24日、三木市商工課様主催のワーク・ライフ・バランスセミナーの講師を務めさせていただきました。
お題は「ワーク・ライフ・バランス(WLB)を実現する『つながり力』〜信頼と成長、スピード感をもたらす『承認』コミュニケーション」。
三木市内の事業所の経営者、人事総務担当者、三木市職員など14名が来られ聴講・ディスカッションされました。
WLBは大事なことですがグローバルとの熾烈な競争のただ中にある企業に「時短ありき」で語っても説得力が持ちにくい。承認中心コーチングがこれまでに行ってきた、高業績の達成から時短へ、という流れでお話ししたちょっと変則気味のセミナーでしたが、
企業の方々からは
「時短を難しくするのは、従業員1人ひとりの『抱え込み』行動だと思う」
「尊敬する上司だと一生懸命働ける」
と、実感のこもった発言が出ました。
このたびのセミナーは神戸新聞さんに取材していただき、三木版に大きく取り上げていただきました。
記事内容は:
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「つながりが『時短』生む―働く環境考える講演会
上司と部下 同僚同士 『承認』取り入れ円滑に」
仕事と生活の調和(ワークライフバランス)をテーマにした講演会が24日、三木市福井のサンライフ三木であった。NPO法人「企業内コーチ育成協会」の代表理事、正田 佐与さん(49)=神戸市東灘区=が、「上司と部下、同僚をつなぐことで、高業績と労働時間短縮(時短)を生むことができる」と語った。
市内の事業所でゆとりのある職場環境をつくってもらおうと、三木市商工課が企画。市内企業で働く総務や人事担当者ら14人が参加した。
企業の管理職らに部下のやる気を引き出す技術「コーチング」を伝えている正田さんは、バブル経済の崩壊後に企業組織が様変わりしたと指摘。遺伝子レベルで日本人は不安を感じやすいなどと指摘し「そのため日本人はつながりを求めるのだと思う」とした。
そのつながりを円滑にするため、相手の行動や存在価値を認める”承認”という行為をキーワードに提示。承認の効用として、プロ意識が高まり、問題行動が減るといい、承認する手法を実際に取り入れた企業などの成功例を紹介した。
正田さんは「遠回りになるかもしれないが、組織のつながりを良くすることで時短などが可能になり、ワークライフバランスにもつながる」と話した。
携帯販売会社の総務を担当する石橋由紀子さんは「承認する行為は職場でも生かせると思った」と話した。
(了)
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執筆は三木支局の堀内達成記者でした。やや回りくどい内容の講演でしたのに非常に正確にお話しした趣旨を汲み取って記事にしていただきました。素晴らしい記事をありがとうございました。
この講演にお声掛けいただいたひょうご仕事と生活センター様、三木市商工課様、打ち合わせから集客、当日までお世話になった同課小山様、大林様、そして参加者の皆様、ありがとうございました。
100年後に誇れる人材育成をしよう。
NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp
「第3回承認大賞」募集ページはこちら!あなたのエピソードを教えてください
http://www.shounintaishou.jp
「承認大賞ハンドブック2013」ご紹介ページはこちらです
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