9月1,2日と広島の「アサーション・トレーニング」基礎-理論コースを受けにいきました。


「生徒さん」の中にときどきまじる「ノンアサーティブ」(非主張的)な人への対応や、「傷つきやすい若者世代」への対応などの問題意識で行ったのでした。


この分野は大きく日精研による「アサーション・トレーニング」と、もう1つ「アサーティブ・ジャパン」のふたつの流派があり、


日精研トレーナーで臨床心理士の森川早苗先生によると、前者のほうが日本人向けにアレンジしてあるそうです。


ノン・アサーティブな人、アサーティブな人、攻撃的な人の3つの行動パターンを学び、

「アサーション権」や、

「不合理な信念」などを学びました。




「基礎−理論コース」だけに、かなりの部分が講義でした。


うんうん、ノンアサーティブな人の心の世界はだいぶわかったぞ。



「アサーション・トレーニング」は、カウンセラーや看護師、教師など援助職の人の燃え尽き防止にもなるのだそうで、


研修講師でなおかつ「燃え尽きやすい性格(?)」の正田にもその意味で意義はありそうでした。
教師やコーチは、「生徒さん」からさまざまな「投影」を受けます。
父、母、兄、姉、妻、恋人、飲み屋の女の人、過去の先生や上司・・。
期待されるすべての役割を演じようとすると、身がもたなくなります。
管理職の方にも多少関係するでしょう。


受講生は5名で、正田のほかはカウンセラーさん2人と病院の検査技師さん2名でした。



正田が研修の中で絶えず「問いかけ」をしたり、
断定を避けたしゃべり方をするのは、
自分の教えることをイデオロギーのような「閉じた体系」に
したくないからだろうな、と思いました。

まただれかに文句を言おうとしているのか正田。
いえそんなつもりはありません。
ふと思っただけです。