Wカップ前で街が閑散としていた24日夜。


 カフェ「アロアロ」にて、「草食系男子」をテーマに議論しました。

 「ツイッター書記係」のしょうだのツブヤキを拾うと。。


●最近の若い子は飲み会の仕切りは女の子がやるようになっている。
●お食事に誘って断られたら、「あっいいです〜」と次回から誘ってくれない。●なんでそんなに女性にめげるんかな〜 怖がりすぎや。草食系にならんためには怒られ慣れとけと息子に言っている。
●親が子どもに「叱られ耐性」を作ってやるって大事。叱ってくる人は自分を嫌いで叱るわけじゃないんだとか叱られてダメージ受けた後もまた立ちあがって正しく行動しろとか。
●もう1つ奥に入り込むことで傷つくことを恐れているのかな
●小さい時いじめを受けてたんで 争うと負けるという頭があって引いてしまう
●今は女性がけっこう肉食系女子というか 女性から飲みにいきましょうと言ったり 男性もそれを待ってるのかな
●人間楽することをおぼえてしまったらダメですな
●プロポーズを女性からすることも多いそうですね
●ぼくら(現40代)がっついてるつもりはなかったんですけど 高校生ぐらいになってくると自然と女の子の話が多くなって だれかがつきあいだすと火がつくというか。そういう異性の話自体話題にすることが少ないんじゃないか
●趣味が充実してますからね。オフ会やいうても 異性の話で盛り上がるよりは ガンダムの話で盛り上がるとか


「がっついてない、争いがきらいというところが、職場では仲裁役、調停役に向いていると言われていますが」との問いかけには、ショッキングな答えが。。


●見ているといじめ・いじめられ世代で、人前で言いたいことを言えてないと思うことが多い
●リアルで大人しい人がブログなどでは凄い上司の悪口書いてたりする。ギャップに驚く。ネットでは荒んでますよ
●ブログに会社の愚痴を書いているとみんなが好意的なコメントをしてくれる。「うちにもそういう上司いますよ」みたいな。だれも「あんたが悪い」とは書かない
●昼間言いたいことを言えてれば違うんでしょうけれど。うわ〜そういう人に対して、上司は何ができるのか
●女性にがっつく前に基本的人間関係ができてない
●ブログで逃げ道があるからか、若い子は叱られても反省しない。われわれの世代からみると驚くほど
●怒られたら あっしまった申し訳ないという気持ちが 僕らにはありますけどトラウマも何も感じないというのはどうかと


ここで組織や家庭の中の「叱る、叱られる」について…

●(フリーライター)当時は新聞記者をしていて 上司が必ずダメ出しをしていた まず反論から入るという人たちがいて鍛えられました 今はフリーになってそれが懐かしい 原稿が下手ならその人は切ればいい 組織の場合はそうはいかないので 鍛えてくれたと思う。組織で厳しく言ってもらえることを どう受け止めるか デスクを通らなければ仕事にならなかったし 怒られながらも仕事を通すことが楽しくもあった
●ぼくら(40代)のころも上司から 昔はもっと怒られたと言われていた 今の世代はもっとお互い踏み込まない 昔よりもっと希薄になっている気がしますね
●たとえば学校、家庭 叱られ耐性をつけることが出ていたが 80年代の学校では体罰があったが今は完全にダメとなって 体罰は一番わかりやすい方法で それにかわる手段が今も見つかっていない状況だと思う
●あかんものはあかんと言われなくなった 今はなんであかんのかを説明せなならん なぜ人を殺したらあかんのか それは殺されたらいややろ 
●このあいだ授業参観に行ったら 先生が男の子もさんづけで呼ぶ その時点で距離を感じますよね どこまでちゃんとみてくれてるのかな そこまで遠慮せなならんのかな
(この意見には「でも意外とそういう形式的な部分はあまり影響ないみたい。よい先生は出来てます。」とツイッターで反論あり)
●僕らの世代はびんたされて育った 今思うとそれはいい先生だった しっかり向き合ってくれてた 


上司として怒るときは皆さんどうされてますか?という問いかけには…


●ぼくは感情でなく理論武装で怒ります 
●(怒るヨメはんに)1から10までいわなならんのか!といわれるけど 主語と述語ちゃんと言えばいいんですけど枝葉のところばかり膨らんで
●しょうだは「チーム叱責のすすめ」を言い…、
●お父さんの悪いパターンで仕事漬けで家に全然帰ってこないと お母さんだけがひたすら1人で躾をしている お母さんが1人でしょいこんでいる 日本の家族のありかたのひずみが今の怒られ慣れていない若い子を産んでるのかな 
●母子家庭とかがホンマ増えてますからねー だから家でも背伸びして いじめられても家では言えない
●ほんとはおやじっていうのがどんと構えてて ここ一番というところでガツンと言える という 大所高所から言えるのがなくなったかな



草食男子は増えたほうがいいのか?今は草食だけども30代で肉食に変わるのか?


