お世話になっている皆様
おはようございます。
企業内コーチ育成協会の正田です。
アルジェリアで亡くなられた方々の悲報に胸つぶれる思いで過ごした先週末でした。「日揮」の社員様方は、やや遠いお仕事ですが、皆様の海外での活躍のお蔭でわたくしたちが石油製品を使い、便利な日々を送らせていただいていることを改めて知りました。そしてその仕事が危険に満ちていることも。
今回は日本人を集中的に狙ってきたとのこと。テロへの備えも十分にしながらも、その裏をかいてくるのがテロだとのことですが、是非再発防止できますよう、また進出先の国で日本の貢献が正しく理解されることを祈っております。
※このメールは、NPO法人企業内コーチ育成協会のスタッフ及び代表理事・正田が、過去にお名刺を交換させていただいた方・当協会のイベントやセミナーにご来場いただいた方にお送りしています。ご不要の方は、メール末尾にありますURLより解除いただくか、このメールに直接「不要」とご返信ください。
本日の話題は:
■メンタルヘルスの「セルフケア」、どうしてますか。
■ふたたび「体罰」について考える
■講演会のお知らせ
「日本の企業を『つながり力』で動かす!」(2月13日)
■早くも好評。よのなかカフェin姫路 (2月15日)
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■メンタルヘルスの「セルフケア」、どうしてますか。
新型うつ、適応障害などのメンタル疾患が職場に多発し、これを「労務リスク」とみなければならない、とする考え方が広まっています。
働き盛りの正社員がうつで1人休職したときの企業の蒙るコストは単純計算して年間1000万円。しかしそれだけではない、周囲の人がその人の仕事をカバーするために行う残業、補充の人への教育コストなどを含めると2000万円に上るともいいます。
これへの対策として、厚労省が提唱する4つのケアは
1)セルフケア
2)ラインケア(管理職によるケア)
3)企業の産業医、産業カウンセラーなどによるケア
4)社外リソースの活用
などで、平成25年から社内研修会が義務付けられることになります。労基署の立ち入り調査があれば研修を行ったか否かが必ず問われるそうです。
さて、当協会では日頃「承認中心コーチング」を提唱し、管理職がこれの担い手となることで業績向上だけでなく、職場のメンタルヘルスにも極めて高い予防効果があることをみてまいりました。
一方、管理職が行うには適さない予防策もあります。
ご本人のもともと持っている人格的な偏りのため、メンタルヘルスを害しやすい人も中にはいます。こうした人々が精神的タフさを獲得するために、まれに管理職からの関わりが功を奏することもありますが、基本的には医療やセラピーを受診してもらうことが望ましいでしょう。管理職が「傾聴」を行うのは大事なことですが、管理職の本来の役割はカウンセラーではありません。
こうした人は、どのようなセルフケアをするのが望ましいでしょうか。
こうした人々のもっている「偏り」の種類も一様ではないので、これまであまりご紹介しやすい本がなかったのですが、最近出版された本でお勧めしたいものがありました。
『現世療法』(千田要一、クラブハウス、2013年1月)
書評をこちらに掲載しました
「『現世療法』、セルフケア、「体育会系」との決別」
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51845632.html
上記の書評にあるようにやや「スピリチュアル」が前面に出ているので「引き」たくなりますが、そこをぐっとこらえて中身を読むと、これは「セルフケア」には非常にいい本だということがわかります。
最新の「ポジティブ心理学」を踏まえ、「感謝」「褒め日記」「瞑想」「森田療法」など、自分でできるものから専門家に依頼するものまで、幅広くセルフケアの方法を網羅しており、お勧めです。
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■ふたたび「体罰」について考える
前回のこのメールニュースでも「体罰」を取り上げましたが、桜宮高校での「体罰」問題発生以来、愛知、京都と全国各地で学校の運動部指導者による体罰の報告が相次ぎました。また昨日には、ロンドン五輪の女子柔道代表選手らが監督による体罰を告発するという動きにもなっています。
上記のブログ記事でも桑田真澄氏の著書をとりあげましたが、体罰に頼る日本のスポーツ指導はやはり世界的にも特異であり、それは決して威張れたことではないようです。
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51845632.html
ここでいう「野球道」にある、「長時間練習」や「絶対服従」は、そのままわが国の職場のマネジメントのスタイルにも踏襲されている感じがしますね。
桑田氏の提唱する「スポーツマンシップ」という言葉。高校球児の宣誓にも使われ、やや耳新しさのない言葉のようですが、桑田氏がそこに込めた意味合いは、暴力や抑圧との決別、それに合理精神やリスペクトしあう高次の人間関係に基づいた向上であることがわかります。
軍隊のまねをして体罰をすることが何故いけないか。前回の記事ではそこが説明不足だったきらいがありますので、補足の記事をこちらに書いております。
