正田佐与の 愛するこの世界

神戸の1位マネジャー育成の研修講師・正田佐与が、「承認と職場」、「よのなかカフェ」などの日常を通じて日本人と仕事の幸福な関係を語ります。現役リーダーたちが「このブログを読んでいればマネジメントがわかる」と絶賛。 現在、心ならずも「アドラー心理学批判」と「『「学力」の経済学』批判」でアクセス急増中。コメントは承認制です

2011年08月

お世話になっている皆様



おはようございます。

 
 
民主党代表選が投開票され…、

 わが国の命運を今後1年ほど託する人が決まりました。


 新しい首相の誕生に当たって期待することは、とにかくつまらない失点で時間をロスしないでほしい、そして着実に成果を挙げていってほしい、ということでしょうか―。
 


 本日の内容は:
 


■「オール英語大学」の学長の初講義とは?


■本年下半期の企業内コーチ育成コース 9月開講!



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■「オール英語大学」の学長の初講義とは?



 第28回よのなかカフェ「私、英語が苦手です…」いよいよ明後日、9月1日(火)に行います。
 お申し込みはあす31日まで受け付けます。


 http://c-c-a.jp/cafe/


先日フェイスブックで、「どうでもいい話題に時間を使っていることが多い」とのブログ記事に「本当ですね」と応答してくださった方がいらしたので、

"Exactly."(まったくですね)と、英語で書いてみました。


 そのあと、「この使い方正しいのかなあ?」と振ってみましたら、べつの方が


"Absolutely." (その通り!)と、応答してくださいました。


 この方はたまたまご近所の留学歴のある経営者さんで、「今度英語カフェをやるんですが、いらっしゃいませんか?」とお誘いしたところ、来てくださることになりました。


 嬉しい嬉しい。心強い援軍であります。


 

 さて、私自身は英語の素人といっても多少は素人に毛の生えた、といいますか、「書く英語」については翻訳者をやっていたので経験あります。


 しかし「会話の英語」に関しては…、


 何が障害になっているのか?そのあたりは、英語カフェの場で多少お話しようと思っていますが、

 今年春、ちょっと衝撃的な体験?がありました。



 以前このメールニュースでお知らせしたように、私の恩師が秋田で「国際教養大学」という全寮制、オール英語、24時間オープンの図書館を有する全国で初めての公立大学を設立しもう6年になります。


 その国際教養大学をこの4月にご訪問したところ、恩師の今年75歳の中島嶺雄学長が、学期初めの講義をする日程に当たりました。

 そのコースは以後ほかの先生に任せ、初日だけ学長の講義という得難い機会の日でした。


 少々緊張しながら大講義室に入ると―、


 
 恩師がスクリーンを背に語りだした、それはなんと。

 
 このメールニュースをもし恩師がご覧になったらゴメンナサイ!


(先生〜、それは「日本人英語」じゃないですか〜!)


 思わず心の中でツッコんでしまいました。思い切り日本語の「アイウエオ」を使って発音する日本人の英語。(ちなみに私は大学のゼミ生のときから「ツッコミ女子学生」だったのでした)


 教授が時々学生をあてると、あてられた学生も英語で答えなければならないのですが、さすがに今時の子、ひょっとしたら帰国子女もいるのか、教授よりははるかに英語らしい発音をします。


 でも教授は意に介さずその後も自分は日本人英語ですすめます…

 考えてみたら私が四半世紀前大学で学んでいた当時の恩師もずっとその調子で、オール英語大学を創設したからといってそれは変わっていなかったのでした。



 そして恩師はその日本人英語で、国際政治学者として国外の数々の学会でスピーチをし、海外の一流の学者と交流し、日本に連れてきてシンポジウムをしたりもしていました。


 誤解のないように言いますと、国際教養大学は外国人の先生も外国人留学生も多く、最新のラボも備えられ、ネイティブの英語に触れる機会はふんだんにあります。


 また、国際教養大学の教育の全体像については、こちらの記事でご紹介していますので、是非ご覧ください。

 「勉強することの美しさをみた 秋田・国際教養大学をご訪問しました」

http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51727822.html


 
 あとで食事の席で

「先生、最近は『グロービッシュ』というものがありますね」


 と水を向けると、恩師は


「うん、そうだね。あれは新しいものではないですよ。僕は以前から日本人英語でどんどん話せばいい、とこの路線でいっているんだけどね」


 
 奥義といえば、「堂々としていること」なのかなあ…


 そんな体験もベースに、さてグローバル人材って何?という問いも含めて果敢に行う「英語カフェ」。


 今回はまずは日本語で入り、徐々に英語をまぜていく形式にしたいと思っています。


 ご興味のある方、明後日夜三宮「アロアロ」で、お会いしましょう。


 http://c-c-a.jp/cafe/


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■本年下半期の企業内コーチ育成コース 9月開講!


 
 経営、マネジメント、人材育成、すべてに強力に作用して業績を押し上げるもの…というと、誇大広告のようですが、私自身は確かにそうした現象を経験してきています。


 だから、すべての経営者・管理者の方にお勧めしたい「企業内コーチ育成」。

 それは「傾聴(話を聴く)」、「承認(人を認める)」、「質問」、「フィードバック」などのトレーニングから成っています。e-ラーニングなどでこれらを学ぶことはほぼ不可能、トレーニング会場で生身の人同士が集まって行わなければなりません。



 本年秋「基礎コースA」は9月10-11日に開講します。


 「基礎コースB」以下は、上記の「A」または相当のコースを受講されることが必須ですので、この機会に是非ご受講ください。


お申し込みは下記から。基礎コースAのお申込み締め切りは9月5日(月)です。


 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0

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★「承認大賞2011プロジェクト」ご応募は、9月16日までお受付しています。人が人を力づけること、それはあなた自身を、そしてみんなを力づけることに。

 ご応募はこちらのページから

 http://shounintaishou.jp/


★本年下半期の企業内コーチ育成講座および
 例会、よのなかカフェの日程はこちらです。

 企業内コーチ育成講座の入門編「基礎コースA」は、9月10-11日が本年中最後の開講となります。
 そのあとの講座受講のために「基礎コースA」は必須ですのでご注意ください。



※お申込みページはこちらです
 
 http://c-c-a.jp/contact2/index.php




 ◆NPO法人企業内コーチ育成協会 今後の予定◆



9月1日(木)19:00〜20:30
◆第28回よのなかカフェ「私、英語が苦手です。」
三宮のカフェ「アロアロ」にて http://aloaro.net
詳細 http://c-c-a.jp/cafe/


9月10日(土)11日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースA
〜「認め、問いかける」能力向上実感の対話術〜
承認・傾聴・質問など
会場:ビジネスプラザひょうごホール
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0


10月6日(木)19:00〜20:30
◆第29回よのなかカフェ「日本はスウェーデンを目指すべきか【福祉編】」
三宮のカフェ「アロアロ」にて http://aloaro.net


10月29日(土)30日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースB
〜難しい場面に伝える本気のコミュニケーション〜
アサーションとフィードバック、叱る・怒る、強みを活かす、学習スタイル、ビジュアライゼーション
会場:ビジネスプラザひょうごホール
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0
※基礎コースBは、かならず基礎コースAまたは相当の講座を受講されてからお申込みください。


11月2日(水)19:00〜20:30
◆第30回よのなかカフェ「間違った就活、してませんか?」
三宮のカフェ「アロアロ」にて http://aloaro.net


12月3日(土)4日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースC
〜リーダーシップの内面の旅〜
ケーススタディー・感情・価値観など
会場:ビジネスプラザひょうご ITサポート室
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0
※基礎コースCは、かならず基礎コースAまたは相当の講座を受講されてからお申込みください。




※詳細とお申込みはこちらから

 http://c-c-a.jp



※このメールは、NPO法人企業内コーチ育成協会のスタッフ及び
代表理事・正田が、過去にお名刺を交換させていただいた方・
当協会のイベントやセミナーにご来場いただいた方に
お送りしています。

今後ご不要の方は、
空メールをご返信いただくか、こちらのページ

http://www.webcordial.com/bn/tk.html

より解除していただければ、
購読リストから外し、次回から送信されないようにいたします。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


猛暑の中、くれぐれも体調管理にお気をつけください。


 
■□
□■―――――――――――――――――――


神戸のコーチング講座


特定非営利活動法人 企業内コーチ育成協会

代表理事 正田 佐与

e-mail:
info@c-c-a.jp



NPO法人企業内コーチ育成協会(CCA)

URL: http://c-c-a.jp/


ツイッターもしています
アカウント名:@sayoshoda


ブログ「コーチ・正田の 愛するこの世界」
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/


愛する日本を、人が元気になる国にしませんか?
「承認大賞2011プロジェクト」ご応募はこちらから
http://shounintaishou.jp

応募事例はこちらで読めます
http://www.facebook.com/shounintaishou2011project
⇒ページ左側の「ノート」をクリック


「企業内コーチ育成のすすめ」
(株)帝国データバンク社『帝国ニュース兵庫県版』
に好評連載中
http://c-c-a.jp/topics/archive.php?page=1


 お昼の出がけについ演説会をみてしまい、

「ここまで一番は野田さんだなあ・・・」

と、無責任お気楽ツイートをし、開票まで待たずに家を出て、どうせ帰ってきたら海江田さんあたりになってるんだろうなあ、と思ったら野田さんになっていた。


 なんで野田さんに一票、と思ったかというと、演説の途中で「アドリブの言葉の補足」が入ったからです。こういうのは「認識のきめの細かさ」を示すものとして重視してます。


 ちなみに正田も書き言葉でも話し言葉でもよく「言葉の補足」は入るほうで、文章としての流れはわるくなりますがものごとを正確に伝えるために欠かせないもの、と思っています。7〜8割がたこれで正しい、ということについてまず肯定形のセンテンスで伝え、そののち例外的な現象について言葉を補足します。


 そういうのが全然入らないきれいな文章を話したり書いたりする人は、いまいち信用ならない、と思っています。

 べつに野田さんが特別好きというわけでもなく、投票権もないですしここでの今の時点の発言に責任をとれるわけでもありませんが、だれかに託さなければならないというなら、「あの5人」の中では一番ましかな、という気がしただけです。


 いずれこの人もひどい袋叩きに遭うかもしれないしどんなスキャンダルが出てくるかもわからないので、多くの期待をせず、美辞麗句で礼賛せず、見守ることにしましょう。とにかくだれかが頑張ってくれなければならないのです。



 さて、代表選というおおごと(でもないけど)が起こると、出るだろうなあ、と思われるのが「あの人」であります。某大新聞の看板政治解説委員、ここでは仮にA氏とします。なんか政局の大きな局面ではこの人が1面に署名記事を書きます。


 このA氏で過去個人的に大迷惑した、というのは、以前エグゼクティブ・コーチングのクライアントがA氏の講演を聴きにいって帰ってきたらすっかり心酔していて、

「明治の女性の無私の心」

なんてことを言い出しました。

 なんでもA氏のお母さんがそういう優しい人だったんだそうです。(ちなみにA氏は団塊ほぼどまんなかの年齢です。戦中派の人だったらむしろそんなこと言いません)


 何が明治女性の無私の心だ現代の働く女性に無給で働けってかこの時代錯誤マザコン親父、と心の中で毒づきましたが―、


 そういうこと言う人も真に受ける人も、きっと家で奥さんに嫌われてると思います。


 読者の皆様の中で、もしその同じ講演を聴いたことがあって一瞬でも真に受けた人がいらしたら、正直に手を挙げてください。


(本当は、女性に無償サービスを期待するその心根のほうが卑しいのです。ただA氏の論法は、うっかりその基本を忘れそうになります。
また補足すると、以前どこかに「団塊男性は一般に男尊女卑思想が強い。なぜなら競争心が強烈なので、人類の半分を競争相手から引きずり下ろしたほうが彼らにとって好都合だから」という趣旨の文を書いたことがあります)


(あと「明治の女性」というと、私がまず持つイメージは「厳しい」「気骨がある」です。うちの明治生まれの母方のばあちゃんは「鬼ばあちゃん」でした。会ったことはないが父方もそういう人だったようです。A氏んちのお母さんがたまたま優しかっただけじゃないでしょうか)



 さて、A氏の講演の本題は「宰相論」とか「リーダーシップ論」のようなもので、維新期や日露戦争時や戦後初期の宰相に比べていかに今の政治家が粒が小さいか、という話をしていたようです。


 この講演を聴いたあとクライアントに出た症状はもう1つあって、自分の会社の会議でいきなり怒り出して周囲の人から「なんでそんなに怒るの?」ときかれた、というのでした。


 さて、読者の皆様はこの「原因」と「結果」、おわかりになるでしょうか。


 私にはわかる気がします―。もちろんあくまで推測ですが、、、


 講演会などを聴きに行って影響を受けやすい性質の人っているんです。「学習欲」とか「最上志向」あたりが関係するのかな、と思いますが、


 講演をするのは大体全国区の名前の通った偉い人ですから、そういう人の言うことは影響力があります。厳密に検証可能かどうかは別にして。会社で毎日顔を合わせてる人に比べて、正しいことを言いそうな気がします。


 で、講演のテクニックとしてよくあるのが、共感を得るために「怒り」を喚起するような話し方をすることです。いわゆる「慨嘆調」「嘆き節」というやつ。

 「怒り」あるいは「嫌悪」というのは、共感を得やすい、聴き手を巻き込みやすい感情なんです。


 もともとジャーナリズムの中には怒りっぽい人も多く、ジャーナリストであるA氏が「怒り」を喚起するような、「今の政治家はだらしない」的な話し方をして、聴き手の共感を集めた、というのは大いにあり得ることです。いや、今の政治家がほんとにだらしないのは置いといて。


 ―ひょっとしたら「明治の女性の無私の心」うんぬんの話も、権利を主張する現代の働く女性や奥さんへの嫌悪の情を喚起する役に立ったかもしれません―


 最近もこのA氏の署名入り記事を読むと、やっぱり文章家と言いますか、大上段にかぶったり二分法をつかったり、わかりやすい構図を示して政局について色々言うんです。でも結論は何が言いたいんだかさっぱりわからない、というかその結論強引じゃね?という感じですが。いいんです、何となく読者を感情的に引っ張りまわすのは上手ですから。歴史小説がすきなおじいさんとかその予備軍の方は、すきなんじゃないかと思います。


 でも私が読むと何の感興も起きない。アナクロとかノスタルジーだけじゃん、いくら新聞の読者が高齢化してるからって、と思います。


 講演の話に戻りますと、私は「リーダー」について語れる資格があるのは、リーダーとしてモデリングの対象になる、背中を見せられる人だけだろう、と思っています。ある話がなまじ説得力があるとき、話の内容だけでなく、話し手の立ち居振る舞いが自然と聴衆にうつります。怒りの感情もうつります。


 解説委員であるA氏が、自身リーダーとして振る舞ったことがあるのかどうか―、そもそも新聞社はまともな管理職教育とかリーダー教育なんてしないところですし、人に頭を下げたことなんてない、謙虚になったことのない人たちですし、恐らく普通の同規模の民間企業で育った管理職と比べたら非常に見劣りします。大体ちゃんとした経営者マインドがあれば今のネット環境に対して後手後手に回らないで済んだろうに、、、


 なのでA氏がいかに美文家だといっても、有名人だからと話の内容を真に受けないほうがいいと思います。


 私の説によれば、「良いリーダー」は大半の時間、「良いマネジャー」をやってます。ごくまれな瞬間、「決断」をしたり、「トップダウン」をします。そうしたリーダーの特権である行為は、ふだん多くの時間を「よいマネジャー」をやって、地道に情報収集したり部下育成をしたり細かい差配をしたり、ということで担保され実行に移されるのです。


 だから、上っ面歴史の表面を眺めて、「宰相論」をぶつことにあんまり意味はないのです、私的には。


 中身のないレトリックだけの講演やら記事やらを聴いたり読んだりして感情を揺さぶられることは、定年後の人はともかくまっとうなビジネスパーソンはすべきではありません。時間のムダです。そんなことをしていても国はよくなりません。



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp
 
 
 

フルート



27日、フルート&ベースのアンサンブル、「エスペランサ」さんのライブを三宮に聴きにいきました。


 エスペランサさんのブログ
 「夫婦珍道中△▼エスペランサ」
 http://blogs.yahoo.co.jp/esperanzaokuda



 レストランで1時間半のライブでは、ジャズ・ポップス・J-POP・クラシックと多彩なナンバーを時にしっとり、時に華やかに。フルートって、とても思索的な音を出すと思えば、情熱的なボーカルのように歌うとき、シャウトする時もある。とても表情豊かな音色ですね。


 トーク



 演奏の合間にフルーティスト良子さんの楽しいトーク。ご主人のベーシスト勝彦さんとの出会いからご夫婦の愉快な演奏生活をユーモアたっぷりに、そして周囲へのたくさんの感謝の言葉…。こちらもとてもステキ


 オカリナ



 オカリナも演奏されます。


 とても心が清らかになる時間でした。エスペランサさんは全国を演奏で回る毎日、ツイッターでも日々いろんな土地からツイートされていますが、年に1回は神戸でライブをしたいとのこと。これからも楽しみですね。


・・・・


 地元六甲アイランドのファッションプラザ(Rink)5Fには、「二楽園」さんが家具・雑貨屋さんとしてワンフロア営業しています。


 今日はこんなお皿を見つけて買いました


減塩皿



 写真は、有田焼の「減塩皿」。お習字の硯のような形で、くぼみのところに醤油や調味料を入れ、具に少しだけつけて食べることができます。

 絵柄が10数種類、いずれも伝統的な有田焼の優美な絵付けです。娘たちとさんざん迷いながら4枚を選びました。


 ここの店長さんはカウンターで包んでくれながら


「このお皿いいでしょ。僕らはもともと花屋なのでやきものの接客はできないんですが、この皿はいいものだから説明なしでも売れるんです。僕も実家の母に買って送りました」


 あとからきたお客さんもカウンターで包んでいる最中のこのお皿を見て、「これなあに」と尋ねはるので、

「減塩皿っていうんだそうですよ。うちは蒸し鍋をよくするんですけど、このお皿ならここにポン酢を入れて、お野菜にちょっとだけつけて食べられるでしょ」

「それはいいわねえ。うちも買うわ」

 お客さんはほんとに買いにいかはりました。ちょっと売り上げに貢献してしまいました。


 有田・大内山は、以前窯元めぐりをしたこともあって贔屓なので、こうして伝統を活かしながらほんとに役立つ新しいものを作っているのをみると嬉しいです。

 ついでに先ほどの店長さんも以前の受講生さん・・正田が9年ほど前、初めてコーチング研修をウリコミに行って採用してくれたのがここのRinkさんでした。そしてテナントさんの中で一番多数の受講生さんを出してくれたのが二楽園さんでした。でもそれはこの話とは全然関係ないんです、本当。


・・・・・

 ここ数か月近所の整体院さんで「パーソナルトレーニング」を受けています。

 先生はいつもの整体の若先生で、以前からやれ肩こりだ腰痛だとやってくる正田に姿勢の問題を指摘してくださっていましたが、そのうち整体以外にPトレの個人レッスンを始めることになり、お誘いの声がかかって始めることになりました。

 内容は、腹筋、背筋、腕立て伏せなどをしながら背中・おなか・お尻と姿勢を支える筋肉をバランスよく鍛え、正しい姿勢と歩き方につなげ、ついでに痩せようというものです。


 正田はうまれつき筋力の弱い「胃下垂体質」らしく、ダンベル体操も過去2回トライして挫折、おそらく苦手科目なので自分1人でやっていたのでは続かないのです。以前は「加圧トレーニング」もやっていましたが、Pトレは加圧のように道具を使わず、「自重運動(自分の体重を利用した運動)」で同じ結果を出そうとするものだそうです。


 先生いわく「正しい姿勢で歩けるようになったら日常生活の中で自然と必要な筋肉を鍛えられるようになりますよ。また流行りのスポーツいろんなのがありますけど、このトレーニングをやっとったらどんなスポーツをやっても大丈夫、一生モノですよ」。


 先生は私の本も読んでいて「行動理論的サポート」をしてくださるので、どんなに下手でもダメでも「いいですねいいですね」と褒めてくれモチベーションを保てるようにし、少しずつ負荷を上げてくださっています。


 お蔭で体力低下の著しかった正田もこのところトレーニングの日以外でもまじめに自主練で腹筋背筋をやるように・・・


 
 ひょっとしていつか、シンクロナイズドスイミングの選手のような姿勢で歩いているようになるかもしれません。体型はともあれ。人が変化することはあるのだ。



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

 このところネガティブな記事の投稿が続いて、「ブログを読むと気分が暗くなる」という方もいらっしゃるのではないかと思う。

(その割には妙にアクセス数が多くて戸惑っている)


 暗い内容のシリーズでもう1本、


 長い事、書かないできたことを書いておこうと思う。


 
 それは確か2006年の秋のことだった、


 知り合いの経営者さんが近所の大学でシンポジウムのパネラーになったので聴きに行き、その後の懇親会で主催者の大学教授にあいさつした。


 この大学教授は経営学の中の心理学分野に造詣の深い人で、コーチングに関する本を執筆したりもしていた。


 当時の私の「個人事務所オフィスシェルパ―任意団体コーチング・リーダーズ・スクエア」の名刺を見て、大学教授は


「そうですか。お近くですから色々情報交換しましょう。しかしあれですな、コーチングというのは難しいものですな。早い話、あなたに話を聴いてもらうのと飲み屋の女の人に話を聴いてもらうのとどう違うの?ということですからなあ」


 それを聞いて大学教授の周囲の、主に男性の新聞記者らであったが、どっと笑った。


 面白い冗談だったのだろうか。


 私はたぶんあまり返答しなかったと思う。


(このオッサンとは二度と話したくない)


 と、その場を辞した。愛想の悪い女だ、あるいは大人の冗談のわからない女だ、と思われたかもしれない。
 わかりたくもない。


 その年、1か月ほど後に私は二度目の「コーチング関西」を大阪商工会議所で計画していた。

 本に書いた、「一位マネージャーラッシュ―強烈な業績向上の現象―」を既に経験し、この年のパネルディスカッションを最後まで聴いてくださった鬼塚喜八郎氏は、

「コーチングは我々の若いころにはなかったものだが、素晴らしいものですね。感動しました!」と言った。太田肇教授もこの年初めて当協会のイベントにパネリストとして登場された。


 もちろん、そんな話はすべてこの大学教授先生のあずかり知らぬところで起きた。


 
 先ほどの大学教授先生はこのブログでは過去に別のエピソードで登場される。


「感情重視一辺倒」と一線を画したいわけ

http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51584048.html


 この記事のときも、「封印していた話を書く」とか言いながら上記のエピソードはまだ書かなかったのは、やはり上記のエピソードの方がこの人物の人格の卑しさがあまりに生々しく出て、このブログにそぐわないと思ったからだと思う。読者の皆様を不快な気分にさせると思ったからだと思う。



 そんなふうに私はこの仕事に入ってからも、うんざりするほど人の心の汚い部分をみてきた。

 ある意味、女に生まれたからこそこの教授氏の本質的に卑しい部分をみることができたのだと思う。


 このブログの読者の方も、さまざまな感想をお持ちになることだろう。

「そんなことは大人だったら、社会人だったらだれでも経験することだ、我慢しろ」

 と思われるだろうか。


 
 日本社会にまだまだ残る、魔女狩り的な部分。少しでも生意気言いそうな女は傷つけ、嘲り、叩き落とす。

 以前研修に行った自治体にもそういう風土があったようだった。まっとうなことを言う女性係長が職場で吊るし上げに遭った、と受講生さんが話していた。


 新聞社の中にもあるようだ。硬派を通そうとした女性記者が職場からはじき出されて鬱になり、処世術に長けた女性記者は「可愛いおきゃんな女」を演じて予定調和的に生き残ろうとする。


