正田佐与の 愛するこの世界

神戸の1位マネジャー育成の研修講師・正田佐与が、「承認と職場」、「よのなかカフェ」などの日常を通じて日本人と仕事の幸福な関係を語ります。現役リーダーたちが「このブログを読んでいればマネジメントがわかる」と絶賛。 現在、心ならずも「アドラー心理学批判」と「『「学力」の経済学』批判」でアクセス急増中。コメントは承認制です

2011年03月


 年度末。このブログの読者の皆様は、慌ただしい1日をお過ごしのことでしょう。



 さて、
 教育学と経営学を連結した独自の研究で注目を集める気鋭の研究者、中原淳・東大准教授より、「承認大賞2011プロジェクト」に応援メッセージをいただきました!


 以下に全文をご紹介します:


東北関東震災で被災なさった方々に、心よりお見舞い申し上げます。

いまだ、私たちは「災中」を生きていますが、この震災が明らかに
してくれたのは、日本人の社会関係資本の高さであると実感しています。

慰め合い、助け合い、励まし合い・・・こうした無数の援助行動が、
日本社会の至る所で見られました。

この大賞は、「承認」という行動に焦点をあてたものだとお聞きして
おりますが、相互にやりとりされる精神的援助のもつ力は、言うまでもなく非常に大きなものです。

「災後」の世界、「ポスト311」を構想しなければならない今だからこそ、さらに重要性が増している視点であると感じます。



 
 大組織の機能不全が明らかになった一方で、協力会社の個々の作業員、自衛隊、消防隊…の方々の勇気ある活躍、そして何よりも、大きな悲しみにうちひしがれながらも忍耐強く振る舞い、支援者をいたわる言動さえ見せて世界の賞賛を集めた被災者の方々がいました。


(こうした方々に政治家からの賞賛の言葉がいまだ足りない…また世界中からの支援に対する国レベルでの感謝が足りない…という声もきこえてきます)

 
 人々の素晴らしさ、強さを信じ、どれだけ時間がかかってもまた立ち上がらなければなりません。

 
 中原先生、素晴らしいメッセージをありがとうございました!


 
神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp
 

お世話になっている皆様



こんにちは。NPO法人企業内コーチ育成協会の正田です。

 年度末、やっと関西には桜も開き始めました。
 いつになく長い冬でしたね。




 26−28日、震災後初めて、千葉と東京に滞在していました。電車は間引き運転、車内暖房はなく、スーパーも電気を一部消灯し薄暗い店内。一変した関東の様子を肌で感じてきました。



 東日本大震災の被害状況は今も少しずつ明らかになっています。自動車業界、半導体業界、と重要工場が大ダメージを受けました。


「今年度決算は何とかなったが来年度はどうなるのか―」。
「日本は今から大変なことになるのではないか」


 お会いしたビジネスマンの方々も淡々とながら、危機感を口にしました。



 今回の内容は:


◆「承認大賞2011プロジェクト」実施につきまして
 ご挨拶と嬉しい応援メッセージ

 −野田稔氏、太田肇氏、森川里美氏、酒井穣氏−


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◆「承認大賞2011プロジェクト」実施につきまして
 ご挨拶と嬉しい応援メッセージ


 
 3月11日午後、マグニチュード9.0の巨大地震と10メートルを超す大津波によって、東北から関東にかけて沿岸部一帯が壊滅的被害を受け、そしてわたしたち日本人の生活全体が様変わりしました。


 同じ人として胸痛む光景が被災地に、それに対して直接的には何もできぬもどかしさを他地域ではかみしめています。


 一方で、経済復興は急務です。計画停電や物資不足の中でも、生産性を下げず、経済活動を回していくために、これまでになく素早い問題解決や機敏な判断力・行動力が、1人1人にもすべての組織にも求められています。


 既に、節電を呼びかけたり被災地への救援物資を取りまとめ運搬するNGOなどの活躍にその萌芽をみる気がするのですが―、


 こうした状況下で、私たちNPO法人企業内コーチ育成協会は、昨年神戸を中心に初めて開催した「承認大賞」−人が人を認め、讃え、力づける行為を表彰することによって組織内の人材育成や素早い意思決定を促す賞−を、より大規模に開催することにいたしました。




 震災を受け多くの式典、イベント、レジャーなどが中止される中、「不謹慎」とお叱りをいただくかもしれません。しかし、


・被害を受けなかった地域での経済活動を停滞させないこと、活性化させることが回りまわって被災地への貢献につながるであろうこと、


・また、だれよりも力づけを必要としているのは言うまでもなく被災地の方々だと思われますが、ある被災者の主婦の言葉−
「他地域の人に『頑張れ』と言ってもらうことは辛かった。これ以上どう頑張るの?と思った」という言葉に代表されるように、これほど多くの方々がダメージを受けた状況下で、適切な力づけの仕方を普及させることは大事ではないかと思ったこと、



 などから、「承認大賞2011プロジェクト」という形で、強く社会に提示していきたいと思ったものです。



 既に、優れた識者の皆様より続々と温かい応援メッセージをいただいておりますので、ご紹介させていただきます:



■野田稔氏(明治大学専門職大学院グローバルビジネス研究科教授、前NHK「Bizスポ」キャスター)


「認められること、誉められること、期待されること。
人を動かすのにこんなに強いパワーは無い。

日本人はもっとお互いを認めなくちゃいけない。
誉めあわなければいけない。

叱って矯めることではない。

誉めて強みを伸ばし、もう一度世界に羽ばたく。

それが今の日本に求められていることだ。」


全文は⇒ http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51717400.html


■太田肇氏(同志社大学政策学部、組織論、「承認論」の提唱者)


「感謝を期待して支援するのは間違いだ。しかし被災者・支援者の区別なく、互いにほめたり認めたりする空気が広がれば、きずなはいっそう強くなり、厳しいなかにも元気が湧いてくる。がんばっているみんなを、そして自分を認めてほしい。」


全文は⇒ http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51718432.html



■森川里美氏(国際コーチ連盟マスターコーチ、強み発見ツール「ストレングス・ファインダー」の第一人者)


「できていない所に目がいく、弱みが目について
しまうのは、動物的な本能です。
できているところに目を向ける、それは知性であり
意志です。学んで得られる能力です。

自分のもつ強み、部下の強み、家族の強み
承認によって伸ばし強めていくことがあたり前の
社会を目指したい。目指しましょう。」


全文は⇒ http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51718607.html


■酒井穣氏(フリービット株式会社ジェネラル・マネージャー、『はじめての課長の教科書』、『リーダーシップでいちばん大切なこと』著者)


「なにかに向けて頑張っている人に、多くの承認が集まる社会
からは、多くのリーダーが生まれるはずです。その意味では、
リーダー不在が叫ばれる社会というのは、本質的に承認の足
りない社会ではないかと、そんなふうに考えます。」


全文は⇒ http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51719074.html



 野田様、太田様、森川様、酒井様、それぞれのお立場から素晴らしいメッセージありがとうございました!



 本イベント「承認大賞2011プロジェクト」について、まだ詳細は決まっておりません。

 わかっているのは、今年10月16日「ボスの日」に、表彰式を行うことです。

 今後もこのメールニュースで続報をお伝えしてまいりますので、どうかお楽しみに。

 また、過去に「承認」について学ばれた方、どうぞ大賞へのご応募の準備をよろしくお願いいたします。


 昨年の受賞事例はこちらのページをご参照ください

 http://c-c-a.jp/kyoukai/jyusyo2010.html



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★本年上半期当協会の「人づくりラインナップ」、
 講座、例会、よのなかカフェの日程はこちらです。

 下記でご確認ください。
 受講ご希望の方、大変お待たせいたしました。
 日程をぜひ、手帳にご記入ください!


※お申込みページはこちらです
 
 http://c-c-a.jp/contact2/index.php



 ◆NPO法人企業内コーチ育成協会 今後の予定◆





4月7日(木) 19:00〜20:30
◆第23回よのなかカフェ「大震災 神戸の私たちにできることは」
             (テーマを変更しました)
ファシリテーター:山口裕史氏(フリージャーナリスト)
※被災地NGO協働センター代表の村井雅清氏がゲストとして出席されます
会場「アロアロ」にて
http://c-c-a.jp/cafe/index.html


4月23日(土) 13:30〜16:30
◆第10回例会
「情熱のマネージャー、営業所を変える〜認めること、『承認大賞』その後、現場でみた『今の若い子』」
スピーカー:永井博之氏(OA機器メーカーIT部門販売サービス業営業部長)
会場:ビジネスプラザひょうごホール(神戸三宮・サンパル7F)
http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=2


5月15日(日) 15:00〜17:00
◆第24回よのなかカフェ「日本はスウェーデンを目指すべきか?」
ファシリテーター未定
会場「アロアロ」にて


5月21日(土)22日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースA
〜「認め、問いかける」能力向上実感の対話術〜

傾聴・承認・質問の3大スキルを2日間で身につけていただきます。
会場:ビジネスプラザひょうごホール
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0


5月28日(土)
◆NPO法人企業内コーチ育成協会通常総会・第11回例会

「今、なぜ『承認大賞』なのか―ミドルマネージャー育成10年の軌跡とルーツを語る」
スピーカー・正田 佐与(NPO法人企業内コーチ育成協会代表理事)
会場:ビジネスプラザひょうごホール
http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=1


6月26日(土)27日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースB
〜あえて伝える本気のコミュニケーション〜

フィードバック・叱る・怒る・強みの活用・学習スタイルなど
会場:ビジネスプラザひょうご ITサポート室
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0

8月6日(土)7日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースC
〜リーダーシップの内面の旅〜

ケーススタディー・感情・価値観など
会場:ビジネスプラザひょうご ITサポート室
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0


※詳細とお申込みはこちらから

 http://c-c-a.jp




※このメールは、NPO法人企業内コーチ育成協会のスタッフ及び
代表理事・正田が、過去にお名刺を交換させていただいた方・
当協会のイベントやセミナーにご来場いただいた方に
お送りしています。

今後ご不要の方は、
空メールをご返信いただくか、こちらのページ

http://www.webcordial.com/bn/tk.htmlより解除していただければ、
購読リストから外し、次回から送信されないようにいたします。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました!





 
■□
□■―――――――――――――――――――


神戸のコーチング講座


特定非営利活動法人 企業内コーチ育成協会

代表理事 正田 佐与

e-mail:
info@c-c-a.jp


NPO法人企業内コーチ育成協会(CCA)

URL: http://c-c-a.jp/


ツイッターもしています
アカウント名:@sayoshoda


ブログ「コーチ・正田の 愛するこの世界」
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/


部下を力づける言葉、伝えていますか?
「第1回承認大賞」受賞事例をご紹介します
http://c-c-a.jp/kyoukai/jyusyo2010.html
「企業内コーチ育成のすすめ」
(株)帝国データバンク社『帝国ニュース兵庫県版』
に好評連載中
http://c-c-a.jp/topics/archive.php?pag


 『はじめての課長の教科書』『日本で最も人材を育成する会社のテキスト』そして『リーダーシップでいちばん大切なこと』など、注目の出版の続くフリービット株式会社戦略人事部ジェネラルマネージャー・酒井穣氏より、「承認大賞2011プロジェクト」に応援メッセージをいただきました!


 以下にご紹介します:


*****************************************
承認は「心にもないお世辞」とは違います。それは、なにが
しかの高い目線(理念)を持って、なにかに挑もうとしてい
る人の「貴重な燃料」だと思います。

なにかに向けて頑張っている人に、多くの承認が集まる社会
からは、多くのリーダーが生まれるはずです。その意味では、
リーダー不在が叫ばれる社会というのは、本質的に承認の足
りない社会ではないかと、そんなふうに考えます。

フリービット株式会社 戦略人事部ジェネラルマネージャー
酒井穣
*****************************************


 
 まさしく。

「リーダー不在」が、どれほど社会の問題解決能力を損なわせ、重要な問題を先送りさせてきたか、いつまでも終わらない放射能漏れや電力不足の問題でも痛切に感じるばかりです。


 日本を10電力に分け、50Hz地域と60Hz地域に二分されている状態は、なんでも明治維新期にさかのぼるのだとか。


 「リーダー」の成長を摘み取ってきた組織や社会がそこにあったのではなかったか。


(太田肇教授が指摘する、日本特有の「裏承認―嫉妬、足の引っ張り合い―の文化」もそこに見え隠れするのです。

 また先日某ミドルの言っていた、
「『スピード』と言っている本人(上司)が部下の足を引っ張っている」
という風景も。)



 「このままではいけない」声にならない思いを行動に移す勇気と、それを讃え後押しする文化があれば。





 酒井先生、素晴らしいメッセージありがとうございました!



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp


 私のコーチであり、ギャラップ社の強み発見ツール、ストレングス・ファインダーのわが国第一人者である、森川里美氏より、「承認大賞2011」にメッセージをいただきました!

以下、メッセージの全文です:


安心感、それは人の根源的な欲求です。


失敗しても「よく頑張った」と言ってもらえる。
四苦八苦しているときでも「頑張ってるね」と応援してもらえる。
うまくいったときには「おめでとう、よくやった」と喜んでもらえる。

そう思えたときにはじめて、人は自分の能力を120%発揮でき、
その人固有の”強み”を活かすことができます。

安心感のある環境の中ではじめて、人は自分の”強み”を
活かすことができる、と言い換えてもいいかもしれません。


この安心感を作り出すものが”承認”です。


はたから見たらまだ余力があるように見えても、
本人はその時にできる精一杯の努力をしています。
どんなの小さな部分でも、今出来ていることを認める。
すべてはそこから始まります。

できていない所に目がいく、弱みが目について
しまうのは、動物的な本能です。
できているところに目を向ける、それは知性であり
意志です。学んで得られる能力です。

自分のもつ強み、部下の強み、家族の強み
承認によって伸ばし強めていくことがあたり前の
社会を目指したい。目指しましょう。

国際コーチ連盟マスターコーチ 森川里美



本当に、今ギリギリの力で頑張っている人が多いかもしれない。


過去の例を持ち出すので恐縮ですが、「阪神大震災」でも、「火事場の馬鹿力」で頑張った人々が、そのあと深刻なアパシーに陥ったりしたのです。


頑張った人が認められるように。力尽き、折れそうになってもまた、立ち上がれるように。


「承認大賞」は、人と人が末永く認め合う関係を築けるように、応援します!!


神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
URL: http://www.officesherpa.com


 高濃度の放射能汚染水…またしても天を仰ぎたくなるようなニュースが報道されるなか。

 「承認論」の提唱者で、わたしどもNPO法人企業内コーチ育成協会の顧問である同志社大学・太田肇教授(組織論)より、


 「承認大賞2011」にメッセージをいただきました。


「疲れ果て、あきらめかけた自分を支えてくれたのは周囲からのねぎらい、感謝の声だった」。 阪神・淡路大震災のボランティア経験者はこう語る。
 感謝を期待して支援するのは間違いだ。しかし被災者・支援者の区別なく、互いにほめたり認めたりする空気が広がれば、きずなはいっそう強くなり、厳しいなかにも元気が湧いてくる。がんばっているみんなを、そして自分を認めてほしい。



 「お陰様で私の身近に直接被害を受けた人はいませんでしたが、惨状を目にするたびに心が痛みます。」と、太田教授から添え書きがありました。


「承認」は、単にほめて伸ばすだけのものではありません。


 疲れ果てたときの力づけの言葉。折れそうになったときにもう一度がんばろうという気になれるあたたかいねぎらいの言葉。



 そうしたものまでを含めて「承認」とよんでいるのです。


 今、まさしく切実に、そうしたものを必要としている人たちがいます。


 太田先生、素晴らしいメッセージありがとうございました!



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

 


 NHK「Bizスポ・ワイド」のキャスターで、明治大学大学院教授の野田稔氏から、私どもの「承認大賞2011プロジェクト」に素敵な応援メッセージをいただきました。


 以下、頂いたメッセージの全文です:


小さいときの僕は10回叱られ、1回誉められるぐらいの割合だったと思う。

「これをしなさい!」、「そんなことしちゃダメ!」
それはもう、毎日ひたすら叱られていた。
それでもなお、しなければならないことは出来ず、やってはいけないことをし続けた。
いくら叱られても、僕は直らなかった。

しかし、幼稚園で「稔ちゃんはお話し上手だねぇ」と誉められた僕は、嬉々として“お話し”をし続けた。
もっと誉められたくて、毎日毎日“おもしろいお話し”を考え続けた。
高校生のときは放送部で発声練習に明け暮れた。
アナウンスコンテストにも挑戦した。
そして、とうとうテレビ番組のキャスターになった。

認められること、誉められること、期待されること。
人を動かすのにこんなに強いパワーは無い。

日本人はもっとお互いを認めなくちゃいけない。
誉めあわなければいけない。

叱って矯めることではない。

誉めて強みを伸ばし、もう一度世界に羽ばたく。

それが今の日本に求められていることだ。

明治大学専門職大学院グローバルビジネス研究科 教授 野田稔




いかがですか?


野田氏出演の「Bizスポ」は丁度きょう25日が最終回。

「徹底討論・震災被害 日本経済をどう再建?」というテーマです。



 「こんな時に」とお叱りを受けるかもしれないけれど、心ある人は、わかっている。そう思います。



 野田先生、素晴らしいメッセージありがとうございました!


 今年の「承認大賞2011」頑張ります。



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

お世話になっている皆様



おはようございます。


福島第1原発の3号機制御室に通電し明りが灯ったという、文字通り少し明るいニュースがみられた今日。


 しかし被災地の中学で行われた卒業式で、男子生徒のの答辞は、


「震災は私たちの大切なものを何もかも奪っていきました。神様の与えた試練というにはむご過ぎます」


 泣き崩れながら。


 同じ15歳の男の子をもつ身として、胸を締めつけられるものでした。



 人として、何ができるのか。自問する日々です。



 今回の内容は:


(1)第23回よのなかカフェ「大震災 神戸の私たちにできることは」に、被災地NGO協働センター・村井雅清氏が来られます!


(2)企業内コーチのための読書案内
組織、そしてリーダー…問題解決とともに「生きかたの書」 『リーダーシップでいちばん大切なこと』(酒井穣)をよむ



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(1)第23回よのなかカフェ「大震災 神戸の私たちにできることは」に、村井雅清氏が来られます!




 前号のメールニュースでは「4月7日のよのなかカフェは予定通りの日程で、『大震災 神戸の私たちにできることは』というテーマで行います」とお伝えしたところ、


「不謹慎だ」


と、お叱りを受けるかと思ったのですが、逆に


「国の大変な時、国民全体で話し合わなければならないことだと思います。夫婦で参加したい」


と、大阪の方から心強いお便りをいただいたりしました。4年も前の研修受講生の方でした。



 またその後、民間の救援活動の立場から、被災地NGO協働センターの村井雅清代表が、この回のよのなかカフェに出席してくださることになりました。


 被災地の現地報告とともに、今後市民ボランティアには何ができるかの見通しなどについて、お話いただけると思います。


 今回は、参加費を無料とさせていただきます。(お店にはドリンク・フード代をお支払いください)


日時:4月7日(木)19:00〜20:30

会場:神戸北野のカフェ「アロアロ」http://aloaro.net/

ファシリテーター:山口裕史氏(フリージャーナリスト)




 お申し込みはお早目に。こちらのページよりお申込みください。

 第23回よのなかカフェ 「大震災 神戸の私たちにできることは」(テーマ変更しました)

 http://c-c-a.jp/cafe/index.html



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(2)企業内コーチのための読書案内
組織、そしてリーダー…問題解決とともに「生きかたの書」 『リーダーシップでいちばん大切なこと』(酒井穣)をよむ


 こちらも、こんな時に…とお叱りを受けるかもしれません。


 しかし、原発事故の推移などをみるにつけ、東電・内閣・自衛隊・東京消防庁など、それぞれの関連組織・機関の在り方、リーダーの在り方についてひときわ考えさせられた日々でした。



 「個体最適」の総和だけでは、社会は運営し得ない。

 だから組織が必要なのは自明なのだけれど、ともすれば組織に属していると「依存」「現状維持」に魅入られやすいわたしたち個人にとって、


「すべての人が『リーダー』でなければならない」

 自分と状況の主人であるという自覚をもたなければならない。


 ちょうど、「組織を離れて契約社員として働くことになりました」と、挨拶に来られた知人は、


「組織の中と外のスピードが違いすぎる。外の方がスピードが断然速い」


 実感として述べられました。


 私自身は、仕事である程度の規模の組織の「マネージャー」の方々と接する機会が多いのですけれども、その方々にもやはり、お伝えしたい。組織の中だけを見ていてはいけません。外に出て、社会の移り変わるスピードを実感してください。外の人と話してください。



 …やや、お話が脇道にそれましたが、

 本書『リーダーシップでいちばん大切なこと』(酒井穣著、日本能率協会マネジメントセンター)は、組織のためというよりは、個人の生き方としてのリーダーシップ論として優れています。


 ここ1,2年で急激に進行するグローバル化がもたらすものは、決して明るくない未来であるとともに、個人の生き方の変革。



 今回の震災は、そのことをさらに強烈に突きつけることになるかもしれません。


 詳しい書評をブログにUPしました。ご興味があれば、こちらもご参照ください。


 「自分の本心に従って生きる―『リーダーシップでいちばん大切なこと』をよむ」

 http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51715730.html




★コピーライターの糸井重里氏は、ツイートの中で、
「募金の額のレベルアップをしなければだめだ」
ということを言っています。
具体的には、「あなた自身を3日間、雇える金額」。

私自身の小さな決意です。
今後1年間、月々の代表給与の中から1万円を募金すること、
そして「毎日100円募金」、
街頭で、あるいは店舗で、募金の機会があった時には
100円ずつの募金を向こう1年間継続することを、
お約束します。




★本年上半期当協会の「人づくりラインナップ」、
 講座、例会、よのなかカフェの日程はこちらです。

 下記でご確認ください。
 受講ご希望の方、大変お待たせいたしました。
 日程をぜひ、手帳にご記入ください!


※お申込みページはこちらです
 
 http://c-c-a.jp/contact2/index.php


 ◆NPO法人企業内コーチ育成協会 今後の予定◆


4月7日(木) 19:00〜20:30
◆第23回よのなかカフェ「大震災 神戸の私たちにできることは」
             (テーマを変更しました)
ファシリテーター:山口裕史氏(フリージャーナリスト)
※被災地NGO協働センター代表の村井雅清氏がゲストとして出席されます
会場「アロアロ」にて
http://c-c-a.jp/cafe/index.html



4月23日(土) 13:30〜16:30
◆第10回例会
「情熱のマネージャー、営業所を変える〜認めること、『承認大賞』その後、現場でみた『今の若い子』」
スピーカー:永井博之氏(OA機器メーカーIT部門販売サービス業営業部長)
会場:ビジネスプラザひょうごホール(神戸三宮・サンパル7F)
http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=2


5月15日(日) 15:00〜17:00
◆第24回よのなかカフェ「日本はスウェーデンを目指すべきか?」
ファシリテーター未定
会場「アロアロ」にて


5月21日(土)22日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースA
〜「認め、問いかける」能力向上実感の対話術〜

傾聴・承認・質問の3大スキルを2日間で身につけていただきます。
会場:ビジネスプラザひょうごホール
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0


5月28日(土)
◆NPO法人企業内コーチ育成協会通常総会・第11回例会

「今、なぜ『承認大賞』なのか―ミドルマネージャー育成10年の軌跡とルーツを語る」
スピーカー・正田 佐与(NPO法人企業内コーチ育成協会代表理事)
会場:ビジネスプラザひょうごホール
http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=1



6月26日(土)27日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースB
〜あえて伝える本気のコミュニケーション〜

フィードバック・叱る・怒る・強みの活用・学習スタイルなど
会場:ビジネスプラザひょうご ITサポート室
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0



8月6日(土)7日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースC
〜リーダーシップの内面の旅〜

ケーススタディー・感情・価値観など
会場:ビジネスプラザひょうご ITサポート室
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0




※詳細とお申込みはこちらから

 http://c-c-a.jp




※このメールは、NPO法人企業内コーチ育成協会のスタッフ及び
代表理事・正田が、過去にお名刺を交換させていただいた方・
当協会のイベントやセミナーにご来場いただいた方に
お送りしています。

今後ご不要の方は、
空メールをご返信いただくか、こちらのページ

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より解除していただければ、
購読リストから外し、次回から送信されないようにいたします。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました!



