とうとう、受講生さんからメールで


「正田さん最近のブログ過激じゃないですか」


と、お叱りを受けてしまいました。ごめんなさい…ーー;

 そのあと


「(まあ正論ですので、書かれております内容には関しては諸手をあげて賛同しますが・・・。)」


 だって。いえ、そういう自分に都合のいいところにばかり目を奪われてはいけませんね。


 
 2つ前のブログに書いてなかった事情も言い訳がましくちょっと書くと、保護者との話し合いには高校の校長、教頭らとともに国経科の科長の先生も同席していらして、この先生は終始うつむき気味でした。子どもらからは慕われている先生です。


(もう少し事情を言うと、3年ほど前私を国経科の教養講座の講師に引っ張ってくれた2人の先生の1人で、感覚的な言い方ですみませんが綺麗な目をした人です)


 この先生方のお仕事ぶりへの「オマージュ」もこめて、ガーガー怒っていたわけです。


(校長は『国経科廃止で生活態度、学力ともレベルダウンする』と指摘されて『そうならないように国経科科長の先生に計画してもらってるところです』と答弁したけど、そんなことは人にさせないでお前がやれバカ校長。普通科の先生方に『私の一存で大変な決定をしてしまいました。レベルダウンにならないように、お願いですから国経科の先生方と同じレベルでこれから仕事してください』と土下座して頼んでまわれ。あっまた性懲りもなく過激になってしまった;;)




 あと保護者の中には私よりもうちょっと良識的なお母さんもいらして、実はこの高校はもう1つ、「二学期制化」という別の改革も控えていて、


「二学期制について詳しい事がわかりましたら、子どもたちにも保護者にもきちんと説明してくださいね。説明会は開いてくださいね」


と、現実的な交渉をしてはりました。


 いわば「優しい刑事さんと怖い刑事さん」をなんとなく分業でやってたわけであります。



 でも後で思うに、やっぱりあの席にはお父さん方も来るべきだったなあと。

 明らかに一般社会から見ておかしなことを、お母さん方相手だからと平気で答弁している感じがあったもの。性差別的な場だった。

 世のお父さん方、学校がヘンなことやってる時はどうか出ていってください。



 と、思い切り2日前の感覚に戻っているこのブログです。
 


 
 さて、お話は変わって正田はソーシャル・スタイルでいう「主導型(C)」−コーチ21方式でいうコントローラー―であります。


 
 「C」の人がみんながみんな「バカ校長」みたいな言い方をするわけではありません、念のため。(いや、さすがに私も面と向かって言ったわけじゃないんです;;)


 
 お蔭で「C」の人の思考回路というのは割とわかるほうだと思うけれど、「C」の人は「すじを通す」とか「本筋は何か」というのが好きであります。


 
 仕事をしていても自然と「本筋」をさがすようになっていて、本来の「お客様のためにこの仕事をする」というところには人一倍鋭い感性をもっていたりする。しかしその分、同僚との人間関係とかチームワークとかマネジメントとか会議出席とかは、Cの人的には「本筋ではないこと」で、あまり興味をもたなかったりする。「ウゼエ」という顔をしたりします。基本、職人なのです。



 そういう「C」の人がマネジメント側になり、本来の純粋さそのままで仕事をしようとすると人を巻き込むところで壁に当たり、しばらく苦労して部下にも嫌われたりした結果、複数の人をモチベートして共通の目的に巻き込む「コーチング」の必要性にはじめて目覚めたりします。



 そういうのは、ホント実際に経験してみないとわからないことで。



 私はお蔭様で「C」の受講生さんとはうまが合うほうで、「C」の人にも優秀な企業内コーチになってもらった例はたくさんあります。やりだすとがしがし音が出るぐらいまでやるのが「C」の人です。


 ただ、非常にタイミングをえらぶ、とりわけこのタイプの人は、と思います。



 会社で集合研修をするとどうしても「一斉」のタイミングになるので…、


 いつか時期がきたらわかってくれるといいけどな、今は嫌いにならないでね、と。



 


「へ〜、皆さんは『お客様のため』なんて考えるんですか?そんなふうに思えなかったけど」


「そんなことありませんよ、僕らはいつも考えてますよ。お客様に役に立たなかったら結局使ってもらえませんから」



 きっ、となったミドルたちの顔が一瞬「少年」にみえた。




神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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