 
 いつになったら、「もうそんな悠長なことをしていられる時代ではないのだ」と気づいてくれるだろうか。

 
 それは私の人生のうちには起こらないかもしれないと思うから、今ある愚かなもの、淘汰されるべきものをえぐり出しておこうと思う。後の代で少しでもよくなるように。

 のちの世の人がこのブログを見たら、

「21世紀初めの10年間の日本はまだそんな未開の地だったんだなあ」

と思ってくれるように。



 私にはもう自分個人の夢をみる気力もあまり残されていないけれど、せめて娘たちのうち1人でも、自分が女であるがゆえに嫌な思いをすることなく、伸び伸びと働き、充実した人生を送ってくれるようになったら―、と思うばかりだ。



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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 昨夜(25日)NHKスペシャル・新シリーズ・日本新生「私たちのエネルギーをどう選ぶ」をみていた。


 NHKは、このところ骨太の番組を作る。
 三宅アナがいう。


「ここ数か月菅首相が辞めるか、辞めないかということばかりがメディアを賑わしてきましたが、エネルギーをどうするかということは、本当に今考えなければいけない問題ですよね」


 そうそう、と膝を打ちたくなった。


 「菅首相」にかまけているうちに、どれほど多くの時間を損失したことだろう。


 ずっと思ってきた。それよりずっと大事な話題があるのに、なぜどうでもいい話題に時間を費やすのだろう、と。

 震災以来、受講生さんと話してきた。


「これだけのことを経験して、なおも何も学ばなかったら、日本は本当にダメですよね。空恐ろしくなります」


 そうしているうち一時期「脱原発では国際競争力がなくなる」という論調が強くなった時期があり、このまま臭いものに蓋でいくのかと思っていたら、地元では7月末に財界トップの集まった席で防災学の先生が
「これだけ多くの原発が活断層の上に乗っている。災害大国日本では原発は危ない」
と話をされ、その方向にコンセンサスができたようだ。


 「原発推進」の人の思考回路をみていると、「脱原発は非現実的、感情的、比較考慮がない」と、むしろそちらのほうがイデオロギー的に決めつけるゼロサムの思考で、


 たとえば滋賀の嘉田由紀子知事が「卒原発」―段階的に原発を減らし最終的には卒業しましょう―を唱えているなど、穏健な主張もあることをまったく黙殺していた。


 あと原発の発電コストについてもいつまでも電力会社の発表する「1kw当たり5〜6円」という数字を鵜呑みにし、それに対して疑義を呈しただけで「脱原発論者」ときめつけてきたり・・・、


 
 「原発」の話題にこれ以上は深入りしないことにして、

 不毛なイデオロギーの話にすりかえてしまうことも1つだし、

 どうでもいい話題で騒ぎ立てて本質的な問題を先送りする、ということも、日本の意思決定を遅らせる原因の1つなのだと思う。


 有名タレントが暴力団との交際発覚で引退、ということを読売新聞は一面トップで報じ、今日の紙面ではそのことに読者から疑問や抗議の声が出たことに対するお詫びではなく「正当性の主張」の記事を載せていた。


 ああどうでもいい。

 本当は、何が大事なのかをみんな薄々感じているのではないか、と思う。でも薄々感じているからこそ、かえって目をそらしたい。ほかのどうでもいい話題が出てくると、救われたような気分で飛びつく。


 こういうのは、コーチングでいうグレムリン(言い訳)の一種。




 そんな中でNHKの姿勢は、「本当に大事なことを大事に真剣に議論しよう」と、大変まっとうなことを訴えている気がする。


 今、私たちは歴史的にどういう時期にいるのか。そのことを自覚している人が、NHKの要職にはいるのだな、と思う。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 腕時計の電池が切れた。

 そんなに高価なものではないが、有名ファッションブランドの時計。(たぶん中身はOEMだろう)


 六甲アイランドには時計屋さんが一軒もない。三宮に出てファッションビルの中の時計屋さんで見せると、


「この時計は輸入物なので、電池の交換はメーカーに送って2〜3週間かかります。費用も3500円ぐらいになります」


 とのこと。


 ほんとかなあ、と元町高架下まで歩き、花隈交差点のすぐそばの時計店「センコー堂」できくと、その場で交換してくれ、お値段は800円だった。


 こういうお店は潰れてほしくないなあ。



・・・・・・・・・・


 このほか最近聞いた印象的な言葉。


「今、グローバル経済の動きに神経をとがらすことには意味がない。われわれの手の届かない動きになっています。今大事なのは、自分の目の前のことを大事にやっていくことだ、と話しています」

(ひょうご産業活性化センター理事長・表具喜治氏の言葉)
 


神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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 生老病死ということをこのところ考えている。


 ある30代の男性は、「結婚しているけれど独身状態。嫁さんを実家に帰らせている」と話した。連日泊まり込み、午前様の仕事量で週に2回ぐらいしか家に帰っていない。


 ほとんど、「高度経済成長時代」の仕事の仕方だ。



 私が 「今日は実家の母の見舞いに行って・・・」と言っても、たとえば


「お母さんお具合が悪いんですか?」

「お母さん大丈夫ですか?」

という問いかけはない。


 彼は、子どもはできないと思う、子ども以外のそれに代わるものを探さなければ、と言った。もっともっと成長し向上していきたいとも言った。





 それで、生老病死から隔てられた人生、ということを思う。



 子供を育てること、病人をみること、お年寄りの世話をすること、それぞれ仕事と同じくらいのボリュームのある、でも人類を存続させるために無くてはならない営みだ。そしてあまり変化がなく単調で、七面倒くさい。


 そういうものと自らを隔て、より成果を得たり評価されたり昇進したり、という指標のある世界に埋没する。そこには「成長」がある。


 
 そういう人の世界に身を置いてみれば、生老病死という七面倒くさいものを担ってくれる人を、一段低い存在とみなして差別したくなる気持ちもわからなくはない。私は嫌いだけれど、そういう人を。



 たとえば赤ん坊はよだれを垂れ、排泄も垂れ流し、ご飯をこぼし、際限ない単調な労働を何年もの間大人に強いる。お年よりも似たりよったりで、こちらは成長をみる喜びがないだけよりしんどいといえる。

 ―残念ながら正田は母の面倒を兄夫婦に甘えてしまっているので、お年寄りに関しては言う資格がない―


 しかし私たちの80年かそこら生きる人生の中に、それらを組み込むことはある程度必然だとしたら。



 また生老病死をまったく組み込まない働き方をしてきた人たちが、会社で昇進して上司になったからといって、いきなり部下育成ができるはずもない。難しいと言って音をあげるのは当然である。



 そこで、そういう人たちに限って部下育成を放棄し、「OJE」と言い出したり、「キャリア論(自分で自分のキャリアをデザインせよ)」と言ったりする。



 
 そういう人たちが大事なものごとを決めているのだ。とくに大企業では。



補足1)上記の記事をみて、あるカタカナ語が頭に浮かんだ方もいらっしゃると思う。今どきのマネジメントでよく使われる、カタカナ10文字くらいの言葉。でもそういう言葉を使うより、私は「生老病死」のような言葉で考えるのがすきなのだ。

補足2)新興国が日本の高度経済成長期と同じ働き方で戦争を仕掛けてきているので、日本もその時期に戻れ、という論調もこのところある。でもそれが正しいのか、新興国もいずれ成熟を迎えたとき同じ問題に直面するのではないか、と考えると、私はやはり「北欧的なもの」に目を向けたくなるのである。生老病死を上手に位置づける社会や生き方に。




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 一つのことを考えだすと止まらなくなる性質である。


 なんで?って思われるかもしれないけれど、貧乏性なので、

「時間のあるうちに今考えておこう。将来再発したとき困らないように」

と思ってしまう。


 このところ記事に書いている、「一方的に話す人」は、偶然かもしれないがいずれも男性で、ストレングス・ファインダーのトップ5内に「最上志向」が入っていた。


 「最上志向」の人がすべてそうなるわけでもないかもしれないが、これまでも研修受講生さんで「最上志向」の人に何度か「一方的に喋る」あるいは「途切れなく喋る」症状がみられたので、森川さんはどういわれるかわからないけれど私の観察した症状を原因の推測とともにまとめておこうと思う。


 最上志向の人は大変な努力家である。運動系にはしるとマラソンをする人、トライアスロンをする人など、周囲が肝をつぶすような自分の身体をいじめる努力をする。そう、「いじめ」は結構、最上志向の人を語るときのキーワードである。自分いじめに走る場合も他人いじめに走る場合も両方の場合もある。


 仕事でも最上志向の人は見上げた努力をし、成果を挙げる。有能な人が多い。恐らく、東大生や中央官僚などにも最上志向の人が多いだろう。(残念ながら、正田は過去3回のSFでいちども最上志向が出たことがない)


 ただここからが問題で、最上志向の人は自分のモノサシの範囲で上へ上へと努力する。それが誰からもわかりやすいモノサシで周囲の福利に貢献するものだといいが、その人にしかわからないモノサシで努力している場合もある。「変な方向性で努力」する場合もある。


 余談だがこういう「変な方向性の努力」について、「ヘンだよ」と正しくフィードバックできるのは直接本人を見て、周囲の状況もみている上司だけができる役割である。パーソナルコーチより企業内コーチの方を推進したい理由の1つがそれである。


 そして、最上志向の人が往々にして「一方的に喋る」「途切れなく喋る」症状に陥るときというのは―、


 横できいていると、それはオペラのアリアを連想しなくもない。とにかくブレスをする間も惜しんで、肺活量の限りに喋りつづけようとする。その場の時間と空間を自分の喋りで埋め尽くそうとする。それが彼らのその瞬間考える、最高の努力なのである。


 そういう喋りを聴くのもすきで憧れているし、自分もツボに入るとそういう喋り方をする。

 ―私などに言わせると、そういう喋り方がコミュニケーション効率がいいのかどうかよくわからないのだが―


 「ガラパゴス」になる人も、ひょっとしたらそういうタイプの人なのではないか。


 一度でいいから、


「勝手に喋っててください。私は食事しますから、もう相槌打ちません」


と言ってみたいものだが、最上志向の人はそれを許さない。


「オレがこれだけ最高の努力をして喋っているのだから、アンタも最高の努力で相槌打て!」

と、他人を道連れにしようとする。




 こういう場合は、やはり

「プロとして、自分の耳と心を守る必要がありますので」

と、毅然と断ったほうがいいのだと思う。


 カウンセリングの世界などでは厳然とセッション時間の制限がある。45〜50分を過ぎたら、どんなに困っているクライエントでも、カウンセリングを終了しなければならない。そしてプライベートでクライエントとの付き合いを持たない。そうやって、カウンセラーは守られている。


 カウンセラーによっては、「私は有能だから20分しかセッションをしません」と宣言している人もいた。その人によると、人は20分以上喋りつづけるとネガティブな病的な面が出てくるのでいい治療にならないのだそうである。そういう考え方もある。



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お世話になっている皆様



おはようございます。

 
 
大阪維新の会が「職員基本条例」と「教育基本条例」を公表しました。


 全国でも初めて「公務員の身分保障」に切り込んだという点は、評価できます。


 識者のコメントを読むと、


「身分保障がなくなれば、優秀な人材が集まらなくなる」


 これ、読者の皆様はどう思われますか?


 まったく私個人の見解では

「身分保障があるから公務員になる、という人が優秀な人材なのか?」

と、首を傾げたくなります。

 研修講師としてお役所にかかわった短い経験から言いますと、「安心・安全志向」の人が多い、というのは、チャレンジを恐れ、変化を嫌う組織の体質につながります。また、「身分保障」からくる指示違反、雑な勤務態度などの「緊張感のない仕事ぶり」は、管理職に対して同情したくなった面が多々あり、大いなるデメリットです。

 
 こうした、「身分保障の撤廃」ということ1つをとっても、メリット・デメリットの質量をきちんと比較するような記事作成が、変革の時代には求められるような気がします。ともすれば、疑義を呈するような識者の意見ばかり取り上げてバランスをとろうとし、結果的には変革のデメリットの方を強調するような印象を与えていないだろうか。と、私は思うのです。


 いちど、「公務員」というものも「よのなかカフェ」で取り上げてみたいね、と話しています。



 本日の内容は:
 


■初の英語よのなかカフェ(9月1日)。登場する新兵器は


★帝国ニュース兵庫県版の記事を更新しました

★「承認大賞2011」募集中です!

★本年下半期の企業内コーチ育成コース 9月開講!

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■初の英語よのなかカフェ(9月1日)。登場する新兵器は



 さて、事務局も英語の素人ばかりで、果敢にやろうとしている「英語よのなかカフェ」。なにしろ、「ここには正解がない!」というのをウリにしています。


 とはいうものの、恐らく中学1年レベルの単語をちょっとはみ出た単語や表現が出てきたら右往左往するだろうなあ…ということで、急遽電子辞書を購入。


 さらに、参加者の方同士で単語のスペルや意味を共有するにはどうしたらいい?と、頭を悩ませております。画用紙にその都度大きく書いて示すか―?


 
 だいぶ、混乱が懸念される初の英語よのなかカフェ、それでも面白そうだから来てみよう、という方、どうぞいらしてください。


 
 詳細とお申し込みはこちらまで

 第28回よのなかカフェ「私、英語が苦手です」

 http://c-c-a.jp/cafe/


※前号のお知らせの時点で、上記のページのお申込み締切日が間違っておりました。
 前回のまま、「8月3日」で掲載していました。正しくは「8月31日」です。大変申し訳ありませんでした。


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★帝国ニュース兵庫県版「企業内コーチ育成のすすめ」記事を更新しました。
 「第35回 話を聴かない、認めない世代の『次の段階』」

 http://c-c-a.jp/topics/archive.php?page=1



★「承認大賞2011プロジェクト」ご応募は、9月16日までお受付しています。人が人を力づけること、それはあなた自身を、そしてみんなを力づけることに。

 ご応募はこちらのページから

 http://shounintaishou.jp/



★本年下半期の企業内コーチ育成講座および例会、よのなかカフェの日程はこちらです。

 企業内コーチ育成講座の入門編「基礎コースA」は、9月10-11日が本年中最後の開講となります。
 そのあとの講座受講のために「基礎コースA」は必須ですのでご注意ください。



※お申込みページはこちらです
 
 http://c-c-a.jp/contact2/index.php




 ◆NPO法人企業内コーチ育成協会 今後の予定◆



9月1日(木)19:00〜20:30
◆第28回よのなかカフェ「私、英語が苦手です。」
三宮のカフェ「アロアロ」にて http://aloaro.net
詳細 http://c-c-a.jp/cafe/


9月10日(土)11日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースA
〜「認め、問いかける」能力向上実感の対話術〜
承認・傾聴・質問など
会場:ビジネスプラザひょうごホール
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0


10月6日(木)19:00〜20:30
◆第29回よのなかカフェ「日本はスウェーデンを目指すべきか【福祉編】」
三宮のカフェ「アロアロ」にて http://aloaro.net


10月29日(土)30日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースB
〜難しい場面に伝える本気のコミュニケーション〜
アサーションとフィードバック、叱る・怒る、強みを活かす、学習スタイル、ビジュアライゼーション
会場:ビジネスプラザひょうごホール
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0

※基礎コースBは、かならず基礎コースAまたは相当の講座を受講されてからお申込みください。


11月2日(水)19:00〜20:30
◆第30回よのなかカフェ「間違った就活、してませんか?」
三宮のカフェ「アロアロ」にて http://aloaro.net


12月3日(土)4日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースC
〜リーダーシップの内面の旅〜
ケーススタディー・感情・価値観など
会場:ビジネスプラザひょうご ITサポート室
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0

※基礎コースCは、かならず基礎コースAまたは相当の講座を受講されてからお申込みください。




※詳細とお申込みはこちらから

 http://c-c-a.jp



※このメールは、NPO法人企業内コーチ育成協会のスタッフ及び
代表理事・正田が、過去にお名刺を交換させていただいた方・
当協会のイベントやセミナーにご来場いただいた方に
お送りしています。

今後ご不要の方は、
空メールをご返信いただくか、こちらのページ

http://www.webcordial.com/bn/tk.html

より解除していただければ、
購読リストから外し、次回から送信されないようにいたします。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


ここ数日過ごしやすい日が続きますね。
猛暑を通り抜けてほっとするころ、体調も崩しやすくなるときです。
皆様くれぐれもお気をつけください。


 
■□
□■―――――――――――――――――――


神戸のコーチング講座


特定非営利活動法人 企業内コーチ育成協会

代表理事 正田 佐与

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ツイッターもしています
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ブログ「コーチ・正田の 愛するこの世界」
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愛する日本を、人が元気になる国にしませんか?
「承認大賞2011プロジェクト」ご応募はこちらから
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応募事例はこちらで読めます
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「企業内コーチ育成のすすめ」
(株)帝国データバンク社『帝国ニュース兵庫県版』
に好評連載中
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 さて、1つ前の記事で「承認中心のコーチングをしていますので・・・」というセリフが出てきて、


 長年、このブログを愛読してくださる方は「またか」と思うだろうし、当協会以外のコーチングに詳しくない方は


「なんで、そのことをそんなに強調するの?」


と思うかもしれないけれど、


「承認中心のコーチング」は、実はわが国のコーチングとしては主流ではない。


 どちらかというと、「選択理論系のコーチング」というのが主流で、よく大企業などに入っている。


 選択理論とは、「人は自ら行動を選択することでモチベーションが上がる」というもので、確かに自己決定・自己選択すると、快楽物質のドーパミンが出るらしい。


 これを重視するコーチングでは、「承認」よりも「質問」を重視する。「あなたはどうしたい?」と尋ね、相手に選択させる。


 選択理論の講師の方の論法では、上司は部下に「教える」ことは大してできない、自ら学習させることはできる、というのだ。最近流行りのOJE(On the job experience)もこの考え方だろうと思う。


 ところで、これは当然、「部下は上司からの教えを受け付けないものだ」というペシミズムにつながる。OJTはもはや有効ではない、というものである。


 当協会方式のコーチングというのは、

 ―ここまで書いていて、なんだか「コップの中の嵐」のようで馬鹿馬鹿しい気がするが―

 それに対して、「行動理論系」のコーチングと言ってもいい。

 「行動理論」は小さなプラスの行動を褒めて伸ばす「オペラント条件づけ」と、人の行動をまねる「モデリング(模倣学習)」を中心とする。だから、上司は部下に良い手本を示す必要があるし、部下に対してスモール・ステップを設定して教え、ステップをクリアするごとに褒めてやると伸びが速い。


 こちらも、「人は褒められたらドーパミンが出る」ことは脳科学で裏付けられている。

 それに加えて、おそらく褒められたり認められたり、手本を示されたりした結果、その後プラスの行動を自ら選択してとる際にもドーパミンが出るのではないだろうか。

 ―つまり「一粒で二度美味しい」ことになると思うのだが―、


 こちらは、従来のOJTと非常に相性が良い。

 そしてまた、「野中経営学」で言う「徒弟制」とも相性が良い。(このブログに過去に何度か野中郁次郎氏が出てきていることをご存知の方も多いと思う)


 どちらかというと、やはりこちらをメインに、「行動理論8」:「選択理論2」ぐらいに使ったほうが、企業内のコーチングは高い成果が出るのではないだろうか。厳密にデータをとって比べたことはないけれど。



 「承認がモチベーションアップに結びつく」ということは、太田肇教授が近著の中でしっかりデータをとって実証している。専門性の高い職種では、お客様からよりも専門性を理解している上司からの承認の言葉の方が有効だ、ということまで出ている。

 また行動理論のオペラント条件付けで特定の作業の成功率が高まることは、前世紀から繰り返し心理実験で確かめられている。「モチベーション」だけでなく、「パフォーマンス」が良くなる、ということである。



 一方、

「君はどうしたい?」


 は、場面によっては有効だけれど、場面によっては非常に冷たく響くものだ。メンタルを多少なりとも害している人には使えない。もちろん、その分野の知識のまったくない人にも使えない。


「人は独自の選択をしたいものだ」

 という考え方をあまり金科玉条にすると、上司―部下や、チーム全員が

「一体感を持って一致団結して頑張る」

など、そもそもあり得ないことになってしまう。人と人が共感し合ってともに何かをするということがあり得ない。そこには、「理念を語り、共感してもらう」プロセスなども入り込む余地がない。


―意地の悪い言い方をすると、「選択理論」をもっとも好む人は、「反抗期の子ども」かもしれないのだ―


 そして、仕事は21世紀の今日であっても、クリエイティブな場面よりは雑用のほうが8割から9割を占めているのだ。


 以前内田樹氏が『下流志向』で述べた、「キャリアキャリアと言う人は雑用をしたがらない」―それと同様に、「独自の選択」をしたがる人も、雑用をしたがらない。


 だから、幸いにして「選択理論コーチング」は、研修を行ってもあまり「落ちない」し「実践されない」ことが多いようだけれど、もし実践されたらむしろそれは大変に困ったことになるのだ。


 
 ・・・と、当協会で学ばれた方であればすでに常識のことを、もう一度こねくりまわしてみました。


「選択理論コーチング」が説得力を持ちやすいのは、研修講師、コンサルタントと、若手人事担当者らである。彼らは、ひょっとしたら独立性の高い仕事をしているので、自分の旧上司や現上司に対する反発心が強く、それで「自分は上司から教えられたおぼえはない」という感覚から、「選択理論」のほうに共感するのではないか、と、また意地の悪い勘繰りをしてみたくなるのです。



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 実家の母の見舞いに行った。


 認知症の母は今年79歳、5月以来10人規模のグループホームで暮らしている。3月に転倒して入院し、一時期老人精神病院に入り、拘束もされ重い幻覚症状が出ていた。その当時は真っ白な痩せ衰えた顔で、死期が近いことを覚悟したものだった。


 兄夫婦のはからいで今のグループホームに入所したところ、幻覚は皆無ではないものの軽減し、周囲への感謝の言葉を口にするようになったという。若いころから否定的な言葉が多かった母にして、感謝を口にできるようになるとは、とその変化ぶりをきいて驚いた。そういうことは、母のような年齢、症状の人には、強要してさせられるものではないだろうと思った。


 そのグループホームは千葉の私鉄沿線にあり、お寿司屋さんを改装したという3階建ての建物。見舞いに行くと元看護師の女性社長さんが温かく迎えてくださった。

 スタッフの方にとお土産の菓子折りをお渡しすると、最初きっぱりと断られ、金品の授受を断るむねのミッションステートメントを示されるも、「でも持ってきてしまったから」と無理に受け取ってもらう。


 母は、穏やかな表情で座っていた。「この椅子の下に○○があるのよ」など、現実でないことも多少は言うものの、病院でのような被害妄想はなかった。そして、京都で買ったちりめんの巾着などを渡すと、「こういうの好き?」「うん、好き」という答えが返ってきた。「うん、好き」などという素直な反応も、以前の健常な時でも考えられなかったこと。以前は何をプレゼントしても、こちらががっかりするような反応しかしなかったものだ。


 ケアホームの社長さんとお話。母より10歳若い社長さんは、病院看護師で医師とともに学会にも出席するなど、バリバリに働いていたが、ご主人の急死をきっかけに、


「自分は本当に患者さん本位の仕事をしていただろうか」

と考えるように。そして貯金をはたいてこの道で起業してしまう。


 お年寄りの尊厳を守り、全室個室、手がかかるだろうに皆さんが喜ぶからと畳の部屋。


 母は、今年の年明けから極端に食欲が落ちていた。病院入院中もそうだったが、グループホーム入所後、社長さんが嚥下のようすなどを観察すると入れ歯が合ってなかった。歯医者さんをよんで入れ歯を調整すると、ある程度形のあるものを食べられるようになった。そこで、かめる固さのものを、色形がわかるように調理して出すと最近は全量たべられるように。


 丁寧にお年寄りの話を聴く。認知症の人は、時間感覚がなくなり、若いころのある時期を生きているつもりになっている。子ども時代、娘時代になったり、新婚時代になったりしている。相手の今みている世界を一緒に感じ取るように話を聴く。決して否定しない。母の場合は「学校の先生として仕事をしていた頃」によく戻っているのだそうで、「明日学校に行くからスーツを着なくちゃ」と騒ぎだし、兄夫婦のところへ連絡して家からスーツを持ってきてもらったこともあったという。


