3日、NPO法人企業内コーチ育成協会の第2回プログラム委員会。
川島講師、葛巻氏、山本氏と私の4名で、「コーチング講座 基礎コースA」の2日間プログラムをほぼ固めました。
あとは、各自スキル毎にテキスト作り。
アイデアは、大きく広げたあと、収束して現実のものにしていかないといけない。
「足し算」から「引き算」に切り替える瞬間があります。
それは、
「面白うて、やがて悲しき」
だったりする?
香川の山本カオルさんがプログラム委員会の司会進行を務め、うまく時間管理をして仕切られました。
それに先立つ理事会では、ついに「システム思考」が会議に登場しました。
組織で繰り返し起きやすい問題について、白板に「ループ図」を書いて解説。
システム思考でいうところの、
「言葉は逐次的であり、システム的な問題を伝えるのになじまない。(このブログにも、実際そういう制約があります)
感情を交えずに繰り返される問題について共有するには、図示するのがよい」
というのが、実感されたときであります。
言葉の限界でもあり、「コーチング」の限界でもあります^^;
なので、「システム思考」は取り入れたいのですけどね。
かつて某ビジネススクールのロジカルシンキング(←そのビジネススクールの看板講座だった)に猛反発し、
「アメリカの極悪ビジネスモデルの元凶はこれか」
と、自主退学してしまった正田。
今のところ「システム思考」には馴染んでいるようであります。
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「アリ」と「キリギリス」で言えば、正田は「アリ」型人間かな、と思います。
そして正田およびNPO法人企業内コーチ育成協会がターゲットとするのも、「アリ」の方々。
「キリギリス」の方ばっかりだと、社会は成り立たない。
自分は「キリギリス」だ、そしてもっとすごいぶっとんだ「キリギリス」になりたいと思う方々は、もっと違うほうのコーチングとか別の手法の講座に行かれたらいいと思います。
ただ「アリ」も「アリ」一本槍で居直るわけではなく、よりよい「アリ」でありたい、と思う時、そばに「コーチング」を置いてほしい、と思うのが、企業内コーチングをお伝えする趣旨であります。
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ご存知のかたも多いと思いますが、正田は以前時事通信社というところで報道の記者をしていました。
東京で国際報道、広島で市政や平和運動、それに医療・科学技術(とくに当時は臓器移植)を担当していましたが、
島根医大でさんざん非難を浴びながら国内初の生体肝移植手術をした外科医の先生を取材して、
(↑わりと仲良くなり、自社から本も出版してもらった)
報道なんかやってる自分は「小さい」、と思うようになります。
「行動」はリスクを伴う。「行動」は責任を伴う。「行動」は、(どんなに説明したとしても)理解されない痛みを伴う。
それでも「行動」して、非難を浴びつつも時代を前に推し進める人が世の中にはいる。評論家ぶって報道しながら何もしない自分より、その方がずっと偉いじゃないか。
その後正田は家庭に入って、子どもを3人産んで育てて、
それもまた「産む」「育てる」という「行動」が、自分が人生にコミットした存在になるために必要なことと感じたから。
(↑このあたりは、産みたくても産めないという方も世の中にたくさんいらっしゃるので、もしご気分を害されたらお許しください。あくまで私個人にとっての真実であります)
社会全体にとってはあまりにもささやかな行動であり、なおかつ自分個人にとっては膨大な時間と就労機会を犠牲にすることではあったけれども。
今はまた、なにかを推し進める立場にたって、
少しずつ理解してくださる人々の輪が広がり、
でもその輪から一歩出るとまだ冷笑を浴びたりもする。
正田は比較的、その輪から一歩出ていって痛い思いをすることを率先してするほうだと思います。
痛みに対して比較的耐性があるというか。
私が信頼できる人としての私でありたい。
今日は思考があちこち飛びます。大丈夫かな。
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