「問題に対処する国、しない国―「日本モデル」とは―」
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51845034.html
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■講演会のお知らせ
「日本の企業を『つながり力』で動かす!」(2月13日)
公益社団法人兵庫工業会人材育成部会のイベント部会で、わたくし正田が講演させていただくことになりました。
考えてみますと、2010年に当協会顧問・太田肇氏(同志社大学教授)、11年にわたくしがこの同じイベント部会で講演させていただき、当協会の考え方をこの場でお話させていただくのは通算3度目となります。
タイトルは「日本の企業を『つながり力』で動かす!」
わたしたち日本人の特性とは何か、そしてグローバルで優位を築いて生き残るために必要な教育とは何か。工場を舞台にした、「承認中心コーチング」の最新データも、お客様のご厚意でご紹介いたします。
2月13日(水)15時より神戸市産業振興センターにて、参加費おひとり1,000円。定員30名。
詳細とお申し込みは兵庫工業会ホームページ
http://www.hyogo-ia.or.jp/info-pdf/event.pdf にて。
皆様、お忙しいことと存じますが、是非ふるってご参加ください。
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■久びさ姫路でよのなかカフェ「姫路版・高齢化社会を探る!」(2/15)
議論を通じて「考える社会人」を育てるよのなかカフェ第37回。次回は姫路で開催いたします。
タイトルは「高齢化社会」。増え行く元気なシニア層の力を地域にどう活かすか、また充実した老後を過ごしていただくか。「姫路」という地域社会にそれがどう組み込まれていくかを探ります。
前回、このメールニュースでお知らせしたところ、早速10名を超える方々がお申込みくださり、このテーマへのご関心の高さがわかります。
まだ若干お席の余裕がございます。世代を問わず、新しい地域社会にご関心のある方はぜひお越しください。
日時:2013年2月15日(金)19:00〜20:30(最大21時まで延長あり)
会場:姫路駅南口・ノマドワーキングカフェ「ロバスト」 http://robust.bz/
主催:特定非営利活動法人企業内コーチ育成協会
参加費:1,000円(+別途ドリンク代)
お申し込みは メール info@c-c-a.jp (NPO法人企業内コーチ育成協会)まで。
お名前・ご職業を添えて お申込みください。
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※このメールは、NPO法人企業内コーチ育成協会のスタッフ及び代表理事・正田が、過去にお名刺を交換させていただいた方・当協会のイベントやセミナーにご来場いただいた方にお送りしています。
今後ご不要の方は、
空メールをご返信いただくか、こちらのページ
http://www.webcordial.com/bn/tk.html
より解除していただければ、
購読リストから外し、次回から送信されないようにいたします。
※このメールは転送歓迎です。
もしこのメールを新たに購読ご希望のかたがいらっしゃいましたら、
info@c-c-a.jp まで、「メールニュース希望と書いて
お申込みください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
まだ寒い日々が続きます。皆様くれぐれもご自愛ください。良い日々をお過ごしくださいますよう。
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
100年後に誇れる人材育成をしよう。
特定非営利活動法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
代表理事 正田 佐与
----------------------------------------
Email:info@c-c-a.jp
TEL: 078-857-7055 FAX: 078-857-6875
Post:〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中1-4-124-205
ツイッターアカウント: @sayoshoda
フェイスブックページ: http://www.facebook.com/sayo.shoda
ブログ「コーチ・正田の 愛するこの世界」
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/
愛する日本を、人が元気になる国にしませんか。
「承認大賞2011プロジェクト」
http://.shounintaishou.jp
「企業内コーチ育成のすすめ」
(株)帝国データバンク社『帝国ニュース兵庫県版』
2008年〜2012年 長期連載このほど完結
http://blog.livedoor.jp/officesherpa-column/
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おはようございます。
