なんか、周回遅れの話題ですが。


正田は、「尻馬に乗る」というのがイヤなのだと思う。へそまがりだから。だから、あえて今頃いう。

去年の今頃だと、ヒルズ族とかITベンチャーとか投資会社とかは、時代の寵児だった。

そんなとき
「コーチングっていいよ」
「業績良くなるよ」
とか言っても、あんまり説得力なかった。
ものづくり企業の多い盛和塾の塾生さんがたも、会合に来るたびに、

「ITベンチャーが何百億もうけて上場したなんて話をきくと、ばからしくなりますなあ」

などと言っていたから、同情していた。社員に対してどう説得したもんやら、みたいな感じだろう。


去年10月の「COACHING KANSAI 2005」では、わがCLSのプロモビデオのようなものをつくって会場で流した。


その冒頭で、こんなテロップを流している。

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大リストラ時代
転職・独立がブームになりました
「ベンチャーの社長になって一攫千金」
という夢も
巷にあふれています
(このへんでホリエモンとか三木谷さんとかの顔をさっと流す)

「自分の職場に足を踏みしめて
良くしていきたい」
という志のある人のために
借り物の夢でない、
現実(職場)と誠実に向き合う人たちのために・・
私たちは誕生しました

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うーん、なかなかはずかしい(^^;

ようするに言いたいのは、

「浮き足だたないで、地に足つけて生きていこう」
っていうことなんだけど
(ベンチャー研究会の世話人の言葉とも思えない)


その当時の世相を考えると、
いかにも負け犬の遠吠えって感じがする。



ホリエモンが逮捕されたのは、その3ヶ月後の1月23日。


その後村上さんも逮捕されたし、

ヒルズ族同士で情報交換するのはわるいことだ、という話になった。

そんなの最初からわかってたんじゃないだろうか。


時の移り変わりは速い。
変換していて思ったけど、「早い」より「速い」が似合う。


今は、大変な人手不足が到来している。

景気が長期的に良くなって、子どもの数は減るばかりなんだから、しょうがない。

採用することも大事だし、せっかく採用した人を確保して育て上げることも大事。


正田は、「尻馬に乗ろう」とは思わない。

自分の仕事を黙々とやるだけ。


・・おいおい、黙ってたら仕事にならないよ。
はい、単なる言葉のあやです。





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