六甲アイランドで開催された、「ノルディックウォーキング」の教室に行ってきました。
初めてきかれる方のために解説すると、
ノルディックウォーキングは、普通のウォーキングにプラスして両手に登山用ステッキのような専用のポール(つえ)を持ち、歩く動作に合わせて地面を交互に後ろに押しながら歩くのです。
ただのウォーキング以上に全身運動になり、首から下の全身の筋肉の90%を使うそうです。カロリー消費は普通のウォーキングの30〜40%増。それに加え足腰の負担は少なく、年配の方やリハビリ中の方など幅広くできます。
教えてくださったのは、
(株)アグローブ 社長の藤川真司さんです。
(↑事前の面識があったというわけではなく、投げ込みチラシに正田が反応して行っただけです。)
専用ポールは貸していただき、最初に2本のポールを使ってストレッチ。
これが、いろんな動作があるんですけど、ポールを使ったストレッチは体がいつも以上に伸びたり手足が大きく動いたりして、なかなか新鮮。
そのあと公園で輪になって歩く練習。NWではポールを後ろに押し出すときに手を「グー」にし、体側に戻してくるときに「パー」にします。この繰り返しで肩の血行も良くなるそうです。
大体正しく歩けるようになったら、六甲アイランドの1周5キロの「シティヒル」を半周しました。
いい天気の下、ポールを使って歩くと自然と胸を張って歩くので、体だけでなく心の健康にも良さそうです。ふだんは注目しないまわりの花や木も、鮮やかに目に入ってくるようです。
シティヒルを向こう側まで行ったら街の中心をつっきって出発点まで戻りました。
スタートから2時間。けっこうな運動量でした。
藤川さんは、営業マン出身の39歳。長野県信濃町の「癒しの森」でNWを体験してとりこになり、講習を受けてインストラクターになって、まだ1年だそう。学校時代は吹奏楽で、運動歴はそれほどないとのことですが、まっくろに日焼してスポーツマンぽい雰囲気。
「NWを普及させたいんです。ぼくは能書きより、とにかく『楽しい』ということを皆さんにお話しします」
とおっしゃっていました。六甲アイランドでは今後初めての定期教室として、毎週水曜日に教室を開催されるとか。
NWの効能については、こちら
http://www.n-walker.jp/
などを、ご覧ください。
このところくらいことばかり書いている正田は、研修講師として「していいこと」を考えるうえで、
「スポーツインストラクション」
は、たいへん参考になります。
…ただし正田自身の運動能力には限りがあるので、「ノルディックウォーキング」は飛んで火に入る夏の虫?だったのでした。
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