではぶきます。
 

 野中先生のお話をきくと元気になれるのは、最後に心の声で

「先生、それコーチングですよね」。

ツッコミを入れられるところであります。

 誰かこの人を何とかしてください。


 いえ、上記のお話がイコールコーチングなわけではないんですけど、この経営学にたどり着くための有効な道筋は、やっぱりコーチングとかそれ的なものである。


 (私の経験では、ばら売りしたりほかの名前をつけて売るより、コーチングというパッケージで学習してもらったほうが、レベルの高い学習になり高い成果につながるようであります。)



 講演、パネルディスカッションのあと勇気をふるって野中教授にご挨拶しました。

 勝手な感触だけどこの先生は、コーチングに対して見下してないな。


(学者さんの中には、意味もなくコーチングを見下して、自分がなぜ見下してるかわかってない人がいるけど)


 そんなわけで帰り道に野中先生の2冊の本、『流れを経営する』と『思いのマネジメント』を注文してしまいました。先生、本たかいです…;;




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 きのう「女性管理職」の記事がやたらアクセス数多かった。


(といっても、タレントさんのブログなんかと比べると「なんだそんなものか」という数字ではありますが。お堅いブログなので。)




 決して「受け狙い」で書いたわけではありません。


 ただまなじり決してリスクをとって、というわけでもなく、


「最近こういうトピックあるよな〜。でもうちは何となく『やらない主義』できたよな〜」


 と、ふと思っただけで。



 でもそこを「ビジネスチャ〜ンス!」ととらえてる人たちは当然言わないし、あと男性は「袋叩きがこわい」ので言えないし。なので言ったら大スクープ(?)になってしまったのだ。




 ブログ全体を読んで頂けるとおわかりになると思いますが、私は女性管理職全部ダメと言ってるわけでもなんでもなくて、


 まっとうに社会人として努力してきた人が管理職になるのは大賛成。



 自治体さんでも、実はある世代より上の人にはそういう人がむしろいたらしい。もう定年退職しちゃってる代の人とかで。


 本庁勤務を肯んぜず、自分から上司の反対を押し切って志望して区役所に行ったりとか。



 それが、具体的には省きますがある世代から下は「お嬢ちゃん」になっちゃってる。区役所勤務も、先輩の世代が切り拓いたから当然行くわけだけど、そこでもお嬢ちゃんをしてる。


 そういうのもあって、「男がダメになったから女もそれに比例してダメになってるんじゃねえか」と、思ってるわけです。



 その気骨ある先輩世代は、あとあと庁内で「あの人変わった人だったらしいねえ」「君たちあんな風にはならないでよ」とか、蔭口の対象になって。


「変わった人」は、便利な蔭口の言葉です。それもお役所用語かも。



 それは脱線として、


 組織に「女の子甘やかし圧力」があるとき、それに抵抗して生きるのは至難のワザです。


 うちの団体のもう絶版になってる小冊子には、正田がカイシャでその圧力といかに闘い続けたかのお話が書いてあります。


 栄光もあったけど反逆児だった。そして気力体力の限界で3年半しか持たなかった。



 だから、甘やかしに抵抗して生きよ、と人様に説教するつもりはないです。


 流されるほうが楽です。





 過去に女性管理職を輩出した企業さんとかかわって、それは元々女性ばかりの職場なんですが経営者は男性で、


 みてると「女子バレー部の監督」みたいなノリでした。


 社員のことを全部「呼び捨て」でした。本人さん(経営者)も少年サッカーのコーチ経験者だった。




 あとそれまでいなかったところに女性管理職を「つくった」事例にもかかわったんですが、まあ大変でした。

適性のある人を「見出す」ところからはじまって、(それは男性上司が「承認」をならったので、できた)

本人さんを説得して、(それも「承認」のスキルを駆使して説得した)

(ちなみにこういうときの「承認」は、「ほめる」というような安っぽいものではない。「君はあの日あの時あの会議でこういう場面でこういう発言をしましたよね。ああいう発言をするのは、君の責任感のあらわれだと私は思いました」というような、事実関係を丁寧になぞりながら相手自身も気づいていないその人の強みを確認し共有する作業で、こういうのを「ほめる」と混同されるとちょっと困る。なぜ「承認研修」を「ほめる研修」ではなくて「承認研修」と呼ぶのかちゃんと考えてほしい)


いざ管理職にすえると、周囲のやっかみがひどくて度々相談に乗ったり(傾聴)男性上司が自ら周囲の説得に出たりしてました。(それは「お願い」のスキルだと思う。でも承認もつかった)


でもそれだけ苦労して回り出したら、あとはうまくいきました。^^v





 今日から3連チャン…;;(何の?)




 うちの受講生さん方の間で「叱る」が流行ってしまったようだ。

 恐るべし「基礎B」。


 くれぐれも、正田の未熟な性格が伝染ったのではないことを祈ります。





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お世話になっている皆様




 おはようございます!

 NPO法人企業内コーチ育成協会の正田です。


大相撲の高額賭博に厳しい処分が下りました。


 別世界のこと、のようではありますが、普通に働いている私たちも、自分の業界の「当り前」をもう一度、見なおしてみるのもいいかもしれませんね。


 さて、前回のメールニュースから少し日が開いてしまいました。

 
 
 本日の内容は:

 

 ★「第1回承認大賞」始動しました!



 ★「草食系男子」を語ると実は子育てや教育のひずみが浮き彫りに
  


 ★「女性管理職」って必要?私(暴)論に思わぬ反響が
 

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★「第1回承認大賞」募集開始しました!


 
 先月30日(水)、「第1回承認大賞」のWEBページをUPしました。

 http://c-c-a.jp/award/index.html

 このメールニュースでなんどか触れていますように、「承認」〜人を認める・ほめること〜は、それ自体非常にモチベーションアップの力のあるもの。


 また、1人のマネージャーにとっては、マネジメント力全体の向上につながる重要なトレーニングでもあります。



 このようにお伝えしますと、一方で、


「フリーライダー(タダ乗り社員)のような、悪質な働き手もいるではないか。そんな人も承認するのか」


という反論も出そうです。


(「タダ乗り社員」は、かつては「ぶら下がり社員」とも言われました。最近の記事はこちらをご覧ください  
 http://diamond.jp/category/s-freerider 


 ごもっともです。


 ところが、現実問題としてこうした問題を解決していくためには、・良心的な働き手・本来は良心的なのに、タダ乗り社員につけこまれるのが怖くて疑似タダ乗り社員になっている働き手・本当のタダ乗り社員 を見分けていく必要があります。


 そこに、マネジメントの動体視力を良くし、公正さを実現する「承認」は、大いに役立つのです。



 
 「良いマネジメントは組織と社会を幸せにする」
 プレスリリースもUPしましたので、ご覧ください。

 http://c-c-a.jp/award/press.html


 今年は、「上司のあなたから、部下を承認した事例」「あなたが部下として、上司から承認されやる気になった事例」という、二通りの応募を可能にしました。




 応募〆切は9月26日(日)です。読者の皆様、是非ご応募ください!

 

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★「草食系男子」で、「ぎょっ」とする話も
 


 6月24日(木)、三宮のカフェ「アロアロ」で、「草食系男子」をテーマにディスカッション。


 どんなお話が出たか、少しだけご紹介すると…。


●最近の若い子は飲み会の仕切りは女の子がやるようになっている。
●お食事に誘って断られたら、「あっいいです〜」と次回から誘ってくれない。●なんでそんなに女性にめげるんかな〜 怖がりすぎや。草食系にならんためには怒られ慣れとけと息子に言っている。
●親が子どもに「叱られ耐性」を作ってやるって大事。叱ってくる人は自分を嫌いで叱るわけじゃないんだとか叱られてダメージ受けた後もまた立ちあがって正しく行動しろとか。

 中には、こんなぎょっとするお話も出ました(@@;


●リアルで大人しい人がブログなどでは凄い上司の悪口書いてたりする。ギャップに驚く。ネットでは荒んでますよ
●ブログに会社の愚痴を書いているとみんなが好意的なコメントをしてくれる。「うちにもそういう上司いますよ」みたいな。だれも「あんたが悪い」とは書かない


 
 議論全体は、こちらのブログ記事をご覧ください

 
 草食系は家庭と学校のひずみか?よのなかカフェ
 http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51610682.html



 神戸の新しい常識の府(?)よのなかカフェ次回は、「日本人と仕事」。大きいテーマです。


 北条勝利・ひょうご仕事と生活センター センター長と、

 太田肇・同志社大学教授の公開対談と参加型ディスカッション。


 8月5日(木)夜、同じく「アロアロ」にて行います。

 詳細は、近日WEBに公開いたします。皆様ぜひご予定ください!!


