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 9月2度目の3連休最終日の22日、兵庫県中部の多可町へドライブ。

 季節の花、彼岸花をみてまいりました。


 
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 多可町はこの季節、町中いたるところに彼岸花が咲き乱れます。中でも中区間子というところの水田の一角にある彼岸花畑が有名。思出川という用水路に小さな水車が回るのをバックに咲き乱れる彼岸花…。なんとも芸術的なとりあわせ。


 
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 ここならではの白彼岸花も美しい。ついアップで撮りたくなります


 彼岸花は別名曼珠沙華ともいい、その美しい色と造形で宗教的な気分になります。

 (しかし、播州地域のある年代の人は匂いがくさいので「手くされ」と呼んでいたとか…。ひどい呼び方^^)


 お別れした人びとが彼の世で幸せに暮らしていることを信じるためのアイコンのようにもおもえます。多可町の人は、なつかしい人びとのために彼岸花を植えたのでしょうか・・・。


 そのあとは丹波市〜篠山市と回り、篠山市で美味しい十割そばをいただいて帰ってまいりました。


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 映画「許されざる者」をみました。

 歳のせいか残酷シーンはみるのがつらい。でも登場する様々な立場の人の「弱さゆえの暴力、弱さゆえの残虐さ」というひとつの主題は痛いほどつたわりました。

 例えば当時の日本人のアイヌ人に対する暴力の中に「恐れ」を見出すことは容易にできるでしょう。また映画の主要モチーフになった、男から女に対する暴力、それに対する報復も。小沢征悦こんな役をやるとは、意外。


 渡辺謙はかっこいいです。昔でいう仲代達矢みたいな立ち位置なんだろな。ラストシーンは、「グラディエーター」を連想しました。


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 映画「そして父になる」をみました。

 特別ドラマチックな展開があるわけではなく、小さなエピソードの積み重ねで、最後はやっぱり泣かされました。

 ややネタバレ気味にすごく勝手な感想を言うとこれはある年代の有能な男性の「競争心」という資質とのたたかいを描いたドラマにもみえます。

 福山雅治演じる主人公の父親はとくに極端に性格が悪いわけでもない、ただ大企業で出世コースに乗る人にありがちな競争心が言動の端ばしに見えるというだけです。その遺伝形質は夏八木勲演じる主人公の父にもみてとることができます。(また、福山と血のつながった息子「琉青」にも)

 このタイプの人が自分の成功要因はその競争心であり、競争心とは生きるためにすべてに優る重要な資質であることに疑いをさしはさむ必要のなかった時代背景というのがありました。主人公はこの映画の中で、幸運にも疑うことができたというわけです。


 というふうに人材育成屋の立場からこざかしく分析しようと思えばできるのですが、、、

 分析などを飛び越えて感動させてくれる、涙を流させてくれる、いやー映画って本当にいいものですね。


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 「第3回承認大賞」一次審査期間が「あと2日」となりました。NPO正会員様方にWEBアンケートへの回答という形で投票していただいています。


 部下部門9例、上司部門4例。 数字的には低調です。ただ事例収集という意味で、またそれに対する価値判断という意味で、当協会の新たな蓄積になります。




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NPO法人企業内コーチ育成協会
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