ハンドルネーム「前田さん」(福祉施設勤務)より、今度は「上司部門」にご応募をいただきました!

 
 今度は「前田さん」が承認の「発し手」になった事例。相手は今年新卒で採用された施設の若手職員さんです。

 
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■あなたとの関係 = 直属の部下、女性。施設に新卒で採用され日中支援の現場に配属。
  大学在籍中より実習やボランティアでかかわるうちに、対人支援の仕事への思いを強くし就職。特に関わりの深かった当部署に配属となり、やる気いっぱいで業務にあたってくれています。

■状況 = 希望していた仕事に就き、日々明るく元気に利用者対応をこなし、職員にも気を配ってくれました。新人としては十分な頑張りをしてくれていました。

■あなたが伝えた言葉 =
ある利用者のご家族さんより、「Mさんは元気で笑顔がいいね。いい職員さんが入ったね。」と話をしていただきました。上司としてこの言葉はとてもうれしかったです。
その後、間もなく本人と話をした時に、この話とともに、私もうれしかったと伝えました。

■部下の反応 =
話の途中より、彼女の目から涙がどっとあふれてきまいました。
不安の中、彼女なりに意識して一生懸命がんばっていたようです。そのことを家族が見ていてくれて、上司である私を介して知ることなり、うれしく安心もしたようです。


■後日談 = 今は自信もつき、自分の意見や考えを出すことが出来るようになってきています。また、スキルアップして正規として、職員の中心にいて元気に奮闘してくれています。


■あなたの気づき等 =
当時の本人は、やりたかった支援の現場の中で、思うようにならないことや分らないことも多く、不安と自信のなさにさいなまれていたようです。明るく何事もないように振舞っていたのはそれを無意識に隠そうと無理していたように感じます。
このときをきっかけに、少しずつ自分の悩みや考えを抱え込みすぎずに相談できるようになってきています。


(前田さん 福祉施設勤務 30代より)


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 そうですか、そうですか・・・。

 新しく施設職員として入所し明るく元気に振る舞っていたのに、内心は不安でいっぱいだったんですね。

 ちょうどそんなタイミングでかけられた言葉。

 
 この「承認」の言葉は2重構造になっているようです。

 利用者さんのご家族から「Mさん」をほめる言葉を、Mさんの上司である「前田さん」に。それを「前田さん」から部下のMさんに伝えた、ここはまずは「第三者メッセージ」といえますが、それに仲介者の「前田さん」から、「私もうれしかった」と、Iメッセージを追加して伝えているのです。


 それをきいたMさん、どうだったか。「目から涙がどっと溢れてきました」。顔には出さなくてもそれまで、どんなに不安で緊張していたことでしょう。ノドから手が出るほど必要としていた言葉だったのですね。


 ほかの事例にも出てきますが福祉施設での新人さんとは、新米といえども対利用者さんにミスの許されない厳しい水準の仕事を要求され、ミスすれば落ち込み、「自分は本当にここにいていいのだろうか」とまで思いつめるもののよう。報道関係だった正田などには想像もつかないほど、あるべき・ありたい姿と現在の自分の姿にギャップを感じるもののよう。

 だから、「あなたの存在には肯定的な意味がある」という言葉がふつう以上に必要なのでしょうね。

 タイムリーに利用者さんのご家族からもいい言葉があり、それをしっかり伝えてあげた「前田さん」、ナイスでした。こういう言葉のあるなしがきっとMさんのようなひたむきな職員さんの成長に大きな影響を及ぼすことでしょう。


 「前田さん」、素晴らしい事例をありがとうございました!



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