神戸セミナー、月曜コースの最終日。

参加者の「価値観」を探るワークをしたあと、

最終回なので正田からちょっとしんみりお話をしました。


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「私の価値観の中で『自然』はとても大きなものです。

そして、この連続講座のプログラムにも、『自然』をコンセプトとして盛り込んでいます」


「コーチングにもいろんな分野がありますが、私はある時期から、企業内コーチ育成という分野に特化するようになりました。

人間という存在を考えたとき、太古のむかしから集団をつくり、狩猟や農耕をチーム作業で行って、効率よくたべものを獲得してきました。

そのことを、高度に複雑にしたものが、現代の企業活動であると私は思っています。だから、みなさんがいま企業に属されていることは、決して自然に反することではないのです。

また、チームがあればそこには当然リーダーがいたわけで、ある年齢になって人格的に成熟した人がリーダーの役割を担うのは、なにも不自然なことではないのです。

私はそこに役立つために、コーチングを使いたいと思いました」


「この連続講座でお伝えしてきた内容もまた、『自然』を意識しています。コーチングがリーダーのみなさんのお仕事の中で無理なく自然に遂行できるように、と願い、『心理学』や『コミュニケーション』にあえて深入りしすぎない内容を心がけています」


「もうひとつ、この講座は『スプリンター』ではなく、『MF(ミッドフィルダー)』をつくるための講座だということです。

スプリンターの能力があっても、ある時期から『自分はチームの力を最大化するため、他人のための存在―MF―に徹してもいいんだ』という境地になられるかたがいます。
そういう志をもった人に役立つように、という狙いで講座をつくっています。


中には、この講座に参加するなかで、『自分はやっぱりスプリンターがやりたいんだ』ということに改めて気づかれたかたもいるでしょう。そういうかたにとっては、この講座の内容は物足りないかもしれません」


受講生さんがたは、深くうなずいてきいてくださいました。

そのひとり、メルマガに記事を寄稿してくださった女性マネージャーのJさんは、

「私はこの講座は6回とも全部出ることに意義があると思っていました。1回でも抜けたら、そこは空白になってしまうのです」

と、言ってくださいました。

職場に最初の1回からクライアントをつくり、また職場内で勉強会も主催し、それを受講したマネージャーが、部下から「言葉や表情が柔らかくなった」と言われるようになったと、早くも大きな成果を出しているJさんです。

これから、Jさんの職場でもはっきり「数値的成果」が出てくることでしょう。

上司の言葉や表情が柔らかくなった、一見なんでもないことが、数字を動かしてしまうのが職場というところなのです。

また、男性マネージャーのYさんは、
「講座の内容全てが役立った。あえて1つ挙げるとすれば承認」
と、アンケートに書いてくださいました。

関係が悪化していた部下に、めげずに「承認」をトライし続けたYさんです。おかげで、今は日常会話は80%がたできるようになり、あとは仕事上の会話をスムーズにできるようになりたい、と言っています。

「イベント好き、遊び好き」という価値観をもっていることがわかり、これから職場でスキルアップのコンテストなどをやってみる、と約束してくれました。

どうなっていくか、楽しみな卒業式でした。

きっとまた、「その後どうなったか」を、話していただける機会があることでしょう。




ストレッチマットというものを通販で買いました。N社製。A社さんごめんなさい。

「あ〜、おれ腹筋がなくなってる。前は腹筋何十回でもできたのに」

わが家のリビングで、にわかに「腹筋」が流行っています。正田もくびれるかな。




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2005年9月20日までの日記はこちらです
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