今月12日の兵庫県経営者協会・女性産業人懇話会(VAL21)様でのセミナーの参加者アンケートを、同協会およびひょうご仕事と生活センター様のご厚意でご紹介させていただきます。
 参加者29名、アンケート回収は24名でした。


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参加して「満足」24人 「不満足」0人
内容「良かった」20人 「普通」4人 Not OK 0人
気づいたこと「あった」24人 「なかった」0人


記述式回答:
 
・強みを確認すると自身が出てきました。きちんと行動を見直すと、直接承認も出来るような気がしてきました。

・改めて承認することの大切さを認識できた。ローレプレイがあり、体得できた。

・スライドが実践に基づいた内容でわかりやすかったです。承認することの大切さを改めて実感しました。

・初めて聞くお話で勉強になりました。

・今回は導入部分で駆け足の部分も多かったですが、次回で腑に落ちるところまで学ばせていただけるのが楽しみです。

・コーチングスキルについては以前に学んだことがありましたが、忘れている部分が多くありました。思い出す良いきっかけになりました。明日から実践します。

・それぞれの承認の種類を意識して、増やしていきたいと思います。

・日頃忘れがちな「承認」について学べて良かった。実践したい。自分の強みに少し気づいた。

・行動承認をして相手からの喜びの声に逆に嬉しかった。

・コミュニケーションの一つになる素晴らしいものだと感じました。もっと早くから実践しておけば良かった。

・承認の重要性が良く分かりました。いつも当たり前と思われていることもきちんと感謝を表すことで、その人の強みを認めることになるのだと思い至りました。

・承認の大切さはわかっているつもりだったが、体系だてて学べると頭の整理になる。

・とても学びたかったことを“やさしく”教えていただけた気がします。そして何より「承認」していただけたと思います。本当にありがとうございました。とてもわかりやすかったです。

・普段から気をつけていること、まだまだ足りないなと思うことがわかりました。このような研修はとても実生活、仕事に役立ちます。

・「承認」という言葉の新たな深い意味に気付きました。相手を認めたり、褒めることが大事とわかりつつ、なかなか実践できないでいたので、是非実践したいと思います。

・普段から職場の人にはできるだけ小さなことでも感謝の気持ちを伝えるようにしていますが、お話をお伺いして「プラス1」的なものを加えれば、さらに効果的になるのがわかりました。早々じっせんします。

・実習も交えて実感しやすかった。話も上手でわかりやすかった。

・承認を演習形式で実施しましたので、行う方、される方の気持ちが実感できてよかったです。

・承認の種類、例が参考になりました。実践し、身につけていきたいと思います。

・まだ部下はいないのですが、ほめられるということはとても嬉しくなり、もっと頑張ろうと思えたので、同僚に明日からでも実践しようと思うことができました。

・最初から参加できなkっったので…。2人1組みの活動が端数で十分出来なかった。今の自分の部署に承認の雰囲気が欠けていると感じた。ありがとうございました。試してみます。

・わかりやすくコーチングを学ぶことが出来て良かったです。次回も楽しみにしています。


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 時間の制約もありかつ、1日のお仕事のあとの疲れていたはずの時間でありながら、よくこうして吸収していただいたことと思います。皆様ありがとうございます。


 ところで、この「VAL21」のメンバーの皆様から続々宿題が届いているのですが、この場を借りてお詫びしてしまいます。宿題のご返送が遅れていてごめんなさい。<(_ _)>

 「承認大賞」の締切日と宿題の締め切り日が重なり、かつ2週間ほど前に尾てい骨打撲をやってしまって長い間PCの前に座れないので、極端に生産性が低いのでございます。

 メンバーさん方からの宿題はとてもレベルの高いものです。一刻も早くコメントしてお返ししたいのはやまやまなのですが・・・来週明けには、何とかお返しできるようにがんばります。もう少しお待ちくださいね。


 

100年後に誇れる人材育成をしよう。
http://c-c-a.jp




 
PS

あんまりご想像がつかないかもしれませんが正田は敵だらけです。
先日は、「正田先生はオシツケガマシイ。一方的」というデマを同業者(男性、高齢者)から流されるというめにあいました。
競合さんがどんな汚い手を使ってくるかわからない、生き馬の目を抜く業界だ、ということを再認識しました。

なのでこうして公的機関さんがとった参加者アンケートの公開をお許しいただけるというのは大変ありがたいことです。

誤解を恐れずにいうと、教育というものは、言うならすべて「押しつけ」です。

あるいは、「すべての教育は洗脳だ」というのも正しいかもしれません。


ここ十数年、「教えない教育」というフレーズも跋扈しました。しかし私はこれに否定的な立場です。
それは、数年前にATRの脳科学者の先生が言われたこと、

「気づきに頼った教育は効率が悪い。教えるというのは相手の脳に『フォルダ』を作ってあげるということ。気づきのみに頼っていては、きれいなフォルダが作られない」

が、私の実体験とも非常に重なり、納得できたからです。

いかに生徒さんの脳に後々使い勝手のよい「フォルダ」を作ってあげるか、そのために教師は全力をあげなければなりません。それは気づきに頼っていてはコントロールできないことなのです。


しかし、こうした考えをわかってくださる方は特に(企業の人事担当者を含めた)素人の方には少なく、私が

「教えない教育なんて、ウソですから」

といった言い方をすると、「正田は傲慢な女だ」と思われるようです。


でも悔しかったら、「教えない教育」「気づきのみに頼った教育」が、当協会のような研修効果を挙げられるか、効果計測をして比べてみたらいいのです。これも傲慢な言い方でしょうか。
私的には、「きちっと教えてあげることは愛。教えることとは逃げないこと」なのです。


私のする教育とは、いわば確信犯で「押しつけ」をやりつつ、もともと主体性高く思考力のある受講生様方に「押しつけられたのではない。自分が納得して受け取ったのだ」と感じていただくことを目指してやっているのです。