「リーダーの皆さんはコミュニケーションオタク、心理学オタクにはならないでくださいね」


逆説的ですが研修で、正田はこんなお話をします。


マネジメントの中でその場その場のやりとりが正しかったのか、
何がほんとうに正しいのか、

「コミュニケーション」や「心理学」を学べば学ぶほど
水掛け論になってしまうことがあります。


下手にコーチングをお教えしたことで、受講生のマネージャーさんが悩まれるのをみるのは、正田にも心苦しいものです。
これについては、正田のなかに
「こうすればいい」
という解決法が明確にあるわけではありません。


が、現実的にとっているのは、

「社会人としての『当たり前』の線って、何」

とか、

「ビジネスマナー上、こういうときどうするのが正しい」

という問いかけであり、視点です。


わりと、CLSではそういうたぐいのことを繰り返し言っている気がします。
コーチング的には全然高度なことではないので、プロとしてあまり自慢できないです。


また、
「スポーツコーチングの優れた指導者なら、こういうときどうするか」

という視点も、

いろんな心理学やコーチングの諸流派の主張をバイパスして瞬時に行動を選択するたすけになります。



・・勉強しなければいけないことって、ほんとにいっぱいありますね。




とつぜんですが正田はきょうが43歳の誕生日でした。


「42歳」より、ちょっとイメージがいいですね。「3」のほうが。