10月に生徒さんにコーチングのお話をするというご依頼のあった県立高校さんで、「授業参観」をさせていただきました。

 ご依頼に便乗して、高校生さんの普段の様子をみたいとお願いし、ついでに自分の「教師力」向上のヒントを、のような下心も動きました。


みせていただいたのは国際経済科の2年の会計、1年の簿記、3年の国際経済、の3こまです。


各学年カラーがあり、先生方のご苦労があり、中には「お説教」の時間もあって、あえてそういう場面をみせてくださったのはかけがえのないご厚意でした。

「場」は生き物。36名とか40名の生徒さんを相手に、その場その場で空気を読み取り、「これ以上踏み込んで叱っていいか」「生徒はついてきてるか」を判断されます。


2年生にはこの9月から「エンカウンター」の演習を取り入れたそうで、この日はみられませんでしたが自己理解や他者理解、受容、尊重などを扱います。アサーションの要素も一部に入っています。


ちょうど日経の夕刊にも「他者との関わり」を授業に取り入れる学校続々、と報じられていて、

「IT化が進む一方カウンターパワーのようなもので、そういう教育が必要なんでしょうね」

と話しました。先生は、

「いや、2回やってみて、1年通じてやらないといけないことだというのがよくわかりました。そのための時間を確保できないのが悩みです」

ということでした。


考えてみると、どちらの学校さんに限らず子どもたちの世代は通常本もあまり読んでないし、
「こういう場合に人間としてどう振舞ったらいいのか」
という共通認識がぜんぜんないのです。
ふつうの倫理観をつかってものを考える作業を、こうした心理学的なワークの中で教えて身につけさせないといけないのです。


さあ、正田はどんなお話をしたらいいのでしょうね。