台風一過の晴れやかな祝日。


 「承認大賞2011」審査がはじまっています。




 ・・・さて、審査がはじまったところで水をかけるような発言でなんですが、

 私は10年この仕事をやってきているので、


「自分は『コーチング』や『承認』など、習わないでもできる」

と言う、傲慢なお爺さん方の自慢話を死ぬほど聞かされてきています。飲み会やパーティーなどで必ず1人はそういう人がいます。


 (おおむね、この手のことを言うのは男性です。ある世代に多いような気もする)


 そして、腹の中ではこういう人達の自慢話の弱点を突いて笑っています。


 彼らが得々として話す自慢話のここにこういう見落としがある、部下は恐らく(彼らの思い込みに反して)こう思っていただろう、みたいな。


 こうした、「自分視点」から抜けきれない弱さ、というのは、やはりちゃんとコーチングを学んでいない上司には起きやすいです。これは商売抜きで言います。


 先日アンベッケン女史もいみじくも言われたのが、

「マネージャーは行動観察が必要。彼らが『自分はこんな素晴らしいマネジメントをしている』というのは大体ウソ」


 なので、去年の審査のときも、ほかの人にはなぜ自分のような意地悪視点がないのだろう、と不思議で仕方なかったのでした。


 悪い例、あるいはその可能性がある例を奨励するわけにはいかないのだけど。

 応募は応募として受理するにしても。

 最後は、「NPOとして責任を持って推奨できる事例であるか」をみて決定することになるでしょう。


・・・・


 「承認大賞」の話はべつとして、
 企業内コーチたちの事例を紹介するとき、ほとんどの場合は当協会も彼らの「自己申告」に頼っている。そこは弱いと言わざるを得ないが、一方で私が重視するのは


「彼らのもとで業績向上が起こっているか」

である。


 良いマネジメントかどうかは、最終的には業績に反映される。部下のうち全員ではなくても大半がマネジャーの下でモチベーションが上がり、スキルアップし、業務改善を重ね、ということが起きれば業績が上がる。よほど市場環境が悪くても何かの指標は上がる。企業内コーチたちの自己申告があると同時に業績、あるいは個々の指標が上がっていれば、それはおおむね良いマネジメントをしたと言える。


 今年4月の永井氏の場合は、部下も同席の事例発表となったが、これは例外。ただ今後も、働きかければ「上司部下同席型事例発表」はできると思う。



 今日午後からバスに乗って宮城県南三陸町に行ってきます。一晩バスに揺られた後、ちゃんと使い物になるのやら。現地の方々のため、頑張ります。

 

神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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