リスクを「これはリスクだ」と感じる感覚は、ロジカルシンキングからは生まれない。


というクソ生意気なことを、去年ビジネススクール在学中にブログとかニューズレターに書きました。

というのは、そこで学んでいたロジカルシンキングの教材の中に、正田は明らかなリスク要素を見出したのに先生は無頓着、みたいなことがあったからですが、


今思うと、
それはロジカルシンキングの性質でもあるし、「教える人と教えられる人」の関係性のもつ性質でもあったでしょう。


正田は逆に、リスク感覚がはたらきすぎてそればっかりを拠りどころに論理構築しているふしもあるのですが、


その経験から、リスク感覚はある種、身体感覚のようなものだととらえているのと、

あと、
リスク感覚というのは最高責任者の当事者意識にしか随伴しないものなのだろうか?

という、これは慨嘆とも問いともつかないものをもっています。

どうやったらそれをより多くの人に共有させることができるのか、
これについてまだ、残念ながら答えをもっていません。


当面、この問いをもっておきましょう。どこかで答えに行き当たることができるように。