26日は、姫路師友会で会長の田中昭夫先生による「人物に学ぶ―春日潜庵」のご講義。


春日潜庵(1811-1860)という人は、19世紀の京都の漢学者(陽明学者)。維新の思想に深い影響を与えたとされます。


この日は資料-10として「幕末・維新前夜年表」 B4・5ページにわたるものをつけてくださいました。

江戸期のはじめから国内のうごきが幕府・朝廷・水戸学・勤王諸般 と分かれ、左端には西欧列強のうごきが載っていて、江戸期をつうじてロシアはじめ西欧諸国が日本にチョッカイを出してきた歴史と国内の動向が如実によみとれます。

こういう資料ははじめてみました。大変な労作とおもいます。


途中、春日と10数年手紙のやりとりを続けていた森田節齊という人物が訪れてきて明け方まで飲んだ。節齊は帰り道に千鳥足で帯剣を落として気がつかなかった。それを七言絶句の漢詩に詠み、塾生と戯れている。


と、酒飲んで剣を落としてそれをネタに漢詩を詠む、むかしの人は剛毅で教養があったんだなと思いますが、このくだりを田中先生が得意の朗々たる詩吟で披露してくださいました。


2012年8月、人道地に堕ちた時代にあって、姫路「サラト」社の会議室で30数名ほどが集まり維新前夜の漢学者について学ぶ。

なんだか目の奥に焼き付けたい一瞬でした。


「聖学を修むれば、賢は賢なり、愚は愚なりに人物が出来る。」(「金鶏講堂餘録」)



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「脱原発依存を『過半数の国民が希望』
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201208280123.html


「討論型世論調査」 というものを今月4,5日に政府としては世界で初めて行った。読売新聞などによると、その結果「脱原発依存」の意見が41%から47%に増えたという。

討論型どんなやり方をしたんだろう。とても興味津々。


上記の記事によると、世論調査は固定電話にかけて行うため、固定電話をほとんど持っていない20代の意見がとりこめていない。20代では、原発現状維持派がわりあい多いのだそうだ。


「うちの息子(現在16歳)」みたいなひとたちなのかなあ。

よのなかカフェにもなかなかこの世代を巻き込めないでいる。何かきっかけがあるといいのだけど。


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読売新聞では、「『叱る』ためらう上司・親」の記事。


早晩そういう話になると思っていた。

「行動理論」や「親学」では、「叱る」ことを上手く位置づけていない。

行動理論では「罰」は反発心を生み良くない、と否定的なのだが、
それを例えばビジネスにまったく応用できるかというとそうではない。

それは教える側教えられる側に截然と距離があり、
生徒が先生に共感できていない、
もっというと、
「なぜ、これをやってはいけないのか」
を、自分ごととして考えられていない場合なのではないかと思う。

ビジネスに入ったら、
たとえばお客さんを失ったらくいっぱぐれになる、
「会社の死」になり、
それがイコール「自分の死」につながるかどうかわからないが、
困る。

いずれにしても、
指導する側にまずは「褒める」を含む「認める」を植えつけ、
その次の段階で「叱る」ことも行動に取り込むよう計らう必要がある。

結局人を指導するということは、トレーニングが要るのだ。
それも短時間のではなく。



神戸のコーチング講座 NPO法人企業内コーチ育成協会
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