27日、2度目の丹波市災害ボランティアに行ってきました。
先日行ったことをブログに書いたりメルマガに書いたりえらそうに公表したので罪滅ぼしにあと1回は行かないといけないな、と思っていたのです。前日急に佐用町に出張になったりして疲れも少々残っていましたがこの日しか行ける日がもうなさそうだったんです。
某地元紙が「ボランティアが足りない」と前日書いたんだそうで「新聞を見て上郡から来た」という方がいらっしゃいました。
今回は「せんじょうはん」になりました。戦場でたたかうやつじゃないですよ。泥出しを終わった後の建物内のこびりついた泥を高圧の水を噴射する洗浄ガンで飛ばしていきデッキブラシ等でそうじする作業です。あたしもあの洗浄ガン欲しいな。何に使うんだ。
先日行った材木屋さんのすぐ隣の仕出し屋さんが今回の現場です。
ここも裏山から泥の直撃を受けたところで、学生200人を動員して泥出しだけはしたけれど廃業するかもしれない、とご一緒に作業した学生ボランティアの元締めの人。
もう1人のやはりボランティアの大将のような西脇からきたごっつい体格の人が、
「地質調査が全然できていない。調査して再直撃される恐れがあるなら取り壊すしかない。そうしたらボランティアがこうしてきれいにする作業はむだになるんやけど。行政は頭で考えた計画ばかりで現場はまったく違うことが起こっている」
と批判する。
そうか、前に来させてもらったお宅は比較的きれいで、そのあと住むことが前提だったから泥が一切残らないようにと丁寧にそうじしたんだけど…。
「どこまで丁寧にしたもんですかねえ」
学生元締めの人に訊くと、
「大将が営業再開しようと思うかどうかは、今日のわれわれの作業にかかってるでしょ。ボランティアがこれだけの数来て作業してきれいにならへんかったら、もうダメだ、と思う。かなりきれいになってたら、元気が出て『再開しよか』となるかもしれない」
えええ…^^
先日の現場と決定的に違って大変なのは、今回は水道がまだ復旧しておらず、水が現場にないのでした。軽トラに積んだ洗浄水のタンクが空になると川に水汲みに行かないといけないのでした。
(ボランティア大将は、「市は洗浄道具は貸してくれるんですが洗浄用水はくれへんのですよ。水道水は『これは生活用水だからダメ』という」とぶつぶつ。そうなんだ。大将みたいなしっかりした人がボランティアの中にいなかったら回りませんね)
そんなわけで途中色々想定外のことが起こって難儀しましたが、最後は家の中の泥をひととおり洗浄し終わって、見えてなかったコンクリの床がてかてかになった状態になって終わりました。
さあ大将は気力を取り戻して営業再開してくれるでしょうか・・・(したらみにきたいナ^^)
お昼は上竹田の山の上の壊れたお寺さんの境内で学生ボランティアが炊き出しをやっていました。行ってみるとインドネシア風チキンライス+カレーなどというハイカラなもんを「食べ放題」で出してくれ、そのほかそうめんやかき氷やらコーヒーも出してくれて1000円とられましたが楽しい時間でした。
(由緒ありそうなお寺は本堂が見事に崩れてしまっていて、撤去するしかないそうです。お寺がこんな状態になっているのをみたのは自分的に初めてで結構映像としてはショッキングでした)
学生元締めの人が言うにはボラセン(ボランティアセンター)は10月10日を目途に一段落したい意向らしい、しかしそのためにはそれまで連日100人規模のボランティアが来なければならない。どうやってそれを動員するかというのでした。
そうか〜、10月10日か〜。正田は当分もう来れないと思って今回がんばって2回目に来ましたが来れて良かったナ。
お子さんのいらっしゃる方は学校行事などで土日もお忙しいことと思いますが、体の空くときは行ってあげてくださいね。
今回はかなりまともに「作業」した気分になったので無料入浴券をもらって丹波薬草の湯に入りにいきました。
彼岸花が終わりかけ、コスモス咲き乱れる丹波路を片道40分ほどドライブ。この季節のこの地域は色鮮やかです。
うっかりして着替えを持ってくるのを忘れ、そういうときに限ってジャージの膝に思い切り泥がついていたのだけれど、温泉の洗面所でもみ洗いしてドライヤーで乾かしそのまま着て帰りました。面の皮の厚い50歳です。
100年後に誇れる人材育成をしよう。
NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp
先日行ったことをブログに書いたりメルマガに書いたりえらそうに公表したので罪滅ぼしにあと1回は行かないといけないな、と思っていたのです。前日急に佐用町に出張になったりして疲れも少々残っていましたがこの日しか行ける日がもうなさそうだったんです。
某地元紙が「ボランティアが足りない」と前日書いたんだそうで「新聞を見て上郡から来た」という方がいらっしゃいました。
今回は「せんじょうはん」になりました。戦場でたたかうやつじゃないですよ。泥出しを終わった後の建物内のこびりついた泥を高圧の水を噴射する洗浄ガンで飛ばしていきデッキブラシ等でそうじする作業です。あたしもあの洗浄ガン欲しいな。何に使うんだ。
先日行った材木屋さんのすぐ隣の仕出し屋さんが今回の現場です。
ここも裏山から泥の直撃を受けたところで、学生200人を動員して泥出しだけはしたけれど廃業するかもしれない、とご一緒に作業した学生ボランティアの元締めの人。
もう1人のやはりボランティアの大将のような西脇からきたごっつい体格の人が、
「地質調査が全然できていない。調査して再直撃される恐れがあるなら取り壊すしかない。そうしたらボランティアがこうしてきれいにする作業はむだになるんやけど。行政は頭で考えた計画ばかりで現場はまったく違うことが起こっている」
と批判する。
そうか、前に来させてもらったお宅は比較的きれいで、そのあと住むことが前提だったから泥が一切残らないようにと丁寧にそうじしたんだけど…。
「どこまで丁寧にしたもんですかねえ」
学生元締めの人に訊くと、
「大将が営業再開しようと思うかどうかは、今日のわれわれの作業にかかってるでしょ。ボランティアがこれだけの数来て作業してきれいにならへんかったら、もうダメだ、と思う。かなりきれいになってたら、元気が出て『再開しよか』となるかもしれない」
えええ…^^
先日の現場と決定的に違って大変なのは、今回は水道がまだ復旧しておらず、水が現場にないのでした。軽トラに積んだ洗浄水のタンクが空になると川に水汲みに行かないといけないのでした。
(ボランティア大将は、「市は洗浄道具は貸してくれるんですが洗浄用水はくれへんのですよ。水道水は『これは生活用水だからダメ』という」とぶつぶつ。そうなんだ。大将みたいなしっかりした人がボランティアの中にいなかったら回りませんね)
そんなわけで途中色々想定外のことが起こって難儀しましたが、最後は家の中の泥をひととおり洗浄し終わって、見えてなかったコンクリの床がてかてかになった状態になって終わりました。
さあ大将は気力を取り戻して営業再開してくれるでしょうか・・・(したらみにきたいナ^^)
お昼は上竹田の山の上の壊れたお寺さんの境内で学生ボランティアが炊き出しをやっていました。行ってみるとインドネシア風チキンライス+カレーなどというハイカラなもんを「食べ放題」で出してくれ、そのほかそうめんやかき氷やらコーヒーも出してくれて1000円とられましたが楽しい時間でした。
(由緒ありそうなお寺は本堂が見事に崩れてしまっていて、撤去するしかないそうです。お寺がこんな状態になっているのをみたのは自分的に初めてで結構映像としてはショッキングでした)
学生元締めの人が言うにはボラセン(ボランティアセンター)は10月10日を目途に一段落したい意向らしい、しかしそのためにはそれまで連日100人規模のボランティアが来なければならない。どうやってそれを動員するかというのでした。
そうか〜、10月10日か〜。正田は当分もう来れないと思って今回がんばって2回目に来ましたが来れて良かったナ。
お子さんのいらっしゃる方は学校行事などで土日もお忙しいことと思いますが、体の空くときは行ってあげてくださいね。
今回はかなりまともに「作業」した気分になったので無料入浴券をもらって丹波薬草の湯に入りにいきました。
彼岸花が終わりかけ、コスモス咲き乱れる丹波路を片道40分ほどドライブ。この季節のこの地域は色鮮やかです。
うっかりして着替えを持ってくるのを忘れ、そういうときに限ってジャージの膝に思い切り泥がついていたのだけれど、温泉の洗面所でもみ洗いしてドライヤーで乾かしそのまま着て帰りました。面の皮の厚い50歳です。
100年後に誇れる人材育成をしよう。
NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp