「猛暑・節電」のこの夏特有の現象かなと思われること。


 会社員の女性がひらひらした露出の多い服を着て仕事する。襟ぐりが大きく開いてお辞儀をしたら胸が丸見えだったりする。


 先日もある大企業の女性が・・・、と愚痴っていたら、


「うちもあるよ」


 知り合いの経営者さんが苦虫をかみつぶしたような顔で言う。


「競争するように露出多い服を着てきよるよ。会社は戦争しに来るところだっちゅうのに。私が言うと『セクハラだ』ということになりかねないから、言わんけどな」


 経営者が言えないとしても、直属の上司はもっと言いづらいんじゃないかな。

 1社の女性が丸ごとそうだとすると、どこから「改善の機運」は起こるんだろう。正田も中年女性だから、「脇汗対策」なんかは頭を悩ませるんだけどね。

 きっと、私は詳しくないがファッション雑誌で「ひらひら服をオフィス服に!」って、推奨してるんだと思う。


 男性たちは去年のカジュアルなクールビズ流行りが一段落し、私が見かける範囲の人はワイシャツに長ズボンの姿。

 今どきのクールビズの格好はできない、という経営者さんは、


「私はワイシャツにネクタイだよ、来客があるんだから」。


 この、

「来客があるんだから」

という感覚は大事にしてほしいと思う。


 自治体でも生活保護受給申請の窓口の女性が襟ぐりの大きく開いたカットソーなんか着ていたら神経を逆撫でする。



 さて、女性たちの「変なクールビズ」は、どのへんで決着するんだろうか・・・


(てなことを言っていたら、日経新聞の6日夕刊に「ひらひらした服を着ていたら当時の上司に注意された」とキャリア女性の経験談が載り、どうも今年日本中普遍的にある現象みたいだ)



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