 娘の私のこともよく話すそうで、私の著書を社長さんは読んでいてくださった。そして「ケアマネージャーに絶対必要な、基本のスキルですから」と、その場でコーチング研修の依頼をいただいた。


 ・・・というのは自慢話のようだけど、結局仕事をご依頼いただくのはもともとの基本思想の合うお客様なのだと思う。


「ありがとうございます。自画自賛のようですが、承認中心のコーチングをしているので、介護職の方にも非常に使い勝手がいいと喜んでいただいています」

と、頭を下げた。

 偶然だが『痴呆老人は何をみているのか』の著書のある大井玄氏の別の著書からの引用もあるし、武田建氏の「無条件の畏敬と尊重」という精神も受け継いでいるつもりである。


(とはいえ、このところ記事に書いていることはいささか「無条件の畏敬と尊重」からは離れているのだが。ふだん「聴く」ことを重んじない風土の組織に属する人は、たまに「聴く」人に出会うと甘えてしまって度が過ぎる現象なのだと思う。相手の健康を害するところまで)


 社長さんとの話は、やはり社会福祉の制度上の不備の話になったり、役人組織の無理解の話になったり…、


 10月に「日本はスウェーデンを目指すべきか?福祉編」をやるんです、とお話したら、これも喜んでいただいた。


 貴重な学びをくれる人はそこここにいる。無私の仕事をする人と話すことは楽しい。



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 きのうの記事から少しまた頭が前に進んだ。


(一人オートクライン、一人ブレスト。本来それは、こういう自分のメディアを使って、人に迷惑を掛けずにやるべきものだ)


 私との会食で、ろくに食事に手もつけずに(私にも食事する暇を与えずに)3時間も4時間もしゃべりまくる人々をみていると、


―はっきり言ってそのさまは病的なのだが―


「人に自分の話を聴いてもらいたい」

というのは、おそらくご飯を食べる、呼吸をするのと同じくらい、根源的欲求なのだ。


 節電で勤務時間が短くなり、ただでさえ減っている職場の会話時間が余計に減り、みんなが黙々とディスプレイに向かって仕事して帰る。

 時短で残業代も削減できたかもしれないが、人の欲求としては決定的に満たされないものが残る。


 だから、私のようなプロにプライベートな会話と称して湯水のように話を垂れ流して聴いてもらう。


 ご飯を食べるような根源的な欲求を満たしている以上、話を聴いてもらうことにはお金を払うべきだ。


 ほんとうは、それらは日常の職場や家庭などのコミュニティーの中で満たされればいいもののはずだ。しかしそれらがそういう機能を今、持っていない。



 そして、ソーシャルメディア(SNS)全盛の世の中であっても、それらは

「人に自分の話を聴いてほしい、共感的に」

という欲求を満たしてはいない。

 SNSを使いこなして頻繁に発信している人であっても、

「私に会うと湯水のようにしゃべりまくる」

のは、同じだから。

 むしろ、SNSのセオリーとして「ポジティブなことだけ発信する。そのほうがフォロワーやお友達が増える」というのがあるので、そこでは無理して仮面をかぶっていることも多いのだ。




 すべての人が聴くスキルを学び、仕事でも家庭でも友人同士でも、きちんと時間をとって互いに聴きあうよう習慣づけるべきなのだ。


 私はといえば、こういう一連の記事を書く可愛げのない人間である以上、私に今後料金を払って話を聴いてほしいと来る人が出るとも思えないが、

 むしろ「同じ料金を払うのでもあの人だけは避けたい」と思うほうがありそうだが、


 私の宣言として今後プライベートで人の話を聴かない。名刺入れにイエローカードをしのばせ、話しすぎる人には渡す。

 そのカードには

「注意!!話しすぎは人間関係を損なうもと」

「自分ばかり話す人は、採用面接を通れません」

「話しすぎはストレスか老化のサイン」

 などと書いてある。



 たとえ有料でも、人に話を聴いてもらう肉体的快感に溺れて切れ目なくしゃべりまくる、気色の悪い話し方の人の話は聴きたくない。


 (私の場合、相手の病的なエネルギーが聴いているうちに自分に伝染してきて、そのあと体調を崩してしまう)


 そういう人は、自分が半ば病気だということを大人しく認めて、カウンセラーさんのところに行ってください。



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 少し疲れが溜まっている。


 この記事を書くことで友人を失ったり仕事を失ったりするかもしれない、と思いながら書く。


 私との会話で、「一方的に話す」というのは、やめていただきたい。


 一方的な話を聴くのは、しんどい。

 話の聴き方を教える商売をしているので、「適切に相槌を打つ」とか「共感する」とか、日常生活でも普通にしてはいるが、そのことに乗じて、一方的に話してばかりいる人とこのところよく遭遇する。それも3時間、4時間という単位で。


 そういう人は、「一刻もむだにしたくない」という勢いで、途切れなく、相手の疲れの表情にお構いなく、ひたすらしゃべり続ける。


 震災以来の経済状況で、だれでもストレスが溜まっているのだとは思うけれど。このところそういう人に会う頻度が高いような気がする。


 よく言われることだが、話している側と聴いている側、どちらが疲れるかというと、これは聴いている側の方が疲れるのだ、コーチング的な正しい聴き方をしている限り。聴くというのは相手の思考回路に自分を合わせ続ける作業なので、とりわけ好き放題に自分の話で一方的に相手を引っ張りまわす人の話を聴くのは非常に疲れる。


 私は家族に八つ当たりすることはしない主義だし、自分が加害者になるのも嫌いなので、いちどそういう目に遭うと、自分の中に溜め込んでしまう。聴きすぎでフラフラになった頭を抱えて1日寝込んでしまう。私にとって大いなる時間のムダであり、また健康被害も受ける。


 なので、当然のような顔で一方的に話す人のことはできれば敬遠したい。


 もし、会話終了時に計測してあなたの話していた時間が全体の8割以上を占めていたら、それは友人同士の対等な会話とはいえない。私がプロの仕事をしたとみなして料金をいただきたい。


 もし、私と健全な友人づきあいをしたいのであれば、自尊心とマナーと慎み、思いやりをもって、自分の話す時間や量をコントロールしてほしい。自分が少し話したら、別の独立した人格の持ち主である私の感想、見解、提言をきくために自分の話を中断し、1秒以上の間をとることを心がけてほしい。(本当は、有料のコーチングのクライアントもそうした方がよいのだ)


 プロの聴き手に対して話をして聴いてもらうことは恐らく肉体的快感だということは、理解できる。でもそうした快感に溺れることは、あなた自身を傲慢な、自分に甘い人間にすることになる。




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 少し疲れが溜まっている。


 この記事を書くことで友人を失ったり仕事を失ったりするかもしれない、と思いながら書く。


 私との会話で、「一方的に話す」というのは、やめていただきたい。


 一方的な話を聴くのは、しんどい。

 話の聴き方を教える商売をしているので、「適切に相槌を打つ」とか「共感する」とか、日常生活でも普通にしてはいるが、そのことに乗じて、一方的に話してばかりいる人とこのところよく遭遇する。それも3時間、4時間という単位で。


 そういう人は、「一刻もむだにしたくない」という勢いで、途切れなく、相手の疲れの表情にお構いなく、ひたすらしゃべり続ける。


 震災以来の経済状況で、だれでもストレスが溜まっているのだとは思うけれど。このところそういう人に会う頻度が高いような気がする。


 よく言われることだが、話している側と聴いている側、どちらが疲れるかというと、これは聴いている側の方が疲れるのだ、コーチング的な正しい聴き方をしている限り。聴くというのは相手の思考回路に自分を合わせ続ける作業なので、とりわけ好き放題に自分の話で一方的に相手を引っ張りまわす人の話を聴くのは非常に疲れる。


 私は家族に八つ当たりすることはしない主義だし、自分が加害者になるのも嫌いなので、いちどそういう目に遭うと、自分の中に溜め込んでしまう。聴きすぎでフラフラになった頭を抱えて1日寝込んでしまう。私にとって大いなる時間のムダであり、また健康被害も受ける。


 なので、当然のような顔で一方的に話す人のことはできれば敬遠したい。


 もし、会話終了時に計測してあなたの話していた時間が全体の8割以上を占めていたら、それは友人同士の対等な会話とはいえない。私がプロの仕事をしたとみなして料金をいただきたい。


 もし、私と健全な友人づきあいをしたいのであれば、自尊心とマナーと慎み、思いやりをもって、自分の話す時間や量をコントロールしてほしい。自分が少し話したら、別の独立した人格の持ち主である私の感想、見解、提言をきくために自分の話を中断し、1秒以上の間をとることを心がけてほしい。(本当は、有料のコーチングのクライアントもそうした方がよいのだ)


 プロの聴き手に対して話をして聴いてもらうことは恐らく肉体的快感だということは、理解できる。でもそうした快感に溺れることは、あなた自身を傲慢な、自分に甘い人間にすることになる。




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 8月16−17日、京都・仁和寺の宿坊「御室会館」に娘たちと3人で泊まってまいりました。


嵐電御室仁和寺


 写真は近畿の駅100選にも載っているという、京福電鉄嵐山線の「御室仁和寺駅」です。駅名が旧文字なのが渋いです。


 仁和寺の御室会館は、宿坊といってもコンクリ2階建、冷暖房完備の近代的な建物です。

 宿坊だからお食事は精進料理かというと、ちゃんとお造り、天ぷらがつく豪華な会席料理です。


夕食メニュー


 写真は夕食。朝は鮭メインの和定食に湯豆腐がつきこちらも豪華でした。


 16日夜は「五山送り火」の日。狙ったわけではないのですがせっかくだから堪能しようと思っていましたが残念、夕食がご馳走すぎたのか、正田は起きる気力がありませんでした。娘たちはお寺の前で遠景の大文字をみてカメラに収めてきました。


大文字


 そのあとは娘たちとトランプ、それに持参した百人一首で罰当たりにも「坊主めくり」をしました。



金堂


 宿泊客は国宝の金堂での朝のお勤めに参加できます。金堂内は撮影禁止なので、写真は外観のみ。この中で夏は朝6時からお坊さんたちが30分ほど読経し、そのあと宿泊客向けの法話があります。


 ネットでも、「法話に感動した」という書き込み多数。


 宿の人も、「いい雰囲気だから、ぜひ一度」と勧めてくださいました。このときは長女がダウンし二女と私の2人が参加。国宝の建物の中、本尊の仏像さんに向かって、お坊さん方のお経の声が響きます。「音楽みたいだねえ」と二女、感動。


 お勤めがおわると境内の五重塔などを拝観しながらテクテク宿に帰ってきます。



 チェックアウトしてからいただいた無料拝観券で境内の御殿のほうを回ります。


 お隣の龍安寺ほど有名ではありませんが、仁和寺の御殿部分は白い石が敷き詰められた石庭になっていて、人もそれほど多くなく、心なごむ美しい場所です。


仁和寺庭園にて


 仁和寺は遅咲きの丈の低い桜「御室桜」でも有名です。また来たいね、と娘たちと言い合いました。


 17日はその後、長女の要望で工房めぐり。嵯峨では、卒業制作の題材にした螺鈿の「野村工房」に伺い、プロの繊細な技に触れて長女感激。また清水の茶わん坂では二女が湯呑みを買いました。正田は「黒楽」の茶碗を危うく買いそうになりました。危ない危ない。



 さて、肝心の朝のお勤めでの法話の内容とは・・・


「仁和寺は真言宗。真言宗の開祖はそう、空海さんです。空海さんは『即身成仏』ということを言っておられます。仏さんは遠くにいるのではない、人の心の中にあるのです。人間の五感、目は人のわるいところばかりみるのではなく、いいところを観なさい。耳は人の話をよく聴きなさい。口は悪口をいうのではなく、人をほめたたえなさい。そうして自分の心をよく育てることによって、人は仏になれるのです。」


 ・・・いえ、私などよりやはり和尚さんが言われるほうが有難いかんじがします・・・




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お世話になっている皆様



おはようございます。

 
 
アメリカ国債の格下げに続き、各国の金融市場協調介入の協議…

 金融の世界に疎い私でも、このところの欧米財政危機からくる流れは急というのを実感します。


 そして長引く円高により、製造業の海外移転が加速し、非製造業の育成が急務になるといわれ…、

 それにしても、これほどの急激な環境変化に対応できるような構造改革というのは可能なのだろうか?

 素人としてはそんなふうに気をもんでしまう昨今です。

 非製造業の育成といっても、余計なサービス業にお金を払うほどの家計収入はないんだけどなあ。



 そしてまた自分としては気楽に読みやすい「北欧本」などを読みはじめ…、

 そこには、変化の兆しの報道があっただけで即対応する政治家や官僚の姿が描かれているものですから。



 本日の内容は:
 


(1)「男の子って、逃げるし折れる」―なでしこ、もしドラ世代のみた「同世代」そして「団塊」


(2)日本人英語で果敢に話そう。初の英語カフェ「私、英語が苦手です。」


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(1)「男の子って、逃げるし折れる」―なでしこ、もしドラ世代のみた「同世代」そして「団塊」


 
 去る4日、よのなかカフェ「男のプライドを語る!」を神戸三宮で開催。


 お客様、スタッフ合計13名で議論しました。


 期せずして、「団塊世代男性」と「いまどきの働く女性」の意識の差が鮮明に。

 「今の若い男の子」の職場での独特の難しさも、やはり見えてきました。


「優秀な女性部下と優秀でない男性部下、どちらを昇格させる?」という問いでカフェははじまりました。


 週明け、金融危機対応でも気の抜けないときと思いますが、もしご興味がありましたらお手すきのとき、こちらの記事をご覧ください:


 http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51753490.html


 40代女性2名(私含め)がガーガー辛辣に意見を言うのに比べ、


 カフェの終盤、20代の「なでしこ世代」の女性たちは

「世代の違いを感じました…」

 また10代「もしドラ世代」の女の子たちは

「環境や教育の影響って大きいんですねえ…」

 と言葉少なに語り、

 そしてちまたのなでしこ女子たちは「聡明な40代男性」と簡単に仕事の打ち合わせをして帰っていったのでした…




 
 このカフェのあとしばらくして思い出しました。「男性のプライド」について多少前向きな話をしますと、

 私は基本的に研修の中で「男だからこうしなさい」的なことは一切言わないのですが、ごくまれに「男性のプライド」に訴えた場面もありました。


 それは男性の受講生さんのご家庭にご不幸があった時でした。

「あなたもつらいと思うが奥様ももっとつらいはずだから、あなたが奥様を支えてあげてください」とメールで。


 「あなたは強い人だから、大切な人を支えることによってご自分を支えることができるでしょう」
という意図をこめたつもり。そういうとき多少「男性のプライド」を意識したかもしれません。
 
 


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(2)日本人英語で果敢に話そう。初の英語カフェ「私、英語が苦手です。」


 さて、続いてやはりよのなかカフェの話題です。

 9月1日に当協会初の英語カフェをしてみることになりました。

「私、英語が苦手です。」


 このメールニュースの読者の方には、「本格的にTOEICを受ける」「もう900点持ってる」「わが社はもう英語が公用語だ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、

 そういう方は除外。


 学校を出てから英語に触れたことがない、でも全然話せないのはちょっと…という方が対象です。


 読者の皆様は「グロービッシュ」というのをおききになったことがあるでしょうか。非ネイティブ同士のコミュニケーションの道具としての人工的な英語。

 類似のものは過去にいくつかあり、私などの世代ではエスぺラントという、これは完全に人工的な言語が記憶にありますが、残念ながらあまり普及しませんでした。


 英語を話すというとき、ネイティブ英語でないと、という呪縛。自分のあまり多くない海外経験でも、アメリカ人やイギリス人など本当のネイティブとの会話はどうも気おくれするのに比べ、アジアやヨーロッパ、非ネイティブの人とはむしろ気楽に会話でき、意気投合したりもしたのでした。


 そんな実感もこめて、「グロービッシュ」の考え方には共感したのでした。


 間違いを直さない、ゆっくりでいい、とにかく頑張ってコミュニケーションをとってみよう、という英語カフェ。初めてのこころみなのでうまくいくか心配ですが、もしよろしければどなたでもいらしてください。「英語って、意外と話せるんだ」ということになるかも。



 詳細とお申し込みはよのなかカフェのページから

 http://c-c-a.jp/cafe/ 
 

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★「承認大賞2011プロジェクト」ご応募は、9月16日までお受付しています。猛暑、夏休みまで息もたえだえ、というときですが、人が人を力づけること、それはあなた自身を、そしてみんなを力づけることに。

 ご応募はこちらのページから

 http://shounintaishou.jp/


★本年下半期の「人づくりラインナップ」、
 お待たせしました!
 講座、例会、よのなかカフェの日程はこちらです。

 下記でご確認ください。
 日程をぜひ、手帳にご記入ください!


※お申込みページはこちらです
 
 http://c-c-a.jp/contact2/index.php



 ◆NPO法人企業内コーチ育成協会 今後の予定◆



9月1日(木)19:00〜20:30
◆第28回よのなかカフェ「私、英語が苦手です。」
三宮のカフェ「アロアロ」にて http://aloaro.net
詳細 http://c-c-a.jp/cafe/


9月10日(土)11日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースA
〜「認め、問いかける」能力向上実感の対話術〜
承認・傾聴・質問など
会場:ビジネスプラザひょうごホール
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0


10月6日(木)19:00〜20:30
◆第29回よのなかカフェ「日本はスウェーデンを目指すべきか【福祉編】」
三宮のカフェ「アロアロ」にて http://aloaro.net


10月29日(土)30日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースB
〜難しい場面に伝える本気のコミュニケーション〜
アサーションとフィードバック、叱る・怒る、強みを活かす、学習スタイル、ビジュアライゼーション
会場:ビジネスプラザひょうごホール
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0
※基礎コースBは、かならず基礎コースAまたは相当の講座を受講されてからお申込みください。


11月2日(水)19:00〜20:30
◆第30回よのなかカフェ「間違った就活、してませんか?」
三宮のカフェ「アロアロ」にて http://aloaro.net


12月3日(土)4日(日)各10:00〜17:00
◆企業内コーチ育成講座(コーチング講座)基礎コースC
〜リーダーシップの内面の旅〜
ケーススタディー・感情・価値観など
会場:ビジネスプラザひょうご ITサポート室
詳細 http://c-c-a.jp/info2/index.php?nw2=0
※基礎コースCは、かならず基礎コースAまたは相当の講座を受講されてからお申込みください。




※詳細とお申込みはこちらから

 http://c-c-a.jp


※このメールは、NPO法人企業内コーチ育成協会のスタッフ及び
代表理事・正田が、過去にお名刺を交換させていただいた方・
当協会のイベントやセミナーにご来場いただいた方に
お送りしています。

今後ご不要の方は、
空メールをご返信いただくか、こちらのページ

http://www.webcordial.com/bn/tk.html

より解除していただければ、
購読リストから外し、次回から送信されないようにいたします。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


猛暑の中、くれぐれも体調管理にお気をつけください。


 
■□
□■―――――――――――――――――――


神戸のコーチング講座


特定非営利活動法人 企業内コーチ育成協会

代表理事 正田 佐与

e-mail:
info@c-c-a.jp



NPO法人企業内コーチ育成協会(CCA)

URL: http://c-c-a.jp/


ツイッターもしています
アカウント名:@sayoshoda


ブログ「コーチ・正田の 愛するこの世界」
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/


愛する日本を、人が元気になる国にしませんか?
「承認大賞2011プロジェクト」ご応募はこちらから
http://shounintaishou.jp

応募事例はこちらで読めます
http://www.facebook.com/shounintaishou2011project
⇒ページ左側の「ノート」をクリック


「企業内コーチ育成のすすめ」
(株)帝国データバンク社『帝国ニュース兵庫県版』
に好評連載中
http://c-c-a.jp/topics/archive.php?page=1



 「御社でコーチングを学ぶと、コーチングの指導者になれますか。講師になれますか」

 という電話がかかってきた。東北地方に住む女性会社員の方。


 残念ながら、当初の2日間講座を受講されただけで即指導する側に回ることはできない、当協会的には、指導するということは大量の質疑に応じられるようになることが必要なので、最低でも1年半から数年の修業期間が要る、という意味のことをお伝えすると、がっかりした様子で電話を切られた。


 これはあくまで「指導する人」になるためのことを言っているので、「職場でコーチングを行う人」―企業内コーチ―になるための学習期間とはちょっと別なのです。初歩的なコーチングを使うことは、最初の2日間講座で充分にできます。


 もっと極端な例でいうと、以前ある定年退職後嘱託の男性に
「三宮で定期的にコーチング講座をしている」
という話をしたところ、

「日程教えてよ。オレが教えに行くから」

と言われて苦笑したこともあり。そんなに簡単なものではありません。


 いい機会なので、私の考える「教える人の要件」について、一度まとめてみたいと思います。


 人に何かを教えるということについて、「怖い」―「恐れ」「畏れ」の気持ちや、「おこがましい」という気持ちを持てるだろうか。


 「自分には人にものを教える資格などあるのか」と、自分に繰り返し問い、わが身を切り刻むような内省をしたりするだろうか。


 往々にしてそこにあるのは、

「人より優位に立ちたい」
「上から口調でかっこよくしゃべりたい」
「タレントのように人前で流暢に話し、注目を集めたい」
「尊敬されたい」
「虚勢を張りたい」
「人に影響を与えたい」
「言葉1つで人を動かしたい」

という気持ち。


 これらはすべて、当協会的には「煩悩」「欲」として、人を教えるという行為には邪魔なものと考えています。


 自己顕示欲から発して言葉を発してはいけません。それは、実際の自分より自分を大きく見せたいあまりに、「言葉が滑る」現象につながります。言っていいこと、悪いことの区別がつかなくなり、事実と異なることを言ったり、根拠のないことを言ったりします。


 意外なようですが、「人前でじょうずにしゃべる」ことは、女性の得意分野のようにみられがちですが、実は男性的な作業です。俳優、タレント、法廷弁護士、などの職業は、テストステロンの高い人が成功します。人前で流暢に魅力的にしゃべることにテストステロンが大きくかかわってきます。


 ただしテストステロンはウソをつくホルモンでもあり、流暢に魅力的に話すからといって話の内容が真実だとは限りません。受けを狙うために誇張して言っているかもしれないのです。


 アメリカの法廷弁護士は陪審員に好感を持たれるために話すスキルを発達させていますが、そこで成功している、タレント的人気を集める弁護士は非常な高テストステロンだったということで、
陪審員受けのするプレゼン術が、ウソをつくのと同じ資質から生まれるというのは興味深いことです。


 
 また一時期、「コーチングの研修講師」は、流れるように美しく楽しく魅力的に、ジョークを交えながら話すタイプの人が主流でした。そこで当時、

「コーチングって上手に話すこと?」
「面白おかしく話すこと?」

という誤解を招いたきらいもありました。

(もちろん、すくなくとも「企業内コーチング」は、そうではありません)


 当協会はそことは一線を画します。

 訥々とでいいので、丁寧に誠実に相手にわかるように話しましょう。

 面白おかしく話すと、謙虚に事実や論理に忠実に話す姿勢から離れてしまう。


「自分はここまでの人間だ。決してそれ以上ではない」
「しかし、ここまでは確かにやってきた」

等身大の自分を引き受けながら話しましょう。
「自信」と「傲慢」は、紙一重です。正しい自信をもちましょう。


人になにかを教えるのは、

素晴らしい優秀な自分を表現したいためではない、他人に優位に立ち上から目線で話したいからではない。

ただ純粋に相手の役に立ちたい、そのためにこの知識情報を伝えたい、

そういう思いをとことん突き詰めて濾過して言葉に出す。

相手の上からではなく横から、知識情報を手渡す。


それができると、教えたことを相手が取り入れてくれる確率は高まる。

・・・というようなことを、このブログでも繰り返しお伝えしています。


よく観察する現象は、学ぶのがすきな人が色々なセミナーに参加するうち、学ぶ内容そのものへの興味から離れ、それらのセミナーの講師の立場になりたい、という気持ちが強くなってくることがあるのです。

