30日は、知的障碍者支援の社会福祉法人、宝塚さざんか福祉会様で2度目の研修をさせていただきました。

 宝塚さざんか福祉会様HP

 http://www.sazankafukushi.org/index.php
 
 同会は1977年設立、現在は相談支援センター、通所施設、居住施設等10事業所を運営する大きな法人になっています。

 今回の研修では受講生様からいただいた前回の宿題をご紹介し講評したうえで、「承認」の組織論的意義ややり続けた場合の効果、効果発現のメカニズムなどをご紹介しました。

 とりわけ、オキシトシンの作用、信頼する・される経験をすると人は親切な行動をとれる ⇒ 承認された部下は協力行動をとれる、というお話は、皆様に興味深かったようでした。


 そして皆様のグループディスカッションと質疑と―。

 グループディスカッションでは大変に皆様のキャラが濃く出て盛り上がりました。前回の研修から1か月、比較的人数の少ない部署では早くも「承認で仕事がやりやすくなった」という管理職の方のお声がありました。

 おもしろかったのは、

 宿題の男性上司から女性職員に「いい判断でした。助かりました」の人は、前職が野球のアンパイア(審判員)だということがわかりました。

 だから公正な偏りのない目をもたれてるんだな。動体視力もきっと良い方なんでしょう。

 なんであれ「公正」って、かっこいいことですよね。


 研修後に今回の研修導入の立役者、宝塚めふプラザ所長の溝田康英さんにお話をうかがいました。

 めふプラザは織物製品、組みひも、ステンドグラスなど「もの作り」を前面に出した通所施設。独自のロゴマークをつけ、お客様の要望をこまめに取り入れた製品づくりをし、好評を博しています。

 溝田さんは2013年2月の県社協青年協での「承認研修」以来「承認」をめふプラザの中で実践し、手ごたえを感じてきました。


 溝田さんは1993年の入所。バブルから氷河期に転換した第一世代の、大変に苦労した時代の人です。宝塚さざんか福祉会様でも募集倍率34倍だったとか。

 しかし、「上司や先輩に恵まれていた」と溝田さん。先輩方が導いてくれて成長でき、楽しかった。その楽しかった感覚を今入所する若い人たちにも味わってほしい、といいます。


 「若い人をみていてそのまま伸びてくれと思ったり、しばらくたって見ると『えっ何でそんなことばかりおぼえてるの?あのころの輝きはどこへ行ったの自分?』と思うことがある。

 離職しないというのは、『ここにいればそのままの自分でいられる』と思えるときではないでしょうか」

―そのままの自分。

「いや違いますね、そのままの自分だとだめな自分もありますからね」

と溝田さんは言い直しました。

「ここ(職場)にいれば、一番いい自分でいられる。いいところを出せて成長していける。そういう感覚があると離職しないんじゃないでしょうか」

 
 読者のみなさま、この感覚わかりますか。正田はすごーくわかる気がします。



 このあと遅い時間からめふプラザにお邪魔して、織物製品をお買い求めしてしまいました。物欲に走ってしまった私であります。



 
宝塚さざんか福祉会 さおり織

 
織り機



100年後に誇れる人材育成をしよう。
NPO法人企業内コーチ育成協会
http://c-c-a.jp