このブログには結構「はしたない」ことをこれまでにも書いていて、わたし自身今後嫁に行く予定はないのでええかと思うのだが、

「某女性(元)研究者」

のこと。


 なんであの女性に今年、日本中がトチ狂った状態になったのだろうか…。


 わたしも実害を受けた側なのであんまり今でも冷静になれないかもしれないのだが、一時期はこの女性のことをちょっとでも悪く書いただけでフェイスブック友達もギャーッとなったのだ。
 多少は沈静化したので、本音を書かせてもらってもいいのではないかと思う。

 世間がなぜコロリと騙されたか。今の時点でわたしが想像する要因は4つほどある。



 1つ目には彼女のビジュアルのもつ説得力というもの。


 とりわけ4月初めの2度目の記者会見のときの、紺色のしゅっとしたラインのワンピースの選択と、そのワンピに見事に合ったプロポーション。会見では上半身が映るが、頭の大きさと首のラインと肩幅のバランスの良さ、それに胸からウエストにかけてのラインの美しさ。


 そしてお顔のほうは、わたしはあんまり美しいと評価していないのだが、あどけなくて一重瞼の目尻の垂れ具合がちょうどいい。唇は小さく、真ん中部分が程よく分厚くてチャーミング。


 そんなふうに見事にポイント、ポイントに「キレイ」と「カワイイ」の要素が入っている。よくまあ神様はこんなのデザインしたものだ。

 単にキレイ、カワイイというだけではない。彼女のプロポーションにはどこか、「これは高度に理知的な人なのではないか」と思わせるものがあった。

 最近ネットに彼女の研究ノートと称するものが出回っていて、それをみると「なんだこれ、JKでもこんな酔っぱらいのたわごとみたいなことは書かない」というものなのだが、しかし知性がそこまで崩れている人については、わたしたちは自動的に、食生活も崩れているのではないか、拒食だったり過食だったりしてプロポーションも崩れているのではないか、と頭の中でつなげてしまうところがあるのではないかと思う。
 30歳でプロポーションを完璧に保っている人物は、とりわけ研究者なんていう体を動かさない不健康な職種の人でそうならば、かなり知的レベルの高い自制的な人なのではないかと思ってしまう。
 でもそういういわばヒューリスティック(自動思考)には当てはまらない人なのだ。


 2つ目には、口頭コミュニケーションの上手さ。しおらしい言葉の選択や、辻褄合わせの上手さ。不合理な点にも顔色ひとつ変えず理由を述べられる。


 3つ目には、以前にもこのブログで触れた、「可愛い」と「可哀想」カードを見事に使いこなしていること。1回目の会見では前者、2回目では後者。

 とりわけ「可哀想」はわが国では最強カードなのだと思う。というのを「保育所にやるのはかわいそう」の話の中で書いた。このキーワードを言えば、誰もが「自分はいい人だ」気分になれる。いわばナルシシズムを満たすことができる。他人ともなんとなく連帯できる。「可哀想」を上手く使えば、日本人に戦争だってさせられるんじゃないかと思う。

 それを30歳にして自己プロデュースで見事に使いこなしているから本当、只者ではない。



 4つ目は本人要因ではなく、直前の2月のソチオリンピックの影響というのを考えてみた。

 やっぱり真剣に頑張るアスリートの姿というのはみているとこちらも鼓舞されるから、わたしもこのブログで「羽生結弦くん」について思い入れたっぷりの文章を書いたこともあるし、とにかく無条件にTVにアップで映るアスリートたちの姿や顔に感情移入していたのだ。ほとんどの日本人はそうだったと思う。

 それと同じことを、「女性研究者(当時)」にも無意識にやっていたのではないかと思う。何の疑いもなく。




 いえ、今書くことに深い意味はないんです。一度書きたかっただけです。
 いいです、「意地悪ババア」って言われても。




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