●草食系ではないと思うんです ぬるま湯にひたった肉食系だと思います。無人島とか行って ネットとか漫画とかないところに男女で行ったら いやでも肉食系になるん違うかな
●家庭像 学校の教育のありかたの問題 男の人だけの問題ではないですよね 同じその環境下に置かれたときに男性は弱くて 女性はその環境でも強く育って肉食になるのか
●女の子は向上心高い。同じ会計事務所で見ていたら男の子はそれに比べると何もしてない
●男の子女の子両方育てていますが同じように育てても女の子のほうが優秀。言われなくても基本動作ができる。朝さっさと着がえる、必要なものをそろえて学校に行くとか。男の子は基本動作ができないので、やっぱり徴兵制とか自衛隊の学校とか行って、起床ラッパが鳴ったら何分以内に着替えて校庭に整列しなさいとか、そういう教育をしないといけないと思う。男の子は鍛えてはじめてものになる
●男性女性は違うものなんだから ビシバシやらないと なよっとなってしまうのかも 
●昔は女性は男性に守られてって感じだけれど 今は 男性に何かあったときに自分が守りたいと思ってると思うんです 一歩下がるんではなく 対等に一緒に歩いていきたい でも頑張りすぎてあっ抜いちゃったという感じなのかな 
●両方で同じ道歩いていこうというのは、周囲のそういうカップルをみていると男性のほうがこけますね。女性からほかされますね
●女性が強くなったというのは 90年ぐらいに(87年)男女雇用機会均等法ができたころからかな 
●その初期 総合職女性は苦労されてましたね ちやほやしたり どう扱っていいかわからない  それと比べると 今は本当に対等になってきていると思う


●男女の違いでいうと やっぱり女性はコミュニケーション能力が高い。女性とつきあったほうが コミュニケーション力はあがると思いますョ
●オフ会とかするとき 無理からでも女性を入れないとですね
●やっぱり女性は細かくて 男性は大きく広く見れるところがいいですね
●大きいでっか?大きいことは言いますョ 3年後には神戸でイクメンを一杯にするんだ とか言いますョ 
●だから女の人と男の人はうまくいくんですよ 男の人が夢を語って 女の人が現実的で
●でも夢を持った若い子がいないですよね 現実的なことばっかり言いますね 趣味・貯金とか 趣味もないとか
●家事を趣味にしたら(カジメン) 家片付くし 金かからんし
●週末の買い出しはぼくの役目なんですよ ぼくはチラシ見て底値表つけて 1円でも高かったらやめとこう というほうです
●金券ショップの底値とかチェックしてますよ はまりますよ

(ここでツイッター読者からリツイート「小さいことでも良いから夢もってもらいたいです。大人の問題もあると思う!」)



●今の議論大事ですね 夫婦は違う人間同士だからいいんで 会社の上司部下 チームでも 違う人間同士認めていられたらいいんですけどね
●肉食にかわれとはいいませんけれど つきあうツールは一杯あるのに活かせてないのがもどかしい ぼくら文通からやってましたからね
●ネットでは同質な人が集まりますから それで異質な人同士の摩擦をきらうようになるのでは
●けんかするのが健全。今そう思いました。
●けんか全否定みたいになってますね。けんかしたらもう終わり、みたいな

(ここでツイッター読者より「個人的な意見ですが、日本の場合人格を攻撃するから問題だと。意見への攻撃なら冷静でいられると思います。」)
(ツイッター読者より「喧嘩は大事ですね」複数リプライあり)


「男らしさ」に夢を持てなくなった、という指摘も。


●子どものころジュリアナがあって、アッシー君メッシー君とかあって、あほらしーそんなのならんとこーと思いましたからね。強い男とかみてないですね
●大きい車が売れなくなってますからね。男の象徴とか全部否定されましたからね。ええ車のってええタバコすってとか。
●リストラとかされてマイナスの面とかばっかり見えるのがなんかね
●金もうけてるのがホリエモンとかでしたからね。 もっとええ使い方あるんちゃうとか思いましたからね
●僕は一回り上なんです。バブルの喧騒をぎりぎり肌で感じてる世代。男性も女性も元気があった。そこから急速にしぼんでいって、男がいいかっこ見せられることが少なくなった 




…というようなことをしゃべっていたら1時間半はあっという間で…


「本日はどうもありがとうございました。草食系をつっこんでいくと、教育論とか家庭論とかになります。日本の社会どっかおかしいんじゃないかなと個人的にはそう思います。男性も女性も自分の良さを見直すきっかけにしたいですね」

と、司会から締めがあって散会しました。


 熱く愉快な見識高いメンバーに感謝。ツイッターからご参加の皆様にも感謝。そして、会場のアロアロさんにも感謝です。


 皆さんありがとうございました。



 次回は8月5日、「日本人と仕事」というお題で、北条勝利・ひょうご仕事と生活センター長と太田肇・同志社大学政策学部教授の対談と参加型ディスカッションを、同じく会場「アロアロ」で18:30〜より行います!

 そのあとは「食」それから「税制」などをテーマにする予定です。



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp