正田佐与の 愛するこの世界

神戸の1位マネジャー育成の研修講師・正田佐与が、「承認と職場」、「よのなかカフェ」などの日常を通じて日本人と仕事の幸福な関係を語ります。現役リーダーたちが「このブログを読んでいればマネジメントがわかる」と絶賛。 現在、心ならずも「アドラー心理学批判」と「『「学力」の経済学』批判」でアクセス急増中。コメントは承認制です

2014年10月

お世話になっている皆様


 おはようございます。
 企業内コーチ育成協会の正田です。

 ソフトバンクホークスの日本一が決まった昨夜でした。
 いまだに「ホークス」は関西のものという頭が抜けないわたしは、TVで「(ご当地の)阪神追いつめられる」と言っているのをきくと不思議な気分になったものです。


※このメールは、NPO法人企業内コーチ育成協会のスタッフ及び代表理事・正田が、過去にお名刺を交換させていただいた方・当協会のイベントやセミナーにご来場いただいた方にお送りしています。ご不要の方は、メール末尾にありますURLより解除ください。
(解除方法が変わりました!詳細はメール末尾をご覧ください)


 本日の話題は:

■「篠山弁の世界」ではじまる本が都内を走ります!
 都営新宿線電車広告、読者様のお声満載できょうから1か月

■あの登場人物が自ら語る事例セミナー!(11.7)
 締め切りはいよいよ来週5日(水) お急ぎください!

■改めて「女性活躍推進」考えてみませんか?
 第41回よのなかカフェ「女性が輝く社会には何が必要?」(12.4)募集開始しました

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■「篠山弁の世界」ではじまる本が都内を走ります!
 都営新宿線電車広告、読者様のお声満載できょうから1か月


「(情報を)出さんわけにはいかんやろな」
「やっとかなあかんやろ。はよ出そう」

 そんな、「篠山弁」―ほんとはもっとディープな篠山弁がいっぱいあるようですが―で繰り広げられる、ネアカで真摯な仕事の世界で始まる本が、都内を走ります。
 都営新宿線にきょう31日から1か月間、わたくし正田の近刊『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』の広告が展開されます。
 1車両1か所、ドアの横のB3スペースとのこと。
 そこで関西の読者様のために、出版元パブラボ社さんのご厚意でポスターの画面を公開していただきました:
 http://www.shounintaishou.jp/201410-b3-train.jpg

 ここでは、同社が発売前に読者モニターから集めたご感想を紹介しています。
 たとえば…

○従来のコーチングの本が何となく合わないと思ったのは、アメリカ式だったからなのかと納得しました。「行動承認」は日本人にピッタリのマネジメント法です。(30代・男性)
○冒頭の篠山市商工会の話が、非常に身につまされました。これから職場を変えてみせます。(40代・男性)
○ブラック企業とかの事例が生々しくて、読んでて何度も「あるある」と納得しました。(30代・男性)
○最後の恩師と母親とのエピソードを読んでいて、知らず知らず涙がこぼれました。(30代・女性)
○53ページの中国工場の事例を読んで、これから海外進出をする会社のお手本になると思いました。(40代・男性)

 …以上は一例です。
 正田がまったく存じ上げない読者モニターの方々だったと思うのですが、とても心強い嬉しいご感想ですね。「これから職場を変えてみせます。」といった前向きな言葉も頼もしく思いました。
 さあ、通勤途中の都内のビジネスパーソンは、この広告をどんな目でご覧になるでしょうか―。

 Amazonページはこちらです
  ↓ ↓ ↓
 『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』
 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4434198572

 
 ネット書店でも購入していただけますが、このメルマガ読者の皆様は、是非地域振興のため、お近くの書店でご購入ください!店頭にない場合はお取り寄せしていただくこともできます。
 
 なお、本書『行動承認』の「誕生秘話」、「制作秘話」を、ブログにも掲載しております。もしご興味があればご覧ください:

「まとも」の連鎖、『行動承認』誕生秘話とあるセミナーの反響と
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51900724.html

「文を短く、カタカナ少なく、動画のように」―「読み易さ」の追求 敬愛する実践者の皆様のために―『行動承認』制作秘話<文章編>
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51900780.html

「はたらく」と「わたし」―『行動承認』制作秘話<表記編>
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51900859.html

「みる」が飛躍的に向上する世界―『行動承認』制作秘話<表記編 その2>
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51901025.html

 男女へだてなくユニセックス表現の世界、いかがですか―『行動承認』制作秘話<表現編>
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51901081.html


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■あの登場人物が自ら語る事例セミナー!(11.7)
締め切りは5日(水) お急ぎください!

 既にお伝えしましたように、11月7日(金)午後、当協会主催により「承認マネジメント事例セミナー」を開催させていただきます。
 いよいよ、連休明け早々の5日(水)にはお受付を締め切ります!まだ迷われている方、お急ぎください!

「夢物語みたいなこと、言うてもええんですか〜承認マネジメント事例セミナー」

詳細・お申し込みはこちらから
↓  ↓  ↓
http://www.shounintaishou.jp/h261107/
 

 新著『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』に登場するあの4人のマネジャーの方々が自ら実話ストーリーを語ります。
 「12年、1位マネジャー輩出」の当協会としては通算7回目の事例セミナーとなります。

 本を読むだけでは物足りない、「あの話」の裏話までご本人の口から聴きたい!と考えるあなたにはまたとないチャンスです!

 なお準備の都合上、お申込み締切は2日前の11月5日(水)とさせていただきました。7日の予定を空けてあるのにまだ申込みしてないという方は、お急ぎください!

 なお今回の事例セミナーには、兵庫県経営者協会様・(公財)ひょうご産業活性化センター様・兵庫県商工会連合会様・ひょうご仕事と生活センター様・兵庫県社会福祉法人経営者協議会様のご後援をいただきました。

 また、告知の面でもたくさんのご協力をいただきました。兵庫県経営者協会様、兵庫県中小企業団体中央会様、兵庫県社会福祉協議会様、兵庫県介護老人福祉施設協議会様にそれぞれ会員様にメール配信またはパンフ封入の形でお知らせいただきました。
 地域の諸団体様の温かいお見守りとご協力に心から感謝いたします。

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■改めて「女性活躍推進」考えてみませんか?
 第41回よのなかカフェ「女性が輝く社会には何が必要?」(12.4)募集開始しました

 よのなかカフェ今回のテーマは「女性活躍推進」。
 「うちは女性が少ないから―」なんて仰ってる企業様、人手不足の折「女性」をちゃんと使えなかったら経営の致命傷になってしまいます。
 ただやみくもに「女性を採用して、今いる女性を管理職に昇進させて」というのがいいわけでもなさそうですよね。
 この件について「語りたい!」「ほかの方のご意見を聴きたい!」という方、12月4日夜どうぞお集まりくださいませ。

 詳細とお申し込みはこちらのページから
  ↓ ↓ ↓
第41回よのなかカフェ「女性が輝く社会には何が必要?」
 http://c-c-a.jp/cafe/index.html

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◆ブログ「コーチ・正田の愛するこの世界」人気記事ランキング

1.発達障害者は注意するのが好き?『大人の発達障害ってそういうことだったのか』
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51884228.html

2.恐怖!イノシシに襲われましたの記
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51874063.html 

3.神戸は住みやすいのか住みにくいのか?よのなかカフェ「内から見た神戸、外から見た神戸」開催しました
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51833038.html

4.「まとも」の連鎖、『行動承認』誕生秘話とあるセミナーの反響と
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51900724.html


5.調光器とLED騒動「工事」に行き着くまで
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51742296.html 

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
皆様にとって素晴らしい1週間でありますよう。


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100年後に誇れる人材育成をしよう。
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日本人の勇気と自信は、ここから生まれる
「第3回承認大賞」
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「企業内コーチ育成のすすめ」
(株)帝国データバンク社『帝国ニュース兵庫県版』
2008年〜2012年 長期連載このほど完結
http://blog.livedoor.jp/officesherpa-column/

兵庫県中小企業団体中央会発行月刊「O!」連載コラム
「誌上コーチングセミナー」
http://c-c-a.blog.jp/archives/cat_50054961.html


*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*

 新著―というよりもう「近刊」と言ったほうがいいのでしょうか―『行動承認』―で強烈な活躍をみせるのは多くは男性マネジャーです。


 研修を通じての女性管理職とのお出会いは、現実のその階層の女性の数の少なさを反映してか、多くはありませんでした。たぶん通算で「男性9、女性1」くらいでしょう。今後も、特別「女性育成用の講師」になることなく、現実の男女比を反映した形での管理職研修の講師をやっていきたいと思っています。


 ただ、女性の活躍場面が少ないとはいえ、ある点で「女性読者が読まれてもイヤな気分にはならないだろう」と胸を張って言えることがあります。

 それは、「表現のユニセックス化」―すなわち、女性といえども「可愛いお嬢ちゃん」扱いした表現はしないとか、女性だからこういう一段下げた表現をするのだろう、男性だったらもっと勇壮な表現になるだろう、というような、「微妙に男女の扱いを変えた表現」はしない、という原則で執筆したことです。


 「切り込み隊長」
「成熟度の高い人格の人」
「成績優秀で表彰もされたという『勉強の虫』」
「誠実で緻密で責任感高く、正しいことが好き」


と、登場する女性を形容する言葉は、その人の人柄を反映しかつ男性でも女性でも当てはまるであろう言葉を選んで使いました。またやはり「行動承認」によって記述的にその人の行動を描写し、「価値ある行動をとっている人」と読者から評価されるよう心がけました。


 それこそが「行動承認の世界」なのです。

 この社会に優秀な女性は沢山います。そして彼女らは決して傲慢でもクレージーでも権力者に媚びているわけでもありません。普通にこつこつ、良い行動を積み重ねて実績も出してきているのです。


 メディアの世界では、これはマスコミの住人独特の感覚があるのかもしれませんが、奇妙に「女性性」のレッテルを貼った言葉遣いが今もはびこっています。

 当ブログでは今年5月、「女性を形容する言葉にはびこるステレオタイプ化」を話題にしました。


 あなたはいえますか「先見性のある女性」
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51889142.html


 男女をへだてなく見る当協会だから、また言葉に人一倍厳しいわたしだから、こうした視点は絶えずもっていたいと思います。


 一方でご存知のように極端な人格の女性、というのも(男性と同様)職場にはいらっしゃるもので、中にはそういう人も登場させましたしそれはえこひいきなしで「現実にいるよね、こういう人」ということで登場させました。


 また、良い評価を伴って登場させた女性にしても、一部「お母さん役」「姉のような」と、「女性役割」を連想させる言葉を使ってしまった箇所もありましたが、これもその人のキャラクターで、中には非常に家族的な包容力のあるキャラクターで職場に良い影響を与える女性もいる、ということであえて使っています。みんながみんなそうではありませんしすべての女性にそういう役割を期待していいわけではありません。


 
 

 わたし自身も女性なので絶えずそうしたステレオタイプ化を受ける立場なのですけれども、非常に細かいことでいうと、「熱い思い」「強い想い」みたいな、「おもい」という言葉もイヤなんですね。

 「強い志」「強靭な意志」と、男性的な言葉で言ってほしいのに、と思います。「思い」「想い」という言葉は主観的で感傷的でいかにも世間知らずのバカ、という感じですきじゃないのですね。わたし実証的にやってるけど、と言いたくなります。これは正しい正しくないではなく美学みたいなところですけれども。

(参考「想い」についての違和感
http://c-c-a.blog.jp/archives/51788949.html)

 また「熱く」はない、とも思います。男性は、生物学的に体温が高いので「熱い」が当てはまるのかもしれませんけれどね。このブログの読者の方は、わたしのことを「クールヘッド、ウォームハート」の人だとは思われないんでしょうかね。「クールな人」って言ってほしいなあ。これも以前どこかに書きました。

 あ、わたしの文章を読んだかたが体温が上昇して「熱く」なることはあるだろうと思います。「文を短く、接続詞を減らして」というのは狙いとしては、読んだ方に「かっか」していただくことなんです。「オレもやろう!」って。文が長くて接続詞が多くてくどくどしかったら、「かっか」することはないですよね。


もうひとつ、「純粋」「ピュア」という言葉も、できればご遠慮いただきたい言葉です。
合わないと感じたオファーを悩んだすえにお断りした、というときにそういうことを言われるのですが。やっぱりそのお仕事を無理に引き受けた結果みっともない事態になってしまい、当協会にも「承認」にも傷がつくかもしれない、というようなことまで、代表だから考えますもの。責任ある立場だからそこまで考えるんで、子供みたいな「ピュア」という言葉で言われてしまうと、何だかなあ、という感じです。




100年後に誇れる人材育成をしよう。
NPO法人企業内コーチ育成協会
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 先日兵庫県立美術館の「騙し絵II」に行ってきたので、記念にうちの自宅兼事務所にはエッシャーの「物見の塔」のポスターを飾ってあります。


 さて、2つ前の記事『行動承認』制作秘話<表記編>で、ひとつ、執筆にあたってわたしがこだわった表記に触れるのを忘れてしまいました。


 それは「みる」という動詞。出現箇所によって違うのですが、「承認する」という行為に関わる「みる」という動詞はひらがなで表記してあります。

 大半はひらがなで、ごく一部に「見る」と表記しているところがあると思います。それは「承認」と関係のない「見る」という行為です。


 1人の人の中で「みる」という行為の質が、「承認」の習得と実践によって変わってくるように思います。

 漫然と「見る」―それは「見たいものを見たいように見る」、「恣意的に見る」という、やや質の低い「見る」であります。「承認」学習前の人は大半はそちらをしています。

 それが、「承認」とりわけ「行動承認」の習得後には、人の動作、行為、をライブの動画として認識すること、また成果物から背後にある人の労力を想像すること、と二通りの意味で「みる」が徹底されます。

 「マネジャーは自らの視線からバイアスを抜いて人々の行動をみよ」

 このことを、「承認」の長いバージョンの研修では、「錯視」の例を挙げながら伝えます。

(こういう要素が入れられないから、短いバージョンの研修は困るのであります)


 この訓練を積んだマネジャーたちの「みる」という行為は、もし漢字で書くとすれば「観る」「視る」「看る」など、複数の漢字が当てはまります。同じ「みる」でもそういう高度なことをやっています。


 「観る」という字はよく宗教的な意味合いでつかわれますが、「行動承認」は変哲もない単純なトレーニングを通じて現役のマネジャーたちにそれをやってもらうことができます。


 漢字何文字分もの高度な「みる」という行為を日常の業務の中でやっているマネジャーたちへの敬意をこめての、「みる」というひらがなです。


****


 夜、お電話をいただき、『行動承認』の「おわりに」の章に登場された、母が晩年にお世話になったグループホームの院長先生(女性)からでした。

 贈呈した本が届いたお礼の言葉とともに、院長先生は亡くなった母の思い出を語られました。老人病院に移さざるを得なかったことは悔いが残ったこと。認知症を患ってはいたがしっかりした女性だったこと。

 わたしは、ターミナルケアとしての「行動承認」について院長先生から是非コメントをいただきたいことをお願いしてお電話を切りました。

 院長先生の愛と必死の援助に十分に報いられなかった私たち家族。その後、ホームでは入所者にリビングウィルを書いてもらうことを推進されているそうでした。



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NPO法人企業内コーチ育成協会
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 来週から始まる奈良県中小企業団体中央会様での研修(正式名称は「若手従業員育成セミナー」)は、お蔭様で定員20名のところ21名で「満員御礼」となりました。会員企業様で全国に営業所をもつところで「社内に統一して意識を浸透させたい」と大人数でお申込みされたところがあったそうでした。


 やっぱり事務局様としては、本当は大人数のほうが「事業をやった」という満足感があることでしょう。
 ワガママ講師の正田であります。


 なんで少人数でないといけないか、というのをきょう担当者Nさんにご説明し、ひょっとしたらこれまでブログに書いてなかったかもしれないので記事にも書いておきたいと思います。

 「承認研修」は宿題が込みであること。ごくまれに宿題無しでもすごく高いレベルまで習得する人もいるのですが、一般には宿題を提出し、そこに講師がコメントをして返すことで、受講生さん自身が「承認される嬉しさ」を味わい、次の実践へのモチベーションにしていただけます。

 かつ、あくまでわたしのこだわりですが、「宿題には即レス」を心がけています。できるだけその日の午前なら午前、午後なら午後のうちに返す。これも、「部下もきっと報連相に対して即レスしてもらうのがこんなに嬉しいんだなあ」と感じてもらうためです。

 宿題へのレスは、よほど手抜きの宿題でない限り基本PCでないとできないので、締切日にはPCの前に座りづめになります。

 かつ、どうもこの「承認の宿題へのコメント(読解のプロセスを含む)」というのは、これは以前書いたかどうかわかりませんが「特殊技能」に類するものらしいです。
 「また不遜発言」とお思いになるかもしれませんが、こういうこともやっぱり言わないと評価されないみたいなので―。

 それぞれの宿題の事例について、おおむね次のようなことを読み取りコメントします:

・上司の性格
・部下の(推測される)性格
・上司がどんな技法を使ったか
・それは上司にとってどの程度のチャレンジであったか
・部下の行動や性格に対して適切か
・仕事の会話として適切か
・部下の反応はどんなことを意味するか、本物の嬉しさかそれとも苦笑いか
・その人(上司)の得た気づきの質

等々

 「即レス」の原則と両立しなければならないので、さっと見て読み取ってコメントしなければならず、決して全部が全部完璧にはできていないと思いますが―、

 とにかくそんなことばかり何年もやってきていますので、こうした「事例」に出会ったときの読み込みには普通の人よりはるかに習熟してしまった、というのは過去に「承認大賞」の審査に当たったときに思いました。
 ある「事例」―「承認研修」の宿題をもう少し詳しくしたようなもの―をみたとき、あまりにもほかの人と意見が合わず、「えっ、着眼点としてはこういうポイントこういうポイントもあるよ。なんで皆さんそれがわからないの」てなことになり、グループの中で1人でギャーギャーいい、そしてあとでその事例の当事者に直接きいたところわたしの見立てで正解だったのでした。
 ―以来、「承認大賞」の二次審査は実質わたし1人でやることになりました。「合議」にすることにあまり意味がないということになりました―

 
 えとなんでそんなお話を長々としましたかというと、宿題に「即レス」をしているものの、そこでやっていることはかなり頭がつかれるような高度なことをやっているんだ、と主張したいのです。それで、受講生数を制限したいのです。


 えっ、ばかばかしいことを仕事だと称してやっているなあって?でもこれが「12年1位マネジャー輩出」の仕事なんですから、しょうがないですもん。実際に業績が上がっちゃうんですもん。

 ・・・というようなことまでは今日のお電話でご説明できなかったですね。でもわかってくださってありがとうNさん。



 さて、「承認」を習得するのにそうした「宿題」のやりとりが絶対必須なのか、わたしにはわかりません。
 ただ、あまり経験不足の人が講師をすることは望ましくないとはやっぱり思います。
 講師養成のプログラムを作る段階にきているのかもしれませんが、どうなんでしょうねえ。。
こんなことを書いているうちにだれかがぴょーん、とわたしを飛び越えて行くかもしれないですけどね。

 講師になりたい人は、正田が苦労人であるように自分も相当期間の苦労に耐えよう、という人であって欲しいです。



100年後に誇れる人材育成をしよう。
NPO法人企業内コーチ育成協会
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お世話になっている皆様


 おはようございます。
 企業内コーチ育成協会の正田です。

 芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋―。
あちこちでイベントの開催された土日でした。皆様はいかがお過ごしでしたか。


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 本日の話題は:

■『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』
 いよいよ今週から書店に並びます!

■あの登場人物が自ら語る事例セミナー!(11.7)
締め切りは5日(水) お急ぎください!

■改めて「女性活躍推進」考えてみませんか?
 第41回よのなかカフェ「女性が輝く社会には何が必要?」(12.4)募集開始しました

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■『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』
 いよいよ今週から書店に並びます!

 お蔭様で、新著『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』は、先週半ばからAmazonでも発売され、本日ぐらいから書店店頭にも並ぶこととなりました。

 Amazonページはこちらです
  ↓ ↓ ↓
 『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』
 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4434198572

 出版元のパブラボ社さんによれば、東京では11月から交通広告を展開する関係で、書店からの注文が多めに入っているそうです。
 兵庫・関西で比較的多く配本されているところは:

・ジュンク堂三宮店
・喜久屋書店明石駅ビル店
・ブックスキヨスク尼崎店
・紀伊國屋書店梅田店
・ジュンク堂難波店
・喜久屋書店阿倍野店
・ジュンク堂大阪本店
・MARUZEN&ジュンク堂梅田店

だそうです。
 
 ネット書店でももちろん購入していただけますが、このメルマガ読者の皆様は、是非地域振興のため、お近くの書店でご購入ください!店頭にない場合はお取り寄せしていただくこともできます。
 
 なお、本書『行動承認』の「誕生秘話」、「制作秘話」(なんと大げさな;;)を、ブログにも掲載しております。もしご興味があればご覧ください:

「まとも」の連鎖、『行動承認』誕生秘話とあるセミナーの反響と
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51900724.html

「文を短く、カタカナ少なく、動画のように」―「読み易さ」の追求 敬愛する実践者の皆様のために―『行動承認』制作秘話<文章編>
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51900780.html

「はたらく」と「わたし」―『行動承認』制作秘話<表記編>
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51900859.html


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■あの登場人物が自ら語る事例セミナー!(11.7)
締め切りは5日(水) お急ぎください!

 既にお伝えしましたように、11月7日(金)午後、当協会主催により「承認マネジメント事例セミナー」を開催させていただきます。

「夢物語みたいなこと、言うてもええんですか〜承認マネジメント事例セミナー」

詳細・お申し込みはこちらから
↓  ↓  ↓
http://www.shounintaishou.jp/h261107/
 

 新著『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』に登場するあの4人のマネジャーの方々から直接話を聴けるチャンス!
 「12年、1位マネジャー輩出」の当協会としては通算7回目の事例セミナーとなります。

 本を読むだけでは物足りない、「あの話」の裏話までご本人の口から聴きたい!と考えるあなたにはまたとないチャンス。

 なお準備の都合上、お申込み締切は2日前の11月5日(水)とさせていただきました。7日の予定を空けてあるのにまだ申込みしてないという方は、お急ぎください!

 なお今回の事例セミナーには、兵庫県経営者協会様・(公財)ひょうご産業活性化センター様・兵庫県商工会連合会様・ひょうご仕事と生活センター様・兵庫県社会福祉法人経営者協議会様のご後援をいただきました。

 また、告知の面でもたくさんのご協力をいただきました。兵庫県経営者協会様、兵庫県中小企業団体中央会様、兵庫県社会福祉協議会様、兵庫県介護老人福祉施設協議会様にそれぞれ会員様にメール配信またはパンフ封入の形でお知らせいただきました。
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 第41回よのなかカフェ「女性が輝く社会には何が必要?」(12.4)募集開始しました

 約半年ぶりに三宮で「よのなかカフェ」を開催いたします。

 今回のテーマは「女性活躍推進」。
 2人の女性閣僚が辞任し、「やっぱり『数合わせ』はダメなのかなあ」とネットで話題になりました。欧米メディアは落胆の報道をしたとか―。
 国際的には、はっきり立ち遅れているわが国の女性活用。さあ現実的で、女性も男性も幸せな「女性活躍推進」とは、一体どんなものなのでしょうか非常に興味あります―。
 この件について「語りたい!」「ほかの方のご意見を聴きたい!」という方、12月4日夜どうぞお集まりくださいませ。

 詳細とお申し込みはこちらのページから
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◆ブログ「コーチ・正田の愛するこの世界」人気記事ランキング

1.発達障害者は注意するのが好き?『大人の発達障害ってそういうことだったのか』
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2.恐怖!イノシシに襲われましたの記
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3.神戸は住みやすいのか住みにくいのか?よのなかカフェ「内から見た神戸、外から見た神戸」開催しました
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51833038.html

4.青空の陶器まつり また丹波焼が増えました^^
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51900348.html

4.いま最も重要なのは日本企業の「組織を軽くする」こと―三枝匡氏講演
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51792866.html 
 

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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 新著『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』(パブラボ社)は、お蔭様できのうAmazonで正式発売になりました。


 今日Amazonページをみてちょっと嬉しかったこと。「承認」のキーワードで検索したとき、一番左上に『行動承認』のイメージが出て、いわばこのカテゴリの1位になっていました。

 それまでこのカテゴリの1位2位は、「承認欲求」の負の側面を論じた、まるでそれだけ読むと「承認」までわるいものに見えてしまう本でした。


 以前からわたしは、「承認」を行為者の側から論じたほうがはるかに生産的なのに、と思っていました。もちろん今どきのSNS世代の若者の「承認欲求」の暴発に目配りすることもある程度は大事なのですけれども。

 「承認する大人」の存在する社会にする、ということはもちろん労力を要することで、その手の社会変革に関心のない人には「無理だ」と、不可能を前提に考えられがちです。とりわけ、精神科医などで若者を治療する立場の人たちは、「若者の心のほうを治療しよう」と考えます。
 ところが「承認する大人」を教育の力でつくることでどれほど大きな、多方面の幸せがつくれるかを知っている側からみると、若者の承認欲求をひたすら慨嘆口調で語ってみせることは時間のムダのような気がします。


 まあ、それは例によって「コップの中の嵐」のお話です。

 「承認」に関心のある人たちが『行動承認』に関心をもってくださったら、次の段階やることは、本来そういう言葉すら知らなかった人たちに関心をもっていただくことです。


 
 今回は、『行動承認』の本の制作秘話の続き、題して<表記編>を書きたいと思います。


 たぶん、読まれたかたは動詞の「働く」を「はたらく」とひらがなで表記していること、また一人称の「私」を「わたし」と表記していること、に気がつかれると思います。

 まずは、「はたらく」のほうから―。

 よく「はたらく」の語源は「傍(はた)を楽にする」だと言われますが、ネットで探しても本当にそうなのかあんまり判然としません。
 でも「労働そのものを愛する、欧米のように苦役とは考えない」という考え方は日本人にもともとあったようなのです。

 このブログでは読書日記

 「はたらく」ことは苦行ではなかった―『ドラッカーに先駆けた江戸商人の思想』
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51615118.html

で、ご紹介していますね。


 『行動承認』を執筆するにあたって、「働く」と「はたらく」2つの表記を比べてウーンと考えた結果、次のような原則にしました:

1)「承認」によって幸せな変化が起きたあとの職場や人について言う場合は「はたらく」とひらがな表記にする
2)「承認」以前の職場の場合、またはわたしの地の文でないほかの人のセリフや文章の中に出てくる場合は「働く」と普通の漢字表記にする


 まあおおむねこういう原則にしたと思うんですが、もし見逃していてこの原則に当てはまらないところがありましたらごめんなさい


 もう1つのひらがな表記、第一人称の「わたし」。

 一人称は、前著『認めるミドルが会社を変える』では「筆者」としていたのですが、今回それはちょっとよそよそしい感じかな?と思って変えました。

 そしてなぜ漢字表記の「私」にしなかったかというと、これも多少は悩んだのですが、「私」という字は「公」「私」の別の「私」をイメージさせる。プライベートとか、まったく個人の所感とか、そういった語感が出る。
 ここはちょっとおこがましいのですけれども、本書において著者のわたしの立場とは何か。ある教育の世界の中で、極力多数の人の視点を併せもつことで少しでも「完全」に近づこうと努力している人、いわば「公人」なのではないか、すると「私」という字はそうあろうとしていないように見えないか、という感覚が働きました。
 もう1つ、「私」という表記だと、「自」「他」を截然と区切っている感じがするのですね。できれば、受講生さん方やその部下やそのご家族まで身内のように愛しく思う、自分と他人があんまり分かたれていない、境界がすこし曖昧な状態、(それはまた「依存」を生んで自分の首を絞めかねないんですけれども)でいたい、という感覚もありました。
 こういう感覚というのは執筆中は言葉にできなかったので、担当編集者の白岩さんにはご迷惑を掛けたかもしれないと思います。

 出来上がりの本をみると、やっぱり「わたし」が地の文に溶け込んで違和感なく読める気がします。




 それ以外は、表記にそんなに「こだわり」を持っていなかったつもりなんですけれども―。
 数字については、漢数字が必須と思われるもの以外は基本的にアラビア数字にしました。
 
 あとは、「…するとき」の「とき」、「…したこと」の「こと」、「…したところ」の「ところ」などは、漢字表記の「時」「事」「所」などにせずひらがな書きとしました。そのあたりは若い頃勤めた通信社の「記者ハンドブック」に事細かに決められたルールがあったのでそれに準じました。同様に「ある」「ない」なども「有る」「無い」と漢字表記はせずひらがな書きにしました。

 ただこれらの点は、今の中堅以下の世代の人たちの書くメールですと漢字表記も多いようです。「無い」とかはよく出てきますね。ワープロ変換で漢字が自然と出るからかなあとみていますがひょっとしたら新聞的にもルールが変わり、書籍の表記も変わっていくことになるかもしれません。


 
100年後に誇れる人材育成をしよう。
NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

 新著『行動承認』制作秘話の続きです。
 今度は<文章編>とでも言いましょうか。。

 もともと、内緒の自慢話をしますと、前著『認めるミドルが会社を変える』も、売れませんでしたが、

 「非常に読みやすい」と、実践者であるマネジャーさんがたから評価していただいていました。とりわけ既成のコーチング本、マネジメント本を沢山読み漁った後この本にたどり着いた人ほどそういうご感想を持たれるようです。


 でそれは、正田の「承認研修」の作りとまったくおなじ考え方なのです。要は

「実践するタイプの人の脳の仕組みを前提に考え、そこに入りやすいように言葉を作る」

ということをやっているから、だと思います。一応正田自身はそういうことを意図しております。それが成功しているかどうかは、結局受け手のマネジャーさんがたにきいてみないとわからないことなんですけれども。


 そして今回、出版元パブラボ社さんの「大いなる賭け」に乗っけていただいた新著は、さらに一層文章をアップグレードすることにしました。


 そこでは、以下のようにいくつかの原則を設けましたが、読者の方はお気づきになられたでしょうか―:


1.ワンセンテンスを徹底的に短く。

 とりわけ冒頭の「だ、である」調で書いた「篠山市商工会」のエピソードはそれを徹底しています。例えば最短では「原田も同意した。」の1センテンス7文字。まあこれは極端ですが、極力、ワンセンテンスが1行程度の長さになるよう、余計な修飾語を減らしたり、長いセンテンスはロジックを考えて2つ以上に分けたりしました。


2.接続詞を極力使わない。

 「ですから、」とか「また、」とか「しかし、」とかの接続詞を使うところも極力減らしました。ゼロにはできませんが非常に少ないと思います。
 不思議なもので、接続詞をむしろ使わないほうがロジックの流れが頭に入りやすいんですよね。なまじあるとそれに自分の頭の働きが制約されるような気がして、ロジックが押しつけがましくきこえます。ロジックに自信があるばあいは、むしろ「接続詞なし」のほうが、読み手のかたが自力でロジックを読み取れるんです。(すくなくともわたしが読み手のばあいはそうです)日本語のちょっと独特の特性ですね。


3.読点も少なめに、平均的ビジネスパーソンのブレス位置で

 文中の読点(とうてん、文の途中の「、」のこと)の打ち方にも気を遣いました。
 ひょっとして、本作を「可愛い世間知らずの女の子のデビュー作」と印象づけるのなら、読点をたくさん打って、ほとんど文節の切れ目ごとに打つというやり方も「あり」だったかもしれません。
 わたしは、自分がどう思われるかよりも、忙しいビジネスパーソンにとっての「違和感のなさ」を大事にしようと思いました。今どきの比較的早口のビジネスパーソンがどこからどこまでをブレス無しで一気に読むだろうか、ひとまとまりの意味のかたまりとしてとらえるだろうか、と頭の中で「再生」してみて「このあたりでブレス」というところに読点を打ちました。
 読者様が読んでみて、いかがでしょうか。
 全てにそれを徹底できたかというと疑問が残るんですけれども、おおむね9割方はその原則でやれたかな、と思います。「呼吸するように、読める」のが理想です。


4.カタカナ語も徹底して減らす

 これは、前著のときにも同じ原則でやっています。研修に当たってもおおむねそうです。
 もともと、「ビジネスコーチング」の独特のカタカナ多用の世界には自分自身違和感をもっていました。日本人なのに、なんで「キャリブレーション」とか「コーチングマインド」とか「スキル」とか、英語使うんだろう。カタカナ語のつくる独特の高揚感が、かえって本当の「わかる」「わかった」という感覚を阻害していないだろうか。と思っていました。
 大体2005年くらいからそんなことを感じだし、研修の中で使うカタカナを徹底して減らす取り組みをしていました。(そうは言っても「チャンクダウン」などは日本語に置き換えられませんし重要な概念なので、泣く泣くそのままにしていますが)
 そして4年前に出した前著も、「非常に読みやすい」と言ってくださる実践者のビジネスパーソンや学校の先生とよくよくお話してみたときに、その人たちは「ふつうの本はカタカナが多くて内容が頭に入らないんだよね」と考えていることがわかりました。多分これは、英語が得意な人もそうでない人もそう変わりがないだろうと思います。違う言語が混じってくると、それにメモリを食われ、「認知的負荷」がかかってしまうんです。


5.ロジカルな内容を優しく

 上記1.〜4.のどれも意図はおなじ、「ロジカルなものを易しくわかりやすく」ということなのですが、とりわけ『行動承認』の「第三章 インパクト―組織と個人をダイナミックに変える『行動承認』」および「第五章 なぜ『褒める』より『承認』が大事か」の二つの章については、既存の経営学本、マネジメント本、コーチング本、自己啓発本、心理学本等に対して、自分たちのエビデンスやエピソードを使って、あるいは遺伝子学や社会心理学、神経経済学の知見を援用して、異を唱えている非常に理屈っぽい章です。
 えと一応ですね、正田は過去に医薬翻訳者というのをやっていて製薬会社さんの内部資料の臨床試験の論文とか手順書、プロトコルの類を英和訳するしごとをしていたので、文系出身の割には理系の人のロジックというのは「まあまあわかる」人ではあるんです。あんまり入り込んだことはわかりませんけど。
 そして一応、研修でも本でも理系の知見を自分たちのマネジメント論に援用するときは、「これはあくまで仮説です」と断りながらやっておりまして、研修にはこれまで製薬会社の方も何度か来られたんですけど、とくにお叱りは受けることはありませんでした。というかむしろ大いに歓迎してくださったかんじでした。なので、むちゃくちゃなロジックではないようです。
 あと前著に関しては大学の建築学の先生も読まれ、「これまでのコーチング本と違ってロジックに飛躍がないので非常に読みやすい」ということを言っていただきました。
 ・・・とはいえ、「ロジカル」ということは往々にして「冷たく」響くものです。またあっちこっちから根拠を援用することで、むしろ「自分は正しい」と無理やり言い立てているような、不自然な印象を受けることもあるものです。
 そこを考慮し、慎重に論理に次ぐ論理で展開している第三章と第五章については、とにかく言葉を易しく、全体の温かい親しみやすいトーンを損なわないように、ということを心がけました。「論理がうるさい」と感じられないように、気をくばりました。
 わたしが視野に入れているのはあくまで実践者のかたなので、とにかく「わかりやすい!」ことと、「自分にもできる!」こと、それに「ちゃんと根拠があって宗教みたいなものとは違う!」ということ、それらが印象に残っていただければいいと思うのです。
 
 
6.カギカッコを多く

 これは論理よりも「読み易さ」に関わる部分ですけれども、本をパッと開いたとき、そこのページに「地の文」がずーっと続いているのと、カギカッコの人の発言とかやりとりが入っているのと、どちらが読み易いでしょう?
 圧倒的に、あとの方、カギカッコが入っている方ですよね。
 今、『行動承認』をペラペラとめくったときに、ほぼ全ページにわたって最低1か所「カギカッコ」が入っているので、ああ良かったな、立ち読みの人もこれだと読み易いな、と思っているところです。


7.エピソードを動画のように

 冒頭のエピソード「篠山市商工会」と「第一章 12年前からの奇跡〜コダワリ上司とフンワリ上司、それぞれの幸福」あたりを読まれた方は、「企業小説を意識した」というのをご理解いただけるかと思うのですが、もう1つ意図したのは「動画として再生できるように」ということでした。
 いえ、たぶんドラマとか映画にはならないと思いますよ。「まとも」過ぎますもん。でもマネジメント本として読んだ場合には、この「動画のように頭の中で再生できる」というのは、読まれた方にとって嬉しいことなんじゃないかな、と思いました。
 正直言うと松本さん(実名)と小山さん(仮名)のエピソードは、時間が経っていたので少ししんどかったのです。松本さんの場合は、過去に3回も事例セミナーに登場して話をしてくださったかたですから、情報量としては元々いっぱいありました。ところが、いざ「企業小説のように書こう」「動画として再生できるように書こう」とすると、あと一歩足りない。そこで当時支店の次長だったかたが補足取材に応じてくださり、登場するそれぞれの行員の人となりとかを説明してくださいました。その部分があったので、わたしの中ではやっと「企業小説」「動画」として、動き出すことができました。
 小山さんのお話も少し以前のことなのですが、元々ご本人が非常に細かいところまで再現して話してくださる方なので、広瀬さん(仮名)とのいきさつなどもすべて事実です。そこに季節感などを現実の時期に応じて多少盛り込んだうえ、原稿段階で小山さんに久しぶりに連絡をとり、確認させていただきました。(ちなみに小山さんは、今は本庁のちょっとえらい役職になっておられました)
 脇谷さん(実名)のエピソードは当ブログでも昨年ご紹介したばかりで、正田もご本人の後をついて工場を歩き回ったので、「手持ちカメラ動画風」になるよう描写を工夫しました。さらに今回の出版に当たっては、ご本人から過去のドラマチックな「承認」の言葉などを思い出して加えていただきました。ドラマでいえば「回想シーン」のようなところです。その部分があったことでエピソード全体に深みが出ていると思います。
 また「篠山市商工会」はわたし自身なんども職場に足を運ばせていただいて、空気感がしみこんでいたと思います。今も、商工会館二階の事務所に足を踏み入れると「こんにちはー」と職員の皆さんが元気よく言われる、その声から「ああ皆さん元気に屈託なく仕事されてる」と実感されます。
 そして「補助金1位」のエピソードについては、当事者の波部さん(実名)、北島さん(同)のお2人がちょうど所用で神戸に来られたときに取材させていただきました。話を聴きながら既に「このエピソードの文体は『だ、である』だな」と思っていました。お2人が手帳などを細かく確認しながら間違いのない事実として1つ1つのことを話してくださったとき、なんというか生身の人が時々刻々の情報に触れながら決断し行動していく、そのスピード感を表現するには「だ、である」がふさわしい、と思えたのです。かつ、「篠山市商工会」は登場人物が多く、たくさんの人の視点を盛り込んだ文章にしたとき「ですます」体だと煩雑で読みにくそうだ、というのもありました。
「俊英」「直情径行」など、言葉遣いもここでは少し硬い言葉を使っています。もとは「軍隊組織」だった、という独特の組織文化と、城下町の篠山市のもつ武家文化的なたたずまいに敬意を表したつもり、です。
 その後原田事務局長(同)と何度かの原稿のやりとりとなりましたが、同局長からは「商工会組織としてはこういう言葉遣いをした方がいい」と正規の用語に直していただいたり、圓増会長のエピソードなど追加していただいたり、と非常に細やかに文章を色彩豊かにしていただきました。そういう助けもあっての「このエピソードが一番緊迫感のある筆致になっている」(パブラボ社)という評価なのだろうと思います。


 さておおむねこんなことを意図して執筆したものなんですが、いかがでしょう?気づいていただけましたか?

 あまりにも「読み易い」ので、この本に書いてある中味の権威が低いのか、ファンタジーなのか子供のよみものなのかというと、全然そういうことはありませんので、実践者のかたはくれぐれもご心配なさらないよう。

 「読み易さ」は、あくまで敬愛する実践者のかたの忙しさに配慮したものでありまして、書いてある内容はどんな権威づけられた高踏的な本よりも「まとも」です。100年後まで安心してお使いくださって大丈夫です。




100年後に誇れる人材育成をしよう。
NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

 

新著『行動承認』は、Amazonでは既に購入可能な状態となり、来週初めから神戸周辺の書店にも並ぶそうです。

 出版元のパブラボ社さんでは色々とプロモーションの仕掛けを考えてくださっているよう。

 そこでまだ書いてなかった、この本の「誕生秘話」をちょろっとお書きしたいと思います。


 そもそもパブラボ社さんとのお出会いは別の企画話からでした。


 そのとき正田が書こうと思っていたのは、「ナルシシズム」のお話。某女性研究者の騒ぎ(今は一夜の夢のようですネ)などもあった時期でそのほかにもどうも最近見聞きしたことで事例もたまったので、このテーマで書いてみたいなと。

 自分にとって本筋の主題、「承認」は、当面封印しておこうと思いました。4年前に出した『認めるミドルが会社を変える』が悲しくなるくらい売れなかったので、当面これは時流に合わないんだろう、いつかそのテーマで書けるときのために、今は「売れる本づくり」の勉強をするためにほかのテーマで書こう、と思っていました。


 今年5月25日、NPO総会+よのなかカフェのあと、三宮で初めてパブラボ社の菊池社長とお会いしました。フリーライター山口裕史さんのご紹介でした。


 「ナルシシズム」の企画書をみた菊池社長は「面白い」と言われました。

 実は、正田は自分では結構面白いと思っていたんですが、それまで接触した出版業界のかたが「???」な反応ばかりだったので、腐っていました。いつもの伝で口のわるい正田は「えっ、あなたナルシシストで苦労したことないの?ひょっとしてあなた自身がナルシシストなので、気づかないんではないの」てなことを内心思っていました。まあ出版にかぎらず、マスコミ業界のかたってはっきり言ってナルシさん多いですよね。


 菊池社長のばあいは、直近で「どうみてもナルシ」という人をみたことがあったそうで(大丈夫かなこんなこと言っても)、「あるある、困りますよねこういう人」と、見事なくらいストンと同じところに「落ち」ました。


 それが菊池社長との接触1回目。

 2度目は、同じ三宮の「にしむら珈琲店」でお会いしました。そのときはまた、「ナルシシズム」についてのもう少し突っ込んだやりとりを当初していました。ただ企画書に書いた目次にも、終わりごろの1章に「承認」に触れたくだりを入れていたので、

「なんですかこの『承認』というのは」

とツッコまれて、

「えへへ私の本来のテーマは『承認』なんでーす。でも前に出した本が売れなかったから、『私まともすぎるのかなあ』とか思って、当面ほかのテーマで本を書いて勉強しようと思ってるんでーす」

と白状。

 しかも用意のいいことに前著を持っていて、「これ差し上げまーす」。


 てなことを書くとすっごい計算高い女のようですが、なんか前回の面談で、菊池社長に対して

「どうもうちのNPOの会員のマネジャーさんがたと同様、近いノリで話ができる人なんちゃうか」

という印象を持っていたようです。


 あとは、何やかんやお話した中に『行動承認』の「おわりに」に書かせていただいた、自分の母親のエピソードなどもお話したとき、菊池社長の目がキラッと輝きました。


 別れ際に菊池社長の顔が紅潮していたのを覚えています。


「時々あるんですよ。地方の著者さんがすごい掘り出し物のテーマを持ってるってことが」

 そしてつい2時間ほど前に神戸に来たはずの菊池社長はもう今から東京に戻る、と言われます。

「えっ、たったこれだけのために来られたんですか」

「ええ、よくあるんですよそういうこと」

 にしむら珈琲店を出た菊池社長はそそくさと立ち去っていかれました…



 翌日、菊池社長からFBメッセージをいただきました:


「正田さんの本、帰りの新幹線の中で読みました。ふつうに面白かったです。

(注:この方の「ふつうに」はどういう意味なんだろう謎。。)

マネージメントだけでなく人間関係全般に通じることですね。こちらのほうを本にしたほうがいいと思いますがいかがですかね?」



 ・・・というのが、基本的に『行動承認』の企画のはじまりです。

 急に企画が変わっちゃったけれど、それは全然私的にはOKのことで、とりわけ2013~14年に「承認研修」でバッタバッタと成果を出していましたから、これを一度何かの形でまとめないと歴史に残せない、しかし地元メディアにはずっと白眼視されていて取り上げてもらえない、という状況でした。なのでパブラボさんからのオファーは「渡りに船」だったのです。


 そのあとも多少二転三転あって、「承認」をつかった「女性活用の本」にしようとか、「叱り方の本」にしようとか、いわばいろいろある「承認」の効能書きの一部を切り取って売れ筋の本にしよう、という案が出ては消えました。それは、「売りやすい本をつくる」という出版社さんの要請からしたら当然のことかと思います。


 でも最後は本筋の「承認」の全体像を「まとも」に取り上げた本にしよう、ということになりました。マネジメント全体について女性著者が「まとも」に問いかけた本は、わが国では少なくとも前例がありません。売れるという保証もありません。


(「僕、『承認』に惚れ込んでるんです」と菊池社長は言われました)


 そしてタイトルづけに関しては、マーケティングセンスのない私は大人しくパブラボさんにゲタを預けることにしましたが、ふたを開けてみるとご存知のとおり『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』という、超「まともな」タイトルになりました。なんでも菊池社長と担当編集者の白岩さん、それに営業担当者のかたと3人で侃侃諤諤の議論をして決まったタイトルなんだそうです。



 さあ、「まとも」の二乗になったこの本はどう受け入れられるでしょうか・・・


****


 もう1つ、「まとも」が通じた例がありました。


 来月、奈良県中小企業団体中央会様で3回シリーズの「承認中心コーチング」のセミナーをさせていただきます。

 担当のNさんはまったく面識のない状態で当協会のHPをみて依頼をしてこられ、奈良からうちの事務所をご訪問くださったり当協会主催セミナーにも足を運んでくださいました。

 同会では実質今週から会員企業向けに本格的案内を始めたそうですが、3回シリーズ各4時間のセミナーというのにあっという間にお申し込みが17名となり、満員御礼まぢかの状況です。

 一体どんな案内をしたらそんなにリアクションが良くなるんでしょう。と思いませんか。


 今日、Nさんにお願いして案内パンフのデータを送ってもらったところ、これがごくごく「まとも」な内容。

 というか、各回の内容の説明はわたしが同会向けにご提出した提案書の文面そのままでした。

 
 ごく普通の言葉づかいで、会員様向けに誠心誠意考えた言葉が、会員さんにもちゃんと届いたということなんです。

 Nさんはそこに一切手を加えなかったんです。Nさん自身非常に表現力の高い方で、自分オリジナルの言葉にしようと思えばできたのに。


 Nさんへ私からのメール:

「しみじみ有難いことだなあ、
というのは、ブログでお読みになられたかもしれませんが
今年、ご提案内容をひっくり返されるということも続けて起こり、
「私が女性だから提案を信じてもらえないんだ…」
と落胆することが続いたからです。
今こうしてみると実際にそれは性差別だったのだろうし、
逆にNさんはそれをしない方だったんだ、と思うのです。
ごめんなさい気分の暗くなるようなことを言いまして。」


 Nさんからのご返信:

「今回のチラシのデザインは、あえてものすごくシンプルにしております。

インパクトを出し過ぎて、その響きに呼応して、ミーハーな気持ちで来ることを抑制することが狙いです。

内容を見て、3回連続の研修でも参加したいという方に来ていただきたいとの思いです。

単に面白そうと思ってくる人より、何かを変えたい、これなら変えられるかもという希望を持ってきてほしいなと考えて、
あえて、いつもの全く逆の仮説を立て、変に飾り立てせず勝負しようと思っておりました。

下手すれば、見逃しそうな地味なチラシを見てきていただける方は、いい人かもという仮説も立てました。

(中略)

尚、ご応募いただいた企業様には、お電話で、「行動承認」をテーマとした、3回連続シリーズの実践型研修になっております
と、当たり前ですが、念押しで確認をしてから事前アンケートを送付しております。

それをきいて、えー、というような半端な方はいまのところおりませんでした。

本当にありがたいことだと思っております。

残席わずかで、いっぱい来たらどうしようと、本気でドキドキしております。

チラシ送付2.3日での結果ですので、隠しても、隠しきれないすごさを感じております。」


 
 読者のみなさま、ここまで読まれてどんなことをお感じになりましたか?


 正田はしみじみ嬉しくて、頭が止まっちゃったようになったのですが、

 好漢のNさんはその後お電話もくださいまして、

「本も出されましたし、先生、これまでのようなことはもう今からはないですよ」。

「有難うございます。こんなに『まとも』な形で出してくださいまして、光栄です。本当に感謝の言葉もありません」


 実はそのお電話をいただいたとき整体さんに行ってたのですが、人前でほとんど涙ぐみそうになったのでした。




100年後に誇れる人材育成をしよう。
NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

 もうすぐ、秋田の国際教養大学(AIU)開学10周年の記念式典が行われます。

 
 新著『行動承認』の中にもAIU創設者である恩師・故中嶋嶺雄先生の思い出を思い切り書いてしまいました。記念式典では、先生の奥様やお嬢様も来られますので、感謝とともに献本をさせていただこうと思います。


 以前このブログにも「内では慈父、外では闘う父」と題した追悼文を載せました

 http://c-c-a.blog.jp/archives/51852662.html


 この記事に書いていたとおりわたしがゼミ生だったのは先生がちょうど今のわたしぐらい、50歳前後の時期でしたので、「闘う父」の顔もけっこうみていたように思います。講義では「Discipline(ディシプリン)とは何か―ここでは、専門の学問の基礎トレーニングのような意―」と厳しく学生に問いかけ、日本の外交政策にも、のち学長となられた自大学の運営にも舌鋒鋭く意見されましたが、一方で自分を慕ってくる学生には本当にやさしく、面倒みのいい先生でした。

 ゼミ生は誰でも、「自分は先生に可愛がってもらった」と感じていたのではないでしょうか。


 不遜ではありますが先生もわたしと同じ、「親密性」のもちぬしでいらしたんではないかな、と想像します。


 ひょっとしたら「責任感―使命感に通じるもの―」も、あったかもしれません。
 単なるオピニオンの人ではありませんでした。

 もうひとつ先生の生前に機会あって書かせていただいた書評がありました

 行動する教育者の実体ある教養論―書評『日本人の教養』

 http://c-c-a.blog.jp/archives/51793514.html


 そういう先生に育てていただいた、のです。


****


 新著の「見本」(贈呈用の完成品)がパブラボさんから届き、ここ数日は登場人物さんやお世話になった方々への献本の発送に明け暮れています。


 2冊目の本ではありますが、この本は前著にまして一層の愛着があります。よりたくさんの人の手を煩わせ、そしてたっぷりの愛情を注がれて生まれてきた子。


 「企業小説」を意識して書いただけに、登場人物さん1人の1人の思いや情景をわがこととしてとらえ描写することも、一層深く入り込んだ意識で書かせていただきました。


 なんて、でもこちらでどんなに思い入れしても読者様方に愛してもらえなければ仕方がないのですけれども。
 行った先でも可愛がってもらえるといいなあ。




100年後に誇れる人材育成をしよう。
NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

お世話になっている皆様


 おはようございます。
 企業内コーチ育成協会の正田です。

 久しぶりの晴天に恵まれた土日でした。皆様、いかがお過ごしですか。


※このメールは、NPO法人企業内コーチ育成協会のスタッフ及び代表理事・正田が、過去にお名刺を交換させていただいた方・当協会のイベントやセミナーにご来場いただいた方にお送りしています。ご不要の方は、メール末尾にありますURLより解除ください。
(解除方法が変わりました!詳細はメール末尾をご覧ください)


 本日の話題は:

■『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』
 早くもアマゾンページができました

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■『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』
 早くもアマゾンページができました

 お蔭様で、新著『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』は、いよいよ発売まぢかとなりました。

 先週末、ふと気がつけば早くもアマゾンページができていました!
  
 『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』
 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4434198572

 ちょっと恥ずかしいですが、もしよろしければご覧ください。
 今週末25日に発売予定となっています。
 
 なお、アマゾンでもご予約受付中ですが、このメルマガ読者の皆様は、是非地域振興のため、お近くの書店でご購入ください!

 その後また、ゲラを読まれたある友人より、嬉しいご感想をいただきました:

 「僕、めちゃくちゃ幸せな会社作りたくなりました」(笑)―ロスジェネ世代さんからのご感想
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51900045.html

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★11月7日事例セミナー!

 既にお伝えしましたように、11月7日(金)午後、当協会主催により「承認マネジメント事例セミナー」を開催させていただきます。

「夢物語みたいなこと、言うてもええんですか〜承認マネジメント事例セミナー」

詳細・お申し込みはこちらから
↓  ↓  ↓
http://www.shounintaishou.jp/h261107/
 

 新著『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』に登場するあの4人のマネジャーの方々から直接話を聴けるチャンス!
 「12年、1位マネジャー輩出」の当協会としては通算7回目の事例セミナーとなります。

 あなたも「神戸・兵庫から歴史が変わる」とライブで実感してみませんか?

 なお今回の事例セミナーには、兵庫県経営者協会様・(公財)ひょうご産業活性化センター様・兵庫県商工会連合会様・ひょうご仕事と生活センター様・兵庫県社会福祉法人経営者協議会様のご後援をいただきました。

 また、告知の面でもたくさんのご協力をいただきました。兵庫県経営者協会様、兵庫県中小企業団体中央会様、兵庫県社会福祉協議会様、兵庫県介護老人福祉施設協議会様にそれぞれ会員様にメール配信またはパンフ封入の形でお知らせいただきました。
 地域の諸団体様の温かいお見守りとご協力に心から感謝いたします。

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
皆様にとって素晴らしい日でありますよう。


*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
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*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*


 久しぶりに晴天の土日。

 日曜、「丹波焼陶器まつり」に行ってきました。

丹波陶器まつり1-2



丹波陶器まつり3-2



 えとえと、このブログの読者の方は「丹波焼」って丹波市でやってるのだと思う方多くありません?

 わたしも威張れませんがぶぶー、実は篠山市の南部、三田市に近いところの今田(こんだ)に窯元さんが60軒くらいかたまってます。


 去年から篠山市さんに行くようになったのでちょっとずつ丹波焼というものに目が慣れ、窯元さんごとの特徴がすこしわかったり、ごひいきの窯元さんもできたところです。


 しかし、魅力的なやきものばかりとはいえ生活に必要な食器は一通り持っているので新しく何かを増やすかというと困ってしまうのですが。


 などと言いながら今回の戦利品

丹波陶器まつり戦利品2



 左は源右衛門窯のワイングラス。右下はチーズ用に買った丹誠窯の小皿。食べ過ぎないようにと小皿にしました…



100年後に誇れる人材育成をしよう。
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来週から新著『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』のプロモーションが本格化します。

 このブログで最近「わるいこと」を連続して書いてるから出版社さんヤキモキされてるだろうな〜と思いつつ、プロモ本番前に「わるいこと」をまとめて書いちゃおうと思います。何かの役に立つかもしれないですからね。



1.担当者が『先生』と呼べない心理と契約違反行為

2.提案ひっくり返すわるい上司と部下のプレゼンにひそむ問題

3.謝罪のわるい文例

4.福祉組織のおねだり体質とその後の友人たちとのやりとり

5.今年の某ベストセラーについての感慨


****


1.担当者が『先生』と呼べない心理と契約違反行為


 これまで、わたしは人様がわたしに対して敬意のある言動をとるかとらないかに比較的無頓着だったほうでした。でも今年起きたいくつかの現象をみて、はっきり今月から態度表明することにしました。


 わたしに「研修・講演」を依頼される場合は、主催者様はトップから担当者まで、わたしのことを「正田先生」と呼んでください。

 でないと「研修失敗」にほぼ100%つながる、という結論になりました。エビデンス出てますから、研修成功したいなら成功させるための行動をとられたほうがいいです。


 「さんづけ」はやっぱり、講師に対する「不敬」なんです。とりわけ、リーダーの行動様式に関する重要な知見を教える仕事をしている人に対しては「先生」のほうが当然だと思います。

 わたしなどは20代のパーソナルトレーニングの先生のことも「E先生」と呼んでるので、わたしより四半世紀も若い担当者の人が、なんでわたしを「さんづけ」で呼べるのか、不思議です。自組織のわたしぐらいの年代の人には、「部長」とか「課長」と呼んでると思います。階級組織で生きてる人にとって、「さんづけ」は一般職の人に対する呼称で、わるくいうと「蔑称」になるだろう、と思います。


 担当者の「不敬」は、研修の場にも明らかなマイナス感情をもたらします。

 ただそれ以前の打ち合わせ段階で、「契約違反行為」に当たるだろう、という現象にもつながる、というのを、これも非常に高い確率、90%ぐらいの確率でみてきました。契約違反というのは要は「受講生数の水増し」です。


 わたしのように「宿題」に丁寧に返信する講師は、はっきり言って受講生数に応じて従量制で謝金も上がるのが正しいのではないか、と思いますが、今年に関しては打ち合わせ段階で「15~6人」と言ってたのが本番では「30人」とかそれ以上に膨れ上がる、という現象が続きました。呆れることに、競争入札で落札価格を確定したあとの某組織ですらそういうことをやり、「これ契約違反じゃないですか」と言うと「あっすみません」と謝っていたが、その担当者もチャラチャラ「さんづけ」で呼んでいました。だから、「さんづけ」ははっきり言って「甘え」であり、「だらしない態度」を招くんです。

 ―「受講生数の水増し」はほんと、冗談で済む問題ではなく、16人なら研修時間内にも1人1人としっかりアイコンタクトして言葉もやりとりして、心の絆をつくったことを実感して帰り、実践してもらい宿題、そしてコメントによってもう一度「承認の嬉しさ」を実感してもらう、といういいサイクルを作れるものが、30人だとそれを作りそこなう。
20人の受講生さんの向こうに200人の従業員さんがいるかもしれないのだけれど、その人たち全員が幸せになりそこなってしまうかもしれない。そして「承認研修は有効ではない」という間違った風評を残すかもしれない。良心の業者にとっては死活問題です。―


 で、「さんづけ」したい心理、というのはなんでかな、と思います。講師の方によって色々考え方があり、コーチングとかファシリテーション分野の人では「さんづけでいいです」という人もいますが、逆に担当者が勝手な思い込みで「さんづけ」で呼んだとき、「先生でお願いします」というのは結構な勇気が要る。だから「初期設定・先生」にしておいて、相手が「いやさんでお願いします」と言ったときに「さんづけ」にする、というのが波風立たないと思うのですが。


 そこであえて「さんづけ」したい心理を読み解くと、担当者としては「自分は購買側だ。恩を売ってやっているんだ。あなたは一介の業者だ」という立ち位置を「さんづけ」で繰り返し確認したい、いわば「マウンティング」をやっているのではないか、と思います。教育してもらう、指導してもらう、なんていう敬虔な気持ちははなからないんです。そんな気分が受講生にも伝染するってわからないのかな。

 
 プロの研修担当者なら、自分が「この人」と選んだ講師のことは「先生」と呼び、「私自身もこの先生からご指導を仰ぎたいと思っています」ということを受講生に態度で示すのが正しい、と思います。


****


2.提案ひっくり返すわるい上司と部下のプレゼンにひそむ問題


 今年のパターンとして、「担当がわるい」ケースと、もうひとつ「担当が上司に提案上げてひっくり返される」というのが2例続きました。

 「ひっくり返される」っていうのは、研修の趣旨が変えられちゃうとか(でとうとう「降りた」ってなったとか)、おりこう研修とおバカ研修ふたつ提示したらこちらのお勧めするおりこう研修じゃなしにおバカ研修のほうを選んじゃったとか、研修時間数を値切り講師謝金も値切ってきたとか、そういうやつです。わざわざ時間をかけて打ち合わせたことが反故になり、ぐちゃぐちゃと言い訳の電話をかけてこられたいそうな時間のムダです。


 これは、底流にどういう心理が働いているか推測すると、まず恐らく上司が性差別男。部下を介してきく、女性の専門家の正田の言うことを、本来「日本に1人しかいない宮大工の言うことだからきくしかないよ」っていうような話なのに、天邪鬼の気分が働いて(たぶん毎日同じことを奥さんにやってるのだと思うけど)逆、逆を言いたくなるのです。

 かつ、部下のプレゼンも恐らくマズイのだろう、と思ったのは、その部下の担当者もやっぱりわたしを「正田さん」と馴れ馴れしく「さんづけ」で呼ぶ人間だからです。

 20代の人間が「さんづけ」で呼ぶ女性のことを上司が尊敬するわけがないではないですか。

「正田さんが言うにはこういうことで…」

「なにを生意気な、なんだその正田とかいうのはどこの馬の骨だ」

 大体こういう感じでしょう。
 

「正田先生が言われるにはこういうことで・・・」

 全然響き方が違いますよね。まあそれでも理解しないバカ上司はいると思いますが。


****

3.謝罪のわるい文例


 これも、今年担当者とか仕事先の人から随分謝罪のメールをいただいたのです(まったく、何という年だろう)

 ところが、その文面がやっぱりまずい。「これこれ、犯人の書く謝罪文」って典型的な文面でした。

 去年『謝罪の王様』っていう映画をみて笑っていたけど、今年はあんまり笑いごとじゃなくなった。


 どういうのかというと、

「ご気分を害して、申し訳ありませんでした」

という文。これのどこがまずいのか、わかります?

 もともと事の経緯が、その人がある「まずいこと」をやり、それをわたしが指摘し、するとその人がふてくされたりしょもない弁解を延々としてそれをまたツッコまれたりして、その挙句が上記のような文面の謝罪文なのです。


 ここには、「自分がそもそもまずいことをした」という「自分が発端を作った行為責任」に一切言及していない。ただ「あなたが機嫌悪くなったようだから、一応あやまっときます」と言ってるんです。暗に「すぐ機嫌悪くなるあなた」を非難しているようにもとれます。


 仮に行為責任に言及するなら、

「私が軽率にも○○をしてしまい、その結果先生にご迷惑をおかけしました」

というような、前段が入るはずなのですが。最初の文は、責任の所在を相手になすりつけているわけです。


 こういうのは、やっぱり「自分の非を死んでも認めたくない」発達障害の傾向の強い人が書くメールです。そして、相手(この場合はわたし)を一層怒らせます。

 わたしの場合は、この人の人生に責任を負う立場ではないから、怒るというより「なんでこんなレベルの低い人間が仕事先で立ちふさがり、受講生を幸せにする仕事を邪魔するんだろう…」と情けなくなる、んですが。


****


4.福祉組織のおねだり体質とその後の友人たちとのやりとり


 2つ前と4つ前の記事に書いた「福祉組織」の件では、尊敬する友人たちにご心配をお掛けしてしまったようで、何人かの方からメールをいただきました。


 福祉ではない分野で地域振興のお仕事をされている方から。


 「福祉の組織」とは私たちも過去にはもめたことがあります。
「なぜ我々の権利を特別扱いしないんだ」という論法ですね。
私は真っ向から戦います。そして「平等に戦いましょう」と教えてあげたいと思っています。
ま、それは今度。



 えへへ、なあんだ戦っていいんだ(^O^)vこらこら。

 最初すごく好意的にみてあげてたのに、一連の経緯ですうっと気持ちが冷めました。彼ら彼女らは、悩みとか問題解決のために妥当な額の対策費を予算計上するということを、普通の社会人と同様に学ばなければいけない。人のご厚意に甘えるべきではない。


 当協会会員の優秀な介護マネジャーから。


正田先生
介護の承認王子としては、このところのブログ記事、胸が痛いです。
ただ、そういう現実があるのもまた事実であると思います。


 わたしも結構「引きずった」ので、「福祉の人」という言い方で関係ない人の気持ちまで傷つけてしまったことのフォローが十分できていなかった。ごめんなさい。許してね。


 彼は、強い人だから業界のダメなほうの人たちをみて、「他山の石」としてくれる人なんです。


****

5.今年の某ベストセラーについての感慨


 今のうちにこういうのも書いておこう。

 あえてタイトルは出さないけど今年ベストセラーになった、ある心理学本を最近やっとキンドル版で買いました。

 なんで今まで読まなかったかというと、この分野の心理学は去年学校の先生の友人の勧めでちょっと読んだことがあり、そのときの印象で「承認コーチングと似たことを言っていてある程度の役には立つけれど、承認コーチングの方が現場にとってはるかに優秀なツールだ」と思っていたから、それほど食指が動かなかったのです。

 で今になって読んだ感想は…、


 まあどうしても中盤の「承認欲求」を否定しているくだりに目がいくのですが、

 これは、2011年暮れにこのブログでケチョンケチョンにけなした『報酬主義をこえて』と同じ論法ですね。

 「承認欲求」は自立してない人のものだ、という論法は、アメリカ心理学の一部に脈々とあります。ただ、そちら側にはまったくエビデンスがありません。単なる「信仰」のレベルに過ぎない考え方です。その気になれば、大井玄氏の「アトム型自己観」と「つながりの自己観」の考え方とかいくらでも出せるけど。あとアスペルガーの人は自分の体内感覚を言語化できないので、「承認されて嬉しい」という感情が本当はあっても認識したり表現したりできません(本当は何度も書くようにすごく『認められたい』んです)かつ、学者やコンサルタントにアスペルガーは多いですから、彼らの言うモチベーション論はあんまり信じちゃいけません。



 このベストセラー本も、「哲人」という設定の人が延々と説教をしている構成なのですが、

(最初みたとき、「なんだこれツチヤケンジ氏のギャグか」と思いましたが)
 
まったくエビデンスが入ってない、妄想吹いてる域を出ない、というのは一目見るとわかります。下手するとアサハラショーコーの味わいに近いような。この本にはまる人は、ちょっと危ない人なんじゃないですかね。でも今の20代〜40歳ぐらいの人はもうオウムとか知らないんでしょう。

『報酬主義をこえて』もいかにもアスペルガーの人が書いたっぽい高慢で嫌な人格の匂いのする本だったが、こんどの本も(そもそも「哲人」を自称するところが笑)高慢、それに加えて妄想的な本です。これ本人の人格がもともとそうなんだろうかそれともマーケティングの産物だろうか。


 おわり。「報酬主義をこえて」みたいな目にあわなくて、まだ良かったですね。わたしも少し大人になったんです。でも亡くなった恩師は50ぐらいのころまだよく戦ってましたからね。



今年は、某「ほめる研修」とこの某「ベストセラー本」と、二つの「宗教戦争」を戦ってきたのだ。疲れたわけだ。頑張ったぞ、あたし。



100年後に誇れる人材育成をしよう。
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____ 様


ご返信ありがとうございます。
ご理解いただき感謝します。
沢山の研修を手がけてきておられる__さんですので、
信頼しております。
それでは「先生」と「16人」で
よろしくお願いいたします。

(細かいことですがメールの書き出しも
「正田先生」から始めてください。)


呼称の問題については、
ほかの講師の方や研修会社さんで考え方は色々と思います。
ワールドカフェ等、ファシリテーション分野の方は
対等性を尊び、「さんづけ」のほうがよい、と
おっしゃる方もいます。
わたくしどもは
禅や茶道の「賓主歴然」(ひんじゅれきねん、主人と客人は役割が厳然と違うということ)
や、武道武術の「型で教える、型で学ぶ」
という考え方をとります。
わたしの立場は、武道師範のような立場です。
受講生をリスペクトしますが、あくまで「先生」です。
それとともに武道の道場のような、
少し緊張感のある研修の雰囲気にしていただくことが
望ましいです。
その中でわたしは受講生に愛と敬意をもって振る舞い、
受講生に「自分は尊重された」と感じさせるようにします。
それが講師に対して「さんづけ」ですと、
ぐちゃっとだらしない場の雰囲気になります。

そういう、
同じ舞台プロデューサーでも
能や歌舞伎をプロデュースする、という感覚でいらしてください。
わがままを申しますが、よろしくお願いいたします。


‥‥…━━…‥‥…━━…‥‥…━━…‥‥

 いつもありがとうございます
  NPO法人企業内コーチ育成協会 
   正田 佐与(しょうだ さよ)
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‥‥…━━…‥‥…━━…‥‥…━━…‥‥

 また、「福祉の人」を叱ってしまった。わたしはもう、「福祉の人性悪説」をとりたくなってきた。ごめん林さんあなたのことじゃないです。

 
 今度は研修本番での、「休憩時間を守らない」という問題。

 イヤなお話を連続して書いて自分でもどうなのかと思いますが、「こういう時代」を正確に描写し歴史に残す、は大げさだけど「あるべき姿」を守るために記録しておこうと思います。




 元々短い研修時間で講師料をケチるくせに、あれもしてくださいこれもしてくださいという「虫のいい」事務局さん。


 わたしは本格的な「承認研修」は封印することにし、「ワールドカフェ」+「承認に関するちょっとした講義と実習」の組み合わせにしました。

 これだけでも2時間半としては贅沢な内容です。


 そのぶんワールドカフェの各ラウンドが15分と短くなり、やや忙しいワールドカフェとなります。

 事務局の人、今度は冒頭挨拶はあったがあれもこれもと詰め込んで、長い。
 事前に約束していたはずの「自己開示」は、結局せず、一般的な説教めいた話。大勢の前で自己開示する勇気がなかったんだな。そして、講師紹介は、なし。「先生のプロフィールは資料の中にあります」というのみ。


 でワールドカフェは喜んでくれたようだけど、締めのラウンドに非常に時間がかかる。まとまらない。まあ時間が短いから気の毒っちゃ気の毒ですが、時間が短いのは事務局が選択したことだからね。

 わたしは何度か、「お時間押しています。どのぐらい押しているかというと10分ほどです」と時間管理に協力を求める。


 そしてワールドカフェから「承認」に移るときの休憩時間。

 「ここで休憩とします。10分差し上げたいところですがうーん、5分休憩でいいですか。あの時計で○分には戻ってきてください。お疲れさまでした」

と私。


 ところが、この休憩時間が「終わらない」んだな。時間になっても席に戻らない人が半数ぐらいいたし、やたらと賑やかなおしゃべりが延々と終わらない。

ワールドカフェって、わるくいえば「おしゃべり会」みたいなものですが、それが終わっても延々と話し続けるとはそんなにあなたらおしゃべりが好きなのか。

 休憩時間に入ったとき、

「先生事前アンケートの質問事項にも回答してください(残り時間の中で)」

と言ってきた事務局の人自身が、時間になっても席に着かずに人とおしゃべりに興じている。会場の状態にまったく目配りしないまま。あんたええ加減にせえよ。


 こういうとき皆様の楽しいおしゃべりを中断して講義を始めてわざわざ嫌われ者になる必要はない、と私は講師席に座ったまま、腕を組んで目を閉じる。

 スクリーンにはパワポ資料の中の「本日のスケジュール」〜2時間半の中の時間進行を書いたもの〜を表示している。「第二部・承認」開始の時間ははるかとうに過ぎ、第二部の持ち時間は本来50分と設定されていたものがあと30分しかない。


 だんだん、それまでのワールドカフェの中でもコミットメントの高かったほうの人たちが口を閉じ、こちらに怯えたような視線を向ける。その人数が少しずつ増えるが、だれかが「おしゃべりをやめよう」と声かけするわけではない。時間がかかったすえやっと全体が静かになる。


 わたしは目を開いて言う。

「なっがい5分でしたねえ」

 それまでとはまったく違う声音。
 でおもむろに立ち上がる。

「本来承認研修のとき厳しいことを言いたくないんですが…、
この研修は(30分後の)4時にはきっちり終わりますから。」

「承認って、よく間違われるんですけど、
甘やかすことではありません。
わるい行動まで承認することではありません。
それはよろしいか」


 静まり返る会場。恐怖の感情。

 この状態で「承認研修」がうまく行くことなど、過去の経験から言ってあり得ない。


 しかし、びっくりするようだが、

 そんな状態ですら、最後の実習では本気で「涙目」になる女性職員さんが現れたのだ。まあそれは「承認」そのものの力です。


 事務局の人が休憩時間に言ってきた、「事前アンケートの質問への回答」は結局ナシになった。それはあなたの自業自得です。



 わたしは少し前に終了した某経営支援機関さんでの研修風景を思い出す。受講生に個別にはよくない態度の人もいたにはいたが、何度かの休憩時間明けには全員言われなくてもきちっと着席し、沈黙して講師のほうを見る。そのことはきれいにできていた。
 

 いや、そこでも事務局の人は休憩時間明けに何も声かけとかしなかったですけどね。少し前までは「軍隊組織」だったという、そのころのよい習慣がまだ残っているのだろうか。事務局の人が受講生を甘やかしたら、その「美風」もすぐ消えるだろう。

 事務局は率先して恨まれ役をやらなければならない。

 
 そして、短い時間であれもこれも、と講師に無理難題ふっかけるのをもうやめていただきたい。資源がないならおねだりするな。


 これもまあ、変にご要望にお応えしようとこちらが努力した結果、「依存」を招いてしまった(依存するほうがより悪いんだけど)例であります。短い研修なのに疲れが抜けません。



 色々あっていずれ「研修事務局マニュアル」みたいなものも作らなならんかな、と思ったりしますが、作るにしても、なぜそういうルールになってるか、背景となる「失敗例」をきちんと記録しておくことも必要かと思います。



****


 ええとあと、わたしは日頃から「コミュニケーションこそが大事だ」という言い方はあんまりしてないと思います。
(わたしがそういう言い方をしたの、きかれたことあります?)

 やっぱり「程度問題」で「ゆきすぎ」が出る現象を年の功でよく見てきました。だらだらおしゃべりして、「さっさと仕事に戻れ」と言わなくちゃいけなくなる現象。

 そして、「優しい人」「いい人」と思われたい、という気持ちが強く働く人が、いい人と思われたい一心でおしゃべりがやめられない、という現象も結構みました。優しさを本当に突き詰めたら、だらだらおしゃべりせず仕事の本筋をしっかりやることが優しさの実現につながる、と気づけるはずなのだが。

 「コミュニケーション」より、本当は「行動」が大事なのだ。「わが社」的にはそれで一貫してます。理念にも「行動を尊ぶ」ってうたってます。


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 わたしは「愛のスイッチ」を「オフ」にするという感覚を最近習得した。


 基本原則としてだれに対しても愛と敬意で対し、こりゃダメだ、と思ったときには即オフにする。それは自分の意志でできることで、そして「わたしの心の自由」でもあるのだ。


 オフにするともう一度オンにするまで多少時間と労力を要するようである。それは人間だから仕方ない。


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 少し、「発達障害づかれ」というのがきている気がする。ちょっと自分をいたわろうと思う。




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 新著『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』(11月1日)のゲラを読まれた、この本の登場人物の1人の方から嬉しいご感想をいただきました。

 「まだ未成熟な感想ですから」と謙遜してはりましたが、いえいえとっても嬉しいご感想。お言葉に甘えさっそくブログ掲載させていただきます。

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ゲラを拝見しておるのですが僕の話こそ、その話いる?!って思って申し訳ない気持ちです。どうみても、唯一ボヤいてるだけですね笑

しっかりしろよ、俺。

でも、最後はちゃんと先生が、こんなダメ男くんも、行動承認はしっかり救いますよって書いていただいていたので、良かった、助かったなんてやさしいんだと思いました笑

素晴らしい本に、登場させていただいて、本当に光栄です。

正田先生、本当にありがとうございます。

ここまで出し惜しみなく、きめ細かく、注意点まで書いてくれている実用書にたくさん事例まで入ってるって、これ、ありがた過ぎます!

究極の実践書であり、実戦書だと思います。

真のマネジメントを身につけたいすべてのミドルの方々に。

心して読め!と声高に叫びたいと思います。

僕、めちゃくちゃ幸せな会社作りたくなりました笑

この本をみながら、幸せに働いてもらって、ジャンジャン儲けたいなと思いました笑

ジャンジャンは余計でした。猛省。

でも、本当にこの本があれば大丈夫!!

多分、そういう気持ちになれる人がたくさん出てくるとおもいます。
希望が持たせてくれる本だとだと思いました。

これは、お世辞ではありません。

働くことは辛いことという前提をなくして、希望を持って思いっきり仕事ができる。

その永遠の課題とも思えた課題に、いよいよ、全国的に光明が差しますね!

事例セミナーのあの名言通りに。

夢じゃなくなるんですね!
先生の御尽力のお陰で。

その時、歴史が動いた。
決して言い過ぎではないですよね。

こんなのが欲しかったんです。
この本を手にとって、自信を持って前を向いて歩いていっていただきたいですね。

今は、私がいうので説得力がないですが、後々、わかると思います。

出版社の社長様が惚れ込むのも当然だと思いました。


+++++


めちゃくちゃ嬉しくなるようなご感想を、ありがとうございます!(^O^)

じーん。書いて良かったなあと、心の底から思いました。


もうお1人の「歴史を変える1冊です!」と言ってくださった友人も、この方も同様「ロスジェネ世代」であり、
わたしはふっと半沢直樹シリーズの『ロスジェネ世代の逆襲』を想起しました。


この人たちが活躍するために、わたしたちバブル世代は道を切り拓いてあげられるのかもしれない。団塊世代から残る悪弊を断ち切って。




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 このところまた「発達障害」関連の本を読み漁りはじめています。

 アホやな、と自分でも思いますが、どの本も丁寧に読むと従来になかった新しい知見がちょろっ、ちょろっと書いてあって「目からウロコ」だったり「ああこれこれ」と思ったりするのです。


 『あの人はなぜ相手の気持ちがわからないのか―もしかしてアスペルガー症候群!?』(加藤進昌、PHP文庫、2011年1月)

 この本には、
 
「アスペルガー症候群は、動画が苦手、相手の動きをなぞって学習できない、相手の刻々と変わる表情や動作についていけないといった特性があります」

という記述があります。相手の動きを見て、それを自分でも頭の中でなぞって自分のものにするというミラーニューロンシステムの機能が弱いというのがASの特性なのです。脳の部位でいうと下前頭回、上側頭溝それに頭頂葉下部だそうです。


 うーん、やっぱり「ASの人は(行動)承認の習得が悪い」という正田の実感を裏付けるようなお話です。要は、よくいう「自動車教習」のたとえを使うと、「視力が決定的に悪くて免許交付できない」みたいな話です。それは差別でもなんでもないです。


 たぶん、いろいろな企業・組織で事務仕事ができる、という人が、「正確にできる」というだけで「有能」と評価され出世すると、「承認研修」を受けても習得できない管理職、になり研修や講師のカゲ口を言ったりひどいときは妨害したりするんだろうな、と思います。そういう人は、「承認」以外でも判断能力とか人の気持ちを傷つける発言とか、いろいろなところでつまずいてるだろうと思うんですけどね。


****

 
 またひきつづき「依存」という現象について考えます。

 子供をもつ親であれば、「依存」という現象は毎日目にするところですが、子供の反抗期をさんざん経験したわたしの実感で言うと、「依存」にはいくつか段階があります。

 3つ前の記事にあるように「依存」とは第一段階で「してもらって当然」という感覚になります。いや、本人はとにかく何かしてもらった、という自覚すらないわけですから感覚というのがないにひとしい。症状としては「感謝の気持ちがない、感謝の言葉が出ない」ということになります。


 これが反抗期とか鬱入った子供とかのこじれたケースになると、「依存」はこうなります。

「相手(親など)に対して怒り、憎しみ、嫌悪などのネガティブ感情が際限なく湧く。でもいてくれないとイヤ、愛してくれないとイヤ」

 なんとも複雑なアンビバレント感情ですよね。


 こうなると、もう距離を置くしかないですね。(鬱の子供の場合は、それでも病気なんだからとひたすら承認共感で尽くしてその結果どうなったかというと…)


昔の人は男の子を14歳ぐらいで元服させちゃったけど、いわば反抗期盛りの「魔の14歳」ですから、今からは自己責任で生きろよ、と突き放すという昔の人の知恵だったかもしれないと思います。


 わたしは、最近新しい原則をもつことにしました。「承認屋」でも際限なく人を承認するのがいいわけではないように思います。

 まず、

1.「承認」を見下す人を「承認」することはしない。

 入れ子みたいな変な文ですが、よくいる「自分は本当は認められたいけど、でも『認める』は大事なことだ、というのは認めたくない」という駄々っ子のような心理の人です。「承認」なんか価値のないものであるかのように言ったり振る舞ったりしますが、その人自身が「認められたい」のはビンビン感じる、という人。まあ、やっぱり発達障害やその傾向のある人には多いです。「できない」ですからね、承認が。

 いや、それはその人がほしいものを与えないことで「負の強化」をするのが正しいでしょう。


2.正田に「依存」する人を愛することはしない。

 正田に何かしてもらったことを「してもらって当然」と受け取ってしまう人は、「愛さない」。また、これも適当に距離を置く。要は、正田に「感謝しない」「承認すべきことを承認しない」という人です。ありがとうを言えない人、とも言えます。
 正田は基本、だれに対しても配慮を人一倍する人なので、依存しやすい人は依存が起こってしまいます。でも依存は、進行すると上記のように反抗期の子供のような態度とか、下手したらDVやサディズム、にまで行ってしまう病です。
 だから正田といい関係を続けたい人は自分が「依存」しないように気をつけたほうがいいです。
 承認リーダーでも、自分の会社・組織は「承認」で非常にいい状態にしている人でも正田に対しては「依存」がわりあい起こりやすいと思います。過去12年で何度もありました。女の人には甘えが出やすいですからね。
 このブログも、例えば重要文献の読書日記を克明につけるなど、一部読者の方には重宝なブログと思いますが、その手間を想像せず「利用可能性」としてだけみる人も中にはいらっしゃいます。少し話していると「この人はそうだな」とわかります。
正田に対して悪感情を持っちゃった人は「承認力」も結局落ちて行き業績もさがります。それを防ぐには「依存」しないことが一番です。具体的にはこまめに「ありがとう」を言うのが一番と思います。



・・・

 今日は、福祉関係のお客様に「依存お断り」ときっぱり言ってしまいました。


「職場のお悩みの程度が大きければ大きいほど、治すには強い薬を使ったり、難しい手術をする、ということになります。
 それは時間数もそうですし講師謝金の問題もそうです。
 『承認』はとても効果の高い研修ですが、短い時間ではお引き受けできません。
 また、福祉施設様ですからこの時間当たり謝金でやらせていただきますけれど、ご自分の都合で15分短縮するから謝金も少なくしてほしい、というのはお受けできません。
 『この先生安くしてくれるから』というと、逆に依存が出て研修に変な言いがかりクレームをしたりするものです。それはもう仕事ではなく犠牲です。
 福祉の世界にも『クライエントを依存させない』という原則がありますよね。
 わたしどももそうです。依存しないでください。
 わたしが今申し上げていることは、わたしどものNPOの理念に基づき、お客様によい成果を挙げていただくために申し上げてるんです。
 『この先生厳しいよ。これ以上は絶対妥協してくれないよ』と思っていただくぐらいでちょうどいいです」



 本当に、口頭でこんなこと言っちゃいました。
 たぶんどうせ「女の先生だから甘えさせてくれるよ」と思ってるんです。その甘え、性差別です。


 ・・・これも、こんなことをブログに書くなんて、と思われるかもしれませんが、今年に関してはとりわけ福祉関係のお客様の「図々しいよ、あなた」が目に余るように思う。

 もともと非常に良心的な謝金でやらせていただいているのに、なんかそれ以上の優しさを求めようとする。
 すみません、そこまで優しくありません。

 「大学の先生謝金」を適用したいのなら、大学の先生をお招きになったらいいじゃないですか。

甘えの問題でもあるし、「問題解決の自己責任」(予算上の判断として)という問題でもあると思う。



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お世話になっている皆様


 おはようございます。
 企業内コーチ育成協会の正田です。

 大型の台風19号が去った近畿地方。3連休の予定をキャンセルされた方も多いことでしょう。昨13日までに死者1人、重軽傷者82人、行方不明者1人ということでした。犠牲者の方のご冥福をお祈りいたします。皆様のご自宅・会社に被害はありませんでしたでしょうか。

※このメールは、NPO法人企業内コーチ育成協会のスタッフ及び代表理事・正田が、過去にお名刺を交換させていただいた方・当協会のイベントやセミナーにご来場いただいた方にお送りしています。ご不要の方は、メール末尾にありますURLより解除ください。
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 本日の話題は:

■「行動承認」の本
 冒頭に出てくる兵庫県の「ある地域」、それは…

■11月7日事例セミナー 
愉快な打ち合わせ風景 + たくさんの告知ありがとうございました

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■「行動承認」の本
冒頭に出てくる兵庫県の「ある地域」、それは…


 先週お知らせした新著『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』は、ちょっと変わった構成になっています。

 冒頭にエピソードが1つ出てきて、それから目次、「はじめに」、「第一章」…という章立てになっています。

 この構成は、出版元の(株)パブラボ社の菊池学社長の提案でこうなりました。

 ちなみに冒頭部分の書き出しはこんな感じです:

****
「共済加入1位」「補助金採択1位」超元気な商工会のミステリー

 兵庫県神戸市の北30キロ。「丹波・篠山」と総称される京都に隣接した地域は、栗・黒豆・牛肉・地鶏など、全国にも名高い多くの特産品に恵まれる。
 篠山市商工会は、篠山城跡の北2ブロック先の繁華街、二階町交差点に位置する。商工会館の1階が市や商工会で出資する第3セクター運営の物産館、2階と3階が商工会の事務局と会議室である
 この一等地に朝8時、商工会振興課課長補佐のKA(42歳、原文は実名)は出勤する。KAは、加東市商工会、多可町商工会を経て平成25年度の春に篠山市商工会に異動してきた中堅で、「俊英」との評価が高い。
****

と、めちゃくちゃ郷土色豊かな文で1冊の本が始まります。菊池社長ほかパブラボ社の、「このエピソードが一番緊迫感のある筆致でおもしろい」という判断によるものです。
(KAさん、渋っていらしたのに実名でのご登場ありがとうございます!皆様絶対にKAさんをいじめないでくださいね)
 
 この本では、前著『認めるミドルが会社を変える』に比べて、「企業小説風」を強く意識しました。この篠山市商工会以外にもたくさんのエピソードが出てきますが、できるだけ読者の方が登場人物に感情移入できるように、また「オレも、あたしもこんなことやりたい、やれそう」と思っていただけるように情景描写をいきいきと書いてみました。
 
 さあ、その試みは成功していますかどうか…。

 ゲラを読んでくださった1人の友人は、
「歴史に残る1冊です!」
という賛辞を送ってくださいました。ありがとうございます。


■11月7日事例セミナー!
 愉快な打ち合わせ風景 + たくさんの告知ありがとうございました

 既にお伝えしましたように、11月7日(金)午後、当協会主催により「承認マネジメント事例セミナー」を開催させていただきます。

「夢物語みたいなこと、言うてもええんですか〜承認マネジメント事例セミナー」

 「承認」の手法で高業績を出した4人のマネジャーの方々に具体的なエピソードを盛り込んでその経緯を語っていただきます。
 先週、登壇する4人の方々と続けてお打合せをする機会がありました。
 その模様をブログに公開しています:

◇沸かせる事例発表打ち合わせと 感動の校了。。
  http://c-c-a.blog.jp/archives/51899525.html
◇わくわく事例セミナー打ち合わせ 大賞はだれの手に。。
  http://c-c-a.blog.jp/archives/51899715.html 

 参加お申込みもこちらからしていただけます。
  ↓   ↓   ↓
http://www.shounintaishou.jp/h261107/
(ページの最下部のボタンをクリックするとお申込みページが開きます)

 
 なお今回の事例セミナーには、兵庫県経営者協会様・(公財)ひょうご産業活性化センター様・兵庫県商工会連合会様・ひょうご仕事と生活センター様・兵庫県社会福祉法人経営者協議会様のご後援をいただきました。

 また、告知の面でもたくさんのご協力をいただきました。兵庫県経営者協会様、兵庫県中小企業団体中央会様、兵庫県社会福祉協議会様、兵庫県介護老人福祉施設協議会様にそれぞれ会員様にメール配信またはパンフ封入の形でお知らせいただきました。
 地域の諸団体様の温かいお見守りとご協力に心から感謝いたします。



★兵庫県中小企業団体中央会様の会報、月刊「O!」に正田が連載させていただいているコラム「誌上コーチングセミナー」。10月号記事を同誌編集部のご厚意により、転載させていただきました。

◇人手不足の時代に勝ち残る「経営」とは―誌上コーチングセミナー(11)
  http://c-c-a.blog.jp/archives/51899958.html 

 ぜひ、あなたのご感想をお聞かせください!

  
◆ブログ「コーチ・正田の愛するこの世界」人気記事ランキング

1.発達障害者は注意するのが好き?『大人の発達障害ってそういうことだったのか』
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51884228.html

2.神戸は住みやすいのか住みにくいのか?よのなかカフェ「内から見た神戸、外から見た神戸」開催しました
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51833038.html

3.恐怖!イノシシに襲われましたの記
http://c-c-a.blog.jp/archives/51874063.html 

4.いま最も重要なのは日本企業の「組織を軽くする」こと―三枝匡氏講演
http://c-c-a.blog.jp/archives/51792866.html 
 
5.自閉的文化、渥美氏のカミングアウト、そして正田は?―『自閉症の謎に迫る』
http://c-c-a.blog.jp/archives/51883281.html


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※このメールは転送歓迎です。
もしこのメールを新たに購読ご希望のかたがいらっしゃいましたら、
info@c-c-a.jp まで、「メールニュース希望と書いて
お申込みください。



ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
皆様にとって素晴らしい日でありますよう。


*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
100年後に誇れる人材育成をしよう。
特定非営利活動法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
代表理事 正田 佐与
----------------------------------------
Email:info@c-c-a.jp
TEL: 078-857-7055 FAX: 078-857-6875
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ブログ「コーチ・正田の 愛するこの世界」
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日本人の勇気と自信は、ここから生まれる
「第3回承認大賞」
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「企業内コーチ育成のすすめ」
(株)帝国データバンク社『帝国ニュース兵庫県版』
2008年〜2012年 長期連載このほど完結
http://blog.livedoor.jp/officesherpa-column/

兵庫県中小企業団体中央会発行月刊「O!」連載コラム
「誌上コーチングセミナー」
http://c-c-a.blog.jp/archives/cat_50054961.html


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兵庫県中小企業団体中央会の会報、月刊「O!」に連載中のコラム「誌上コーチングセミナー」第11回。10月号記事を同誌編集部のご厚意により、転載させていただきます。


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「誌上コーチングセミナー」(11)
人手不足時代に勝ち残る「経営」とは

 
 兵庫県内に住む40代の主婦のA子さんは、最近自宅近くの工場と福祉施設でそれぞれ数か月ずつパートとして働いたあと、辞めました。

 理由は「人間関係」。

 工場では、製造課長の人を人とも思わない言動がどんどん息苦しくなっていきました。最後は子供の学校行事のため事前に休暇願を出したところ断られ、辞めることを決断しました。

 福祉施設では、ベテラン職員が明からさまに利用者の悪口を言っているのがどんどん辛くなりました。

 「仕事自体は楽しかったんですが…」

 どちらの職場も人の入れ替わりが激しく、いつも求人広告が出ています。A子さんは今後は事務の仕事に就けないかと思案中です。
 
 別の営業会社のとある営業所。

 ここでは、所長が交代して以来人がどんどん辞め、20人いた営業所が今は16人になっています。

 現所長は部下にまったく関心のない様子。「スキルの低い所員は会社も救済しませんから…」と、どこ吹く風です。前所長の下では士気高く働き、高業績を上げていた営業社員が辞めるのに対してもその調子です。


「離職」という現象に対して、これまでは「根性がない」「辞める人間のほうがけしからん」という見方がされがちでした。

 しかし、「すき家」に代表されるような明らかなブラック企業以外にも、「マネジメントへの不満」は高いと言わざるを得ません。多くの離職は、マネジメントに対する声なき抗議と受け取っていいようなのです。

 「入社3年以内に中卒の7割、高卒の5割、大卒の3割が離職する」という「七・五・三の法則」は有名ですね。

 「入社3か月で約3割が辞めたいと思った」という数字もあります。採用・教育会社の(株)ジェイックが今年7月に新入社員523人を対象に行った意識調査では、入社3か月の時点で新入社員の28%が「離職を考えたことがある」と回答したそうです。

 この調査では、「尊敬する上司・先輩がいる」「自分の成長を気にかけてくれる上司・先輩がいる」という要素が離職リスクを減らすことも分かっています。
 


 今、「マネジメント」に何が求められているのでしょうか。人手不足時代、企業の良い風評を維持し人材を確保するためには何が必要でしょうか。

 当協会は11月7日、三宮にて、過去12年にわたり業績1位を作ってきたマネジメント手法の直近の事例紹介のセミナーをいたします。

 題して「夢物語みたいなこと、言うてもええんですか~承認マネジメント事例セミナー」。

 「科学的方法でかつ簡単に実践できる」とマネジャーたちに賞賛され、かつ、現場の満足度も極めて高く業績向上効果も高い、人手不足時代を勝ち抜くマネジメント手法を体感してみませんか。

 詳細・お申し込みはNPO法人企業内コーチ育成協会HP http://c-c-a.jp/ でどうぞ。


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 中央会様、ちゃっかり記事の中に11月7日の「番宣」も入れてしまいましたのをあたたかくお目こぼしくださいまして、ありがとうございます!

 
 記事にも書きましたように「人手不足解消」のためには「風評」、ばかにできません。

 「あの会社働きやすいよ」という評判がたつのが一番望ましいですが、離職続出でネット上に悪評が出回る、という事態は絶対に避けたいところでしょう。

 ―残念ながら「悪意による悪評のアップ」という現象もありえなくはないのですが―


 生き残りのために良いマネジメント。従来、「風が吹けば桶屋が儲かる」のように遠いロジックのように感じられたかもしれませんが、一度ちゃんと考えてみてはいかがでしょうか。



100年後に誇れる人材育成をしよう。
NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

 発達障害をもつ大人の会代表・広野ゆいさんのインタビューの録音起こしを少しずつしています。


 非常におもしろい内容でした。

 個々には、

「自分のできることがあると、それにすがってしまう」

 例えば高学歴のアスペルガー症候群の人だったら、色々職業上の能力に問題があっても「学歴」にすがる、とか。いますよね。

 ひょっとしたら容姿端麗な人だったら「容姿」にすがって、以前哲学者の河野哲也氏の話に出てきた女優さんみたいな人ができるのかもしれない。


奇妙に攻撃的で威丈高な人をみたとき、その人が何に「すがって」いるのか、すけて見えることがあります。


 あるいは近日出版の本『行動承認』の「はじめに」に出てくるとある攻撃的な女性リーダーなんかも、そうかもしれない。


 いや、こういうこと書いてるとかならず「正田自分はどうなん?」っていうのも出てきますけれどね。


 また、「絶対に自分の非を認めたがらない」「自分の能力の欠陥を人に知られることを死ぬほど怖れる」というくだり。たぶん人に知られないで済ますためには他人を陥れることもいとわないでしょう。

 「自覚」することが一番大事、というのは広野さん自身がADHDとAS混じっているそうですが「自覚」ができたことにより非常に話しやすい人であることからもうなずけます。

 
 早く録音起こしの段階を終えたいけれど遅遅として進まない、少し聴いたら手を止めて考え込んでしまう内容です。

 みなさまにご覧いただけるよう早くUPしたいのはやまやまです。ごめんなさい。


 私は、よくわからないけれど20世紀の精神医学・心理学のうち一部は淘汰され、行動理論と発達障害に関する知見は残るだろう、またマネジメント理論に組み込まれるだろう、と思っています。発達障害の研究は既存の精神医学のカテゴリをひっくり返すインパクトがあります。



****



 それと並行して最近よく覗いているブログ

「意味不明な人々―発達障害(ADHD、アスペルガー)と人格障害に取り組む

http://blog.m3.com/adhd_asperger_etc/

 沖縄県で発達障害治療に取り組む精神科医のブログです。


 この中のこちらの記事

「理解と配慮」

http://blog.m3.com/adhd_asperger_etc/20131124/1

に、最近妙にうんうんとうなずいてしまっている私です。


 広野さんのインタビューの中で出てきましたが、「環境調整」をしてやれば上手くやれる人がいる、という話。

 しかし、そういう「配慮」をした結果「依存」を招くのではないか。「してもらって当然」という気持ち(依存)が発達障害当事者の側に生まれ、「配慮」をしてくれる周囲の人にとってそれがどれだけ大変なことか、わからなくなってしまうのではないか。

 それは、「環境調整」という「配慮」をした場合の次の段階の話です。

 でも現実に、既に相当の「配慮」をしてもらっていて、そのことに感謝もなくふてぶてしく生きている当事者の方は多いだろうと思います。当事者の方、「感謝」の学習を忘れないように。


 このブログのコメント欄も豊富なのですが随所に当事者の方から

「発達障害当事者もなるべく子供のころから痛い目をして苦労して学んだほうがいい」

的なコメントがあり、発達障害だからといって決して甘やかして育てていいわけではないことがわかります。
(現実には根負けして甘やかしてしまう親は多いだろうと思う)


 あ、ちなみに承認屋の実感として発達障害の当事者の方は「承認」の習得が困難です。定型発達の人にとっては大してむずかしいことではないんですが。ワーキングメモリの不足からか、相手が何々をやった、とか何々をやってきた、とかの「相手の文脈」を理解することができません。見た目のきれいさをほめることはできます。

 そして、自分が「習得できない人」なのを知られるのを怖れるあまり、「研修妨害」もこの人たちはよくやります。


 「ジャイアン」と「受動型AS」はいいコンビとなり、「受動型AS」は結構社会適応がいい、という話(たぶん権力者にとって都合のいい「長い物に巻かれろ」主義なのだろう)とか、

 ジャイアン親は学歴にこだわる、とか、その他の記事の中の話も「あるある」という感じです。

 やっぱり「知る」ことで痛みが癒されることはあります。

 「ADHDの養育」に関する記事を読むと、「質問型コーチング」はADHDの人の養育にもっとも適切なのではないだろうか?と思えてきます。
 日本の普通の職場では、「人に教えられたことから学ばない」人だとかなり効率がわるいです。


****

 
 映画「蜩ノ記」と「イフ・アイ・ステイ」を続けてみました。

 後者は、「もし家族を一度に失ったら人生は生きるに値するか?」というテーマに惹かれて観ましたが、残念それよりは青春恋愛映画だった。若い…。

 でも多分、思い切り泣くことが必要なのだ、わたしは。



 明日から関西も本格的に大雨とか。
 読者のみなさまもくれぐれもお気をつけください。



100年後に誇れる人材育成をしよう。
NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

「権限と責任」という言葉の使われ方について。


 承認とかコーチングを導入するとき、「ええかっこしい」で「ボトムアップでなければならない」と思ってしまうリーダーは多いです。


 そういう方がよく発するのが「権限と責任」という言葉です。

 意味は、要するに「その件は担当に任せてます。私は知りません」ということです(笑)

 トップダウンの判断はしません、ということです。


 
 あまりにもそういう場面でこの言葉が利用(わるくいえば悪用)されるのをみてきて、わたしは「権限と責任」という言葉はべつの解釈をしたほうがいいのではないか?と思うようになりました。


 つまり、担当がこういうことについて判断能力がない、どうこうする権限もない、ということを「判断」するのはその上司またはもっと上層部の責任です。

(本来、「承認」なんかは組織の倫理レベルをどうするか、というトップダウンマターの問題だと思う。その大きな判断に基づいて研修が設計されターゲット階層なども設定されるのが正しい)

(「判断能力がない」ということの中には、例えば担当者が発達障害気味で抽象的な大きなことについての思考能力がない、あるいは現場への想像力がない、ということまで上位者が見極める、ということを含む。ちゃんとしてる一部の担当者さんには申し訳ないけれど現実に非常に多い。思考能力や想像力のなさは「本人が頑張れば何とかなる」と上位者は思っているのだが、それは大間違いなのだ)

 したがって、「権限と責任」ということでいえば、「担当に任せる」という判断自体が、自分の権限と責任を放棄することであり、ドラッカーさんの教えに反することになります。



 ああ変な頭でっかちのドラッカー信者のせいで苦労する。
 (本当は、彼らは多分信者でもなんでもなく、ただ自分の無責任がばれたくないためにええかっこしいで引用しただけなのだ。無責任だがIQと地位だけは高い人間はそういうことを言う)


 この記事はいつもの伝で「ふと考えたこと」の備忘録です。
 今後、わたしに対してこの「権限と責任」を変な使い方で使う人が出てこないように願っています。


 今年起きたこととは関係ありませんので、くれぐれも邪推されませんように。去年なんか今年よりはるかに悲劇的なことが起こったしそこの経営層の人が何人目かの「権限と責任おじさん」だったんだ。



100年後に誇れる人材育成をしよう。
NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

9日、10日と、事例セミナーパネリストの柏原直樹さん、林義記さん、脇谷泰之さんがみえて事例発表の打ち合わせ。

 詳しく言うと9日午前に柏原さん、同午後に林さん、10日午後に脇谷さん、です。


 それぞれ個性豊かな方々であり打ち合わせでした。

 少しずつ「ネタバレ」をお許しいただくと…


 柏原直樹さんは、「すみません、今朝上司に報告を出せって急に言われて。目標50%達成だったものですから」と、珍しく10分遅れでやってきました。

 目標50%、というのは今期の、じゃなくて今月の、らしい。9日にして50%ですか。さすがあ。


 柏原さんの資料に、

「承認に力を持つ人になる」

というフレーズがありました。

 これはどういうこと?と伺うと、

「『この人から認めてもらえたら嬉しい』という人になりたい、ということです。
自分が全然できてない人から認められても嬉しいと思えない、ってあると思うんです。
だから私自身何事も一生懸命やるし、
自分のこともさらけ出していますし」


 なるほどー。

 前半は行動理論の「モデリング」だ、ともいえそうなんですが、後半の「自分をさらけ出す」というのも確かに。

 どこの理論にあるのかわからないけれど「この人の言うことは本当だ」と思ってもらうために「さらけ出す」って大事なことですよね。


 元々「統合性(一貫性があるとか裏表がないとかの意味です)」という素晴らしい美点のある柏原さん、フェイスブックでは休日にご家族と過ごされている様子をUPしたりされていますが、そういう意図があるのですね。


(ちなみに正田もブログやフェイスブックでかなり自分をいいことも悪いことも(露悪的なぐらい)さらしていますが、そしてたぶん目の肥えた受講生さんにとっては、「この講師のいうことは本当だ」と思ってくれる重要な根拠の1つになっていて、「12年1位」をつくる原動力にもなっていると思いますがお客様はそういうことまで評価してくれないんだよねー。どさくさに紛れて何を言っているのか)


 柏原さんは、永井博之さんから「承認」を学んだいわばわたしから見て「孫弟子」なんですが、その永井さんから柏原さんへのOJT指導の話もおもしろい。部長から課長へ、リーダーシップというのはこういうふうに技術伝承できるのだな、と思わされます。

 

 続いて、林義記さん。

 ほぼ完璧に発表原稿を作ってきてくださったので打ち合わせといいながら雑談を延々としていましたが、

 雑談の中の1つの話題として、林さんは介護施設相談室長のかたわら自施設内や他所でも講師をされているのですが、このところ

「受講態度が悪くて、わかりやすく説明してあげてもその人たちだけ通らなくて、かつアンケートに悪い評価を書く」

受講生がいる、という話になりました。

 今からそういう受講生が増えてきて、集合研修どうよ?っていう話になるのかもしれませんね。

 でも「e-ラーニングは絶対イヤだ」はうちのNPOでは一致した意見で、じゃあ集合研修でとくに「悪質受講生をどうマネジメントするか」というのは重要なトピックになるかもしれません。

 その1つの方策として、セミナーって人数が多ければいいってものじゃなくて人数を絞ってもやる気のある人が受講した方がいい。人数の多いセミナーだと、経験上どうしても「吹きだまり」みたいなグループができ、そこで生まれる悪意をコントロールできなくなります。今年の場合とくに、打ち合わせ段階では「15〜6人でしょう」と言ってたのがふたを開けたら30人、なんてケースが多く、研修事務局が経験不足であればあるほど「大人数で受講したほうがいい」と勘違いしやすいようです。

ーちなみにうちの団体主催講座の場合、「承認研修」は定員12名。講師が受講継続不能と判断した受講生は退室してもらう、としていますー

 閑話休題、
 その林さんが、また別のところでは「承認研修」をしたとき、施設内の頑張り屋の女の子が泣き出してしまった、
という場面があったそうです。

 それで従来「承認」にあまりご理解のなかった林さんの上司も、

「『承認』ってすごいなー、力のあるものだなー」
「林君、力がついたなー」

とほめてくれたそうです。

 ほんと、あたしももう追い越されたかもしれない。
 実践レベルでは林さんのほうがはるかに濃い実践をしてますしね。


 
 ラストバッターは中国工場総経理の脇谷さん。

 このところ忙しそうだったので、「何か問題があったんですか?」と伺うと、

「いえ、新規のお取引先を開拓して受注がキャパオーバーで忙しいんです」

と、憎たらしくなるようなお答え。

 このたびの打ち合わせの中では、正田が「それ、詐欺じゃないですかあ」と叫ぶようなくだりがありました。さあ、それは本番で出ますかどうか、聴衆の方の「質疑力」によると思います。ご本人はちょっと伏せておきたいらしいです。


 
 そんなこんなで、

 打ち合わせ段階で採点すると、「ジェットコースターおもろい大賞」原田局長、「ビジュアル資料大賞」柏原さん、「表現力大賞」林さん、そして「ビフォーが情けない大賞」脇谷さん、という感じです。


 「ビフォーが情けない」というのは何かというと、このたびの事例セミナーでは

「ビフォー」(承認に出会う前=業績向上が起こる前)がどんなだったかできるだけ具体的に話してください、その方が「アフター」の「夢物語みたいなこと、言うてもええんですか」の話をしたときにリアリティが持てるから、ということを各スピーカーさんにお願いしていたわけですが、

 そこで脇谷さんはこのたび初披露となる「ビフォー」のエピソードをいくつか持ってきてくださり、それがあきれるぐらい情けなかったのです(失礼)。

 「ビフォーが情けない中国工場」

これも、結構な「ききもの」です。


 
 林義記さんの帰り際、

「林さんと一緒に何かするの、楽しい」

ぽろっと出ました。これも、ほかのすべての方にも言えることなんですが。

 「承認」の世界の人ですし「責任」の世界の人ですしね。


 ひるがえって、あたしは「一緒に仕事して楽しい人」って思われてるだろうか。とも思いました。謎。


 

 10日朝は、出勤日だった経理のYさんからお電話が入り

「腹痛を起こしてましたが、今から出ます。遅れてすみません」

「え〜、大丈夫ですかお休みしてもいいですよ。あたしならさぼっちゃうかもしれませんよ」

「いえいえ」

 10分ほど遅れで出勤したYさんは午前中の短い時間でしたがてきぱきたくさんのお仕事をこなして帰っていかれました。このかたも「責任感の人」なのでした。


 7日の事例セミナーは、Yさんとその前任の経理担当者Uさんに受付に入っていただくことになりました。その依頼のためのお電話で久しぶりにUさんとお話できました。お金に困っているわけでもないのに「NPOで仕事したい」と来られ、目の病気で退職されるまではとても責任感高くてきぱきとお仕事してくださいました。



 この方々を愛してる。この気持ちをずっとわたしの中に留めておきたいな。




100年後に誇れる人材育成をしよう。
NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

 11月7日に行う「事例セミナー」(ブログ記事上の案内参照)のパネリストの1人、原田豊彦・篠山市商工会事務局長と発表内容の事前打ち合わせ。


 「夢物語みたいなこと、言うてもええんですか」のセミナータイトルの元になった言葉を発した同局長。


 既に発表原稿もつくられて、昨年秋に研修導入をされるまでの経緯、研修中の「どっひゃ〜」となるようなハプニングや研修中〜終了直後に起こった「夢物語みたいなこと、言うてもええんですか」のお話を、時にユーモアあり時に商工会組織としての理想とコダワリあり、と盛りだくさんに語っていただくことになりそうです。


 「『笑い』のないのはスピーチではない!」

が信条の同局長、たぶん、マジメ人間の多いパネリストの中ではもっとも会場を「沸かせる」ことでしょう。。(ご本人も本当はマジメな方なのですが)


 その前日、兵庫県商工会連合会の足立誠常務にお会いし原田局長ら篠山市商工会の面々が冒頭に登場する新著のゲラをお渡ししました。


 「君あれを見たか!あれはきちんと確認したのか!」

と、足立常務は興奮気味に話しかけてこられた、とのことでした。


****


 夜7時、新著『行動承認―組織の能力を最大化する『認める力』」は無事「校了」となりました。

 2度目の出版とはいえ今回は緊迫感あふれる最終段階でございました。もともと10日(金)校了の予定でいたところ6日(月)の午後に(株)パブラボの菊池社長からお電話がかかってきて

「正田さん、8日校了にできませんか」

とおっしゃる。広告の都合で10月末には本が書店に並んでいる状態にしたいのだそうです。

 それは本来11月7日の「事例セミナー」を抱える当協会もありがたいことなのですけどね。。。

 以来バッタンバッタンのゲラのやりとりとなり、外出は全部キャンセルできない種類のものでしたが出先からチャチャっと戻りPCの前に座ってひたすら校正を続けました。この間研修が入ってなかったのは幸いでした。


 担当編集者の白岩さんもほぼ『行動承認』にかかりきりで修正のメールやお電話に即対応してくださいました。

「図の矢印の向きがへんだ!」
「表のバージョンが古い!新しいカテゴリが入ってない!」

 ピリピリした状態でこういうことに2,3気づいたのは幸いでしたが本当に必要なことに全部気づくことができたのか、神のみぞ知るです。。

 わたし自身は気に入って読んだ本に誤字脱字があると結構「がっかり」してしまう人間なのです。


 この間1件だけとうとう予定をキャンセルしてしまいました。ごめんなさい。そして研修資料提出を遅らせている先様ごめんなさい。明日からちゃんと作ります(>_<)



 ともあれ前著があまり売れずに終わったため「あと10年は書けないのではないか」と思っていたテーマで書かせていただき、それも「僕、『承認』に惚れ込んでますから」とどストレートタイトルで世に問おうとしてくださる菊池社長、そしてパブラボ社のみなさま、本当にありがとうございます
・°°・(>_<)・°°・。



100年後に誇れる人材育成をしよう。
NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp


 
 

お世話になっている皆様


 おはようございます。
 企業内コーチ育成協会の正田です。

 台風18号は、神戸地域では主に強風という形で影響が出ました。台風接近のたびに土砂災害のことを考えてしまう今年です。皆様のもとでは大きな被害ありませんでしたか。

※このメールは、NPO法人企業内コーチ育成協会のスタッフ及び代表理事・正田が、過去にお名刺を交換させていただいた方・当協会のイベントやセミナーにご来場いただいた方にお送りしています。ご不要の方は、メール末尾にありますURLより解除ください。
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 本日の話題は:

■「行動承認」の本
 まさかのどストレートタイトルに決定!

■「それ、当事者はみんな知っていることですよ」
 NPO法人発達障害をもつ大人の会代表・広野ゆいさんにインタビューしました

■11月7日事例セミナー お申込み受付中!

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■「行動承認」の本
 まさかのどストレートタイトルに決定!

 現在、正田は「承認」についての2冊目の著書が校了まぢかです。
 
 ところで、「タイトルは何なん?」って思われませんでしたか。

 実は、正田はマーケティングセンスがないため、タイトルは出版社さんに一任してあったのです。

 本を「売る」というのは大変なことで、まったく知識のない人でも「何これ?」と手に取ってくださる必要があります。なので、『なぜ、あの人は○○なのか』といった、世間によくあるタイトルになる可能性大だなあ、どうかあんまり下世話な感じになりませんように、と「まな板のコイ」の心境でした。

 そうして先週の金曜夜、出版元の(株)パブラボの担当編集者、白岩さんからお電話がかかってきました。
 「今、タイトル案をメールで送りました」
 どれどれ、とメールを開けてみると…。

-------------------------

正田さま
(CC:菊池社長)

この度は、お世話になります。
大変お待たせしました。
表紙のタイトル案を決めました。

タイトル:行動承認
サブタイトル:組織の能力を最大化する「認める力」
帯:12年間「1位マネジャー」輩出
  現場から管理職まで使えて、業績が好転する新手法

社内で何度となく話し合いを行いましたが、
やはり「行動承認」を凌駕するタイトルは無く、
「行動承認」をもっともっと世に広めなくてはと、
改めて決意した次第です。

-------------------------

 なんと、何のヒネリもない、ストレートに「行動承認」という手法を訴求するタイトルになりました。

 このメルマガをご覧になっている皆様のうち、過去に当協会方式を受講されたことのある皆様。「行動承認」やってくださっていますか。

 お蔭様で、この手法の知名度が上がるみたいですよ。これからも誇りをもって実践してくださいね。

「われわれもこの手法を普及させたい。全国津々浦々まで」

 白岩さんからの力強いお言葉。電話を切ったあとまでリフレインしました。

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■「それ、当事者はみんな知っていることですよ」
 NPO法人発達障害をもつ大人の会代表・広野ゆいさんにインタビューしました

 昨6日、大阪にて、NPO法人発達障害をもつ大人の会(DDACの会)代表・広野ゆいさんにインタビューさせていただきました。

 広野さんは、発達障害をもつ人の当事者の会を開催して当事者の自己開示や自己成長の場をつくるかたわら、企業向けに啓蒙の講演をしたり、若者向けにキャリアコンサルタントの仕事をしておられます。同会の作成した冊子『発達凸凹活用マニュアル』(現在PART2まで発刊)は職場の現実を踏まえて非常によく考えられており、市販の本より実用に役立ちます。

 当事者側も当事者をつかうマネジャー側も両方経験し、非常に視野の広い広野さん。正田は「企業側」の視点で語ってお叱りを受けないか?と恐る恐るお邪魔しましたが、たくさんの共通認識を持てることがわかりました。

「働く人の大体10人に1人ぐらい(発達障害的な)特別の配慮が必要な人がいますね」
「ああ、多分そのくらいいると思います。今パワハラ、メンタルヘルスの問題もかなりの割合、発達障害(や発達凸凹)は関わっていると思います」

 正田がかねてから気になっていた「人格障害―主に自己愛―」と「発達障害」の関係について、「ああ、それは当事者はみんな知っていることですよ」と広野さんはあっさり。
「えっ、でもそんなこと自己愛の本にも発達障害の本にも載ってないじゃないですか…」
 去年から発達障害の本や雑誌50冊ぐらいは読んでいる正田も口あんぐり。

 最後は、「広野さんたちの考え方はもっと企業に浸透してすべての働く人やマネジャーに知っていただきたいですねえ」と感銘を受けたのでした。

 詳細は録音起こし、原稿確認以降近日中にブログに掲載させていただきます。どうぞお楽しみに!!

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■11月7日事例セミナー お申込み受付中!

 既にお伝えしましたように、今年11月7日(金)午後、当協会主催により「承認マネジメント事例セミナー」を開催させていただきます。

「夢物語みたいなこと、言うてもええんですか〜承認マネジメント事例セミナー」

 当協会の前身の団体の頃から通算で7回目の事例セミナーになります。
(前号で「6回目」とお伝えしたのは誤りでした。過去6回開催、今回は7回目です。申し訳ありません。お詫びして訂正いたします)

 先週からじわじわっとお申込みをいただけるようになりました。定員が限られておりますので、ご関心のある方はお早めにお申し込みください!

 今回は、高業績を実現した営業職・製造業・介護福祉・経営支援の分野の4人のマネジャーたちが直接語ってくれます。非常に細かい日常的なことの集積で業績を押し上げ、結果的には「12年間、1位マネジャー続出」につながってしまう手法。事例セミナーは本人たちから詳しい様子をきける貴重なチャンスです!!

 参加お申込みもこちらからしていただけます。
  ↓   ↓   ↓
http://www.shounintaishou.jp/h261107/
(ページの最下部のボタンをクリックするとお申込みページが開きます)

 
 なお今回の事例セミナーには、兵庫県経営者協会様・(公財)ひょうご産業活性化センター様・兵庫県商工会連合会様・ひょうご仕事と生活センター様・兵庫県社会福祉法人経営者協議会様のご後援をいただきました。地域の諸団体様のあたたかいお見守りに感謝いたします。


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◆ブログ「コーチ・正田の愛するこの世界」人気記事ランキング



1.発達障害者は注意するのが好き?『大人の発達障害ってそういうことだったのか』
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51884228.html

2.神戸は住みやすいのか住みにくいのか?よのなかカフェ「内から見た神戸、外から見た神戸」開催しました
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3.恐怖!イノシシに襲われましたの記
http://c-c-a.blog.jp/archives/51874063.html 

4.ANA河本宏子氏インタビュー(1)CAは約6000人の巨大組織
http://c-c-a.blog.jp/archives/51820117.html 
 
5.「行動承認」の本 まさかのタイトル決定。。
http://c-c-a.blog.jp/archives/51899158.html 




※このメールは、NPO法人企業内コーチ育成協会のスタッフ及び代表理事・正田が、過去にお名刺を交換させていただいた方・当協会のイベントやセミナーにご来場いただいた方にお送りしています。

解除される場合は、下記の解除フォームから受信していただいたメールアドレス入力して下さい。
メールアドレスを入力していただいた後、解除専用の確認メールをお送りさせていただきますので
解除専用のURLをクリックして下さい。
いたずら防止のため解除の確認メールをお送りさせていただいておりますのでご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

http://mag1.hyper-mail.jp/md/publish/quit.asp?mid=848



※このメールは転送歓迎です。
もしこのメールを新たに購読ご希望のかたがいらっしゃいましたら、
info@c-c-a.jp まで、「メールニュース希望と書いて
お申込みください。



ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
皆様にとって素晴らしい日でありますよう。


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100年後に誇れる人材育成をしよう。
特定非営利活動法人企業内コーチ育成協会
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代表理事 正田 佐与
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ブログ「コーチ・正田の 愛するこの世界」
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日本人の勇気と自信は、ここから生まれる
「第3回承認大賞」
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「企業内コーチ育成のすすめ」
(株)帝国データバンク社『帝国ニュース兵庫県版』
2008年〜2012年 長期連載このほど完結
http://blog.livedoor.jp/officesherpa-column/

兵庫県中小企業団体中央会発行月刊「O!」連載コラム
「誌上コーチングセミナー」
http://c-c-a.blog.jp/archives/cat_50054961.html


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 また夜7時半ごろ、(株)パブラボの白岩さんからお電話がかかってきました。

「今、タイトル案をメールで送りました」

 どれどれと開けてみると・・・、


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正田さま
(CC:菊池社長)

この度は、お世話になります。
大変お待たせしました。
表紙のタイトル案を決めました。

タイトル:行動承認
サブタイトル:組織の能力を最大化する「認める力」
帯:12年間「1位マネジャー」輩出
  現場から管理職まで使えて、業績が好転する新手法

社内で何度となく話し合いを行いましたが、
やはり「行動承認」を凌駕するタイトルは無く、
「行動承認」をもっともっと世に広めなくてはと、
改めて決意した次第です。

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 え〜〜。

 なんですかこれ。何もヒネリないじゃないですか。

 と可愛げのないツッコミを心の中で入れながら嬉しさを抑えられませんでした。

「もっと、『なぜ○○なのか』みたいな案もあったんですがねえ。
やっぱり社内で話し合って、これだろうと。
『行動承認』をわれわれも普及させたい、と。津々浦々まで。
日本で生まれたもので日本人に一番あったものですしね」

と白岩さん。


「ありがとうございます。
会員や受講生たちもきっと喜びます。
『行動承認』に誇りをもって実践してくれてますから」

「はい、ぜひこれからも誇りをもって実践してください」

 
 承認カルト教団、ちょっとカルトじゃなくなったかも(*^_^*)




 全くの新ジャンルを開拓するタイトルを打ち出すのは出版社さん冒険なのだろうと思います。

 そのご期待にお応えせねば といってももう全部書いてるけど。

 というわけで、みなさまタイトルは『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』になりました。まさかの、です。

しばらく放心状態になったあとやっとブログアップできたわたしです(>_<)



100年後に誇れる人材育成をしよう。
NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp

 6月と7月に研修をさせていただいた、障碍者支援の社会福祉法人宝塚さざんか福祉会めふプラザ所長の溝田康英さんと久しぶりにお話しました。

 溝田さんは、ご自身が社協青年協さんのセミナーで学ばれ実践して手ごたえを感じた後「承認研修」の法人への導入を決めた人で、ラインマネジャーなので一緒にお仕事はしやすかった(でも先方が忙しくてつかまえるのが大変だったけど)

 ラインマネジャーとはまったく資質の異なる人が研修担当者、という現象に10数年も悩み続けているわたしには今年のオアシス的存在でした。


 新著にさざんか福祉会の受講生さんお2人の宿題を掲載させていただくことや、溝田さんご自身にも実名で登場していただくことのご挨拶を兼ねて、


「その後どうですか?」

「ああ、その後も正田さんのブログは毎日見てますよ。
そうですね、うまくいかないことも色々ありますけど、やっぱり『行動承認』は役に立ってますね。ほめないでいいんで、メールなんかで『この仕事時間かかったよね、ありがとう』みたいに行動を言ってあげると先方も疲れが軽減されるというか」


 とっさの会話でしたがそういうお返事でした。いかにもラインマネジャーらしい、CやAの硬質な感じの人柄の溝田さんであります(←ブログに掲載できないが結構イケメン)

 以前にも書きましたがめふプラザは溝田さんのもと、「ものづくり」に重点を置き活発に新製品開発を行って販路を開拓している、独特の繁栄ぶりをみせる施設です。


****


 女性のお友達とお食事。

 話題は色々あったのですが「女性活躍推進」も話題になり、

「正田さんが女性のパワーアップの研修を断っちゃった、っていう話があったでしょ。私『あ、これこれ』って思ったんですよ」

と友人。

 えへへそんなことも読んでくださってたんだなあ。

「女性自身をいくら意識改革しても、周囲の意識によって道が狭められちゃう。選択肢がわずかしかなくなっちゃう。その結果優秀な人が日の目を見ないんですよね。私も組織の中で数少ない女性管理職の一人ですけど、今後は後輩に少しでも伝えなくちゃって思って」

「そうですよね。女性自身の問題にできない。女性は周囲の期待を敏感に感じるし、『可愛い女の子』しか期待されてないって思ったら自然と可愛い女の子しかやれなくなっちゃう」

「そうそう」

 ああ良かった、迷いがなかったわけではないけれどあれで良かったんだろうなあ。


 また、わたしがこれまでも散々経験している、

「非常に資質の低い弱い男性が、自分より下の存在を作ろうとして女性を差別する。その現象は優秀なほうの男性にはぴんと来ない。でも結果的に女性が機会を奪われる状況が作り出される」

ということも、彼女も経験済みらしく同意していただけました。


 優秀なほうの男性たちにはこの現象はわからない。でも女性を50年もやっていると散々そういう現象にさらされる。信じられないほど資質の低い男性たちが、女性を自分より「下」に置こうとする。現在でも。

 そういう現象が「ある」という認識に立たないと、女性活躍推進なんてやっぱり絵に描いたモチなのだ。

「私だったらどうするか。多分その資質の低い人のことはもう相手にしないで、ちゃんとお話の通じるほうの人に誠心誠意お話すると思います。ただ正田さんの場合は、その資質の低い人がお仕事の唯一の窓口、という場合が多いでしょうから、もっと難しいでしょうね」

と友人。


考えようによってはわたしは女に生まれたからこそこうした現象をつぶさに見ることができた。もし優秀な方の、性差別をしない男性に生まれていたとしたらわからなかったこと。
ただけっして前向きに考えられる話ではなく、こうした「非優秀」な人々に差別されたことでわたしが蒙った経済的被害は計り知れない。半ば自分の人生を捨てているからやり続けられること。


 また、このところ考えていることで「PDCA」と「前例踏襲」ということについても。

 
 前例踏襲はダメ、とよく言われるが、前任者のやり方がその人なりのPDCAによって出来上がっていることも多い。それを「自分独自のやり方」に固執して変えると改悪になってしまうことがある。

 このブログにもよく出てくる議論で、「選択理論コーチング」だと
「人は自分で思いついたことをやるのが一番モチベーションが上がる」
と教え、刷り込むので、「自分のアイデア」「自分の独自性」に固執する人を作ってしまいやすい。それはとりわけナルシシズム傾向のある人にとって魅力的な教えのようだ。それは結局、組織内のOJTが存在しない、組織にノウハウが蓄積されない状態を作ってしまうことにつながる。それは要は仕事できない、無駄の多い組織だったりする。
だからイヤなんだよね、
「ああ、コーチングですね」
とか
「コーチングなら前、やつたことありますよ」
とかいうわかってるつもりの人と話すのが。

 彼女の組織でも「前例踏襲はダメ」とよく言われるが決して外で思われているような新しいものを無批判に奨励するような考え方ではない、と彼女。


「そういうわたしも不遜な仕事をしてるんですけどね。自分オリジナルのプログラムなんていうのを作って売って。ただ、必死でPDCAをしていると、例えば武術の『型で教える、型で学ぶ』という昔ながらのことに意味があることがわかってくる。それは自分でPDCAをするから腹落ちする面があって。あ、何言ってるんでしょうね」


 過日某所で質疑に答えて言った、

「PDCAの要諦は何か。『自分は失敗した』と痛みを込めて認めることだと思う」

というのも今でも真実だと思っている。ただ、過ちを認める痛みに耐えられないナルシシストには恐らくそれは馬の耳に念仏だったろう。




 「承認」実践者のマネジャーたちは、自然とそのへんの学者よりも組織論の専門家になるところがある。現象を虚心に観、帰納する能力が発達する。と思う。だから話していて楽しい。共通の土台に立って話ができる。

 だからといってわたし自身が間口が狭かったらいけないんですが。


 聡明な彼女に愚痴をたっぷり聴いてもらってかなり疲れがとれました。

 せっかくのお食事を愚痴オンパレードで、ごめんなさい。



100年後に誇れる人材育成をしよう。
NPO法人企業内コーチ育成協会

 新著の出版元パブラボの担当編集者、白岩さんから夜遅くお電話がかかってきて、

「篠山市商工会のエピソードを冒頭に持ってきましょう」

と言われます。

「非常に緊迫感のある筆致で書いてくださり、このエピソードは一番力があります」

えへへほめられちゃった^o^
(あっ、ほかのエピソードもわたし自身はみんな愛着あるんですよ。「手持ちカメラ動画風」を意識して書いたのもありますよどれでしょうさがしてみてね。)

 ドラマでいうと主題歌の前のエピソードというイメージでしょうか。エピソード⇒目次⇒「はじめに」⇒「第一章」という順序になります。さっそく、順序を入れ替えた原稿を送ってきてくださいました。

 
 予感はあったけれど本当になってしまった。「篠山弁炸裂」のエピソードではじまる本になってしまった。


 「今から山場です。頑張りましょう」

と白岩さん。


 本のタイトルまだ決まりません…。


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 古くて新しい問題に悩まされています。

 「承認研修」は本物の変化をつくりだしてしまう研修です。そしてそのタイプの研修がこれまでなかったですから、そういうものを見慣れない人がいます。

 あんなに「12年間1位」って口すっぱく言ってるのにね。ぴんと来ないんです。心の備えがないんです。

 
 わたしの受講生のラインマネジャーは、よい方への変化は歓迎する人たちです。

 あと、「12年1位」というのは、受講生さんとその職場を本気で愛してあげることで成り立つ現象です。でも感謝してもらえないんだよね。

 「これ現場が喜んでますねえ!」
って、喜び合える人と仕事したいなあ。せっかく手間ひまかけたのに。


 11月にロスジェネ君と仕事するのを楽しみにしようっと。



100年後に誇れる人材育成をしよう。
NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp


 

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