公益社団法人兵庫工業会で9月に講師を務めさせていただくにあたり、

 当協会の(瓜生原氏作成)効果測定調査票(アンケート)も、ご希望される企業様には使っていただけることになった。

 管理監督者大会では、時間枠を6時間とって承認だけ教えてよい、という贅沢な時間のかけ方をさせていただける。ので、受講生様にはかなりしっかり学び、それについて思考をめぐらしたりもしていただけるのではないかと思う。


 ただ過去にはそういうアンケートの例がなかったそうで、事業推進部の福田部長は

「う〜ん、受講生本人と部下までが対象なんですか。本人対象に事前アンケートというのは例があるんですが・・・」


と、首をひねっておられたが、


「ご本人様が真摯に学ばれると、職場の人材育成の担い手になり若い部下の方まで全員力が引き上げられる、というのが承認コーチングの波及効果の大きさなんです。そこの波及効果を実感していただければ。

 また、3か月後、6か月後とアンケートをとることで受講生ご本人様の”学ぶ責任感”もアップしていただけるのではないかと」


と、ご説明すると、

「わかりました、やってみましょう。企業の人事担当者に話してみましょう」

と言ってくださった。



 ここでのターゲットは中小製造業さん。

 限りある資源の中で、いかに最大の学びをして強い人、考える人、能力の高い人をつくっていただくか。

 そのカギは現場の管理職の力量にあり、そのための教育研修は1つ1つ大切に学んでほしい。

 製造業様だと、その「1つ1つ大切に」というところは、していただけるのではないかと思う。



 こういうのも、

「生きている間に後世のためのことをどれだけできるか」

自分に課している。し、工業会様もよく応えてくださる。感謝。


 
 なお福田さん曰く


「正田先生は神戸では受けがわるいそうですが、何故なんでしょうねえ・・・口調が優しすぎるんじゃないですか?」

「えへへ・・・そうでしょうか;;」


 たしかに、以前からいうように一般的な研修講師のノウハウとして

「断定する」
「言い切る」

というのがあるようなんですが。

 それをやると予後がどうなるか、というのも体験的に知っているので・・・


(現実にヒューマンスキル系で万人に当てはまる、言い切れることなどほとんどない。そして受講生さんもそのことを良く知っているので、断定口調でいうとその場の収まりはいいが、あとあと「結局研修なんて適当なこと言うよなあ」ということになりがち)

 



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp