研修先の受講生さんから、「研究組織」での承認事例が届きました!


 医療機器・試薬製造会社のannieさん(男性、47歳)が、部下を力づけ研究テーマをつかませた事例です。


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関係 = 直属の部下、正社員

相手の性別 = 男性


状況 =
私の部下のNさんは今テーマ捜しをやっています。
去年もやっていたのですが、彼自身どんなことをやって良いかを決めかねており、なかなか自信を持って上司に提案できない状況だったみたいです。


Nさんから今年度の初め、これまで彼が考えてきた内容をいろいろ聞いて話し合った結果、実は彼は何も考えていないのではなく、測定コンセプトに関するアイデアは既にあること、ただそれがどのように使ってもらえるか(臨床ニーズ)に関して自信が持てていないことがわかったので、少し市場調査をすることを提案していました。



伝えた言葉 =
神戸でちょうど良い学会があったので、
終了後、先生に突撃インタビューしておいで”
ということで彼を送り出しました。

翌日Nさんは、学会終夜に会社に戻ってきて、開口一番
”今日は朗報があります!”
と言い、その日突撃インタビューできた内容を一気に語り出しました。彼は結構有名どころの先生3人に突撃インタビューしていましたので、実際よく頑張ったと思い
”良くそんな有名な先生をつかまえたね。”、
”心強い情報が得られて良かったね”

などと言葉をかけ、その日は、
”また、明日も頑張って!!”
と再度送り出しました。



部下の反応 =
”また明日も、頑張って突撃してきます”
言いながら、足取りも軽く帰って行きました。



後日談 =
翌日、私は別の学会に出張しておりましたが、普通なら翌日報告なんでしょうが、Nさんは余程うれしかったのか、わざわざ私の携帯にメールを送ってきました。以下はその時のやりとりです。

Nさん 
今日も突撃頑張っていますね
非常に心強い情報が得られて私も嬉しいです。
Yさんもさっき発表が終わりました。質問にも的確に答えて、堂々とした立派な発表でした。

On 2010/06/25, at 11:00,
  朗報です。
  肺炎の教育講演で発表していた長崎大学の検査部講師の先生からも
  「是非そういう検査を作って下さい」
  というコメントをいただきました。



コメント =

研修で傾聴・承認を学びながら”いい大人が褒められたり、認められたりしても、うれしいことには違いないけどそんなに簡単に変わるか?”
などと、正直ちょっとうがった見方をしていましたが、”案外、効果があるんだな”というのが今の実感です。



ハンドルネーム = annie
お勤め先 = 医療機器・試薬製造会社
お役職 = 主任研究員
年齢 = 47


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 医学の研究というロジカルな職場で、「褒められたり、認められたり」することが果たしてパフォーマンス向上に有効なのか?


 ということに、見事に答えが出ました。


 「朗報です!」

 「今日も突撃行ってきます!」


 Nさんの弾むような言葉、行動。


 理解ある上司に出会うことがこんなにも1人の人に力を与えるものでしょうか。


 研究組織でも若い人を力づけるって本当に大切なことだな、ということと、

 ひょっとしたら、こういう研究こそが、日本が生き残る道なのかもしれないと。
 大げさかもしれませんが。私自身にも本当に目の前が開けるような学びでした。

 
 annieさん、カフェの皆さんに見られると照れくさいかもしれませんが…、


 素晴らしい事例をありがとうございました!


 (皆さん、くれぐれもからかったりしないでくださいね。)



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp