当協会でPJ(?)が進行中。


 過去の受講生さんに、「承認」の事例を提出してもらい、それをNPOの役員・社員が審査して最多得票のものに賞を出す、というもの。

 今年は、準備期間もないので内輪で行い、「第0回承認大賞」と名づけました。



 どれが「大賞」かは、実はどうでもいいんです。


 集まった9本の応募作(事例)は、どれもしみじみ心を打つもの。

 職場を舞台に、上司と部下、しっかりと向き合って言葉を発します。
 相手の成長を心から願った言葉を。


 また、言葉単体が問題なのではなくて、その言葉が相手の心にきちんと届くには、

(届いたかどうかは、相手のその後の「行動変化」でみるのですが)

 言葉の発し手である上司の人となりがきちんと信頼されていることが必要。上司の「在り方」も、問われています。


 そんなこんなも含め、


 過去の某首相ではありませんが、

「感動した!!」

なのです。



 実は、正田はいつも「コーチング講座・基礎コースA」を開催すると、必ず受講生さんに宿題をお出ししているので、「承認」の実践例をみるのは珍しくありません。


 でも、感激屋の私は毎回胸がふるえるような(大げさかな)感動をおぼえます。で、思い切りほめるコメントを書いてお返ししています。



 今回、「大賞」をちょっと権威あるものにするため、顧問の太田肇教授に審査委員長になっていただき、

 またNPOの役員・社員全13名の皆さんにも審査のための「投票」をよびかけました。

 (ちょっとうるさいぐらいに。きのう1日で呼びかけメールを3通書きました。すみません^^)


 なんでそんなにうるさく言ったかと言いますと、

 皆さんにいっしょに感動してほしかったからであります。


 もちろん、「感動してください」なんてこちらから言わないし、
残念ながらこれまでどなたも「感動しました」なんてコメントを書いてきてはいません。


 でも、中の何人かのかたは感動されたんじゃないかなって思う。


 人生の半ばを迎え、上にも下にも人との関係と責任が張り巡らされている、そんな立場を共有する人たちがこんなに人を思い、奮闘している。


 それは彼らがそういうふうに生きるだけの資格を持ったからです。単純にコーチング講座が介入しただけではない、それだけの人生の厚みをもった人たちだからです。


 
 教育とは、押しつけだ。


 楽しい「押しつけ」のために、「賞」をつくります。




神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp