19日、篠山市商工会様(原田豊彦事務局長)での管理職研修。

 10月あたまから始めて駆け足でもう4回目。間に1回個別面談もはさみました。


篠山市商工会研修



 第4回「説明力」の回でG毎に「説明対抗戦」のブラッシュアップをする受講生様方・・・

 全職員様16名のうちの管理職の方々6名です。

 とても家族的な雰囲気ですすみ、皆様、大変意気高く受講していただきました。

 売上のようにわかりやすい形で成果の出るお仕事ではないのですが、
 皆様からご報告いただいた日々の変化を図々しく手柄自慢のように並べますと、



・振興部(支所)の中での上司部下の会話を工夫した。部下もベテランだが、
 WEBで共有している各振興部の「振り返りシート(日報)」を
 部下と一緒にみながら、業務について部下の考えを尋ね、自分の考えも言い
 摺り合わせをしている。お互いの考え方の理解が進んだ。

―コンサル的な、割合独立性の高いお仕事の内容ですが、こうして摺り合わせをするようになった、というのは素晴らしいですね。ちなみに男性上司と女性部下2人きりの職場です。それまでは「あれやっといて」みたいな無味乾燥な会話をしていたそうです。
 

・共済の勧誘のノルマを早々に達成した人を心から賞賛した。

・同上のノルマ達成が速かった。声掛けの頻度が増えたためとみられる。

・会員からの電話問い合わせに対しこちらから訪問し、会員への専門家派遣につなげた。「会員が1本の電話をかけるのに勇気をふるって掛けてきているのがわかった」。

・部会に対して少々きつい提言を商工会(職員)のほうからした。



 ・・・と、最後のは「それ承認なん?」と思われるかもしれませんが、「承認中心コーチング」を学んでくださり少し時間がたち経験を重ねた方には割合みられる行動です。ちょっと厳しいことも、相手のためと思えば言えるようになるのです。もちろん、言い方には「承認」を盛り込んだり大変に工夫してはりました。

 
 わずか3ヵ月の間に貪欲に学び、目覚ましい成長を遂げてくださった管理職の皆様にお礼申し上げます。
 皆様のお顔を見にいくことは楽しみでした。


 最終回は年明け、「全職員対話」の回となります。全4回の承認コーチング研修を受講された上司の皆様がファシリテータとなられます。



 「承認から対話へ」
 これが当協会の理想とする組織再建・組織開発の流れでございます。



 追記:なお研修導入の旗振り役である原田局長からは「『イノシシの町』というのは違和感がある。われわれは『デカンショの町』だと思っている」とのご指摘をいただきました。
 えへへ、だって、冬には町のあちこちにイノシシの剥製が立ち、橋の欄干にもイノシシが立っているしわたしの頭もつねに「イノシシ」に行くし・・・、
 秋だと、栗とか黒豆枝豆とかもっとシンボルに事欠かないんですけどね。
 そうか、商工会の職員様方はもう来年の「デカンショ祭り」に頭が向いてるんですね。


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 その前日、18日には神戸で「パワーハラスメント対策取組支援セミナー」に行きました。21世紀職業財団主催。

 神戸市産業振興センターの大会議室が一杯になる盛況ぶりでした。

 兵庫労働局の人の冒頭あいさつによると、労働相談の内容では兵庫県内でついに「いじめ・嫌がらせ」が「解雇」を抜き最多となりました。

 パワハラセミナーは何度目かですが、2012年に厚労省の調査がまとまり全体像が一層明らかになったせいか、セミナーの内容も詳しくなりました。パワハラが認められた判例など紹介されますと、狂っている(上司の言動が)と、身震いしたくなります。

 いくつか前の記事の「問題社員に対する普通解雇」との関連はじゃあ、どうなのか、と言われますと、

 今話題の「ブラック企業」の手口では、使えないと判断した若手社員を暴言や無視などのパワハラによって自主退職に追い込むのです。これは本人の精神を破壊し再起不能にするかもしれない、反社会的な手口です。

 そうではなく、能力が低く教育しても効果が出ないと判断した場合、能力の低さを理由に普通解雇することを可能にしたほうが、「パワハラ退職」を減らせることになるのです。ということを、以前NHK「ニュース深読み」に出演したブラック企業の専門家が言われていました。
 上記の「いじめ・嫌がらせの相談件数が最多に」という現象についても、「解雇される前の段階での暴言や無視が頻発し、その段階で相談しているという現象と考えられる」と講師の深海慶子先生は言われました。



 ・・・まあ、なんとわたしの見ている世界は天国と地獄ほどの開きがあることでしょう。

 そして、「法的問題」になるような話のセミナーはなんと盛況なことでしょう。

 残念ながらわたしがお役にたてるのは、「トップ」が決める組織に対してです。


 表題の曲はわたしの場合やっぱりマライア・キャリーです。




100年後に誇れる人材育成をしよう。
NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp