「人口推計:若年女性、2040年半減 896自治体、消滅の恐れ 有識者団体『子育て支援を』」(毎日新聞)と、今日の朝刊各紙にはちょっとセンセーショナルな見出しが躍りました。


 それに対してわたしの正直な感想は、「ざまみろ」(ちょっと小声)というものです。

 これまで無策だったから悪い。


 各自治体、それなりに婚活を主導したりいくらかの工夫はしているのだろうけれど、問題の大きさからみたら全然手ぬるかった。おそらく一部には危機感をもった人がいても、その人たちの声は反映されなかった。その集積が「消滅」ということになる。


 そしてそれは高齢者世代への遠慮、という、力関係からしたら自然なものが作用したことだろう。要は目先のらくな方を選択してきた、易きに流れたということです。


 「日本は少子高齢化という衰退を楽しんでいるのか」(日経ビジネスオンライン・歴史人口学者エマニュエル・トッド氏インタビュー)にもあるように、


 少子高齢化という「今そこにある危機」についてここまで長年無策だった国は国際的にも例がなく、奇異にみえる存在でした。日本の問題解決能力の低さを象徴するようなことがらでした。


 生きる、生き残るとは何か、を真剣に考えないのであれば、その民族、集団は「絶滅」しても仕方がないと私は思います。


だからね、うちの団体がやってる「キャッチコピーアンケート」なんかも冗談だと思わないでほしい、特に会員さんは。

 
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 わたしのやっている分野はこの件と関係ないともいえるし遠い関係はあるかもしれないともいえます。これまで関わった企業様では不思議とスタッフの結婚が多かった(その結果残念ながら「寿退職」もあった)


 ―人間という存在を徹底的に生理学的にみれば因果関係がみえるかもしれませんがそこまで余裕はないので―


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 救いは、このところご連絡をとった先の方々がきわめて「打てば響く」ような回答をされたことで、


 その少し前に連絡した先の人々が急速に顧客を失っている企業にも関わらず人間とも思えないなめくじのような「ぬらぬら」した対応しかしなかった(まあ、だから衰退は必然なんですが)のに比べると、はるかにスピード感があったのでした。


 この一連の事柄もいずれオープンにすることでしょう。冗談抜きで、このなめくじのような人たちは定年退職後、誰にもおしめを替えてもらえない目に遭ってよい人たちです。そして、要介護になるのは普通より早いだろうと思います。




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