◆林義記(はやし・よしき)氏  コメント

「上司から私へ〜干上がった川になる事例〜」(部下部門協会賞)

 この度は、このような賞をいただき、ありがとうございます。
この事例は、「私の承認体験」をまとめさせていただいたものです。今年の8月、いろいろなことがあり、大学を卒業し就職をした現在の職場(10年間勤めています)の退職を考えました。その時に上司から私にかけていただいた承認でした。
 退職願を提出した後、多くの人から引き止めていただきました。給与面の改善のお話をいただいたり、人事面でも昇格人事という提案をいただいたり、身に余るご厚意をいただきました。 贅沢なのかもしれませんが、このようなご厚意があってものなお、私の退職への気持ちは変わりませんでした。

 そんな時に上司から手紙をいただきました。いろいろなことが書いてあったのですが、中に今回の応募につながった承認メッセージがありました。この一言で、退職せずにもう一度、この職場でやっていこうと決意することとなりました。また、この職場でやっていくうえで、改めて自分はこの仕事を通して、どのように社会に役立っていきたいのか、何をしたいのか、どうしていけばいいのか、そういったことも深く考え、新たなスタートを切るに至っています。

 事例本文にも書きましたが、承認にはパワーがあると感じています。その他のいろいろな人と人の関わりで大切なことと組み合わされ、相乗効果を発揮し、エネルギーを出すのではないかと感じています。今回、このような承認を得られたことが幸せだなぁ〜と感じ、そしてまた、このような承認がなかったとしたら・・・ということも感じています。もしかしたら次はないかもしれません。間に合わないかもしれません。今を大切に、毎日を生きていきたい。今回の承認大賞プロジェクトへのご応募を通して、今、私はこのように感じています。

 ありがとうございました。



「私から部下へ〜聞いてくれたね事例〜」(上司部門大賞)

 この度は、このような賞をいただき、ありがとうございました。
この事例は、「私が行った承認」をまとめさせていただいたものです。
 昨年の〇月だったと思います。正田先生が講師をされた「承認セミナー」に参加したのが、私と承認の出会いでした。
 それまで、何か満たされない感じがあり、頑張っていること、取り組んでいること、努力したこと、プロセスも結果も評価されない中で、悶々とする日々を過ごしていたことを思い出します。セミナーに参加し、学ばせていただくことで、「これが、私がしてもらいたいと感じていたことだ」とビビビッと来たことを今でも鮮明に覚えています。
 以来、承認に飢えていた自分をもう一度振り返り、「周りのみんなも承認してもらいたいんじゃないだろうか、私自身は承認を出せているだろうか、自分を承認してもらう前に、承認の出し手になろう」と意識を新たにし、日々を過ごすようにしています。

 承認の出し手となることを意識するようになって、自分の部下へ行ったことを今回ご応募させていただきました。

 組織というところは、不十分さはあったとしても、いろいろな仕組みやルール、もちろん教育のための研修体系などがあります。しかしながら、私の働く高齢者介護の現場は、一般的には3Kと言われる現場で、敬遠されがちであり、残念ながら離職率が低いとは言えない業界であります。いろいろな仕組みがあっても、それが奏功していない、そういう面もあると思います。
 今回の事例として取り上げた彼との関わりを通して、私は、システムやマニュアルだけではない、人と人が関わり、交わることで、人は成長していくのではないかと感じています。承認だけができればいいというわけではなく、高齢者介護の現場で働く者としての専門性も必要です。組織の仕組みやルールももちろん必要です。ただ、専門性などをやはり人が関わることによって、習得し、成長していくためには、承認という潤滑油が欠かせないとそのように感じています。
 承認の溢れる職場を目指し、聖書の言葉にある、「与えられるより、まず与えよ」の精神で、承認の出し手であり続けたいと感じています。

 ありがとうございました。





「承認大賞2011プロジェクトに応募して」

 まずは、このような企画を生んでくださった、NPO法人企業内コーチ育成協会、また代表でいらっしゃる正田様に感謝の気持ちをお伝えさせていただきたいと思います。ありがとうございました。

 正田様の著書のお言葉を借りるなら、私は「承認使い」としては、駆け出しで、修行中の身であります。日々、体験の中でうまくいくこともあります。成果としての手ごたえもありますが、同時に失敗もたくさんあります。

 日本ファシリテーション協会の代表でいらっしゃる堀 公俊氏の著書、教育研修ファシリテーションの中で、「D.コルブ氏が提唱されている経験学習モデル」というものがありました。これは私が勤める高齢者介護の現場での人材育成モデルにも通じるのですが、「経験→省察→概念化→実践→経験・・・」というサイクルを繰り返していくことで、成長を図っていくというモデルのようです。中でも、省察と概念化のプロセス、振り返り、気付きを得て、言語化し、次の行動につなげる準備をする過程の重要性を指摘されています。

 先の述べたように、私は「承認使い」としては、まだまだ修行中の身です。日々の出来事の中での自身の行動を振り返りながらの毎日です。今回の承認大賞プロジェクトの機会は、私にとっては、省察、概念化の機会であったと思っています。
やりっ放しではなく、振り返り、言語化することで、人は次のステップへ進んでいくのではないかと思います。成長の方向に進んでいくのではないかと思います。多くの人が承認プロジェクトの機会を活用され、日々頑張っていることをぜひ、言語化し、振り返りの機会として活用され、「承認使いの師範代」を目指していただきたいと思っています。

 ありがとうございました。(了)


林さん、こちらこそありがとうございました!(^^)/

神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp