年度末。このブログの読者の皆様は、慌ただしい1日をお過ごしのことでしょう。
さて、
教育学と経営学を連結した独自の研究で注目を集める気鋭の研究者、中原淳・東大准教授より、「承認大賞2011プロジェクト」に応援メッセージをいただきました!
以下に全文をご紹介します:
東北関東震災で被災なさった方々に、心よりお見舞い申し上げます。
いまだ、私たちは「災中」を生きていますが、この震災が明らかに
してくれたのは、日本人の社会関係資本の高さであると実感しています。
慰め合い、助け合い、励まし合い・・・こうした無数の援助行動が、
日本社会の至る所で見られました。
この大賞は、「承認」という行動に焦点をあてたものだとお聞きして
おりますが、相互にやりとりされる精神的援助のもつ力は、言うまでもなく非常に大きなものです。
「災後」の世界、「ポスト311」を構想しなければならない今だからこそ、さらに重要性が増している視点であると感じます。
大組織の機能不全が明らかになった一方で、協力会社の個々の作業員、自衛隊、消防隊…の方々の勇気ある活躍、そして何よりも、大きな悲しみにうちひしがれながらも忍耐強く振る舞い、支援者をいたわる言動さえ見せて世界の賞賛を集めた被災者の方々がいました。
(こうした方々に政治家からの賞賛の言葉がいまだ足りない…また世界中からの支援に対する国レベルでの感謝が足りない…という声もきこえてきます)
人々の素晴らしさ、強さを信じ、どれだけ時間がかかってもまた立ち上がらなければなりません。
中原先生、素晴らしいメッセージをありがとうございました!
神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp