「明るいコーチング屋」になるための根暗な1ステップ。


知人をひとり教育して、

「正田さんについて第三者に言うときの○な表現、×な表現」

を学習させました。

彼の「おさらい」のためにも、その内容をここにもう1度挙げておきます。



×な表現

「熱い」
「女の人」「女性」
「美人」「きれいな人」
「コーチングやってる人」
「一生懸命」「献身的」「熱心」「努力家」「強い思い」

※何がだめなんだよ、って言われそうだけど、結果をともなわない努力をしている、イコール能力が低いと受け取られる。


○な表現

「あの人はプロだ」
「優秀」
「頭のいい人」
「実績のある人」
「お客様の業績を上げている」
「お客様の評価が高い」
「コーチングの普及のために何年もの間地域で地道な努力を続けている」
「毎年大阪でビッグイベントを打つなど、個人ではあり得ないような行動をとり続けている」
・・・

畑村洋太郎先生ではないけれど、
「アイディアは無責任なもの。行動は責任を伴う」

「想い」なんて、持つだけだったらだれにでもできます。行動をとることが本当に大変で、評価していただきたいもの。

ビッグネームを下手にイベントに呼んで、お客様集まらなかったらどうしよう、と何ヶ月何週間も夜も寝られないのがイベントプロデューサー。
そのために私財を投じてでも新聞広告打ったりしちゃうのが。

「想い」がどうのこうのなんて、言ってほしくないね。
私について語るなら、私のとってきた「行動」について言ってくれ。正確に。

口がくさっても歯が浮いても、事実を言ってくれよ。


「こういうこと、にどと繰り返したくないんだ。再発防止策を講じなきゃ経営者じゃないよ」

と正田は言いました。

「わかった」

と相手は言い、今年既に何度目かの正田の精神的危機はひとりの人間を教育する役には立ったのでした。


余談ですが彼の会社の研修担当者はもう、社を去ったそうでした。

4年前、自社の利益になるかどうかより、目の前の女性に可愛げがないことのほうを問題にした人でした。