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★「女性管理職」って必要?



 欧米に比べてわが国では極端に少ないと言われる、女性管理職。


 では、増やせばいいのかというと…、


 当協会が「営利企業」なら、

「いいことですね!是非そういう研修をしましょう」

とヒザを打つのですが、残念、NPOですので、その話題になると曖昧に笑ってごまかします^^;


そのわけは…。


 「女性管理職私(暴)論」

 http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51612750.html

 この記事をツイッターに転送すると、これがまた強烈なリアクションが。


「おっしゃるとおり。同感! 知れば知るほど、組織を潰す気っ?ってたまに大声で言いたくなる人もいる。」


「前から言いたかった。男の私が言うと袋だたきに遭いそうで言えなかった。よく言ってくれた」


 そうだったのか…。


 当協会は基本的に「承認屋」なのですが、この問題に関しては、「入社時から相手の強さを信じて鍛え上げる」というところに、「承認」を使っていただきたいのです。


 そういう趣旨の研修なら、よろこんでお引き受けいたします。というか、一般的な「承認研修」を徹底してやっていただければ足りると思います。



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★もうすこし穏健な記事を書きました…。

「バーチャルの病につける薬とは」
http://c-c-a.jp/tdb/report21.html

 


 ◆NPO法人企業内コーチ育成協会 今後の予定◆





7月24日(土)・25日(日)各10:00〜17:00
企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースA 第7期
http://c-c-a.jp/koza/100725.html


8月5日(木)18:30〜20:30
第16回よのなかカフェ拡大版「日本人と仕事」
北条勝利・ひょうご仕事と生活センター長と太田肇・同志社大学教授の
公開対談&ディスカッション。参加費2,000円(軽食付き)



8月21日(土)・22日(日)各10:00〜17:00
企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースC 第2期
http://c-c-a.jp/koza/100821.html


9月11日(土)〜2011年1月22日(土)
企業内コーチ育成講座 応用コース 全6回
http://c-c-a.jp/koza/advancedcourse2010.html

10月2日(土)10:00〜17:00
1日セミナー「強みを活かして仕事も人生もハッピーに!」
講師:森川里美氏  神戸サンボーホールにて 参加費3,000円



※このメールは、NPO法人企業内コーチ育成協会のスタッフ及び
代表理事・正田が、過去にお名刺を交換させていただいた方・
当協会のイベントやセミナーにご来場いただいた方に
お送りしています。

今後ご不要の方は、
空メールをご返信いただくか、こちらのページ

http://www.webcordial.com/bn/tk.html
より解除していただければ、
購読リストから外し、次回から送信されないようにいたします。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


今日1日があなたにとってすばらしい日でありますよう。


 
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神戸・三宮で常設コーチング講座を開講しています!

特定非営利活動法人 企業内コーチ育成協会

代表理事 正田 佐与

e-mail:
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ツイッターもしています
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ブログ「コーチ・正田の 愛するこの世界」
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「企業内コーチ育成のすすめ」
(株)帝国データバンク社『帝国ニュース兵庫県版』
に好評連載中!

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お申込みはメールsshoda@officesherpa.com
までどうぞ。


「女性管理職」がここ数年、ブームのようです。


 私はあんまりそこのトレンドには乗っからないことにしていて…、
 そっち系の研修が得意な先生にお任せすることにしています。



 持論では、「女性管理職」を本気でつくろうと思うのだったら、20年計画とか15年計画でのぞまないといけないと思う。



 数合わせのために付け焼刃で女性管理職をつくってしまうと、本人さんも周囲もすごい迷惑。



 色々、企業さんや自治体さんへ伺ってちらほら女性管理職の姿をみるけど、失礼ながら大部分の人はぱっと見て「ああ、鍛えられてないな」と思う。


 若い頃から、「女の子だから手加減してやっていいだろう」とお嬢ちゃん扱いされて男の子の八掛けか七掛けの仕事しか与えられずにすごしてきて、修羅場も経験しないで、それである年齢になると管理職になる。



 実は、その「入社当初の鍛え方」が、女性管理職をつくるために一番重要なところなのだろうと思う。



 男の子女の子両方育ててきて正直な感想を言うと、ホワイトカラーに関する限り、女の子の方がどうしたって優秀だろうと思う。


 「男の八掛け七掛けでいい」というのは、幻想でしかない。


 江戸時代までの日本の庶民は女性も男言葉でガサツに生活していたのだそうで、江戸末期〜明治期になって、宮中とか女郎さんの身分制とか性を売り物にする世界の言葉が入ってきて日本語の「女言葉」ができたのだ、ときいたことがある。今ある「女らしさ」には、そもそもかなり幻想が入っているのだ。


 それは脱線だけれど、女の子を会社員としてマトモに鍛えたら、むしろその代の4番バッターとか、エースピッチャーに育ってしまうかもしれない。そのほうが、現実に正直に能力を映しているかもしれない。ホワイトカラーに関しては。



 その現実と向き合いたくないから、無理やり「男の子の八掛け七掛け」というシーリング枠を作り、女の子のほうも会社で生き残ろうと思ったらその基準に無理やり自分を当てはめようとする。


 その結果、妙に「バーチャル」で「お嬢ちゃんお嬢ちゃん」した女性管理職ができてしまう。それは、決して本人さんだけの責任ではない。


 最近私が「男の子にイニシエーションが必要だ」としきりに言っているのは、

ようするに男の子に思い切り有能になってもらわないと、女の子が「男の子の八掛け七掛け」基準に手足を無理やり縮めていざるを得ないから、ひいては日本人全体のレベルが引きあがらないから、である。


(もちろんソリューションはそれだけではなくて、女の子が4番バッターとかエースピッチャーでも構わないなら、それでもいいのだ。でもそれでは「なえる」のではないだろうか;;)



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とうとう、受講生さんからメールで


「正田さん最近のブログ過激じゃないですか」


と、お叱りを受けてしまいました。ごめんなさい…ーー;

 そのあと


「(まあ正論ですので、書かれております内容には関しては諸手をあげて賛同しますが・・・。)」


 だって。いえ、そういう自分に都合のいいところにばかり目を奪われてはいけませんね。


 
 2つ前のブログに書いてなかった事情も言い訳がましくちょっと書くと、保護者との話し合いには高校の校長、教頭らとともに国経科の科長の先生も同席していらして、この先生は終始うつむき気味でした。子どもらからは慕われている先生です。


(もう少し事情を言うと、3年ほど前私を国経科の教養講座の講師に引っ張ってくれた2人の先生の1人で、感覚的な言い方ですみませんが綺麗な目をした人です)


 この先生方のお仕事ぶりへの「オマージュ」もこめて、ガーガー怒っていたわけです。


(校長は『国経科廃止で生活態度、学力ともレベルダウンする』と指摘されて『そうならないように国経科科長の先生に計画してもらってるところです』と答弁したけど、そんなことは人にさせないでお前がやれバカ校長。普通科の先生方に『私の一存で大変な決定をしてしまいました。レベルダウンにならないように、お願いですから国経科の先生方と同じレベルでこれから仕事してください』と土下座して頼んでまわれ。あっまた性懲りもなく過激になってしまった;;)