企業内コーチ育成協会の正田です。
アルジェリアで亡くなられた方々の悲報に胸つぶれる思いで過ごした先週末でした。「日揮」の社員様方は、やや遠いお仕事ですが、皆様の海外での活躍のお蔭でわたくしたちが石油製品を使い、便利な日々を送らせていただいていることを改めて知りました。そしてその仕事が危険に満ちていることも。
今回は日本人を集中的に狙ってきたとのこと。テロへの備えも十分にしながらも、その裏をかいてくるのがテロだとのことですが、是非再発防止できますよう、また進出先の国で日本の貢献が正しく理解されることを祈っております。
※このメールは、NPO法人企業内コーチ育成協会のスタッフ及び代表理事・正田が、過去にお名刺を交換させていただいた方・当協会のイベントやセミナーにご来場いただいた方にお送りしています。ご不要の方は、メール末尾にありますURLより解除いただくか、このメールに直接「不要」とご返信ください。
本日の話題は:
■メンタルヘルスの「セルフケア」、どうしてますか。
■ふたたび「体罰」について考える
■講演会のお知らせ
「日本の企業を『つながり力』で動かす!」(2月13日)
■早くも好評。よのなかカフェin姫路 (2月15日)
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■メンタルヘルスの「セルフケア」、どうしてますか。
新型うつ、適応障害などのメンタル疾患が職場に多発し、これを「労務リスク」とみなければならない、とする考え方が広まっています。
働き盛りの正社員がうつで1人休職したときの企業の蒙るコストは単純計算して年間1000万円。しかしそれだけではない、周囲の人がその人の仕事をカバーするために行う残業、補充の人への教育コストなどを含めると2000万円に上るともいいます。
これへの対策として、厚労省が提唱する4つのケアは
1)セルフケア
2)ラインケア(管理職によるケア)
3)企業の産業医、産業カウンセラーなどによるケア
4)社外リソースの活用
などで、平成25年から社内研修会が義務付けられることになります。労基署の立ち入り調査があれば研修を行ったか否かが必ず問われるそうです。
さて、当協会では日頃「承認中心コーチング」を提唱し、管理職がこれの担い手となることで業績向上だけでなく、職場のメンタルヘルスにも極めて高い予防効果があることをみてまいりました。
一方、管理職が行うには適さない予防策もあります。
ご本人のもともと持っている人格的な偏りのため、メンタルヘルスを害しやすい人も中にはいます。こうした人々が精神的タフさを獲得するために、まれに管理職からの関わりが功を奏することもありますが、基本的には医療やセラピーを受診してもらうことが望ましいでしょう。管理職が「傾聴」を行うのは大事なことですが、管理職の本来の役割はカウンセラーではありません。
こうした人は、どのようなセルフケアをするのが望ましいでしょうか。
こうした人々のもっている「偏り」の種類も一様ではないので、これまであまりご紹介しやすい本がなかったのですが、最近出版された本でお勧めしたいものがありました。
『現世療法』(千田要一、クラブハウス、2013年1月)
書評をこちらに掲載しました
「『現世療法』、セルフケア、「体育会系」との決別」
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51845632.html
上記の書評にあるようにやや「スピリチュアル」が前面に出ているので「引き」たくなりますが、そこをぐっとこらえて中身を読むと、これは「セルフケア」には非常にいい本だということがわかります。
最新の「ポジティブ心理学」を踏まえ、「感謝」「褒め日記」「瞑想」「森田療法」など、自分でできるものから専門家に依頼するものまで、幅広くセルフケアの方法を網羅しており、お勧めです。
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■ふたたび「体罰」について考える
前回のこのメールニュースでも「体罰」を取り上げましたが、桜宮高校での「体罰」問題発生以来、愛知、京都と全国各地で学校の運動部指導者による体罰の報告が相次ぎました。また昨日には、ロンドン五輪の女子柔道代表選手らが監督による体罰を告発するという動きにもなっています。
上記のブログ記事でも桑田真澄氏の著書をとりあげましたが、体罰に頼る日本のスポーツ指導はやはり世界的にも特異であり、それは決して威張れたことではないようです。
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51845632.html
ここでいう「野球道」にある、「長時間練習」や「絶対服従」は、そのままわが国の職場のマネジメントのスタイルにも踏襲されている感じがしますね。
桑田氏の提唱する「スポーツマンシップ」という言葉。高校球児の宣誓にも使われ、やや耳新しさのない言葉のようですが、桑田氏がそこに込めた意味合いは、暴力や抑圧との決別、それに合理精神やリスペクトしあう高次の人間関係に基づいた向上であることがわかります。
軍隊のまねをして体罰をすることが何故いけないか。前回の記事ではそこが説明不足だったきらいがありますので、補足の記事をこちらに書いております。