今目の前で話している先生になりかわり、自分自身が先生になりたい。人々から注目を集めながら、大事な人生訓のようなものを重々しく伝え、お説教をしたい。

そういう動機に動かされて講師になりたい、と思う方は、残念ながら当協会で講師をしていただくことはありません。



もう1つ言うと、あくまで当協会でコーチングやその他マネージャーに必要なものを教えるしごとをする場合、

モデリング(模倣学習)の対象になる、ということを意識することも必要です。

話し方だけでなく、すべての場面が。

あなたが部下として、

「この上司は世間的に有名な人というわけではないけれど、この人の言うことはきく」

と思う上司は、どんな人格だったでしょう。どんな立ち居振る舞いをしていたでしょう。


ひょっとしたら、誠実さ。ひょっとしたら、一貫性。ひょっとしたら、謙虚に人の意見を取り入れる態度。

高揚感を与えるような種類のものではない。日常の中に埋没していて、でも一貫したゆるぎない良いものを提示していることの方がそこでは大事ではなかったでしょうか。


スター性、タレント性ではなく、そういう平凡なものに重きを置いてほしい。

あるレベル以上の演出、ドラマチックな声のトーン、あるレベル以上の愛想の良さ、には、
ある程度人生経験を積んだ人であれば、「裏表」を感じとってしまうものです。

「この人、ものすごく愛想が良いけれど、上手に話を合わせてくれるけれど、これと同じことを毎日24時間、部下や家族にやっているわけではないだろうな」

と、思ってしまうものです。


愛想をわるくしなさい、ということではありません。24時間愛想良さのレベルを変えないことが大事なのです。



それから、「人をわざと傷つけて発奮させる」という手法を、当協会ではとっていません。

過去に私の通ったMBAスクールには、確かにそういう手法をとっていた講師がいました。そのスクールの古株の講師でした。

そのおかげで伸びた人も中にはいたのかもしれません。しかし、それよりももっと目立った変化は、そこにいた受講生がどんどん人格がわるくなったことでした。人を傷つけ、つっかかり、あらさがしをし、揚げ足をとるようになりました。

傷つけられた心は、だれかを傷つけたいと思ってしまうものなのです。
そういうことを観察できただけでも、そこに行った価値があったというものです。(私は耐えきれず1カ月半で自主退学しましたが)




今日だけではすべてをまとめきれませんが、そういったもろもろの、私自身の講師としての戒めをお伝えするだけで、おそらく1年から1年半は、優にかかってしまうだろうと思います。
ただ口で言ってお伝えしただけではおそらくわからない、実地で場数を踏む中で実感していただくことも含め。


当協会で人に何かを教える仕事をしていただくのは、充分にトレーニングを積んだうえで、私自身が認めた人にご依頼することになります。




神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

4日、第27回よのなかカフェ「男のプライドを語る!」を開催。


2806-2



 男性3人、女性10人―詳しく言うと男性は60代の「団塊の世代」2人と40代1人、女性は50代、40代、20代、10代。


 女性が多かったため、ややシビアな方向に問題意識を絞り込みました。

<問題意識>

優れた男性のプライドは尊重できる。
ある程度水準を満たした男性のプライドも尊重できる。
でも明らかに水準を下回っている男性のプライドは尊重できるのか?
そういう男性に限ってプライドを尊重してもらいたがるのではないか?
恋愛心理学では「プライドを尊重して『承認』してあげよう」と答えは決まっている。しかし婚活セミナーではなく「日本の職場が機能不全に陥る」ことを憂える場なので、その答えに固執する必要はない。



 そして、今回はサンデル教授ばりに最初に問いを立ててみました:


<例題>
あなたは、管理職です。20代の男性部下のA君と女性部下のB子さんがいます。
あなたからみて、A君の仕事能力、その他人間関係能力などを含めた総合力は60点。一方B子さんは総合力で95点です。あなた以外の周囲からこの2人に対する評価もほぼ同様です。
あなたはこの2人のどちらかを昇格させなければなりません。
A君はやや心が弱いところがあり、もし、B子さんの方を昇格させた場合、A君は心が折れてしまうかもしれません。
あなたなら、どうしますか?
A君を昇格させる。
B子さんを昇格させる。
その他(?)



 さて、ブログ読者のあなたなら、どうされますか?



 カフェは、自己紹介とともに「私ならこうする。その理由は」を、1人1人語っていただきました。


2820-2



 「B子さんを昇格させる。そのうえでA君、B子さんともに個別にしっかりミーティング。B子さんにはA君のフォローを頼み、A君にはよいところを承認したうえで期待の言葉をかける」(20代女性、サイト制作)

 「B子さん昇格。A君は昇格させてもいずれ心が折れるはず」(女性、看護職)


 「30年前だったら迷わずA君だったでしょうね。しかし今なら実力主義でB子さん。ただもう少し能力に関して情報収集をする」(60代男性、元人事担当)

 「20年前だったら迷わずA君。今ならB子さんと言いたいが、A君の心が折れたときのフォローも現実問題、大変だと思う。50代の男性でも若いころのそういうトラウマを引きずっている人を見かける。B子さんについて昇格のためのもう1つ決め手がほしい」(40代女性、研修業)

2847


「A君。私は男性だから男性。会社は50年続かなければいけない。その点女性は結婚などでドロップアウトするので、パートナーとして選ぶなら男性を選ぶ」(60代男性、元英語教師)


 等々。皆さんしっかり自分の言葉で語っていただきました。


(ちなみに「昇格し損なって心が折れる男子」というのは、実際にある現象のようで、ある女性参加者は男性同士のポスト争いに敗れて心折れ、会社を去った同僚の体験を語ってくれました。)


 このあとはフリートーク。


「仕事場でつくづく思ったのは、何でここまで男性を持ち上げないといけないのかということ。『すごい』「男性って凄いんですね」ってふりかけないと動くものも動かない。そうしないと君の言い方が気に入らないと言われる。言うことの内容はどうでもいい、言い方が、という。同世代(40代)より下の方は、そんなことがなくなってきている。団塊の世代の人は恐妻家なのか、家での不満を仕事場で慰めて欲しいという事なのかなあ?」(女性)

2830



これに対し、


「団塊世代男性代表。小さいころから男らしく、しっかりと教わってきた。男女で育った環境が違う。プライド、自己弁護持ったまま育っている。だからいい状態で成長している人とできていない人がいる。昔はお茶くみがあった。これはコミュニケーションの手段と考える。」


 
 「お茶くみはコミュニケーション」発言に顔を曇らせる、うつむく女性参加者たち… ちょっとそこで空気が変わった感あり。

 正田などはお茶くみをさせられる側にはならなかったが、企業様にうかがい男性の担当者と話していて、女性がお茶を出してくださると、男性より女性の方に深々と頭を下げてしまう。「わざわざ仕事を中断して自分の客でもない相手ににお茶を入れてくださって」と思ってしまうから。


 
 閑話休題、


「男性シェフから『最近の若い人(男性)は叱ったらすぐに逃げ出す、プライドがない』という声を聞いた。自分たちみたいな人間は出てこないだろうとも。プライドがなくなってきているのでは」(サイト制作、女性)


 うーんそれは美味しいものが食べられなくなるかも・・・。ただ「叱ったらすぐ逃げる」のは「プライドがない」わけではない、あとで言う「仮想有能感」というので説明できそう。


「団塊の世代から。50年続く会社が当たり前だった。今は会社がすぐつぶれる、総理大臣も当てにならない。プライドを持ちたいけど持てない状態なのかもしれない。コツコツやればプライドがついてくるところもある。」


「やはり団塊の世代。世代間で共通に持っているプライドがあるはず、女性から認められたい、尊敬を受けたと思っている。そういう気持ちは皆あるのではないか。ただ今の若い人は、自分をまとめ上げる力が不足しているのではないか 」


「しょうももなくて、権威、権力と結びついたプライドは厄介だなと思う」(女性)


 ここでファシリ正田から「日本の男性、女性は仕切り直しが必要なのではないかと思う」と、資料提供とともに解説。


以下は配布資料より。


「男のプライド」についてのいくつかの考察
―テストステロン(男性ホルモンの一種。男性の攻撃性、暴力性、支配欲、性欲など「オスらしさ」に関わる)のはたらきを中心に―

男性、女性とも思春期〜青年前期に血中テストステロン値が生涯最高になり、反抗的、暴力的になる
その後、青年後期、中年期、老年期とゆるやかに降下する

女性でもテストステロン値が平均より高い女性は攻撃的、支配的など男性的性格


★イニシエーションによって、オスが初めて男になれる

「高テストステロン男性」にはとりわけ、テストステロンの社会化すなわちイニシエーション(通過儀礼、加入儀礼)が必要。それはオスらしさを社会人にふさわしい「男らしさ」に変える仕組み。正しい価値観で辛抱強くテストステロンを指導することにより、ガッツがあり、かつ愛他精神や正義感にあふれた男性が出来上がる。

放映中のドラマ『陽はまた昇る』(朝日系木曜21時〜)は、警察学校を舞台としたイニシエーションのドラマ。三浦春馬演じる高テストステロン男性が、大人の男性(佐藤浩市)とぶつかり合う。

Cf.『おひさま』は、低テストステロン、高セロトニン、高プロラクチンの人ばかりが登場するユートピア的ドラマ。そこでは不毛な縄張り争いが起こらない。


★「面子」にこだわるのは男に多い?

男性議員は一度自分の意見を形成すると、変えようとしない。自分の意見に反する情報を黙殺しがち(テストステロンは視野を狭くする)。女性議員のほうができるだけ多くの情報を総合して判断しようとする。(『テストステロン』)

「競争や野心に対する女性のリーダーシップの取り方が異なることを示す調査は今や数多く存在します。経営陣が、地位や立場をめぐる争いにとらわれすぎて実際に良い結果を出せないとき、女性の経営者たちは距離を置いて、こう言うでしょう。『正直に言うと、面倒くさいんですよ。私には世話をする家族があるし、…次々と起こる内紛に莫大な時間を費やすつもりはないのです』…概して、上級職の女性は、自らの将来やキャリアよりも、物事そのものについて野心的である傾向があります」(『学習する組織』)


★レベルの低い男ほど「女はバカだ」と思いがち?

下流男性(『SPA!』『SMART』読者)ほど「女はバカだ」と思っている。『日経ビジネス』読者はそれほど思っていない。(『下流社会第2章』)


★あまりにも高テストステロンだとお釈迦様でも救えない

Dubbaca(ドゥッバチャ。反抗心)はしつけしにくい、指導しにくい、教えにくい。「自分が中心で、自分のプログラムで、自分のやり方で生きてみるぞ」「誰がはなしなんか聞くもんか」「俺に指図するなよ」という、言わば典型的高テストステロンの思考様式の人。お釈迦様は「誰でも覚れますか?」という問いに対して、「言うことを素直に聞く人」という条件を挙げているが、これはドゥッバチャの逆。ドゥッバチャつまり超高テストステロンの人は、お釈迦様でも覚らせることはできないということ?(『怒らないこと2』)


★男らしさに無関心のほうがメンタルヘルスが良い?

男性より女性のほうが大学でも職場でも、環境への適応力が高い。現代日本の男性を旧来の男らしさ価値観についての関心の度合いによって4段階に分けたところ、「無関心群」「受容群」「反対群」「アンビバレント(混乱)群」の順にメンタルヘルスが良かった。(『日本の男性の心理学』)


★相対的に女のほうが向上心が高い、伸びしろが大きい―管理職たちの実感より

「女の方がよく勉強する。退社後の資格取得の勉強も熱心」(会計事務所)
「女の子の方が入社後1年で見違えるように成長する。当事者意識を持つ」(工場)

参考文献:
『テストステロン〜愛と暴力のホルモン』(J・M・ダブズほか、青土社)
『下流社会第2章 なぜ男は女に“負けた“のか』(三浦展、光文社新書)
『怒らないこと2』(A・スマナサーラ、サンガ新書)
『日本の男性の心理学』(柏木惠子ら、有斐閣)
『他人を見下す若者たち』(速水敏彦、講談社現代新書)
『学習する組織〜システム思考で未来を創造する』(P・M・センゲ、英治出版)

★そして正田の私論・暴論…
「プライド」は恐らく中高年層と今の30代以下では微妙に異なる。中高年層では従来型の「面子」の問題。若手では、男らしさが低下しているにもかかわらず、「仮想有能感」は高く、プライドを尊重してもらいたがるので、問題がより複雑になっている。従来の「男らしさ」―決断力、行動力、ビジョン、企画力、勇気、視野の広さ、頼りがいがある、強靭な意志、人生経験、論理力、分析力、などの面で、女性が男性を上回ることがあり得ることを受け入れたい。それらは「男らしさ」と表現せず個々の資質として表現した方が良い。
亜熱帯になりつつある日本では、仕事をするのに適合した男は今より少数になり、「男はぶらぶらしたり博打をし、女があくせく働いて家計や社会を支える」女系社会に半ば移行するのではないか。もうここ10年ぐらいの間にそういう劇的な転換をするのではないか。それに備えた制度設計が急務。もちろん意識改革も。女の働き手に対しては、管理職になることを前提とした教育を若いころからしないといけない。またゲーム・ネット全盛時代の男の能力開発のために、正しい「イニシエーション」の場が必要。一部のエリートだけでなく、下流男子に対しても広くイニシエーションの門戸を開放しないといけない。そこでは謙虚さや真摯な努力の価値、利他精神、正義感や公正の感覚とともに、女性への敬意の教育もすべき。(本当は、コンテンツビジネスで稼いでいる企業が社会貢献でやってくれればいいのだが…)




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 このあとまたフリートークになり、


「男は権力・権威がすきなので宗教団体などに入ってもらい、絶対服従の世界でたてまつられると良いのでは」(女性)


「確かにテストステロンは権力が好きなんです。中年期以降の男性のテストステロンが一時的にはね上がるときがあり、それは昇任・昇格したとき。政治家が閣僚になったとたんに失言しちゃうのは、そういう現象だと考えられるんです」(正田)


「前の会社には団塊の世代がいなかった。外資系に居たのだが、女性も24時間体制で働いていた。男のプライド考えたことない。男同士のプライドは感じる。それはポスト争いの時」(女性)


「男性、女性中間管理職を使う時があった。そのとき女性管理職としてのプライドも感じた、男性と違うプライド。例えば、関係のない部署の情報も知りたがる、男性は知らなくても知らないというプライドがある。」(団塊の世代)

・・・この発言は裏読みする余地がある・・・(正田つぶやき)


「前の会社で女性サブリーダーの私が後輩男性に何かあれば注意する決まりだったのに。男性上司の言う事は聴いてくれたが、私の事は聴いてくれなかった」


「女の言うことは聴けない個体っているんですよ」(正田)


「女子高生。高校の女性のOBが遊びにきて『私のほうが彼氏より初任給が高いんです』と言ったら高校の先生が『それは彼氏に言うなよ』と言った」


「それは、高校の先生が彼氏の男のプライドを想像で言っている。本人が気にしなくても周りが言ってそう思わせるところもあるのではないか。環境や教育の要因が大きいのではないか」(女性)


「スウェーデン本には、優秀な奥さんの転勤について会社を辞めて日本に来て嬉々として子育てするスウェーデン男性の話とか出てくる。おっしゃるように教育や環境の要因も大事ですし、5月のカフェでも出たように、他人に惑わされず自分の決断をするお国柄なので、そういうのがあり得るのかも」(正田)


3101-2



 
 最後に皆さんから一言―。


「世代の差がすごくあったので驚いた」(女性)

「友人でニートの男性と暮らしている女性がいる。周囲はどうするのというが、でもそういうのもあり得るのかなと」(女性)

「男女差じゃなくて個体差なのかな、と」(女性)

「頼りない男性が多すぎると思う。私が教育すれば変えてみせる自信はある。男性と女性、理詰めと感情、歴然と差がある。男は認めてほしい。例えばデートで男が選んだお店を、『なにこれ、古いわね』と言ったら、男は傷つく。男の気持ちを尊重してほしい」(団塊の世代男性)


・・・これもかなりツッコミがいがある。男性が理詰めだとは、正田は全然思わない。むしろ男性は感情機能が未発達な分、稚拙な感情の表現の仕方をして、女性より感情的だと思えるケースが多い。大体「男は認められたい!認めてほしい!」なんて、感情の極致ではないか。また、「認めてほしい、尊重してほしい」というなら、自分は相手を尊重しているだろうか?という自己ツッコミが欲しい。テストステロンの高い男性は断言口調でものをいい、自己ツッコミが入らない。その分論理的な抜け、漏れが出来やすい…


「80、90の人にもプライドがある。変なこだわりがある」(看護職女性)


そして今回は書記に徹してくださった、人間のできた40代男性の山口裕史さんは・・・


「前向きのプライドという話題が今回はあまり出なかった(正田注:ごめんなさい)。ほんとは、ほんの少し優しく、ほんの少し持ち上げてもらえると、なんでもはいはい、と言えるんだけどなあ(苦笑)」


うんうん。優秀な人柄のよい男性のことだったら喜んで承認できるんだけど。

このあとは山口さんの著書『日本はエネルギー大国だ』出版の発表をし、一同拍手。



・・・さて、途中で「これは裏読みが必要」と書いた箇所について。

つまり、「自分の部下の女性管理職は情報がないことに腹を立てた。女性にもプライドがある」という話だけれど、

あくまでこのブログの主流読者である現役管理職の方々の参考に供するために、こういう可能性がある、と書いておきたい。


これを語った、女性管理職の元上司の男性管理職が、無意識の「情報隠し」を、女性管理職に対して繰り返し行っていて、無意識に女性管理職がキレるのを期待していた可能性がある。

こういうことはたいていあまりにも無意識に行われるので、男性管理職はまったく自覚していない、記憶していない可能性がある。


「こういう情報はこういうふうに仮説を立てて聴き、裏取りを行ったほうがよい」という話であります。それくらい、職場では有能な女性に対する悪質なハラスメントが無意識に行われます。


旧価値観の男性は、「女性(とりわけ管理職のような、高く評価されている女性)がこういうことでキレたんだぜ」ということを、楽しい話題にしたがるものです。女性がキレることは、彼らにとって美味しいご馳走なのです。


付け加えるなら、相手の求めることをわざとやらなかったり、引き延ばしたり、その他嫌がらせ的なことをして相手がキレるのを期待する行為は、心理学では「ゲーム」といいます。行為者(嫌がらせをする人)は、根底に「自分を認めてほしい」という隠された願望があります。「承認欲求」の高い人です。一般的にはこういう人は「承認」してあげましょう、と心理学の本に書いてありますが、かといって、「承認」してあげることで相手の過剰な承認欲求を満たしてあげることができるとは限りません。最後は、「あなたのしていることは服務規程違反です」とか「業務妨害です」とまで言って、初めてこうした行為をやめさせることができる場合があります。




今回のカフェの実況はツイッターでの注目度も非常に高かったです。1回のカフェでリツイートを34件していただいたというのは新記録でした。


冒頭の問い「A君、B子さんどちらを昇格させるか?」に対しては、ツイッターから「B子さん」という回答が3件。


また少し長いリプライとして、男性から、


「こんばんは、団塊の世代(還暦以上)がいる職場は少ないですが、彼らが楽しく過ごせるシステム重視だったので、その15年余りが過ぎ、次の世代へのマネジメントが確立していないように感じます。」


うん、やっぱりそう思いますか。

日本の職場は、「団塊の世代価値観」から、すみやかに脱していかないといけない時期なのかもしれません。


今回は正田はちょっと「論理性」にこだわってみました。「対話」より「議論」としてやってみました。発言を途中でさえぎって「今の前提を吟味してみたいんですが」という場面も。

総じて、女性参加者は自分の経験した観察事項に限定して話す傾向があるのに対し、男性参加者は論理の飛躍があったり、十分吟味されていない前提で話し、ツッコミどころが多いです。ただ会社で長く高い地位にあったために、「自分の発言がツッコマれるかもしれない」ということを全然予期しないで無防備に話している。無防備な分論理的にスキだらけ。現役時代、これで会議が成り立っていたのかなあ。


当協会の受講生さん方、くれぐれもそうならないよう気をつけてくださいね。


あと少し自分の発言で言葉足らずだったと反省しているのは、

「女性は承認なしでも頑張れる」

というフレーズを言ってしまったのですが、これはもちろん程度問題があるのでした。「相対的に」、女性のほうが報われなくても辛抱強い、それは恐らく子育てという辛気臭い作業を長く担当してきたからでしょう。

ただ女性も承認は当然嬉しいし、むしろへだてなく承認して育てた場合に、感受性がいい、つまり伸びが大きいのは女性のほうであります。男性ももちろん伸びますけれども。女性は感謝や共感があるせいか、「育てられた」ということによく反応する。結果的に、「人が伸びる組織」では男性より女性のほうが優秀になってしまいやすい、です。


「女性は辛抱強い」のを強調すると、「じゃあ、女性は永遠に踏みつけにしておけばいい。組織の下部に置いておけばいい」ととられるとちょっと困ります。女性がかわいそう、というだけでなく、それで世界で勝てるのか、という問題もあります。



ともあれ、素晴らしい参加者の皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました。



次回のよのなかカフェは9月1日、「私、英語が苦手です。」というテーマで。

次回はツッコミはなしです。楽しく話すこと最優先ですので、ぜひいらしてくださいね。



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp







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カフェ終了後、娘の1人に話しました。

「母ちゃんは、別に自分が嫌われてもええねん。生きている間に報われなくても全然かまへん。若い世代の女の子らが、伸び伸び活躍できる社会になってくれれば。そのために言うべきことは言うねん」

 久しぶりに内田樹氏の本を読む。『身体で考える。不安な時代を乗り切る知恵』(内田樹+成瀬雅春、マキノ出版)。


 ”内田本”は、娘たちが時々拾い上げて「何これ、面白いね」と言うことがあるので、なかなか「自炊」(電子書籍化すること)ができない。


 そういいながらわが家の「自炊本」も150冊を突破しました。なかなかいいライブラリだと思います。


 さて、『身体で考える。』にも、おっ同期してると思うようなフレーズがあります。


「奥義・秘伝は最初に伝えるべき

・・・奥義や秘伝は、実は最初に教えるべきものじゃないかと僕は思っているんです。・・・だって、初心者には、どうせ言ってもわからないんですから。わからないんだけれど、なかには『おお、これは奥が深い』と思う人がいるかもしれない。極意を開示しないというのは、稽古する人たちはしょせん素人であって、名人・達人の境地を目指しているわけではない、という侮りがあるからだと思うんです。・・・でも、僕は、学ぶ側がどんな動機で入門してきたとしても、教える側は自分が習ったことのうちの最良のものをまっすぐ伝えるべきだと思うんです」



 これは無意識にやってきたことなので、我が意を得たり、でした。


 一番むずかしくて、一番大事なことは、最初に教えます。最近ではとくに初日の午前中から教えるようになっています。
 当協会の受講生さんなら、ご理解いただけるでしょう。




 そして「リンガ・フランカ」(共通の母語をもたない人どうしの意思疎通に使われる言語)という概念。


 来月、9月1日にやる予定のよのなかカフェ「私、英語が苦手です」では、「グロービッシュ」をベースにした英語カフェをやろうとしています。


 初回なので前半は日本語で「私、英語が苦手です」を語り合い、後半に徐々に日本人英語を挟んでいこうとしていますが。


 要は、ネイティブの流暢な発音や上から目線に対するコンプレックスにさいなまれている限り、日本人は勇気をもって英語をしゃべれない。ネイティブ英語を目標としない、最初から外国人向けにつくられた非ネイティブ英語で気楽に語ろう、ということです。


 うんうん、どうも路線は間違っていないようだ。


 ついてきてくれる人、神戸にどれくらいいるのかなあ。

 ご興味のある方は、『世界のグロービッシュ 1500語で通じる驚異の英語術』(東洋経済新報社)を読んでみてください。


P.S.
あすのよのなかカフェ「男のプライドを語る!」お申込みは、きょう締め切りです。

http://c-c-a.jp/cafe/ まで。



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

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