 あと保護者の中には私よりもうちょっと良識的なお母さんもいらして、実はこの高校はもう1つ、「二学期制化」という別の改革も控えていて、


「二学期制について詳しい事がわかりましたら、子どもたちにも保護者にもきちんと説明してくださいね。説明会は開いてくださいね」


と、現実的な交渉をしてはりました。


 いわば「優しい刑事さんと怖い刑事さん」をなんとなく分業でやってたわけであります。



 でも後で思うに、やっぱりあの席にはお父さん方も来るべきだったなあと。

 明らかに一般社会から見ておかしなことを、お母さん方相手だからと平気で答弁している感じがあったもの。性差別的な場だった。

 世のお父さん方、学校がヘンなことやってる時はどうか出ていってください。



 と、思い切り2日前の感覚に戻っているこのブログです。
 続きを読む


 きのうの出来事以来、うつうつと考えていたのだけれど、



 もし企業さんが、「グダグダ」でないしっかりした子を採用したかったら、高校ぐらいから「会社でつかえる人材」を念頭に置いた教育をしないといけない。そのためには企業さんが自分でそういう学校を経営しないといけないんではないか、と今思いました。


 これは加護野先生が仰ってたみたいに、大学とか徴兵制では恐らく、遅い。文化横断的にみても、中学か高校ぐらいの時期。



 「つかえる」というとイヤらしい感じがしますが、ようするに人としてまっとうな責任感とか周囲への思いやりとかつながり感とか礼節とか積極性とか集中力とかものごとをやり抜く根性とか幅広い視野とか、をもった人、ということで、そういうのはもっていても企業社会だけじゃなくご家庭でも地域でも絶対役に立つはずなので、ご本人にとって不幸ではない、と思います。


 ワークショップ的な個体最適の思想などはそこに入りこまないでよろしい。


 今どきの学校の先生は結構そういう思想にはまり込んでいる人が多くて、話していてもだれのためのいい子をやってるんか、と思う。そういうのが、彼らの教え子の代のこともだめにしちゃってる。



 わ〜んそんなこと言ってたら蚊にさされちゃったよう^^;

 考えるのはいいけど、だれがやるんだか。
(ちなみにあたしではない。教職持ってないし)



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「この教育はこの地域のまともな人を育てるための牙城だったんじゃないんですか!地域の歴史に対する冒涜をしていませんか!教育の社会的責任とか考えたことがありますか!」


 これは、正田がきのう本当に言ったせりふで、でも場面は本業の大人向けの教育ではなく、娘の通っている高校での保護者と校長らとの話し合いの席であります。


 このブログで何度か記事にしていますように、県立西宮高校の国際経済科が廃止になり、普通科と合併して単位制高校に移行します。


 来年4月入学の子たちの代から、単位制高校に。


 この春入学した子たちが最後の国経科生。うちの子は最後から数えて二代目、ということになります。



 で、私が校長や教頭相手に息まいているのはなぜかというと、


 この国経科はそもそも県西の発祥の学科で、県西は91年前に商業高校として出発。(去年、創立90年式典をやっておりました)


 そして国経科はちょっと他にない特色ある教育をする学科で、1年時から簿記、ワープロ、電卓、英検など数多くの検定を受検させる、かなりストイックな教育です。お蔭様で2年生のうちの娘も先日、全商簿記1級に合格してました。


 他の科からは「金もうけ学科」などと揶揄されながら、人格教育にも力を入れ、掃除の指導も熱心です。


 そういうストイックさ真面目さが他の分野にも生きるのか、この学科からは過去に2人の五輪選手を輩出しています。


 先日はこの学科出身の「最年少公認会計士」ということで、20歳のOGが学科で講演していました。


 
 同じ学校でも国経科の授業しているそばを普通科の子が歩くと、「うわ〜、口ひとつ利かないで電卓叩いてる〜」と言われるのだそうであります。
 

 
 そういう学科の気風にほれ込んで子どもを送り込む保護者が多く、わが家もその1人。また、子どもの側もオープンハイスクールで生徒やOBのパネルディスカッションを聴いて、


「あんなふうに自分の考えを堂々と述べられる人になりたい」


 と、遠方からあこがれて志望する子もいます。


 そして、入学時には「そこそこ」の偏差値だった子たちが、有名大学に受かっていきます。いわば遅咲きタイプの子にとって非常にありがたい、効率のいい教育をしてくれる高校。



