昨日、やっと「承認本」第二弾の「はじめに」の部分の初稿を書き終えました。

 ここには、「悪いマネジメント」のもとで苦しみ離職していく人たちの風景が描かれています。

 関係者の皆様、気の重い取材へのご協力本当にありがとうございました。

 いやこんなもんじゃない、もっとひどいところを知ってる、って言われる方がいるかもしれません。私のアプローチできる限界です、ごめんなさい。


 思うのは、

 メディアの人たちって恵まれすぎてるんです。
 自分たちは社会的意義のある誇りを持てる仕事をして、自分の名前を露出できて、一般社会よりはるかに「自由」な気風で。

 (その「自由」が、逆に「面白半分」の低品質の仕事も生んでしまうわけですが)


 自然災害に苦しむ人々にはすごく感情移入できるのですが、「悪いマネジメント」に苦しむ人々のことは透明人間のように、見えません。


(あと…、たまたま「悪いマネジメント」に着眼してとりあげたとしても、悲憤慷慨するふりをするだけで、「その解決策として一番いいのはわたしたちの手法を普及することだよ」って言うと、とたんに「そんな、正田さんを利することはしたくない」って言う、子供みたいに。)


 「はじめに」に登場する人たちは決して人より「甘い」「弱い」人たちではありません。むしろ普通以上に責任感があって、共感能力があって、正義感があって、仕事でも高い評価を受けた人たちです。良いマネジメントのもとでなら、気持ちよく仕事し、もらったお給料を蓄財し、あるいは消費して地域を潤したでしょう。その人たちが職場に残れなくさせるものがあります。



 
 なんどもいうように、「この本」に込められた願いをともにできる人と仕事をしたい。




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