なぜ、「女性」ということでこんなに苦しむのか少し見えた気がした。


 ある種の人々にとっては、「女性講師」は、

1.大学の先生―ある程度「上から」「教えモード」で教える人―と、

2.客室乗務員出身などの、いかにもサービス精神と女性的魅力たっぷりの女性講師  


の2つのカテゴリーが頭にあって、その中間がないのだ。


 
 そして、正田みたいに大学の先生ではない人は、2.のタイプの女性講師と比較されることになり、
その結果


「愛想がない」

「理屈っぽい」

「可愛くない」

「スタイルもお化粧も素人」


という、評価を受けることになるのだと思う。



 そういうところでは勝負しないに限る。そういう基準で管理職研修をおこなう組織が、組織全体の女性観がどうなるのか興味なくはないですけれど。



 やっぱりオープンセミナーがいいですね。