藤井さんに続いてフリージャーナリスト山口裕史さんと打ち合わせ。


 直前に県庁であった、播州織と有馬温泉のコラボで播州織の浴衣を着た女将が勢ぞろい、という明るいニュースの記者会見の様子を話してくれた山口さんですが、


 一方で県下の中小製造業全般の話になると暗い表情に。


「まじめにいい物を作っている会社はあるんです。ただ価格でめちゃくちゃに買い叩かれる。何をどんなにやってもじり貧、という状態です。


 このままでは中小企業はまたどんどん倒れていくし、未来はないのではないか。どんな社会になることか。


 円高は日本が倒れるのを待っている、陰謀のような気がしてきますよ」



 うー、つらい。中小企業さんの殺気立った状態は、各種交流会でも講座でも感じる。そこではコーチングどころではない。贅沢品なのだ。


 
 本当につらい時に果敢にチャレンジしている人たちとともにありたい、と願う。そうあれない。忸怩たる思い・・・と、自分の思いについ、ふける。




 一方、

 ひょうご仕事と生活センターさんの表彰企業を取材に行った山口さんは、


「働きやすい職場づくりの凄い取り組みをしているところがあるんですね、この時代にも」


と、舌を巻きます。


 たとえば姫路の山陽特殊製鋼という1000人規模の会社では、女性社員が2%だったものを10年後には25%にする、という目標を掲げ。


 それを実現するには毎年、全体の半数は女性を入れていかないといけない。それを本当にやるんだとか。


 それ女の子にめちゃくちゃ有利ですやん。


 
 その他、淡路島にあるミサキ電機という200人規模の会社では、今も毎年13人の新卒採用をしているとか。



 就職難民の学生さん方、まだチャンスありますよー。



 そんな話から、


「わが子を入れたい会社」


という話になりました。


 中小企業でも、本当にいい取り組みをして働きやすい職場を作っている会社は、ある。我が子を入れるならそんなところに入れたい。企業情報を見ているだけでは、それはわからない。


 
 「同じ思いです。私がシャカリキに『企業内コーチ育成』をする根源的な動機は、子どもを送り出せる社会であってほしいから」


と私。



 新聞社時代、フリーランス時代を通じて、企業を見つめ続けてきた山口さんだからこそ、発信できるものがあるかもしれない。


 制度などだけからはわからない、会社を訪れた時の肌で感じる雰囲気、空気感。社員の表情。社長の語り口。



 何かができるのではないか。


 でも、先立つものが―。




神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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