「ダークトライアド」という概念に出会って考え込んでいます。

 「ダークトライアド」とは人の邪悪な性質を表す3つのパーソナリティー。ナルシシズム、マキャベリズム、サイコパシーを総称して言います。

 このブログでは過去にナルシシズムに凝っていたりサディズムについても少し調べたりしました。
 「承認」という、明らかに善人の武器であるものを掲げて売るなかで、否応なしにそれにはまりきらない人格の人びとにも出会いました。

 「悪」が少しずつ現代心理学の力で明らかになっていきます。研究によればこうした邪悪な性質の持ち主は前世紀後半から今世紀初めにかけて少しずつ増えているそうです。若い人たちに増え、とりわけ女性の伸び率が高いそうです。
 (でも、犯罪発生率は減っているんですけどね。)
 「悪」は否応なくあります。またわたしたちの中にも「悪」を賛美し、魅力的だと感じる感性がたしかにあります。
 
 わたし自身は正直、「悪」については苦手意識をもっていました。できればお近づきになりたくないほうです。
ですが今は、「悪の性質」についてもっと知りたいと願います。
「悪」について理解することは、ひょっとしたら究極の「赦し」につながるのかも?と思いました。もちろん自分自身の欲得も希望も度外視することができれば、ですけれど。

 「ダークトライアド」については和文Wiki はいささか情報不足なので、英文Wikiを全訳してみました。(「続き」参照)
 元の記事が印刷して本文だけで10Pになる長文ですので、訳文も長文になります。誤訳等ありましたらご指摘いただければ嬉しく思います。
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