今日1日があなたにとってすばらしい日でありますよう。




 
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神戸のコーチング講座


特定非営利活動法人 企業内コーチ育成協会

代表理事 正田 佐与

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部下を力づける言葉、伝えていますか?
「第1回承認大賞」受賞事例をご紹介します
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「企業内コーチ育成のすすめ」
(株)帝国データバンク社『帝国ニュース兵庫県版』
に好評連載中
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 春の3連休。


 ブログ読者の皆様、いかがお過ごしでしたか。


 正田は、ついに「自炊」に目覚め…、


 手持ちの本をスキャンして電子書籍化する、あの「自炊」のほうです。



 昨年のiPad国内発売時を第一次自炊ブームとして、今は第二次ブームなんだとか。


 ネット上に先達がノウハウを残しておいてくれているお蔭で、「裁断」「スキャン」「iPadへのデータ取り込み」の各段階を、正田にしては非常にスムーズに学習しておぼえました。はい、スキャナはFujitsu ScanSnaps1500、裁断機はPlus PK-513Lと、それぞれ定番のを使っています。


 いつも思うのが、決してITに詳しくない私、この仕事をしていなかったら触りもしなかったであろう私がそこそこいろんなIT作業をできるのは、多くはネット上に親切に情報を残してくれる人のお蔭。


 情報のかきかたが、とりわけITに強い人ほど上手なガイダンスになっていて、わかりやすい。私などは自分がせっかく習得しても、「無我夢中」でおぼえるから、人に説明できるような言葉にできない。素人の悲しさ、かつ「カラダでおぼえる」タイプなのですナ。



 自炊した電子書籍で「図書館」のようなものができないかな、と思うのですが、これは法的に問題がないかどうか。どなたかご教示ください。




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 きのうはビジネスマン(銀行勤務)から大学に転身、大学学長まで務めた先輩とお話。


「教授会というものは、われわれビジネスをしていた人間からみると、とんでもないですナ」


と先輩。


「きのうまで何も考えていなかった人間が大半なのに、夜も寝ずに死にものぐるいで考えてきた人の案について、その場になっていろんな意見を言う。1人の学生を退学させるかどうか、優しい人は当人をかばうことを言うし、勝手なことをいう人もいるし。あれはビジネスではありえないです。みんなが一緒の方向を向いて当事者意識を持っているのが当たり前」



「あ〜、それはNPO総会でも似たところがあります…」と私。

「そうでしょう」と先輩。


 そう、このブログでも時々書くけれど私は「会議で正しいことが決まる」とは、あんまり信じていない。


 死に物狂いで考えた当事者が、往々にして結局一番正しいのである。


 だから、「みんなで話し合うことはすばらしい」という、話し合いで新しいアイデアが出ることを体験させる某教育評論家のワークショップなどは、ちょっと異を唱えたい気がする。



 私見によれば、ふだん全然ものを考えてない人は、人と話すことで頭が活性化し、ふだんなら考えないことを考えアイデアが出ることがある。

 ただ、話し合って初めてものを考えて出したようなアイデアは、せいぜい60点レベルなのである。そういうもので議決までしていいわけではない。


 当事者意識のある人が死に物狂いで考え、練りに練った案とはくらべものにならない。



 こういうことを書くと、時節柄「総会軽視か」とおしかりを受けそうなのだけど、やっぱりとりわけNPOの場合ふだん当事者として考えてない人がほとんどなので、それはそういうものとして自覚していただきたいと思う。
 

 
 先輩がこの話を不意に言われたのはどういう文脈でだったかというと、私が先輩に「承認大賞」の認知度を上げたい、というご相談をして、そもそも「承認大賞」はなんぞや、というご説明をしたときだった。


 先輩からすると「承認」という言葉が一般にはわかりにくくて認知度を獲得しにくい、というのが真っ先に頭に浮かんだらしいのだが、それをコンサル的に「ああしたらいいですよ、こうしたらいいですよ」と部外者が軽々に伝えるのは忍びない、という趣旨だったらしいです。


 奥ゆかしさに感謝。


 

神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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 震災で、各被災自治体の機能ダウンが伝えられる中、東電ーここは失態をとがめられなければならないのか、それとも冷却作業でみせた献身や粘り強さをたたえるべきなのかーや自衛隊、消防庁、といった組織の驚異的な活躍がメディアを賑わします。


 一方政府・民主党政権はいまだ非常事態宣言も出さず、買占めや物資不足を放置したとやり玉に上がりー、


 改めて「組織」そして「リーダー」の重要性を思うここ数日です。


 そんな中、酒井穣氏の新刊『リーダーシップでいちばん大切なこと』(日本能率協会マネジメントセンター)をよみました。


 
 ここでは、リーダーシップを「他人を巻き込む力」とは、定義していません。(ですから、当協会のいう「承認型コーチング」もすこし脇に置いてみなければなりません)


 むしろ、ゴッホなど生前にはまったく賛同者がいなかったが、死後に時間と空間を超えてリーダーシップを発揮した人を例に挙げながら、


「そもそもリーダーというのは、他人がなんと言おうと『孤独』を受け入れて、常に自分の価値観どおりに行動しようとする人々です」(p.20)


 と定義し、「自分の価値観を示す」ことをリーダーのもっとも重要な要件とします。


 そうした酒井氏の提唱するリーダーシップは、「マインド・フルネス(mindfullness)」によって獲得される、といいます。


 マインド・フルネスとは「思い込み」にとらわれたり、「なんとなく」生きることをせず、自分の人生にしっかりと参加し、「注意(attention)」によって自分と世界のありかたに敏感になり、自分がどうしたいのかという「意図(intention)」を自覚しながら生きることです。


 具体的には、自分の基本的情動ーこれには「喜び」「愛情」「興味」「悲しみ」「驚き」「恐怖」「嫌悪感」「罪悪感」「怒り」の9つがあるとされますーを、しっかりと感じること。二次的情動によってゆがめないこと。

 自分の基本的情動を客観的に観察(メタ認知)しながらも、基本的情動が示すところを尊重して物事を考えていくというのが、マインド・フルネスのスキルであり、これが自分のリーダーシップを獲得するために求められる最重要のスキルである、と酒井氏はいいます。



 おやおや。


 と思ったのは、れいによって我田引水気味で恐縮なのですが、当協会の「基礎コースC」2日間では、このマインド・フルネスとほとんど同じエクササイズを行います―基本的情動を9つではなく5つとするなど、微妙な違いはありますが。―経験者の方々は、ご存じでしょう。


 また、この「マインド・フルネス」とほぼ同じエクササイズの入った「基礎コースC・1日目」のプログラムを、「1日パーソナルトレーニング」として、エグゼクティブ・コーチングのお客様にマンツーマンで行ったこともあります。


 ―どの程度有効だったか定かではない―その当時(2か月ほど前)は、私は「なぜこれが有効か」を、十分に納得いくように説明するすべがなかった。ただ有効だという確信はあった―


 
 そうしますと、わたしどもの「企業内コーチ育成講座」の基礎コースABCは、リーダーの以前にマネージャーとして必要な「他者を巻き込む力」としての「承認」に始まって、最終的に「C」でリーダーシップの奥義を極める、という流れになっているといえるでしょう。


 なんと自分に都合の良い解釈。



 さて、本書に登場する若きリーダーたちの姿の爽やかなこと。


 いずれも、ビジネスパーソンとしての優秀さとともに、

「自分のやりたいことは何か」

「それは、本当に自分の人生を賭けてやるに値することか」

 を、「マインド・フルネス」に、考え突き詰めた人々です。



 著者の提示する「グローバル化」のもたらす未来像(第2部 リーダーシップなしには生きられない時代 2.グローバル化の行き着く先」)も、非常に頷かれるものです。わたしたちは、「くらい未来」を覚悟して引き受けなければなりませんし、スローライフを決め込んでいるといずれ時間の問題で淘汰されるのです。



 「首相のリーダーシップ不在」というよくある文脈で、「なんとなく」リーダーシップを語るばかりでなく、一度立ち止まって考えてみたい人には、とりわけ「自分ごと」としてリーダーシップを引き受けてみたい人、それから「リーダー育成」を考えたい人には、是非お勧めしたい本です。


 ただ、非常に重要なことを語っている本だからこそ、また質の高い思索に富んだ本だからこそあえて「一言」付け加えたいのは、


 「自分の思い通りに生きる」ことを強調するあまり、「組織に属すること」「良いフォロワーであろうと努力すること」を否定する方向に、曲解する人が出てしまったら、これは惜しい、と思うのです。(従来の「感情研修」「価値観研修」はどうもその方向に流れる傾向がありました。人の心がばらばらになることを奨励する危険性がありました)


 
 すべての人が「リーダー」であっても、わたしたちが生活のすみずみまで組織に依存して生きていることはまぬがれえません(インフラ組織がその好例でしょう)

 組織に属することを主体的に選ぶこと、またそこでは必要とされる役割を十二分に果たすことを通じて組織の理念実現に貢献すること、それもまた「リーダーシップ獲得」の結果もたらされる選択の一つだ、と考えたいのです。

 その結果「よりよい組織」―所属する人々がみずみずしい感性をもって課題解決に向けて行動でき、結果として問題解決能力が高く、社会への貢献度も高い組織がうまれることをしょうだは願っています。



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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お世話になっている皆様



おはようございます。


東日本巨大地震で被災された皆様に心からのお見舞いを申し上げます。

 亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、いまだ取り残された方々の一刻も早い救出を祈っております。


 本メールニュースの読者の皆様は、大事ございませんでしたか。また皆様のご家族、ご親戚、ご友人、ご同僚、お客様、関係者様はご無事でしょうか。



 40万人が避難所で生活することに加え、福島第一原発の状況、停電による首都圏の混乱など、時々刻々入るニュースに心痛むばかりです。



 また、現在も昼夜を分かたず自らの危険を顧みずに原子炉の冷却水注入作業を行っている作業員の方々、24時間体制で寝る間もなく救急医療に当たられている医師・看護師の方々、救出作業を続ける自衛隊の方々に心から敬意を表します。





 こうした状況に、私たちNPO法人企業内コーチ育成協会の方針をお伝えさせていただきます。


 
 私たちは「企業内コーチの育成を通じ、活き活きした人の創出と経済活性化に努める」という教育事業をミッションとしてまいりました。


 
 全国民の300人に1人が避難所で生活するというこの状況にあって、無事だった方々が「経済活動」に注力すること、限られた人、資源で生産性を高めることはより一層重要になるであろうと思います。


 このたびはわが国全体として非常に長く苦しい復興の道のりになろうと存じますが、私たちがこれまで歩んだ道の中に紛れもない成功事例が少なからずあったことを信じ、一層心を込めて伝えてまいりたいと思います。



 予定していたセミナー、講座、イベントについては、会場周辺に新たな停電・交通ストップ等の事情がない限り、日程変更せず実施させていただきます。



 また、これまで20回以上にわたり「よのなかカフェ」として「考える社会人」のための対話のイベントを開催させていただきましたが、4月7日開催分に予定していたテーマ「こんな会社で働きたい!」を急遽変更し、


「大震災 神戸の私たちにできることは」


というテーマで開催し、参加費を無料とさせていただきます。
(下記参照)


 なお、募金活動につきましては当団体独自の取り組みはせず、日本赤十字社・社協あるいは災害救援に実績のある市民団体等、信頼できる組織団体に寄託したいと思っております。



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★第23回よのなかカフェ「大震災 神戸の私たちにできることは」



 3月11日、マグニチュード(M)9.0という未曽有の地震、そして津波が東日本を襲いました。その後も原発からの放射能漏れなど、予断を許しません。死者・不明者は1万5千人を超え、また避難所には40万人が暮らしています(3月14日現在)。

 16年前、阪神大震災を経験した私たちは、「阪神」を上回る被害に、言葉を失うばかりです。

 私たちが今、できることは何なのでしょうか。震災体験者だからこそできることは。

「あの時」を経験した方もそうでない方も、一緒に語り合ってみませんか。



日時:4月7日(木)19:00〜20:30

会場:神戸北野のカフェ「アロアロ」http://aloaro.net/

参加費:無料 (ワンドリンク以上お店にオーダーください)

ファシリテーター:山口裕史氏(フリージャーナリスト)

詳細とお申し込みはこちらから
http://c-c-a.jp/cafe/index.html



★本年春の当協会の「人づくりラインナップ」、
 講座、例会、よのなかカフェの日程が決まりました。

 下記でご確認ください。
 受講ご希望の方、大変お待たせいたしました。
 日程をぜひ、手帳にご記入ください!


※お申込みページはこちらです
 
 http://c-c-a.jp/contact2/index.php




 ◆NPO法人企業内コーチ育成協会 今後の予定◆





4月7日(木) 19:00〜20:30
◆第23回よのなかカフェ「大震災 神戸の私たちにできることは」
             (テーマを変更しました)
ファシリテーター:山口裕史氏(フリージャーナリスト)
会場「アロアロ」にて


4月23日(土) 13:30〜16:30
◆第10回例会
「情熱のマネージャー、営業所を変える〜認めること、『承認大賞』その後、現場でみた『今の若い子』」
スピーカー:永井博之氏(OA機器メーカーIT部門販売サービス業営業部長)
会場:ビジネスプラザひょうごホール(神戸三宮・サンパル7F)


5月15日(日) 15:00〜17:00
◆第24回よのなかカフェ「日本はスウェーデンを目指すべきか?」
ファシリテーター未定
会場「アロアロ」にて


5月21日(土)22日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースA
〜「認め、問いかける」能力向上実感の対話術〜

傾聴・承認・質問の3大スキルを2日間で身につけていただきます。
会場:ビジネスプラザひょうごホール
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0


5月28日(土)
◆NPO法人企業内コーチ育成協会通常総会・第11回例会
「今、なぜ『承認大賞』なのか〜ミドルマネージャー育成10年の軌跡とルーツを語る」
講師:正田佐与(NPO法人企業内コーチ育成協会代表理事)
会場:ビジネスプラザひょうごホール


6月26日(土)27日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースB
〜あえて伝える本気のコミュニケーション〜

フィードバック・叱る・怒る・強みの活用・学習スタイルなど
会場:ビジネスプラザひょうご ITサポート室
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0


8月6日(土)7日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースC
〜リーダーシップの内面の旅〜

感情・価値観など
会場:ビジネスプラザひょうご ITサポート室
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0




※詳細とお申込みはこちらから

 http://c-c-a.jp




※このメールは、NPO法人企業内コーチ育成協会のスタッフ及び
代表理事・正田が、過去にお名刺を交換させていただいた方・
当協会のイベントやセミナーにご来場いただいた方に
お送りしています。

今後ご不要の方は、
空メールをご返信いただくか、こちらのページ

http://www.webcordial.com/bn/tk.html

より解除していただければ、
購読リストから外し、次回から送信されないようにいたします。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました!



今日1日があなたにとってすばらしい日でありますよう。




 
■□
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神戸のコーチング講座


特定非営利活動法人 企業内コーチ育成協会

代表理事 正田 佐与

e-mail:
info@c-c-a.jp


NPO法人企業内コーチ育成協会(CCA)

URL: http://c-c-a.jp/


ツイッターもしています
アカウント名:@sayoshoda


ブログ「コーチ・正田の 愛するこの世界」
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/


部下を力づける言葉、伝えていますか?
「第1回承認大賞」受賞事例をご紹介します
http://c-c-a.jp/kyoukai/jyusyo2010.html


「企業内コーチ育成のすすめ」
(株)帝国データバンク社『帝国ニュース兵庫県版』
に好評連載中
http://c-c-a.jp/topics/archive.php?page=1

 ブログ読者の皆様、おはようございます。


 地震・津波、そして原発事故の無残な爪痕を残したまま、仕事の朝がはじまりました。


 避難所に避難している人が38万人。


 無事だった私たちは、今目の前のことにベストを尽くしましょう。「経済活動」が、何よりの貢献になるかもしれないのです。




神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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 日曜昼の高校生の娘たちとの会話。


B子(二女):「今回の政府の対応は遅かったよね。福島第一原発で爆発が起きたのがきのう午後3時ごろだったのに、原因や危険性の発表はその5時間も後だったって、新聞に書いてあった」




私:「そうか?さほど心配する必要のない爆発だった、という内容を発表するために、何人もの専門家の意見を聞いてからしてると思うよ。むしろそういうことほど簡単には発表できないよ」




A子(長女):「最初から心配ない、って言ったら、みんな甘く見て避難してくれないやん。まずはとにかく避難して、万一のことがあったら危ないから、っていうメッセージを伝えるのが先なんちがう?


きのう民放のニュースをみていたら、女性アナがずうっと政府批判をしていて、原発の安全基準の『そもそも論』みたいなことを言って、解説者みたいな立場の専門家にそのたびに『今それを言っても仕方ありません』って言われてた。マスコミのそういうところが、嫌」




私:「過去のいろんな災害との比較で言うと、阪神淡路大震災のとき当時の村山富市首相が初動が遅かったっていってものすごく責められたんやんか。ほかの政治課題を優先しててな。首相が現地入りしたのが発生から4,5日後やったと思うよ。

それから去年の宮崎の口蹄疫問題のときは、当時の農水相が、端緒の情報が入ってたのにキューバへ視察旅行に行ってしまって何日も帰ってこなかったやろ。


それに比べると菅さんは発生翌日にヘリで現地にとんでるし、ここまでの対応も大はずしはしてないと思うよ。色々不満はあっても、過去の反省の上にたって今のことをやってるんだよ」



 実は、菅さんの記者会見、枝野官房長官の会見、それぞれ見ていて、いささか不謹慎なようですがつい最近観たばかりの「英国王のスピーチ」と重ねながら、非常時のリーダーの談話のあるべき姿、について思いをめぐらしていた私。


 両者(菅さん、枝野さん)ともここまで、実を言うとわるくない、と思っています。

 
 事の重さ、当事者の痛み、に配慮した言葉づかい、内容、口調、表情で、事実認識と未来への決意について語っていると思います。


 菅さんはとくに、ふだんの他者批判、怒りっぽさ、狭量さ、などをしっかり封印している気がする。―このひとはおそらく「回復志向」が強く、野党的スタンスに強みをもつ人だったんだろうけど―(⇒下の追記参照)



 こういうことは、今本当につらい思いをされている被災者のかたにとっては神経をいらだたせるだけかもしれないので、小さい声で言います…



追記:これは3月13日(日)お昼まで時点の記事でしたが、その後15日読売朝刊およびこちらの産経の記事http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110315-00000617-san-pol をみると、舞台裏では担当者を怒鳴りまくるわ、自分が会見で話すと言って発表を遅らせるわ、と散々のよう。やはりかなりパフォーマンスを意識していたのだ。表面しか見ていなかったと反省。自分の反省材料にするために、この記事は削除せず残しておきます。当事者をわるくいうのは、本当はすきじゃないんだけど。枝野さんはよく頑張ってると思う。





神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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つい3つほど前の記事で「『普通のサラリーマン』はfacebookをやるべきか?」とぶっていた私。


今回の大地震で、SNSに対する見方を改めることになった。


東京方面の1人の友人は、勤務先から「帰宅難民」に。iPhoneからのTwitterで徒歩の帰宅中の模様を実況し、フォロワーから声援を受けてなんとか帰宅した。


神戸から東京に出張中だった友人は、羽田空港までタクシーでたどり着き、そのあと22時間にわたって空港で缶詰になったが、コンセントの電源の近くに陣取り、やはりTwitterで実況を続けた。声援を浴び、めでたく先ほど帰宅した。


整体の院長先生の息子さんは神戸の実家から大学のある東京にバスで戻る途中地震に遭い、車中で18時間足止め。携帯電話、メールとつながらなかったが、Twitterだけは通じた。


千葉の女性の友人とはfacebookでチャットした。
「メッセージありがとう。嬉しかった」
「こちらこそありがとう。facebookはすごいよ」


あるfacebookグループの主宰者の方が青森在住で連絡がとれず、会のみんなで心配した。(いまだ安否確認とれず。単なる停電のためだと信じたい)


「固定電話も携帯もメールもだめだが、Twitterやfacebookは通じる」というケースが結構あるのだ。



防災上の理由で、SNSはしたほうがいいのかもしれない。


千葉の実家の母とは結局固定電話がやっとつながって話した。ネットを一切やらない母は、電話回線がつながらない時には陸の孤島になってしまう。




ところで、Twitterもfacebook、MLにも、デマあるいは出所不明の情報が飛び交う。


「【拡散希望】」「関電に勤めている私の友人が…」「東電に勤めている友人が…」

というのは、かなりの確率でデマらしい。


しまいに、「マスメディアまたは公的機関の情報だけを信じなさい」という叱責も飛び交う。


しかしそれでは、既存メディアを補完する役割をネットが果たせない。


一層のリテラシー能力が必要、というのは、普通のユーザーには高すぎる要求だろうか。




神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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 東北・太平洋沿岸大震災の被害の模様に、ただ言葉を失うばかりです。


 被災された方々、大切な人を亡くされた方の無念さはいかばかりか。


 燃え盛る街や車、ガスタンク、玩具のように波のもくずとなる車と建物、そして「集落が丸々さらわれた」という信じられない言葉。



 そして今、関西にいるわたしたちに何ができるのでしょうか。



 前の記事で取り上げた「日本災害救援ボランティアネットワーク」
のブログでは、


http://www.nvnad.or.jp/top.htmlからリンク


 現在は人命救助が最優先でありすぐに現地にボランティアを派遣できる状況にはないこと、情報収集と計画立案のための時間が要ること、

 物資よりも募金が最優先であること、


 救援物資としてはご飯、パン、簡易トイレ、トイレットペーパー、被災建物を覆うブルーシートなどが必要なこと、


 がつづられています。


 
 正直な気持ちとしては、すぐに現地に飛び立って何かしたいのはやまやまなのですが、おそらく足手まといになるだけであろうと考えると、ノウハウの蓄積のある信頼できる団体に募金し、現地に直接届けてもらうのか活動資金に充てるのかはさておき、デリバリーをしてもらうのがよいのだろうと思うのです。


 ほかのことでもそうですが「選択と集中」は大事なことだと思う。


 各自が思い思いのことをやってものごとがよくなるわけではない。



 また、Twitterでも「救援物資」という語をツイートすると反応が大きいのですが、現地が必要としている物資は、外側のわれわれ普通の民間人が送りたいと思うものとはずれている、むしろそれ専門のベンダーさんから送られたほうがいいものばかり。


 
 もどかしいですが、最善を尽くすとしたら、信頼できる団体や組織に任せ、そこに最大限の支援をするしかないのだと思います。


 たかが募金といえど、思いを乗せて。


 悲しみを支援に替えて。


※※※
 なおこのほかにできることとしては、「献血」があります。


 「献血」も有用ですが、血液成分の日持ちがせず、現地へ輸送できるようになるまでまだ日数がかかりそうなので、今しばらく様子を見たほうがよさそうです。12日現在、「日本赤十字」のサイトにはつながらなくなっています。


 



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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 東北・太平洋沿岸地震と津波によってかつてない甚大な被害が起きました。ブログ読者の皆様、ご家族、ご友人、ご同僚はご無事でしょうか。皆様のご無事を祈っております。
 
 亡くなられた皆様に心よりご冥福をお祈りいたします。また、今救出を待っておられる皆様に、すみやかに救出の手が届きますように。救援物資を待っておられる皆様に、必要なものが届きますように。


 何ができるのか、もどかしく思う一方ですが、関西在住の人に今すぐできること:
 やはり、募金が一番です。信頼できる組織・団体にお金を寄託し、活動資金に充てていただくか、物資に替えてもらいましょう。



 避難所におられる方々、小学校の屋上に避難された方々など、どれほど寒いことでしょう。物資や義捐金が届くならー。


 今の時点でわかっているネット上の寄付サイトをご紹介します:


◆ジャパンプラットホーム
http://www.japanplatform.org


◆Yahoo!ボランティア
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1630001/index.html


◆Nifty WEB募金
http://donation.nifty.com/tokusetsu/service/tokusetsu1/


◆AsMama救援金募集(Justgivingを利用)
http://justgiving.jp/c/1546


◆オルタナ基金
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110312-00000301-alterna-soci
義捐金とともにメッセージを被災地に届ける仕組みです


◆CANPAN 「民による民のための災害緊急支援基金」東北地方太平洋沖地震支援基金
http://canpan.info/open/news/0000006465/news_detail.html  特徴:クレジットカードで一口2000円で募金ができます。


◆特定非営利活動法人JEN 
http://www.jen-npo.org/contribute/form01_1.php


◆楽天銀行 義捐金受付口座
http://www.rakuten-bank.co.jp/company/contribution/110313/


◆コープこうべ 郵便振替00920―9―103886  コープこうべ福祉ボランティア本部。通信欄に「東北地方太平洋沖地震」と記入。問い合わせは、コープこうべ生活文化・福祉部(078-412-2081)。


◆被災地NGO協働センター 郵便振替01180-6-68556 被災地NGO協働センター。通信欄に「野菜サポーター」(一口3000円)の場合は「野菜サポーター」、活動資金は「東北大地震」とそれぞれ記入。問い合わせは同センター(078-574-0701)


◆アジア・アフリカ環境協力センター(神戸市垂水区) 派遣スタッフの活動資金のほか、食料やカイロ、寝袋などの物資を募集。郵便振替(01190―6-15837 アセック)や瓜谷幸孝理事長(090-5663-4407)。


◆日本災害救援ボランティアネットワーク
(募金)http://www.nvnad.or.jp/top.html
(ボランティア受付)⇒上記リンクよりブログをクリックしてください



◆Googleがまとめた募金情報のページ
http://sites.google.com/site/quake20110311jp/bokin



新しくわかり次第、追加していきます。



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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お世話になっている皆様



おはようございます。


人事異動の春。皆様、引き継ぎに挨拶回りに、気忙しく過ごされていることと存じます。


 


 本日の内容は:



(1)「普通のサラリーマン」にとってのfacebook
   〜人類の未来を託せるか?〜


(2)映画『英国王のスピーチ』を観てきました


(3)嬉しかったお便りから


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(1)「普通のサラリーマン」にとってのfacebook
   〜人類の未来を託せるか?〜



 Facebookの創始者マーク・ザッカーバーグを主人公にした映画『ソーシャル・ネットワーク』が公開され、またエジプト等中東諸国での民主化運動にfacebookが大きく関わったとあって、このところ日本でもfacebookユーザーが増えています。


 実名、顔写真、出身校などを公開して、これまでのネット社会にはない、限りなくリアルに近いお付き合いが可能、というふれこみのソーシャル・メディアです。



 さて、表題はかなりツッコミを入れられる余地がありそうです。


 「普通の」って何やねん?そして、「サラリーマン」は男女差別ではないか?という。


 本メールニュースをお読みになっている美しく聡明な女性の方々、どうか腹をお立てにならないでください。


「勤め人」でも本来はいいのですが、どうも同じ勤め人でも私の知っている限り、男性と女性で立ち位置が微妙に違い、男性のほうがより典型的な「勤め人」のような気がするものですから・・・(失礼)。


 これも、世代によってかなり意識が違うようなので一概に言えませんです。


 
 さて、わたくし某教育系NPO代表47歳の正田がこのところfacebookにかなり手を焼いていることは、メールニュースでも時折お伝えしてきたと思います。


 
 本を4〜5冊読んでもfacebook内の仕様変更が早いので本の通りであった試しがなく、うろたえるばかり。



 このワケわからない感じは・・、そう、若い頃行った某国だ!

「地球の歩き方」を持っていってもちっともその通りでない、「○○あります」と看板が出ていておっ、と思って「買○○!」と声をかけると「没有」と答えが返ってくる。




 facebookページ(旧称ファンページ)を作ってもその構築方法のアプリが使用できなくなったとかダウンロードできなくなったとか、そのために折角作ったページが振り出しに戻った、なんてことも起きるらしいのです。



 こういう頻繁な変更が起こるところは、継続的な注視が要る、そして依存症的になる、ということで、実は先進国アメリカでは「facebook離婚」というのも珍しくないらしいのです。


 また、「中国、インド、facebook」と言われるぐらい、世界ではfacebook人口が増えていますが、(現在6億5千万人を超えたのだそうです。世界最大のメディアであることは確かです)またアメリカではインターネット人口全体の実に8割をfacebookユーザーが占めていて、文字通り「おばあちゃんから孫まで」という状態らしいのですが、


 日本はSNSに関してちょっと特殊な状況、だといいます。


 もともと日本ではmixiが優勢でmixiユーザーはそんなにfacebookに乗り替えない。またgree、Twitter等他のSNSもネットユーザーの各2割前後のシェアを獲得しており、「群雄割拠」の状態。なのでfacebookが今後シェアを伸ばしたとしてもネットユーザー全体のやはり2割程度にとどまるのではないか。



 ・・・以上のような情報および状況分析を、私は『フェイスブック〜私たちの生き方とビジネスはこう変わる』(イケダハヤト著、講談社)という本で知りました。


 
 「今からはfacebookだ!」と煽る系の本が多い中で、かなり落ち着いた見方。



 確かに、私の知る限りでも今の段階のfacebookユーザーは、コンサルタント、士業の人、本の著者、研修講師等、いわゆる「ギョーカイ人」が多いです。また最も注目が集まる話題は、「facebookの使い方」等、facebook内部の話題のもの、またファンを集めやすいページはやはりfacebook自体を話題にしたものやBtoCのページ。



 BtoBビジネスの場合は、そんなに慌ててfacebookに走る必要はありません。


 またとりわけ「ご家庭持ち」が多い「うちの団体」の会員様には、facebookを強くお勧めするということは私はしません。やはり、リアル世界を大事にしていただきたい、という気持ちがあります。



 しかしそういう私がfacebookをやっぱりしているわけは…、どうも「教育」の世界にビジュアル表現が大きく入ってくる流れは必至だとか、「掲示板」の役割を果たせそうだとか、今のミドルにはそれほどインパクトがなくても今30代、20代の人が「ミドル」になる頃にはわからない、というぼんやりした予測からであります。



 そんな当協会が、facebookページを作ってしまいました。


 http://www.facebook.com/npocca



 「強く、賢く、優しいミドルたちの集い+学びの場」にしています。

(「組織なんてイラナイ」「これからは個人だ」という雰囲気が優勢のネット社会の中では、ちょっと異質の空間かも。)


 読者の皆様、もしご興味があれば、ご訪問ください。

そしてもし気に入っていただければ「いいね!」のボタンを押してください・・

と。申し上げたいのはやまやまなのですが、押していただくにはfacebookに登録していただく必要があります。決してそこまでしていただきたいとは申しません。



 もしも万一、「たったそれだけ」のために登録したい、という方は・・・、


 お名前(アルファベット表記)と誕生日程度の最低限のプロフィールだけ、写真は抜きで登録することもできるようです。当協会の会員様方はそんな風にしてらっしゃるようです。


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(2)映画『英国王のスピーチ』を観てきました


 
 今年のアカデミー賞で主要4部門を獲得した『英国王のスピーチ』。



 重度の吃音に悩む英国王のジョージ6世が、第二次世界大戦に突入する1936年に即位し、治療師ライオネルの特訓を受けながら「ドイツの宣戦を受けよう」と、国王としての「戦争スピーチ」に臨むというストーリー。


 ジョージ6世が受けるスピーチの特訓と次第に浮かび上がる内面の葛藤、そしてライオネルとのぶつかりあいと和解が見どころです。



 ジョージ6世の兄、エドワード8世は、シンプソン夫人との「王冠を賭けた恋」のために退位しましたが、対照的にハンサムで社交的、スピーチ上手。しかし厳格な父王に圧倒され寂しさを抱えていた点では同じ。



 吃音という形で世界へアクセスする壁を抱え込んだ弟のジョージ6世のほうが誠実だったのか・・また、だれにもわかりやすい自らの不足に立ち向かい克服する人だったからこそ、「本当の勇気」を見せられたのか・・



(映画の中には描かれていませんが、ジョージ6世はこの話のあと、空襲にあうロンドンから疎開せず国王として留まり、国民に勇気を与えたのだそうです)



(ここでまたドラッカーの「真摯さは絶対必須の資質。そして与えられない、先天的な資質である」という言葉がかけめぐります・・)


 
 現役の「ミドル」の読者の皆様にも是非、おすすめしたい映画です!



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(3)嬉しかったお便りから


 前回のメールニュースで取り上げた「時間管理」は、皆様のご関心の高いテーマだったよう。


 ブログ記事にも多くのアクセスをいただきました(でも実数は内緒・・タレントさんのブログなどには、及びもつかない数字です)



 そして、IT企業勤務のO.Mさん(女性)から、嬉しいお便りをいただきました:


「いつもメルマガ配信ありがとうございます。

「教えて!時間管理」、とっても興味深いテーマでお話されたのですね。

議事ブログも、楽しく読ませていただきました。

個人的には、仕事をするまえにスケジュールを立てるヒトが

以外と少ないことに驚きました!

わたしは、仕事(だれだれに電話する、書類を受け取る、などの些細なことも)

が入った時点ですぐにOutLookに入れてスケジューリングします。

OutLookは30分単位という細切れに予定を入れることができ、

表示方法も、1日、一週間、一ヶ月と、ワンクリックで切り替えることができます


「何日の、何時ごろ、どのくらいの時間をかけて仕事をするのか」を感覚的に入力
できるので

とっても重宝しています。

手帳もいいなとは思うのですが、書くと時間がかかりますし、予定が変更になった
時は消すのに苦労します。

なので、こういったITツールは大変便利です。

使えるツールなので、皆さんにもご紹介したいなと思いました。

正田さんは、使われたことがありますか?

もし、機会があれば使ってみてくださいね◎


それでは、失礼いたします。」



 O.Mさん、ありがとうございます!

 時間管理で困ってる人に役立ちたい、というO・Mさんの優しさが伝わってきたメールでした。


 Outlookは、研修に伺う先でもお使いになってる方が多かったですね。


 ひょっとしたら、大企業・中小企業と、会社の規模によって、時間管理の考え方の傾向や使用するツールに違いがあるかも?


 ・・ちなみに正田は「手帳派」です・・これは、決して正解がどこかにあるわけではありません・・



 読者の皆様は、どんなツールで時間管理をしていらっしゃいますか?



 また「時間管理」の記事を見逃した方はこちらをどうぞ:


「優先順位はどうつける?睡眠時間が減るわけは―よのなかカフェ『教えて!時間管理』開催しました」

http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51707863.html




 もう1つ嬉しかった読者の方からのメールがあって、


 「いつもメールありがとうございます。配信先を会社アドレスから個人アドレスに変更お願いします」


 手直ししたあと、「メールニュースに何かお気づきの点があったらご指摘ください」とお返事差し上げたところ、


「気が付くどころか、毎回楽しみに読ませていただいています。
感謝しております。

取り急ぎ御礼まで。」


 嬉しかったですねえ。


 一度セミナーでお会いしたきりの、現役ミドルの方からでした。


 情報量が爆発的に増えた現代、情報を発信しても簡単には届かないのが普通なのです。


 日々忙しくされている皆様が「ほっこり」していただき、次の活力にしていただくためにこのメールが役立てていただいていたら、こんなに嬉しいことはありません。

 



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★本年春の当協会の「人づくりラインナップ」、
 講座、例会、よのなかカフェの日程が決まりました。

 下記でご確認ください。
 受講ご希望の方、大変お待たせいたしました。
 日程をぜひ、手帳にご記入ください!


※お申込みページはこちらです
 
 http://c-c-a.jp/contact2/index.php


 ◆NPO法人企業内コーチ育成協会 今後の予定◆





4月7日(木) 19:00〜20:30
◆第23回よのなかカフェ「こんな会社で働きたい!」
ファシリテーター:正田佐与(NPO法人企業内コーチ育成協会代表理事)
会場「アロアロ」にて


4月23日(土) 13:30〜16:30
◆第10回例会
「情熱のマネージャー、営業所を変える〜認めること、『承認大賞』その後、現場でみ

た『今の若い子』」
スピーカー:永井博之氏(OA機器メーカーIT部門販売サービス業営業部長)
会場:ビジネスプラザひょうごホール(神戸三宮・サンパル7F)


5月15日(日) 15:00〜17:00
◆第24回よのなかカフェ「日本はスウェーデンを目指すべきか?」
ファシリテーター未定
会場「アロアロ」にて


5月21日(土)22日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースA
〜「認め、問いかける」能力向上実感の対話術〜

傾聴・承認・質問の3大スキルを2日間で身につけていただきます。
会場:ビジネスプラザひょうごホール
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0


5月28日(土)
◆NPO法人企業内コーチ育成協会通常総会・第11回例会
会場:ビジネスプラザひょうごホール


6月26日(土)27日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースB
〜あえて伝える本気のコミュニケーション〜

フィードバック・叱る・怒る・強みの活用・学習スタイルなど
会場:ビジネスプラザひょうご ITサポート室
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0


8月6日(土)7日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースC
〜リーダーシップの内面の旅〜

感情・価値観など
会場:ビジネスプラザひょうご ITサポート室
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※詳細とお申込みはこちらから

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※このメールは、NPO法人企業内コーチ育成協会のスタッフ及び
代表理事・正田が、過去にお名刺を交換させていただいた方・
当協会のイベントやセミナーにご来場いただいた方に
お送りしています。

今後ご不要の方は、
空メールをご返信いただくか、こちらのページ

http://www.webcordial.com/bn/tk.html

より解除していただければ、
購読リストから外し、次回から送信されないようにいたします。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました!



今日1日があなたにとってすばらしい日でありますよう。




 
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神戸のコーチング講座


特定非営利活動法人 企業内コーチ育成協会

代表理事 正田 佐与

e-mail:
info@c-c-a.jp
sshoda@officesherpa.com


NPO法人企業内コーチ育成協会(CCA)

URL: http://c-c-a.jp/


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ブログ「コーチ・正田の 愛するこの世界」
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部下を力づける言葉、伝えていますか?
「第1回承認大賞」受賞事例をご紹介します
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「企業内コーチ育成のすすめ」
(株)帝国データバンク社『帝国ニュース兵庫県版』
に好評連載中
http://c-c-a.jp/topics/archive.php?page=1


お世話になっている皆様



おはようございます。


寒い寒い週末が明け、神戸は曇り空。皆様、いかがお過ごしですか。


 


 本日の内容は:



(1)「忙しい!」「寝る時間がない!」皆さんどうしてますか?
よのなかカフェ「教えて!時間管理」開催しました。


(2)企業内コーチのお薦め図書:
『マネジャーの実像〜「管理職」はなぜ仕事に追われているのか』


(3)嬉しかったお知らせ「『承認カフェ』やってます!」


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(1)「忙しい!」「寝る時間がない!」皆さんどうしてますか?
よのなかカフェ「教えて!時間管理術」開催しました


http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51707863.html

 年度末の気忙しさ、さらに「最高気温7度」の底冷えの中―、


「教えて!時間管理術」と題して、恒例よのなかカフェを開催しました。



 今回集まった面々は、WEBデザイナー、WEBコーディング、フリーライター、といった、時間が不規則になりやすい職業の人びと、そして豊富なビジネス経験のあと定年退職した人など。



「寝る時間がどんどん削られる…」

「家族・子どもと話す時間がない…」

 
 建前としての「時間管理」がある一方で、なかなかその通りにできない普通の働く人たち。



 一方で、「私はある時期から夜型から朝型に切り替えましたよ」といった、実際の経験者の語りは、説得力があります。




 実は、人がわるい、と言われるかもしれませんが、研修講師として「時間管理」の研修をプロデュースしたり自分で講師をしたり、という立場でもあるファシリテーターの正田。


 
 しかし研修プログラムとしての「時間管理」「タイムマネジメント」が、現実にほんとに忙しくて悩んでいる人にはなかなか届かない、というのも実感することです。


 
 今回、「わずか1時間半」のよのなかカフェにも、現役の人たちはどれほど思い切って時間を捻出してきただろうか。



 お越しになった皆さん、少しでもお役に立てたら、嬉しく思います!


 お忙しいメルマガ読者の皆様も、もしすきま時間がございましたら、ご覧ください:


「優先順位はどうつける?睡眠時間が減るわけは―よのなかカフェ『教えて!時間管理術』開催しました!

http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51707863.html


※今後のよのなかカフェ予定

4月7日「こんな会社で働きたい!」
5月15日「日本はスウェーデンを目指すべきか?」


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(2)企業内コーチのお薦め図書:


『マネジャーの実像〜「管理職」はなぜ仕事に追われているのか』(H.ミンツバーグ、日経BP社)



 1973年、「マネジャー」に密着して観察し、「マネジャーとは、何をする人か」を明らかにしたカナダの経営学者、ミンツバーグ。現代の世界で影響力のある経営思想家第7位にランクされています。



 そのミンツバーグの新刊。今度は、29人の異なる業種のマネジャーに1日ずつ密着して観察するということをしました。



 その結論の1つは…、


「好ましいマネジャーとは、カリスマリーダーでも戦略家でもなく、
次々に降りかかる『いまいましい問題』とエンドレスに付き合える
タフな実務家にほかならない―。」



 きわめて地に足のついたマネジャー論、マネジメント論。この人に比べると、ドラッカーはやや高踏的に映るかもしれません。



 現役の混沌たる職場のなかにいる管理職の方々に、是非お勧めしたい本です。



 詳しい書評もUPしています。ご興味のある方はこちらもご覧ください:


「マネジャーは指揮者ではない。むしろ…ミンツバーグ『マネジャーの実像〜「管理職」はなぜ仕事に追われているのか』をよむ」

http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51704108.html


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(3)嬉しかったお知らせ「『承認カフェ』やってます!」


 
 明石ソーシャルワーカー事務所の小柳俊子さんから、嬉しいお便り。


「先日の研修に刺激されて、『承認カフェ』(来月から『承認茶屋』)を始めました!

ぜひ、お立ち寄りください。」


 昨年11月、同事務所の主催で介護福祉の現場の方々向けに3時間の「承認研修」をさせていただきました。


 まさしく、この業界の方々に切実に必要なことだったようで、非常に活発に意見交換されたあと、お配りした著書にサインを求める列ができ、こちらが恐縮するぐらい。


 
 そのあと、

「小規模事業所では、なかなか相互に『承認』をしあう機会がない・・」

「リーダーが『承認』の発し手になるのがいいのはわかるが、リーダー自身はなかなか『承認』をもらえない・・」

というお悩みをきいていました。



 しかし、そういった課題意識が、「承認カフェ」という形になって、結実したというお知らせ。


 どんな学びでも、「継続」は、壁になります。また、「継続」していただくために講師がずうっと関わり続けることが、一般にはなかなかできない。


 優れた学び手の方々が、こうして「継続」の仕組みをつくってくださったということに、講師としてしみじみと幸せを感じるのです。


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4月7日(木) 19:00〜20:30
◆第23回よのなかカフェ「こんな会社で働きたい!」
ファシリテーター:正田佐与(NPO法人企業内コーチ育成協会代表理事)
会場「アロアロ」にて
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4月23日(土) 13:30〜16:30
◆第10回例会
「情熱のマネージャー、営業所を変える〜認めること、『承認大賞』その後、現場でみ

た『今の若い子』」
スピーカー:永井博之氏(OA機器メーカーIT部門販売サービス業営業部長)
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5月15日(日) 15:00〜17:00
◆第24回よのなかカフェ「日本はスウェーデンを目指すべきか?」
ファシリテーター未定
会場「アロアロ」にて


5月21日(土)22日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースA
〜「認め、問いかける」能力向上実感の対話術〜

傾聴・承認・質問の3大スキルを2日間で身につけていただきます。
会場:ビジネスプラザひょうごホール
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0


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フィードバック・叱る・怒る・強みの活用・学習スタイルなど
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感情・価値観など
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました!



