遅まきながら内田樹氏の『下流志向』をよみました。


「師匠を持つこと、私淑することが大事だ」
とか、
「キャリアとか言う人は雪かき仕事ができない」
とか、
最近の自分のあり方とシンクロするところがすごく多かったので驚きました。
あの〜、決して申し合わせたりしてません。

もともとこの先生が

「男は武道、女はお産」

なんて仰ると、

「あたしお産なら3回したもーん、へっへっ」

と、「この先生的世界」の優等生を自負していたりして、、
(・・われながら変な自慢だ)



えーとえーと、

驚いたのは
「今の若い人は世界を穴あき、虫食いだらけで認識して平気だ」

という指摘で、

うわ〜、仕事柄すぐ思うのは

「マネージャーさんがた、たいへーん」

ということでした。
正田が接触するのは若い人でもどうしてもマネージャーさんの側なんだよなー。だって、そうじゃない人つまんないんだもん。
こんどまたきいてみよ。



あと、「先に不快に思ったもん勝ち」「自分を被害者に仕立て上げるゲーム」
は、実感そのとおりで、

そういうのが蔓延している組織もよくあります。

本田健さんとか野口嘉則さんとかが

「与える」「感謝する」

を、口すっぱくなるぐらい仰るのは、それだけ理由があるのです。



正田が経験したことがあるのは、

人とひどくすれ違って「疲れる」とか「悲しい」とかの感情を経験したすえに、

ある言葉に出会って急にとても「らく」になったことがありました。


それは、

「ズレてる」

ということでした。

あ〜、こう書いててもすごく楽です。悩まなくてすみます。


こういうときは、「ゲシュタルトの祈り」がきくかもしれません。
あんまり、マネジメントに持ち込むのはどうかと思ってふだん使わないけど。