正田佐与の 愛するこの世界

神戸の1位マネジャー育成の研修講師・正田佐与が、「承認と職場」、「よのなかカフェ」などの日常を通じて日本人と仕事の幸福な関係を語ります。現役リーダーたちが「このブログを読んでいればマネジメントがわかる」と絶賛。 現在、心ならずも「アドラー心理学批判」と「『「学力」の経済学』批判」でアクセス急増中。コメントは承認制です

2015年04月


 障害者福祉の社会福祉法人さざんか福祉会宝塚めふプラザ所長の溝田康英さんにお話を伺いました。

 さざんか福祉会様は、これも拙著『行動承認』に登場されるところ。昨年6-7月と2回にわたり「承認研修」を取り入れてくださいました。


 10以上の事業所を擁し全体では200人ほどの職員。中でも溝田さんが所長を務める「宝塚めふプラザ」さんは進取の気性に富むという言葉がふさわしく、織物の小物やガラス器など多様な製品を開発して販売し、ものづくりスピリットに溢れています。


「あれからもみんな一丸となって頑張っていますよ。
今度、百貨店に出店できることになったので大忙しです。見本市のようなところに出したら企業さんが百貨店さんとつないでくれまして。」

と溝田さん。

 1週間ほど百貨店の一角を借りて出品できるのですがそのために今製品や価格の見直しに追われ、職員さん方は5月の連休がない状況だとか。

 勢いのあるめふプラザさんです。


 法人全体の状況を伺うと、昨年度での離職者は前年度の3分の1以下と激減だったそう。詳しい数字は控えます。(注:元々そんなに高い方の数字ではない)
 やっぱり「目が届く」ようになるからでしょうか…いや、勝手な憶測です。

「研修担当者同士で、『正田先生の研修は後々すごく役に立っている』と意見が一致しています。『承認』はOJTにも使えますからね。昔風の『こうやるんだよ!』という指導では今は通じない。『そこ出来てるやん』と認めてやりながら。」


問題はないわけではない、
 それでも「離職者(前年比)激減」は嬉しかったニュースでした。


 
 溝田さん、お忙しい中、いいお話をありがとうございました!
(^_^)
 百貨店出店の大成功をお祈りしております。



100年後に誇れる教育事業をしよう。
一般財団法人承認マネジメント協会
http://abma.or.jp

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 おはようございます。
 一般財団法人承認マネジメント協会の正田です。
 

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 本日の話題は:

■「幸せな職場」は身体が動いて生産性が高い?―ウエアラブルによる研究から
■「ラジオ体操」がさらに進展―有光毬子さんより

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■「幸せな職場」は身体が動いて生産性が高い?―ウエアラブルによる研究から

「身体運動、幸福感、生産性という深い結びつきがはっきりした」
 こんな言葉がきかれました。まったく異分野から。
 4月20日付日経新聞朝刊、「経営の視点―あなたの職場はハッピー?ウエアラブルが問う生産性」という記事。
 ここでは、
「幸福な人は仕事ができ、創造的」という心理学の知見に基づき、「従業員がどのくらいハッピーか」を定量的に測る方法があれば、生産性の高い職場づくりに役立つのではないかと考えた、日立製作所の研究を紹介しています。
 働く人たちに名札状のウエアラブル端末を身につけてもらい、加速度センサーで身体運動のデータをきめ細かく収集。それに同じ人たちの感情状態を答えてもらった情報をつき合わせると、「ハッピーと感じている人は身体運動が活発」ということがわかったそうです。

 ウエアラブル端末を働く人全員が身に着けるということも昨今の開発スピードから考えれば近い将来起こり得るのかもしれません。

 それはそれとして、「ハッピーな状態であれば生産性が高い」だれもが直感的には理解できるがこれまであまりまともに議論されなかったことが取り上げられるようになるのは、興味深いことですね。
 上の記事では、何が「幸福感」に寄与するのかについて・エアコンの温度・机のレイアウト・管理職の席の位置・組織の統廃合―などと例示しています。
 もちろん、過去12年にわたり教育研修による業績向上をみてきた当協会のお勧めは―。

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■「ラジオ体操」がさらに進展―有光毬子さんより

 拙著『行動承認―組織の能力を最大化する「認める力」』(パブラボ)に登場される、有光毬子さん(コープこうべ顧問)に、久しぶりに近況をうかがいました。
 有光さんは2013年秋に「承認」に出会ってから、自宅近くのラジオ体操の集まりを「承認」の考え方を取り入れて活性化された方。
 無言で身体を動かしていた集まりがみるみる100人の規模になり、会話が活発になって「コミュニティ」になり…、その年の暮れ最終日には熱いコーヒーをみんなで飲んで「お疲れさん会」。年明けにはバレンタインデーやホワイトデーにそれぞれプレゼントを贈りあうようになりました。
 そんな「劇的」なビフォーアフターを拙著にも書かせていただいた、その後。
 1年半後の今はまたさらに進展があり、「お誕生日をお祝いするようになったんですよ」と有光さん。

 詳しくは、こちらの記事をご覧ください:
 http://c-c-a.blog.jp/archives/51912717.html

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 コープこうべ顧問の有光毬子さん(70)に久しぶりにお話を伺いました。


 有光さんは、拙著『行動承認』にも登場されている、神戸の働く女性の元祖のような方。コープこうべで一女性社員から結婚子育てのかたわら奮闘のすえ常務理事にまでなりました。

 昨年2月に、全5回にわたってそのドラマチックな人生をこのブログで披露していただきました:

 そのシリーズ1回目はこちらから

 第一回「有光毬子さん物語―上司の言葉でライフプランを持てた私」

 http://c-c-a.blog.jp/archives/51881408.html


 上記の記事の5回目にもありますが、有光さんは現在は「地域活動」に力を入れ、「承認」に出会われて地域のラジオ体操の場を活性化。口も利かず時間になったら集まって体を動かすだけだった集団が、「承認」の考え方を取り入れた表彰やスピーチを繰り返す中、100名を超える規模になりお互いの会話も密になったといいます。

 「承認」をお伝えしていても「地域活動」に徹底して活かしていただいた事例は初めてのことでした。著書の時点ではバレンタインデーやホワイトデーのプレゼントを男性会員、女性会員の間でし合うようになった、というところまで伺っていました。
 なんと、華やいだおとしより同士の風景であることでしょう。


 最近のそのラジオ体操の風景は―。
 また、発展されていました。


「お誕生日をお祝いするようになったんですよ」

と有光さん。

「だれかのお誕生日の日には『お誕生日おめでとう』の横断幕を掲げます。そこに「○○さん」「××さん」のお名前をつけます。

 100名の会員で3日に一度の頻度でしょうか、3人くらい重なるときもあります。

 会員さんは、『この歳になると家族もだれもお誕生日のお祝いなんかしてくれない。嬉しい』と涙を流す方もおられますね。

 引き続き会員で顔見知りになった人同士、お話が弾んでいますよ。顔の表情が全然違うんです。


 私はね正田さん、あなたの研修で学んだ『人に関心を持つこと』、本当にあれがきっかけでした。今でもその通りだなと思います。」


 ―しみじみ嬉しいお言葉でした。

 「12年1位」などと企業の業績が上がりますよ、というのを提示してインセンティブに、と思ってずっとやってきたんですけれども(それ自体は嘘いつわりではない)本当はわたしのやりたいのはそこではない、ということにも薄々気がついていました。

 いかに多くの人が「自分という存在のかけがえのなさ」を感じて生きていただけるか。

 それは従来意識してやってきた「若者」「女性」や「障害をもった人」もそうですしこのたびは地域のおとしより、にもフロンティア精神溢れる有光さんが広げていただきました。

 「ラジオ体操」は毎日のことなので、おとしよりを集めた月1回の昼食会、懇話会といった活動よりもさらにダイレクトにみなさんの生活に関わることでしょう。それこそ、身体の健康にも精神の健康にも、お互いの関わりやそのほかの活動にも。


 神戸市にこうしたラジオ体操の集まりは60ほどあるそうですが有光さんのような取り組みはまだ他にありません。
 
 
 有光さんは今春でコープこうべ顧問や経営者協会の副会長など多くの要職を退任されるそうです。
 「次のステージの人生」に思いを巡らしていらっしゃることでしょう。


 有光さん、素晴らしいお取組を、またお話を本当にありがとうございました!



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 こんにちは。
 一般財団法人承認マネジメント協会の正田です。
 年度明けのご多忙もやや落ち着かれたという方、いやまだまだ続いているという方、これを読まれているあなたはどちらでしょう。

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 本日の話題は:

■桜は見納めですが―「現場から声が上がるようになった」食品工場にて

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■桜は見納めですが―「現場から声が上がるようになった」食品工場にて

 今週は、2月下旬、県北の商工会様主催「承認マネジメントセミナー」で学んでいただいたものづくりのマネジャーさんにその後のご様子を伺いました。
 従業員100人ほどの食品工場、その中で30-40人を束ねる製造課主任の方です。
 現場は、女性作業者の方多数。

「あの研修以来、自分の周囲のサブリーダーにも『認めることが大事だ』とお話を共有して実施しています。
声が上がるようになりましたね、作業者から」

と、男性の主任さん。

「抑えつけられていない、期待されている、と感じるのでしょうね。
 具体的には、『これはこうしたほうがいいんじゃないですか(提案)』『これはどうしたらいいんですか(質問)』と言ってくるようになりました」
 
「すばらしい!いいお話をありがとうございます」と私。
 研修後約40日の時点です。

 読者の方の中には、「なんだそんなこと」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 ところが、近年ものづくりの現場からこの延長上で、「えっ」と思うようなお知らせをいただくようになっています。

「3か月やり続けていたら社内の改善小集団活動で優秀賞をとりました」
「約半年で現場が見事に変わり、見学に来たお客様から『発注しよう』と言っていただけるようになりました」
「研修以来2年間で1件もお客様のもとに不良を出していません(それまでは不良続出でした)」

 誇大広告ではないのです。

 それくらい、ものを作る現場の人たちの仕事の能力や意識に「認められること」は大きく作用するのですね。こうしたご報告に触れるたび実感することです。

 もちろん、研修というものは受講された方の「実際にやる、やらない」に依存します。
 当方からは受講生様が気持ちよく「よし、やろう」と思っていただけるよう一心に願ってお伝えするのみ。

 県北の桜は今からが見ごろでしょうか―。
 わたくしはあまり成長がないですが、今年も引き続き「花さか爺さん」ならぬ「花さかおばさん」をしてまいりたく思います。

 読者のみなさま、「女のくせに、生意気だ」とお感じになられるかもしれませんが、何卒本年度もよろしくお願いいたします。


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