淡路島、明石大橋のみえる岩屋漁港の近くのレストラン「GENPEI」で。



GENPEI 2


 パフォーマンスたっぷり、話好きのバーテンダーさんたちの作る鉄板焼きを家族でいただきました。

 写真は、お料理にリキュールをふりかけて火をつける「フランベ」をしているところであります。

 
 淡路ビーフと魚介と野菜たっぷりのコースは、本土では絶対ないお値段。


 牛肉玉ねぎ魚介が自慢の淡路島では食べるものすべて美味しく、何を食べても、

「美味しいと言わせるんだ!」

という、情熱が伝わります。

 男の人は、「長」のつく役職に初めてつくときが魔の時期かもしれません。


 会社・組織によってその時期はことなるようですが、

 いまどきのテストステロン研究によると、

 子ども時代から大人しく、穏やかだった人が、ある年代になって権力をもつといきなり権威的・支配的になることがある。


 そのときに適切に注意・指導を入れてくれる上司がいればいいけれど。


 このことは家人の赴任前にさんざん話し合っていたのですが、彼が単身赴任先の自宅の電話で会社の人と話す口調をきいている限り、だいじょうぶなようでした。





 色々きっかけがあり、自分を振り返ってみました。


 新設NPOでは、監事さんに、数年来CLSの正会員になってくださっている滋賀のものづくり企業の会社役員の方になっていただきました。


 人一倍忙しい人なので申し訳なかったですが、「人柄」と「コモンセンス」を買って、お願いしました。


 とくべつ正田と密着している人というわけではないと思います。


 監事さんは、代表理事が定款違反をやるとチェックする立場なので、たとえば正田が理事会や総会を招集するのをさぼったり、理事に重要事項を諮らないでものごとを進めたらストップをかけることができます。


 またたとえば正田はNPOの初年度は正会員さんから会費を徴収したら申し訳ないなあ、と徴収しないことにしたのですが、定款では年会費の額をきちんと定めているので、徴収しないとほんとうは定款違反。

 なので「不徴収」のことで監事さんからお叱りをうけないように、定款のほうに「ただし初年度は期間が短いため、徴収しない」という文言をいれています。

 小さなことですが、監事さんに見逃してもらうことを前提に小さな「定款違反」を重ねてしまうと、監事さんも大きいことが起きたときも指摘できなくなってしまう、という話であります。


 このほか、たとえば運営チームで何かについて意見が分かれるのはあっておかしくないことなので、「シュガー社員」勉強会のときもお客様の前で、

「私たちの間でも意見が分かれました」

と正直に言う。

 また、アンケート結果を勉強会ごとに公表していますが、そこでは賞賛の意見だけでなく、批判・反論などネガティブな意見も、御本人が「公開不可」としていないかぎり、隠さず紹介しています。


 これで完璧だ、というつもりはありませんが。
 気がついた範囲で、できることはやっています。

 
 リーダーが情熱をもってものごとに当たることと、謙虚に周囲の意見に耳を傾けることは、往々にして衝突します。



 正田もこれまでごくたまに、

「みんなが反対することをやると成功するんだ!」((C)鈴木敏文氏)

みたいなアンチ民主主義みたいな発言もしているのでした。