 先生方も研究熱心で、私はもともと「神戸ベンチャー研究会」に国経科の先生が顔を出されていたからこの学科のことを知っていたのです。




 そういう、他に例をみない優れた教育をする学科が、何の問題もなかったのに突然「消されて」しまうのであります。



 それは、この高校の歴代校長が単位制高校になりたいと県に要望を出してきたとかで、どうも10年ぐらい前の高校教育の世界の流行りとして「単位制高校」というのがあったらしいのですが、それが有効だという保証は、はっきり言ってない。


 そして現校長はなんでも歴代の単位制高校に熱心だった校長とのラインのある人物で、その元校長の悲願を何が何でも自分の代で実現させたかったらしい。


 そして奇妙なのは、「国経科取りつぶし」について、ほとんど議論らしい議論を校内でした形跡がない。

 「単位制高校とは何ぞや」の議論には、時間をかけた形跡があるのですが。


 「国経科廃止」について十分な議論をしていないことについて、


「それは仕方なかったのです。今ある学科をなくす、ということは、今やっている先生方もいるわけですから、議論などはしにくかった」


と校長。


 実に奇妙な発言。噂では、国経科の先生方に対して「だまし討ち」的な手続きをとったと言われる。


 私たち保護者は、今2年生の子どもたちを入学させて間もない去年6月19日に出された、1枚のプリントで知った。
 娘は学校で先生にそれを告げられて、泣いて帰った。



 そして、「国経科の特色ある教育を単位制のなかで実現させます」とおっしゃるので、


 私は


「それは実現性がないというか、仮説にすぎませんね。


 今うまくいっている教育を替えるというのは、今この教育がなぜうまくいっているか、どういう要因が働いてそうなっているのか、きちんと解析したうえでするべきです。


 単位制になって普通科の子たちが簿記などを選択するときに何が起こるか。


 今この世代の子を育てている実感として言いますと、今の子って周囲の目を気にして頑張れないんですよ。いじめを物凄く気にするんですよ。いいことをする勇気がないんですよ。


 じゃあ、国経科の子たちがなぜ頑張れるかというと、そういう頑張りたい子たちだけを集めて1クラスにしているからなんです。それは動物実験みたいに確かなことですよ」



「私は企業の方に関わっている立場なので知っていますけど、今企業に入る若い子たちって『グダグダ』なんです。そして、まともな人を育てる道筋っていうのは、こういう(国経科のような)やり方しかなくなってしまってるんです。私たち親も、子どもをまともな人間に育てたいから、国経科の先生方を信頼してお預けしているんです。
そういう教育を校長先生の一存で潰してしまうんです。どうして、そんなことをしていいと思えるんですか」



 腕組みをして不機嫌に「私はできる限りの努力をしてますよ」とふんぞり返る校長。


 コイツは叱られたらふくれる、お坊ちゃまだ。ウチの子がこんな態度とったら私は張り倒してる。(そこまで言わなかったけど)


 こんな奴が高校生の教育に関わったり、先生方の上に立つ役職につくんだから呆れる。


 たぶん、自分が教育の本筋の仕事で成果が出せない人間なので、「学校改革」で自分の業績にカウントしようとして、それで他人が汗水たらして情熱こめてやっている教育を潰すのを厭わないんだと思う。いるいる、公務員でそういうヤツ。



 私からみると、このバカ校長より国経科の先生方の方が、人間としての迫力が全然上だ。国経科の先生方は、現役の経済人ともコンタクトを持ち、教養講座の講師に連れてきたりする。今どきの通り一遍の教育でなく、人格にまで踏み込んだ教育をするには経営者なみの情熱が必要である。



 バカがいいものを理解しなくて潰してしまうというのは、織田信雄(だったっけ)が安土城に火をつけてしまうようなものだ。



 こんなバカなことがまかり通ってしまうのは、日本人が今、歴史上もっとも愚かな時代を過ごしているからだ。いいものの価値がわからず、むざむざ平気で潰してしまう。目の前でそんなことをやられてしまう。



 あ〜、また怒ってる私。

 でも、嫌な時代を今生きている、そのことから目をそらさないでいたいから、不愉快なこともあえて書いてしまう。


 それにしても「組合ノリ」になってきている自分がちょっと嫌…。
 


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