コーチ・正田の若き日のチベットへの思い入れをつづっております。

「広東籍の中国人」の身分証をもち、解放軍の緑の帽子と外套という怪しげないでたちの24歳の正田。

ラサの空港に降り立つと、案の定本物の公安に

「是日本人吧(日本人だろ)」

とよびとめられましたが、

「是中国人」

ともごもご言いながら、とっとと歩いて市街地へ向かうバスに乗り込みました。


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そこまでは、追ってきませんでした。

そして市街地に着き、繁華街の宿に落ち着くと・・

なんだ、いるじゃん日本人。そのほかの外国人も。

ラサには、四川省成都からの空路以外に、青海省西寧からバスでという入りかたがあります。そのバスは、なぜかノーチェックだったそうであります。

苦労してうそついて飛行機にのるんじゃなかった。ぷんぷん。

ともあれお蔭で、ラサに着いてからは無理して現地人のふりをし続ける必要はなく、日本人丸出しで話したり、買い物したりすることができました。

さて、ラサ入りしてから丸2日ほど、「空白の時間」になります。

情けないことに正田はきつい高山病を起こして、頭痛と吐き気にたえられず、宿で寝たきりになってしまったのでした。

ラサの標高3,600m。正田は小学校1年で富士山に登山したのがじまんでしたが、ゆっくり自分の足で登っていくのと飛行機でいきなりぴゅっと飛んでしまうのとは、勝手がちがったようです。

寝ていると、宿のおばちゃんがそれを見て「高山病にはこれがいいよ」と、クルミを2個、持ってきてくれました。漢民族の宿では考えられない親切です。

チベットの人の親切。外国からの旅行者は、漢民族の町を放浪したすえにチベットでこの親切に出会うと、かならずとりこになってしまいます。

人のかもしだす雰囲気のこの違いは、無宗教の漢民族と、チベット仏教と「輪廻転生」を信じるチベット民族の違いだと言われています。

現世で人に優しくすればするほど、来世でよいものに生まれ変われると、チベット人は信じています。

だから人に優しくできるとストレートにつなげていえるのかどうかはわかりません。信仰が文化になり、人々の生まれて以来のしつけとか人と人との接し方をつうじて、一定のコミュニケーションスタイルとして定着できるのでしょうか。

いえるのは、チベットの人たちは漢民族との比較のうえで全般に顔つきが優しく、言葉づかいも穏やかです。

正田は、人の顔を見ると、すぐ「どのぐらいの『共感能力』のある人か」を見てしまうほうです。

たぶん、人一倍神経質で「こわがり」なので、共感能力のある、なしを、自分がこわがらないでいい人かどうかの基準にしているのでしょう。

それでいうと、チベットの人々は平均的に、正田がこわがらなくていい種類の人たちでした。

ラサに着いて3日目の夕方、やっと起き上がれるようになり、街にぶらぶら出かけました。


「オンリーワン批判」をこのところあちこちできくようになりました。
養老孟司さんもTVでそう言っていたらしいし(ダーリン談)
最近読んだ本「話せぬ若手と話を聞けない上司」でも、
「世界に1つの花」の歌詞の引用までして、批判を展開しています。

正田てきには、歓迎。
「オンリーワン」にちかいことを言ってるコーチングの研修機関とも距離を置いてるし。



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