心理学関係の本を2冊。
「人と接するのがつらい―人間関係の自我心理学」
「傷つくのがこわい」
いずれも文春新書、根本橘夫。
題名をみただけでエネルギーが落ちそうな本ですが、このところ必要だなと思った知識がつまっています。
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「人と接するのがつらい―人間関係の自我心理学」
「傷つくのがこわい」
いずれも文春新書、根本橘夫。
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「経営者・管理者のためのコーチング講座(神戸セミナー)」6ヶ月コースに来ていた60代、70代の中小企業経営者さん。
コーチングで学ぶこと、学ぶことに口ごたえして、
「自分の人生経験から言って、こうだ」
と話していることが、この「傷つくのがこわい」若い人の言い分とそっくり。
「傷つくのがこわい」
があると、
「人の話をきく」
とりわけ、経営者やマネージャーとして社内の人の話をきくことができません。
いかめしい顔で、いっぱし人徳のある人ふうの顔をした経営者さんに、意外にこれがあります。ほかのいろんな言葉で飾ってはいるけど。
そして、社内には何が起こっているかというと、仕事のボトルネックや、うつや、
被害者的な幹部たち、後継者が育っていない、etc..
このタイプの人があまりに多く集まると、コーチング講座は運営しづらくなります。
正田の講座は、これまで
「人生は自己責任」
という覚悟ができている人たちが来ていました。
完全に無名だった正田を信頼して講座に来てくれた人たちは、
もともとそういう人たちだったと思います。
思い返すと、比較的家庭基盤もしっかりしていて、
人生の中の「こころの危機」を自力で、あるいは周囲のサポートシステムを活用して乗り越えてきたような人たちが、
正田を信頼して受講してくださっていたのでした。
こういう層の人たちは、コーチング講座で教わることにたいして
いちいち文句をいうこともなく、
当然のように学んだそばから活用して成果を出していました。
ところが、今春からマーケティングの方法を変え、FAXDMをつかったり、
紹介で受講生さんがくるようになると、
「自己責任」の感覚のない「ひよわ」な人々が多くまざるようになりました。
いわば、より地域の母集団にちかい人たちになったわけであります。
そうすると、これまでのように
「学んだそばから使う」
人がむしろ少数派になり、
「できなぁい」
「きけなぁい」「質問できなぁい」「承認できなぁい」
「できない自分のほうが普通なんだぁ」
「しょうださんにしかられたぁ」
カウンセリング的な要求が強くなってきます。
この地域の母集団=つまり、平均的な経営者・マネージャー=は、そもそもカウンセリング的なのです。
正田の講座全18時間という構成は、あくまで健康な心の持ち主ならこの時間数でひととおりできるようになる、というものなので、カウンセリング的な人々に対しては対応できません。
これまでどおり、健康な心の持ち主で学ぶ能力の高い層に対しては「さくさく」研修をすすめたい一方、そうでない人々にはより時間をかける工夫が要るなあ。
と、先日の東川先生とのお話の中でも学びました。
「まず、カウンセリングをやらないといけない」
と、東川先生もおっしゃっておられました。残念ながら大多数の人はそうなのだ。
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http://blog.drecom.jp/taikenmanagement
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「経営者・管理者のためのコーチング講座(神戸セミナー)」第5期 受講生募集中!修了生には、「CLS認定企業内コーチ」の受験資格が与えられます。詳細とお申し込みはこちらから
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があると、
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とりわけ、経営者やマネージャーとして社内の人の話をきくことができません。
いかめしい顔で、いっぱし人徳のある人ふうの顔をした経営者さんに、意外にこれがあります。ほかのいろんな言葉で飾ってはいるけど。
そして、社内には何が起こっているかというと、仕事のボトルネックや、うつや、
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このタイプの人があまりに多く集まると、コーチング講座は運営しづらくなります。
正田の講座は、これまで
「人生は自己責任」
という覚悟ができている人たちが来ていました。
完全に無名だった正田を信頼して講座に来てくれた人たちは、
もともとそういう人たちだったと思います。
思い返すと、比較的家庭基盤もしっかりしていて、
人生の中の「こころの危機」を自力で、あるいは周囲のサポートシステムを活用して乗り越えてきたような人たちが、
正田を信頼して受講してくださっていたのでした。
こういう層の人たちは、コーチング講座で教わることにたいして
いちいち文句をいうこともなく、
当然のように学んだそばから活用して成果を出していました。
ところが、今春からマーケティングの方法を変え、FAXDMをつかったり、
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「自己責任」の感覚のない「ひよわ」な人々が多くまざるようになりました。
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そうすると、これまでのように
「学んだそばから使う」
人がむしろ少数派になり、
「できなぁい」
「きけなぁい」「質問できなぁい」「承認できなぁい」
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カウンセリング的な要求が強くなってきます。
この地域の母集団=つまり、平均的な経営者・マネージャー=は、そもそもカウンセリング的なのです。
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これまでどおり、健康な心の持ち主で学ぶ能力の高い層に対しては「さくさく」研修をすすめたい一方、そうでない人々にはより時間をかける工夫が要るなあ。
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と、東川先生もおっしゃっておられました。残念ながら大多数の人はそうなのだ。
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