「問題に対処する国、しない国―「日本モデル」とは―」
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/archives/51845034.html
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■講演会のお知らせ
「日本の企業を『つながり力』で動かす!」(2月13日)
公益社団法人兵庫工業会人材育成部会のイベント部会で、わたくし正田が講演させていただくことになりました。
考えてみますと、2010年に当協会顧問・太田肇氏(同志社大学教授)、11年にわたくしがこの同じイベント部会で講演させていただき、当協会の考え方をこの場でお話させていただくのは通算3度目となります。
タイトルは「日本の企業を『つながり力』で動かす!」
わたしたち日本人の特性とは何か、そしてグローバルで優位を築いて生き残るために必要な教育とは何か。工場を舞台にした、「承認中心コーチング」の最新データも、お客様のご厚意でご紹介いたします。
2月13日(水)15時より神戸市産業振興センターにて、参加費おひとり1,000円。定員30名。
詳細とお申し込みは兵庫工業会ホームページ
http://www.hyogo-ia.or.jp/info-pdf/event.pdf にて。
皆様、お忙しいことと存じますが、是非ふるってご参加ください。
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■久びさ姫路でよのなかカフェ「姫路版・高齢化社会を探る!」(2/15)
議論を通じて「考える社会人」を育てるよのなかカフェ第37回。次回は姫路で開催いたします。
タイトルは「高齢化社会」。増え行く元気なシニア層の力を地域にどう活かすか、また充実した老後を過ごしていただくか。「姫路」という地域社会にそれがどう組み込まれていくかを探ります。
前回、このメールニュースでお知らせしたところ、早速10名を超える方々がお申込みくださり、このテーマへのご関心の高さがわかります。
まだ若干お席の余裕がございます。世代を問わず、新しい地域社会にご関心のある方はぜひお越しください。
日時:2013年2月15日(金)19:00〜20:30(最大21時まで延長あり)
会場:姫路駅南口・ノマドワーキングカフェ「ロバスト」 http://robust.bz/
主催:特定非営利活動法人企業内コーチ育成協会
参加費:1,000円(+別途ドリンク代)
お申し込みは メール info@c-c-a.jp (NPO法人企業内コーチ育成協会)まで。
お名前・ご職業を添えて お申込みください。
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※このメールは、NPO法人企業内コーチ育成協会のスタッフ及び代表理事・正田が、過去にお名刺を交換させていただいた方・当協会のイベントやセミナーにご来場いただいた方にお送りしています。
今後ご不要の方は、
空メールをご返信いただくか、こちらのページ
http://www.webcordial.com/bn/tk.html
より解除していただければ、
購読リストから外し、次回から送信されないようにいたします。
※このメールは転送歓迎です。
もしこのメールを新たに購読ご希望のかたがいらっしゃいましたら、
info@c-c-a.jp まで、「メールニュース希望と書いて
お申込みください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
まだ寒い日々が続きます。皆様くれぐれもご自愛ください。良い日々をお過ごしくださいますよう。
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100年後に誇れる人材育成をしよう。
特定非営利活動法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
代表理事 正田 佐与
----------------------------------------
Email:info@c-c-a.jp
TEL: 078-857-7055 FAX: 078-857-6875
Post:〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中1-4-124-205
ツイッターアカウント: @sayoshoda
フェイスブックページ: http://www.facebook.com/sayo.shoda
ブログ「コーチ・正田の 愛するこの世界」
http://blog.livedoor.jp/officesherpa/
愛する日本を、人が元気になる国にしませんか。
「承認大賞2011プロジェクト」
http://.shounintaishou.jp
「企業内コーチ育成のすすめ」
(株)帝国データバンク社『帝国ニュース兵庫県版』
2008年〜2012年 長期連載このほど完結
http://blog.livedoor.jp/officesherpa-column/
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