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神戸のコーチング講座


特定非営利活動法人 企業内コーチ育成協会

代表理事 正田 佐与

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NPO法人企業内コーチ育成協会(CCA)

URL: http://c-c-a.jp/


ツイッターもしています
アカウント名:@sayoshoda


ブログ「コーチ・正田の 愛するこの世界」
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部下を力づける言葉、伝えていますか?
「第1回承認大賞」受賞事例をご紹介します
http://c-c-a.jp/kyoukai/jyusyo2010.html


「企業内コーチ育成のすすめ」
(株)帝国データバンク社『帝国ニュース兵庫県版』
に好評連載中
http://c-c-a.jp/topics/archive.php?page=1



 今年の総会では、スピーカーの方の人選が難航。


 どうやらわたくし正田がしゃべってお茶を濁すことになりそうです。


 意外に、「自分の団体」では「講演」ということをしたことがない。


 勉強会・例会で講師として話すのはいつ以来か…、2005年2月に勉強会で「承認」をしたのが、ひょっとしたら最後のようです。



 座談会のコーディネーターやファシリは、よのなかカフェ等でやっているのですが。


 今の時点で何か話すとしたら、いくつかのトピックに関心があります。


・「承認」と「IT化・情報過多に伴うナルシズム、見下し」の問題、
・イニシエーション(男の子が思春期から青年期に移行する際の教育)、
・ミドルにとっての「教養教育」、
・学習の自由と徒弟制、
・「気づきを生む研修」と「スキル習得型研修」の違い
・「目利き力」をどう養うか(リテラシーの問題?)
・私自身のルーツ〜中国体験、中嶋嶺雄先生のこと、記者時代のこと
・コーチ生活10年のまとめ なぜ「企業内コーチング」「承認」「マネージャー育成」に行きついたのか
・日本人は国際社会で生き残れるか、人が育つ国だろうか



 こんな話が、果たしておもしろいのでしょうか。だれも来てくれなかったらどうしよう…(*^^*)




神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp


 このところ私の本棚に増えているカテゴリ「国際教養大学」。


 秋田県に設立6年にして就職率100%、ナンバーワン大学としてこのところ脚光を浴びているこの大学の理事長・学長、中嶋嶺雄氏の本であります。



『「全球(グローバル)」教育論』(西村書店、2010年3月)

『なぜ、国際教養大学で人材は育つのか』(祥伝社黄金文庫、2010年12月)

『世界に通用する子供の育て方』(フォレスト出版、2011年1月)



 

 詳しくない方のために解説させていただくと、国際教養大学は6年前、秋田空港近くの別の大学の跡地をキャンパスとして誕生した新設の公立大学です。

 周囲に遊ぶところ何もない自然豊かな環境、無垢材作りの24時間オープンの図書館など、勉強に集中できる環境に学生たちを入学後1年間は全寮制で住まわせ、キャンパス内は講義も生活も英語だけ。在学中に海外の有名大学に1年間留学させることも義務づけられています。そして実務教育に偏らない、教養学科に力を入れたカリキュラム。



 そうした徹底した「英語教育」「グローバル教育」そして「教養教育」が効を奏し、現在就職率は全国ナンバーワン。全国の有名企業が秋田のキャンパスでわざわざ説明会を行い、この大学の卒業生は学力だけでなく人格的にもしっかりしている、と折り紙つき。



 既に、センター試験の点数の同大学の合格ラインは97%で、京大を超えたとのことです。


 と、きわめて高い成功を収めている大学の教育方針ですが、これは創設者にして理事長・学長の中嶋嶺雄氏(元東京外国語大学学長、国際関係論・中国政治学)の強い信念とリーダーシップの賜物。


 このブログにも過去に何度か触れていますが、わたくし正田は実は外語大学長になる前の中嶋氏のゼミ生(1986~88年に学部生で在籍)だったのです。中嶋氏の教育理念はその当時も今もまったく変わっていません。


「英語教育は大事だ」
「教養は大事だ」
「海外へ行け。現地現物をみよ」
「地域研究は大事だ」
「学際的であれ。マルチディシプリンであれ」
・・・


(ただし、「英語学習」に関しては私は劣等生だったのですが。中国留学歴があるので中国語は当時はよくでき、時々通訳にかりだされていました)


 そして、中嶋氏が東京外大退官後、「秋田へ行く」という決断の前に揺れていた時期の2002年春でしたか、先生の東京都板橋区の自宅に遊びに行って相談を受けたことも思い出の一つです。決して決断に直接かかわったというような会話ではなく、ただ先生が「秋田」ともう一か所、「島根」だったか、2箇所の行政府から新設大学の経営にと招請を受けていて、招請を報じた地元紙の記事を見せながら「どちらがいいかなあ、佐与さん」と尋ねてくれた、というぐらいです。


 
 既存の大学が大胆な改革をできない中、中嶋氏自身も東京外大学長として「教授会」の意思決定の遅さなどに手を焼いた結果、新設大学において「教授会」がほとんど決定権をもたない独特の意思決定メカニズムを作り、学長のリーダーシップを反映させやすくした。その結果が、現代の日本において奇跡のような、地方大学の教育の成功です。



 正田はつらつら考えます。教育機関においての「建学の理念」、そして「建学の祖」という存在。例えば早稲田の大隈重信、慶応の福沢諭吉、同志社の新島襄といった。


 なぜ、「建学の祖」が、動かせない存在なのか。

 それは結局、それぞれの混迷する時代背景の中で、ある教育理念やメソッドを提唱した人がいて、それが成功を収めるには相当に強烈な、ある意味クレージーな信念、情熱と継続期間が要り、またそれに高いレベルでコミットした、いわば言葉は悪いが「狂信性を共有」した人々の集団があって、新しい教育ははじめて成り立つし、あとに残るものになる。


 そのとき、あるひとつの「10点レベルの正しさの信念A」を貫くときには、それと似て非なるすべてのもの、7か8程度の正しさをもった他の選択肢を捨てる覚悟が要り、それらを捨てて初めて「信念A」はパワーをもつ。信念Aを実効性とパワーのあるものにするために、周囲の人々も、その「捨てる」作業を受け入れなければならない。


 往々にして、「Aをやる!」と一つの路線を打ち出したときに、「いや正しいのはほんとにそれだけか。BもCもいいじゃん」と、ほかの選択肢に目移りしたくなるのが人間のさがであります。情報量の多い現代ならば一層。しかし反発したり目移りしたくなるのをこらえて、打ち出した1つの路線でまとまってやり続けなければならない。


 教育はとくに、成果を出すまでに「時間」の要る作業であります。その「時間」のあいだ、反発や不満をこらえなければならない。(というか、そもそも反発や不満をおぼえるぐらいならともに行動しない方がいいのでしょう。)


 おそらくそれがどの世紀にも繰り返されてきた人の世の理で、IT化の時代だからといってそのプロセスが加速されらくになるわけではないのであります。

 むしろIT化のために、青少年のナルシズムという厄介な問題が拡大され、教育のむずかしさは倍加しているし、情報量が多いために目移りもしやすく人がばらけやすく、それをこらえるにはかつてなく意志の力が要ります。



 中嶋氏の古くて新しい教育論の正しさとともに、ひとつの教育を成功させた強靭な人格の力もまた、賞賛されるべきでありましょう。中嶋氏のもとにまとまった人々の群像も、また。



 もうひとつ、このところ私の中でぐるぐる回る問いは、

「『企業内コーチング』や『承認』を標榜してやってきたけれど、目指すところは、というか根底の問いは、中嶋氏と同じところにあるのではないか。すなわち、

『日本人は、世界に生き残れる民族たりえるか』


―私流に言えば、強く、賢く、優しい民族として生き残っていけるか


ということであります。




 昨年来の中嶋先生との約束をやっと果たせることになり、4月18−19日と、国際教養大学を訪問見学させていただくことになりました。


 
 詳細は、またこのブログでご紹介させていただきます。



 
神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp
 


最高気温5度の日もあったなど、ときならぬ寒い寒い1週間。私にとっては、「Facebookウィーク」でありました。



 読者の皆様、この場で正田のしょもない愚痴をきいてくださいませ…。


 今週、頑張ってNPO法人企業内コーチ育成協会のfacebookページ(旧称ファンページ)を作ってみたものの、そのままではどなたも訪問してくださらない。


 おそろしいことに、facebookページは、当初はfacebookユーザーにしか公開されません。「いいね!」を押してファンになってくれた人が25人になると、ページの短いURLが取得でき、外部に公開できるようになります。しかしその25人は、facebookユーザーの中で探さないといけないのです。


(ちなみに、初めての方のために…、「いいね!」は"Like!"の訳語で、FBを語るときに欠かせないものです。「気に入った」「なかなかいいじゃん」「応援するよ」という意思表示に押すのです。ただ座っていても「いいね!」を押していただけるわけではなく…、互酬性といいますか、ほかの人に「いいね!」を自分からどんどん押していくと、自然と自分ももらえるようになります。はい、「いいね!」とは、「承認」なのです)


 残念ながら、

 うちの団体のお客様は、会員様も含め年齢層が高いのです!!それに起業家でもない方々だから、twitter、facebookをする層とあんまり重ならない。なので「25人ルール」、わが団体にとってはと〜〜ってもハードル高い。


 旧知の方々の「認めるミドルのML」の中でお願いし、


(当初私はFBユーザーでないと公開前のFBページの「いいね!」を押せないということを知らなかった。「ユーザーでなくても押せますョ」と大ウソをついてしまった。心優しい「認めるミドル」の皆様はそれでもFB登録して「いいね!」を押してくださった。)


 そのほかFBに登録していた他の友達―おもに「ラブ神戸」と「ゆるりの会」つながり―に個別にメッセージを書いてお願いし、


 Twitterでもフォロワーさん方(でもFBにはまだ登録してない方々が大多数)に何度かお願いツイートを流し…、


 その甲斐あって3日目にはめでたく25人を超え、公開できるようになりました。

 正直言って、初日あたりの段階では、「25人」とてつもなく遠い道のりに思えた…。


人の温かさがことのほか身にしみた日々。(オーバーな)



 今は公開後なので、FBユーザーでない方も、アカウント登録抜きで「いいね!」していただくことができます。

 ・・・と思ったらこれはウソです。公開後も、外部の人が「いいね!」ボタンを押すと、FBユーザーになるよう求められます。「中国、インド、フェイスブック」と言われるユーザー数躍進の秘密はここにもあるのでしょう。


 http://www.facebook.com/npocca



 ブログ読者の皆様、お時間があれば、ぜひ上記のページを御訪問ください。また、もしFBを既にお使いでしたら、気に入っていただけたら、「いいね!」で応援、お願いいたします。
(決して、そのために登録してくださいとは申しません)


 これから、もっと魅力的なページにしなくちゃな〜〜。頑張ります。
 

 

 
神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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 3日、第22回よのなかカフェ。「教えて!時間管理術」というテーマで行いました。

 カフェ「アロアロ」に集まったのは6名。さて、どんな議論になったでしょうか・・?

 
 今回の登場人物


Tさん:男性、企業の人事、経営などを担当した後悠々自適の定年後生活。「来週のスケジュールを埋めるのが一番幸せな時」と語る。

Mさん:女性、WEBデザイナー。時間管理に悩んでいたところこのカフェを見つけ参加。「ぼーっとする時、温泉に行く時、スポーツする時が幸せ」

Nさん:男性、Mさんの会社の同僚で誘われて参加。睡眠時間4,5時間の忙しさ。「犬と遊んでいる時が幸せ」

YMさん:女性、NPO法人企業内コーチ育成協会の経理担当。子育ても手が離れ「ペットのオカメインコと遊ぶ時が幸せ」。

SS:女性、教育系NPO代表。日々雑用に追われ、マーケティングも自分的には雑用。「教育をしてる時が一番幸せ」。


YHさん:男性、フリーライター。最も時間管理に悩み、今回のテーマの提案者。「人と取材で話している時が楽しい。書くのは苦痛」。



さて、YHさんが「時間管理」のテーマを提起したわけは…、


「新聞社からフリーになって10年。来た仕事をやる請負の仕事で、暇なときは暇、忙しい時は重なる。子どもが3人まだ小さいので、日中取材のあと、子どもが寝静まってから10時11時から執筆する。

 仕事が多い時はやっつけで出してしまう。自分でも完成度が低いと思い客先からも指摘される。子どもと向き合ってやれず、無愛想にしたり怒ったり。状態が去年後半、続いた。自分の仕事のやり方を変えないといけないと痛感した」


 うんうんとうなずく参加者たち。


Nさん:「仕事をしている上での優先順位づけの基準を知りたい。クライアントの費用の大きさなどの要素が入っているが。」


Tさん:「優先順位づけのポイントは2つ。

1.自分にとっての仕事の目的を把握して、自分の中でのウエイトを考え直す。

2.自分の仕事の密度を上げる。そのためには体力アップもあるし、私の場合はある時期から夜型をやめた。朝型に変えると密度が高まることを実感した。」


 夜型から朝型に変えられるものなのか?という問いに、Tさんは


「私の場合は40代後半から変えた。新入社員のころは夜型。夜のおつきあいも多かった。工場勤務になったとき24時間シフトで夜勤の人から報告を受けるのに、朝早くのほうが時間がとれることがわかって、それ以来。

 
 40代ぐらいから人を使うという仕事が入ってくる。人に教えたり、フォローをするのに時間をとられる。時間管理は自分だけではできないようになる」


Mさん:「入社して最初の3年は優先順位づけができた。以前なら書き出して優先順位づけができたが今はあまりできなくて効率が上がらない。
(何が違ってきたんでしょうねえ、という問いに)睡眠時間が日に日に短くなって効率が悪い。夜2時か3時に寝て7時すぎに家を出て会社に行く。早く寝ないととわかっているが、習慣になってできない」


Tさん:「受験技術なので、解きやすい問題から解きましょうというが、テストと自分、1対1の関係だったらそれでもいいと思う。仕事は他人との関係が入ってくる。他人の都合によって決める。二次元ではなく三次元のもの。


普通は難しいことは後に回そうとしますよね。私も本来そうだったが、思い切って一番難しいことを最優先でやる。そうしたら、他のことは思いがけず簡単にできる。」


(Twitterからは、「ほかの人とのコンテキスト(関係)がなければ自分は易しいことからやった方がやりやすい」とリプライ)


Tさん:「あとは、私は出勤する時間の10分前にいつでも出られる状態にしていた。そうするとそれからの10分間は、身の周りのこと、自分のことに使える。例えば洗濯物を畳むとか。その10分で、ほかの時にやらなければならないことができ、有意義な10分になる」


YHさん:「そうするのが理想ですね。最近は無理しながらやっている。週間スケジュールをPCにエクセルで作り、2時間ごとのかたまりで取材の日程をはめこみ、書く時間をはめこみ、する。その通りなかなかできないが、書くことで頭の整理ができている。

その日の取材はその日に書くようにしているが、なかなか―。

朝早く起きるという一歩を踏み出せないのが問題。意志の問題ですかね」


Nさん:「スケジュールを立てるということを聞いてはっとなった。その場その場で仕事をこなしているのみだった。ざっくりとでもスケジュールを作るのは良いと思う」


6名中、スケジュール管理の手帳や携帯アプリを使わない人4名。


Mさん:「仕事のスケジュールは書かない。プライベートは持っている。友達と遊ぶ時間とか(笑)」


Tさん:「優先順位には色々なつけ方がある。期日だけが基準じゃなくて、たとえば正田さんに何か返事をしないといけない用事が手前に迫っていて、一方で少し先に娘に誕生日プレゼントを買ってやる用事があったら、自分の中では娘のほうが優先度高い。期日だけではなく、これをやれば担当の人、上司が喜んでくれるというのが自然と優先順位が高くなる」


YHさん:「そうですね。早く原稿を出すと喜んでいただける人には、早く出したくなる。エネルギーになる」

Tさん:「工程表、最少日数、と数学的に取り組んだほうがいい部分もちゃんとあるんですけどね。そういう(他人が喜ぶからやりたいというような)メンタルな部分もあるということですね」


S:「おっしゃる通りで、時間管理は本来は丸1日がかりで教えたり学んだりするものです。そこでは手帳のつけ方とか工程表の作り方とか、正解の世界が大量にあるんですけど、一般論的な正解の世界とは別に、メンタルの部分が大きく影響する。どちらも大事ということですね」


Mさん:「私はメンタル的な方法がやりやすいと思う。自分に返ってきて、効率も上がる。そういう選び方をした方がいい」


 では、これまでの話で今の仕事の中で優先順位を高くできそうなものは?という問いに、


Mさん:「頼ってきてくれている知り合い。期日は迫ってないが、先なのでぼーっとしていたが…、進めていけば、他の仕事も効率が良くなっていくのではないか」



 話題転換。寝る時間がどんどん遅くなるとは何故?という問いに、


Mさん:「ボーっとする時間と、家に帰るまで色々な用事をする。寄り道とか。服を見たり食材を買ったり。あっという間に時間が過ぎる」


ここでアロアロのオーナー、SNさんも参加。


SNさん:「ボーっとする時間で、ストレスを解消しているので、必要な時間なんちがいますか。
ところで必要な睡眠時間は人によってまちまち。自分は一時、4時間しか寝ていなかった。ショットバー、旅行代理店、保険の代理店などもやっていた。食事は1日1食しか必要ない。皆さんはどうですか」

ほかの人にきいてみると6時間が2人、4〜5時間が2人、8時間が2人。


Mさん:「今は4〜5時間。もともとは10時間ぐらい寝たいほうなので、今は死にそう。土曜に半日寝てしまいむだに過ごしてしまう。悪いサイクルがとけない。
食事は朝昼晩必死で食べる。タンパク質とか栄養素を考えて食べる」


Tさん:「小さい子どもさんを持ってるお母さんは大変。夜2〜3時間おきに授乳で起きたりするでしょう。ああいうときは昼間とか寝たいときに寝たらいい」


(「いや、お母さんだからできるわけではない。2時間おきに夜授乳するサイクルだった子を育てたときは、鬱になりかけましたよ」とSSが反論)


SS:「緊張のしやすさはかなり遺伝で、一生ついて回るものなんですね。そして緊張しやすい人は寝つきが悪い。緊張しないタイプの人はさくっと寝られる。それとITの仕事というのは、モニターに向かっている時というのは脳や目が不自然に緊張している状態ですから、睡眠に移行するのが時間がかかる。MさんやNさんが寝る前に長いことぼーっとしているというのは、そういうことだと思います」


Tさん:「マージャンしたり、頭をフルに使った時は、寝るのに時間がかかりますね。私はある頃から、午後4時ごろから後は単純作業しかしないことにしてましたよ。頭を使うむずかしい仕事は、それまでに終わらす」


SS:「それは知恵ですね」


YHさん:「朝型か夜型ということですが、最近は私はあきらめて夜型に徹しています。朝6時に目覚ましをかけても起きれないというのが無駄だと気づき、夜型に。

 あとは環境が変わると仕事に集中できるので、24時間営業のカフェなどに行き原稿を書くと夜中の2時、3時になったり」


Tさん:「カーテンを開けて寝ると、朝日が入って目が覚める。私は山歩きをするんですが、山では日の出とともに起きて、夜はテントを立てて9時には寝る。本来はそうあるのだと思う。

 朝、人に会ったらおはようございますと言うでしょ、自然と。でも夜は言う雰囲気じゃない。

 あと仕事は一切家に持って帰らない。どうせできないから。家に帰る前に喫茶店などに寄ってちょっと仕事をするというのはありましたけど。」


SN:「旅行会社をやっていると、朝早く起きなければならない日というのはあるわけですよ。私は目覚ましが鳴る15分前に目が覚めますし、神戸〜大阪の電車で寝ていてもひと駅前で目が覚める。淀川のあたりの揺れで目が覚めるんですかね。毎日スケジュールが違うので、逆に皆さんすごいなと思う(SNさんは適応性にすぐれた人なんですネ、とSS)」


 ここで司会から、

「時間管理について優先順位、睡眠時間の話を中心にしてきましたが、残りの時間でこれを考えましょうか」

と、あらたな問いの投げかけ。


「何かを捨てるとしたら?」


Nさん:「断捨離が流行っていますが、捨てたいと思っているのは、ITの仕事も結局人相手。お客さんも人、上司も人。人との関係でイライラが募って考えてしまう時間、わずらわしい時間を捨てたいなと思う。影響を受けてしまうのは、弱さなのではないか」

(Nさんは優しい、人の気持ちがすごくわかる良さを持った人ですね、とSS)


Mさん:「変に人に気を使う。相手がこう思っているのではないかと考えてしまうことが多く、時間をとられている。捨てないと、うまく回らないかなと思う。むだに気を使っているところを捨てたい」


SNさん:「睡眠時間は、自分の中でもむだな時間。昔は、友達とマージャン、パチンコをしていたこともあったが、要らない時間だった。子どもと遊ぶのは、要る時間。
今、6時半に奥さんと子どもが公園で走っている。自分は7時まで寝ているが、いらない時間を削って絶対一緒に走りたい」


「捨てる」ということについて、Tさんからは、こんな別の視点も。


Tさん:「アドバイスやけど、捨てた方がいいもの、というのは自分中心の考え方。自分の視点を外して、この仕事は何を目的にしているのか、相手の視点にたって考えると、仕事の段階が変わる。スケジュール整理にも役立つ。ただこれは習慣をつけるのが大切で、そう思ってないとなかなか難しい」


SS「味わい深いです。あるステージから上の人はTさんのおっしゃるような考え方をした方がいいんでしょうね。

人材開発の世界では両方あるんです。ある段階の人には、自分中心のものの考え方をすることが役に立つので、すすめる。でもおっしゃるような、他人視点の考え方を役立てるのは、その一つ上の段階なんだと思います。両方に振れてみるのがいいのではないか」


YHさん:「移動を車でしていたけれど、クルマだと何もできないですよね。音楽をきくとか、人によっては英会話をきくぐらいはできるでしょうけど。考え事もクルマだと危ない。なのでできるだけ電車に切り替え、本を読んだりPCでできる仕事をしたりするようにしています。あとネットサーフィンをついしてしまうので、しないよう心がけたい」


・・・という6人(途中から7人)のディスカッション。


 今日何が一番印象的でしたか?の問いに、


Mさん:「目的を考えて優先順位をつける。わかっているようでわかっていなかったので、努力してみたい」


Nさん:「スケジュール作りをしていなかったので、効率よくしていくためにしていきたい。自分中心に偏りすぎないように、相手の立場を考えて。」


Tさん:「今は退職しているが、仕事が忙しい時は忙しい合間にやりたいことをできるだけした。英会話など忙しい時にチャンスがあったからした。忙しい時にやったからこそ身になったと思う」


YHさん:「先輩の知恵を聴けるのはありがたい。忙しい時だからこそ考える知恵が出てくる。中学の時部活でズルをして、『足が痛い』とうそをついて逃げた。結局他にも影響が出た。前向きに考えて、逃げずに、自分で知恵を出していこうと思う」


SNさん:「お客様第一主義といいながら、自分中心でやっているのではないかと気づかされた。頭を打った。プレゼンして、お客様のニーズに応えているつもりでいたが、相手のことを考えていたのかとつきささった」


YMさん:「子どもの弁当を作って送りだしてから二度寝していたのを反省。時間をむだづかいしないようにします」



司会より、
「今日は本当に忙しい皆さんだからこそ『時間管理』役立ててくださると嬉しいです。よく来てくださいました。ありがとうございました」



 少人数でしたが、むしろ一般論化しにくいパーソナルな部分の「時間管理」を話せたのは、この場ならでは。ややコーチング入っていた今回のよのなかカフェでした。


 ビジネスの経験豊富なTさんから、「息子、娘への手紙」のようなおもむきの部分もありました。経験を伝授するTさん、聴く現役の方々、ともに楽しそうに「伝え」「受け取って」いたことも大変印象的。


 素晴らしい議論をしてくれた皆さん、会場のアロアロ白石さん、そして書記のYMさん、ありがとうございました!今回のブログは、YMさんの手書き筆記をもとに起こしています。
Twitter実況にリツイートくださった方々もありがとうございました。


 次回よのなかカフェは4月7日、「こんな会社で働きたい!」同じくアロアロさんで行います。



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp



 


 


3月に入りました。

ブログ読者の皆様、きっとお忙しく過ごされていることと存じます。


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当協会の大きなニュースは、経理担当者が交代。
写真は引き継ぎ中のUさん(左)とYさん(右)。


PCが不調になりひと晩預けてチューンナップしてもらいました。

2008年春購入の2GBのが、もうメモリもHDも一杯に近い状態になっていたとのことでした。

常駐ソフトを大量にインストールしてあったのを削除してもらうなどして
「サクサク」動くようになりました。
岡本の「神戸マーブル」さん、ありがとうございました。
無理させてたんだなー。


正田は腰を痛めしばらく整体通い。
アイランドセンター整骨院さんで整体とパーソナル・トレーニングを受けるようになりました。
姿勢矯正しないと、というのは痛感します。


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二女アイは17歳に。
写真は御影高杉さんの特注フルーツショートです。



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